クリントン氏:拉致問題の解決促す
【ワシントン草野和彦】米国人記者釈放交渉で訪朝したクリントン元米大統領が、4日の金正日(キムジョンイル)総書記との会談の中で、日本人拉致問題の解決を促していたことが分かった。米政府高官が明らかにした。
政府高官によると、クリントン元大統領は「日本人拉致問題の交渉に入ることや、解決を模索すること」で建設的なことがあると盛んに強調したという。元大統領は同時に韓国人拘束問題も取り上げた。
クリントン元大統領の訪朝について、米政府は同盟国である日本、韓国と事前に協議。今回の目的が核問題とは切り離した米国人記者の釈放であることを説明した。その中で、同じ人道問題であるとして、元大統領が日本人拉致問題などを取り上げることを申し出たという。
米政府はまた、6カ国協議参加国である中国とロシアとも訪朝前に協議した。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090806k0000e030023000c.html
「生涯で最もつらい日々」、帰国の米記者ら会見
http://www.afpbb.com/article/politics/2628079/4429572
【コメント】
無事に帰国できてよかったですがツケは高くついたと思います。
特にアメリカの謝罪はあとで大きな禍根を残す気がします。
ある意味、報道の自由や表現の自由にない北朝鮮に対して
誤ったメッセージを出した感じを受けます。女性記者の解放は
喜ばしい事ですが今後の米朝・さらには日朝関係にも
大きな影響が出てくると思います。
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