全ての遺骨を供養する方法としては、火葬後、全ての遺骨を粉砕し、粉状にして体積を小さくして土と混ぜ、土に還すのが最良かと思われます。最近では環境問題の観点からも産業廃棄物を中止、全骨引取りを義務化しようとしている自治体も出てきました。

 しかし全骨引取りとなるとお墓のカロート(骨壷を収納しておくスペース)の容積には限りがあり、粉状にしたからといっても数量が増えると当然、重なってしまうという問題が出てきます。完全に土に還るまで故人は故人であり続けるのですから、墓の下でご先祖様の上に乗るわけにはいきません。お墓を大きくすれば、カロートも大きくなり、問題なく納まるのではないかと思われるかもしれません。必要とする土地が広くなり、墓石が大きくなると、価格も上昇します。墓地、霊園の敷地にも限りがあります。

 ただでさえ狭い日本、お墓だらけにするわけにもいきませんよね。