mv7_bor_rou_sha米外交公電の公開を停止=「寄付封鎖」で資金不足―ウィキリークス

2011年10月24日23時6分

【ロンドン時事】内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(40)=保釈中=は24日、ロンドンで記者会見し、資金不足を理由に米外交機密公電などの公開を停止すると表明した。ウィキリークスは運営資金を世界中からの寄付に頼ってきたが、米当局の圧力を受けクレジットカードなどを通じた寄付の大半が事実上の「封鎖」状態にある。深刻な窮状を訴えて注目を集め、新たな支援者の登場を待つ戦略とみられる。

 会見で声明を読み上げた同容疑者は「将来の生き残り」を懸けた決断だと主張し、米政府の圧力に屈したわけではないことを強調した。活動資金は「攻撃で95%を失った」と説明。ウィキリークスによると、封鎖前の寄付金総額は毎月10万ユーロ(約1050万円)を超えていたが、最近は同6000〜7000ユーロ(約63万〜74万円)程度に減っている。

 また、封鎖に手を貸した金融機関として、クレジットカード大手のビザ、マスターカードのほか、米金融大手バンク・オブ・アメリカ、ネット決済大手ペイパル、国際送金最大手ウエスタン・ユニオンを名指しで非難した。

 アサンジ容疑者によると、封鎖解除を求め「米英、アイスランド、デンマーク、ベルギー、オーストラリアで法的措置に着手」し対抗している。しかし、年末までに資金繰りが間に合わなければ「活動継続は不可能になる」と強い危機感を表明した。 


[時事通信社]

http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201110240132.html

ウィキリークスが存続の危機です。各国のカード決済禁止の
効果です。有る意味の兵糧攻めです。ウィキリークスには賛否両論有りますが
国家機密と知る権利の闘いとして以前から問題にしています。
ウィキリークスについては独裁国家だけでなくアメリカのような
先進国もウィキリークスを潰そうと画策していたのは事実です。
私はウィキリークスが無くなる事は国民に取っても
絶対不利益になると思います。
何とか支援しないといけません。