冲方丁の第7回本屋大賞受賞作『天地明察』が映画化ですね。
9月15日公開予定。
監督は『おくりびと』の滝田洋二郎氏。
松本幸四郎、中井貴一など錚々たるメンバー。
音楽は久石譲。
本屋大賞はほとんどの作品が映画化されてますね。
あれ？
全部か？
今度検証してみます。

→本屋大賞！　書評『天地明察』　冲方丁

吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞した冲方丁の『天地明察』が映画化される。
来秋公開予定。
主演はV6の岡田准一。宮崎あおい、中井貴一、松本幸四郎、市川染五郎らが出演。
本屋大賞受賞作の映画化率はなかなかのもの。
これまでにも、小川洋子の『博士の愛した数式』、恩田陸の『夜のピクニック』、リリー・フランキーの『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』、伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』、湊かなえの『告白』と5作品が映画化されている。映画化されていないのは佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』と東川篤哉の『謎解きはディナーのあとで』だけだ。
あの名作がどのように映画化されるのか、楽しみである。

→『天地明察』の書評

すごい話を映画化するもんです。
しかも宮崎あおい主演で。


タイの幼児売春、臓器売買の現実を、ＮＧＯメンバーとしてタイで活動する日本人女性を通して描いた問題作。
ストーリーとしては、ただそれだけです。
ひねりやら、どんでん返しやらはありません。
その事実のあまりの悲惨さ、悲しさにはそんなものは蛇足でしかないのでしょう。

間違いなく心にずしっときます。

タイで上映が中止されたのも納得できます。


まぎれもなく衝撃作、かつ問題作。


しばらく引きずることを覚悟して読むべし。


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