リビア治安部隊が発砲も、3日間での死者84人に HRW集計
2011年02月19日 18:00 発信地:カイロ/エジプト
【2月19日 AFP】米ニューヨークに拠点を置く国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights WatchHRW)は19日、リビアの反体制デモに対する治安部隊の弾圧で死亡したデモの参加者は、3日間で少なくとも84人に上ると発表した。リビアの病院や目撃者などへの電話インタビューから同団体が集計した。

 HRWによると、リビアでは「怒りの日」と称してデモが呼び掛けられた17日、各地で平和的なデモに対し、治安部隊が強制排除に乗り出し、第2の都市ベンガジ(
Benghazi)で20人、バイダ(Baida)で23人、アジュダービヤー(Ajdabiya)で3人、デルナ(Derna)で3人が死亡した。

 これを受け翌18日には上の4都市やザウヤ(
Zawiya)で、各数千人規模のデモが行われた。病院筋がHRWに明かした情報では同日、ベンガジではさらに35人が死亡し、大半が治安部隊が発砲した実弾の犠牲者だと言う。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2786262/6835025?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

バーレーン:軍と警察がデモ隊に発砲

援助国は軍事援助を停止すべき

 

日本語ニュースリリース: http://www.hrw.org/node/96623

英語オリジナル: http://www.hrw.org/node/96602

 

(マナマ、2011218日)バーレーンの治安部隊がマナマの真珠広場に祈りを捧げに来たデモ隊に対し発砲、少なくとも38人が負傷した、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日述べた。それに続け、「ハマド国王は、バーレーンの防衛軍(BDF)の司令官として、ただちに平和的なデモに対する攻撃を停止するよう命じるべきである。また、米国、英国、その他のドナー国は、早急にバーレーンへの軍事援助を停止すべきである。」と述べた。

 

サルマニヤ(Salmaniyya)病院で患者の何人かがヒューマン・ライツ・ウォッチに語った内容によると、軍及び警察は、厳重な警戒態勢の広場近くで夜の祈りを捧げていた群衆に対し、何の警告もなく発砲した。 デモ隊の一人は、平服の民兵に襲われたと述べた。

 

米国は、2010年、バーレーンに対し軍事装備及び武器の購入、および軍事的訓練を中心に、約 2,000万ドルの軍事援助を提供した。2011年には更に2,020万ドルの援助を提案している。デモ隊に対する今回の攻撃に、これらの米国が支援した軍事装備が使用されていたかは明らかになっていない。

 

マナマで調査中のヒューマン・ライツ・ウォッチ上級緊急調査員のアナ・ネイスタットは以下のように語る。「医師たちによれば、これまで38人が負傷し、3人は重体で予断を許さない状況にある。治安部隊は、医療スタッフが負傷者を治療場所に運搬するのを妨害しており、自ら引き起こした人権侵害を更に悪化させている。」

 

少なくとも10人の目撃者(うち5人は負傷)は、それぞれヒューマン・ライツ・ウォッチにこう語った。「真珠広場近くで、午後550分頃、夜の祈拝の準備をしていた時に、軍と警察の一群が軍用車両を使用して群衆を攻撃した。」真珠広場には早くからデモ参加者が集っていたが、今や治安部隊が封鎖。被害者らによれば、平和的な非暴力の集会であったにもかかわらず、治安部隊は催涙ガス、ゴム弾、実弾を発射。事前警告は全くなかった。目撃者たちは、人びとがすぐに逃げ始めたので攻撃は長くは続かなかった、とも述べた。

 

2人の医師はヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、治療した患者の銃創の傷を体の両側から診断した結果、霧弾銃ではなく実弾による負傷と見られる、と語った。1人はおそらく拳銃によって背中を撃たれ、もう1人は頭を撃たれていた、とのこと。

 

医療スタッフらは、ヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、真珠広場に少なくとも12台の救急車を手配したものの、治安部隊にいくつかの場所へのアクセスを妨害されたと語った。2人の救急隊員は、警察と平服姿の男に行く手を阻まれ、救急車を引き返さなければ撃つ、と脅されたと明かした。ある熟練の救急隊員は、危険すぎるため救急車を送らないよう現場から病院に連絡。病院は救急隊員を送るのを止めた。

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、バーレーン政府に対し、医療スタッフが負傷者を治療するのを妨害しないよう確保するよう求めるとともに、救急隊員が拘束されているという報告を直ちに調査するよう求めた。

 

デモ隊は、殺されたデモ参加者たちの葬儀に参列。午後530分頃広場に向かって移動し始めた。治安部隊は、部隊が217日の早朝に設置したバリケードにデモ隊が接近したときに、攻撃を開始した模様である。

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、午後6時をまわる直前に銃声を聞いた。銃声の前、戦車や装甲兵員輸送車が付近に停車中であることも目撃していた。また、ヘリコプターが頭上を飛んでいたことも目撃している。

 

何千人もの群衆が病院に集まり、病院内と外の秩序を保とうと、建物の周りに「人間の鎖」をつくった。

 

フランス政府は18日、バーレーンとリビアに軍装備品の輸出を停止したと発表。17日、英国政府は、バーレーンへの武器輸出を「検討」すると発表した。

 

「バーレーン軍は、エジプト軍がしなかったことを行った。つまり、自国民に発砲したのだ。バーレーン軍のこの行動は、米国および他の関係国の求めにも反している」とヒューマン・ライツ・ウォッチのワシントンディレクターであるトム・マリノフスキは述べる。「援助国政府は、まるでこの事態が生じなかったかのように、バーレーンの治安部隊に援助を提供し続けることはできない。」

 
中東のバーレーレンやリビアで大規模な反政府活動が
起きて犠牲者が多数で出ています。国際的な世論も
必要ですが閉鎖統制国家なのでなかなか詳細が
わからないですが注視が必要です。ともかく早期に
犠牲者が出ないような状態をしたいです。

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