台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)BLOG

日本の得がたい友邦にして生命共同体である台湾との関係強化や、中国拡張主義への対抗を訴える言論活動を展開する台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)の主張、活動情報などを伝える。

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抗議報告:BS朝日「いま世界は」の良心とその限界/媚中・外務省と同じ手口!やはりは台湾と中国は切り離す勇気はないか

※本稿はブログ「台湾は日本の生命線」からの転載である

 ■国民の抗議と番組の良識 

BS朝日が毎週日曜(夜七時~八時五十四分)に放送する報道番組「いま世界は」。

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中国を台湾の「本土」と一切呼ばなかった17日の「いま世界は」

六月三日の放送の「加藤嘉一が世界を見に行く(台湾編)」のコーナーで、二人のキャスターが台湾に対し、わざわざ中国を「中国大陸」「中国本土」と呼んだのは、メディアによく見られる自己規制と見えた。

中共の「一つの中国」の宣伝に騙されていると言うより、「一つの中国、一つの台湾」を許容しない中共の怒りを恐れたのだと思う。

しかし我々の抗議を受け、BS朝日の番組審査部長は「台湾を中国の一部とは考えていない」との社の見解を示した。

そして番組プロデューサーへも注意したそうだ。そのためだろう、翌週十日の放送の同コーナーでは、キャスターは「中国」と呼んでいた。

しかし彼らの横に座るコメンテーター三人のうち、一人は「中国本土」と言い、一人は「大陸」と呼んで、すぐに「中国」と言い直した。

これらについて同部長は、コメンテーターの「個人的見解」と釈明したが、おそらく注意が徹底しなかったと言うことだろう。

ただし翌週の十七日の同コーナーでは、三人のコメンテーター(前回とは別の人々)も、「中国」としていた。

たまたま正しい「個人的見解」の持ち主だったためだろうか。そのうち一人は前々回の現地リポートで「中国大陸」と言っていたから、しっかりと注意が及んでいたのかも知れない。

いずれにせよこれは、BS朝日に抗議の声を上げた人々の成果と言っていいのではないか。

BS朝日の対処は当然のものとは言え、国民の抗議より中共への配慮を優先し、「中国大陸」の呼称を撤回しないマスメディアも存在する中、今回見せた良心、良識は、高く評価していいと思う。

■中共の圧力と番組の限界 

ただ十日の放送では、キャスターが良識を示した一方で、それと相反する報道も行ったのだ。

一週間の各国ニュースを振り返る「WORLD WATCH」のコーナーでの中国ニュースの際、アジア地図の上に青く塗られた中国国土が点滅したのだが、その国土に台湾を含めたのである。

BS朝日いま世界は240610 2012_06_11_15_40_43_convert_20120617133408
10日の放送で映った「台湾入り中国地図」。誤報だ

同部長はこれを「単なるミス」と説明したが、これは重大な誤報である。こうしたものが視聴者の脳裏に「一つの中国」なるフィクションを刻み込むからである。

「単なるミス」と言うからには十七日の放送では、中国地図から台湾は切り離されるはずである。しかしそれは中共にとっては最も見たくないもの。果たしてそのようなものを映す「覚悟」はあるだろうかと注目していたところ…。

その日、中国ニュースを伝える際、映し出したのは、中国から青色を抜いた単なる「アジア地図」。中国のあたりに赤い丸のマークが付いていた。これでは台湾が切り離されたのかどうかはわからない。

誤報地図ではないから国民は抗議しようもないし、これなら中共も満足だろう。

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17日の中国地図。台湾が含まれているか、外されているかがわからないように
なっている


ちなみにエジプトニュースの際にはエジプトに青色を着けない「アフリカ地図」を、豪州ニュースのときには豪州に青色を着けない「オセアニア地図」を出すなど、全面的にリニューアル。

わざわざそこまでやったところに、BS朝日の苦渋の跡を見る思いがした。

やはり台湾と中国とを、そこまではっきりと切り離すことはできなかったと言うことではないか。

■中共の怒り回避の唯一の手段か 

私がそう疑うのは、前例があるからだ。それは外務省が国民の閲覧に供する同省HPである。

かつてその「各国情勢」(中華人民共和国)のページに掲載の薄紫色のアジア地図には、中国の国土が紫色で描かれ、その色が台湾にまで及んでいた。

外務省地図 旧
外務省HPに載った修正前の中国地図。台湾もその一部と
なっている


そこで私は長年にわたって修正を求めたのだが、それに対して同省中国課はその誤りを認めながらも、断じてそれに応じなかったのは、中共への配慮としか説明のしようがなかった。

なぜなら中共さえ「一つの中国、一つの台湾」を否定することさえしなければ、敢えてこうした誤った地図を国民に示すことはあり得ないからだ。

ところが二〇〇八年一月になり、学研子会社が中共の圧力に屈し、中国で生産する地球儀で台湾を中国の一部と表示したことが産経新聞によって取り上げられ、同社は国民の批判を浴びて生産中止し、解散を余儀なくされた。それを見た中国課は慌てたようだ。ついに私に対し、地図の修正を約束した。

ところがいかに修正されたかと言うと、台湾はおろか中国からも色が抜かれたのである。

外務省地図 新
これが「修正」後。色を抜いて中共の怒りを回避した

ちなみに他の国のページは従来通り。つまり中国のページだけ一色のアジア地図が載り、今日に至っている。

これは苦渋の跡と言うより、中共への忠誠の証と呼んだ方がいいかも知れない。

今回、「いま世界は」は、その外務省と全く同じことをやったのである。

外務省の知恵でも借りたか。いやおそらく、国民と中共の双方からの非難を回避するには、双方ともこうした姑息な手段しか残されていなかったのだろう。

もし「いま世界は」が「台湾抜き中国地図」を示したなら、真実報道番組だと(少なくとも中共の圧力を恐れた事実捏造をしないという意味で)、大々的に宣伝するとともに、他局に対しても「かくあれ」と訴えるつもりでいたのだが、とても残念である。



■BS朝日を監視しよう! 

BS朝日「いま世界は」が二度と台湾に対して中国を「本土」と呼んだり、「台湾入りの中国地図」を用いたりしないよう監視しよう!

そして中共を恐れることなく堂々と「台湾抜き中国地図」を映し、他局に「真実報道」の範を垂れるよう求めよう!

電話:03-5412-9200
メール:http://www.bs-asahi.co.jp/apps/contact/pc/index.php




【過去の関連記事】

「BS朝日」に抗議を!/台湾を「中国の一部」扱いにした 2012/06/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1864.html
「いま世界は」の誤報「視聴者」が勝つか「中共」が勝つか/10日のBS朝日「世界は今」に注目を! 2012/06/10
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BS朝日「いま世界は」が抗議受け入れ/しかし今度は「台湾入り中国地図」の誤報 2012/06/11
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BS朝日「いま世界は」(日曜夜)を監視しよう/「台湾入り中国地図」は日本の安全をも脅かす 2012/06/17
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1879.html 

案内 第155回定例会・土屋敬之氏「日本と台湾の友好の絆」

台湾研究フォーラム 155回定例会





講師 土屋敬之氏(東京都議会議員・拓殖大学日本文化研究所客員教授)

演題「日本と台湾の友好の絆一日本統治時代前から今日、そして未来へ」



日時 平成24717日(火) 1830分~2030


場所 文京区民会議室4Fホール 

(東京都文京区春日1-16-21/文京シビックセンター内)



交通 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1
   都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1
   JR総武線「水道橋駅」(東口)徒歩9


(講師より)

台湾から、東北大震災に対する義援金は、200億を超え、世界からの支援第一位となっている。

これは、日本と台湾との友情が、政治的な圧力に反して、強固なものであることを証明している。

台湾統治時代も、台湾住民は勇壮に「大東亜戦争を戦った」その後、いわゆる国民政府からの白

色テロを克服して、台湾は確実に「中共ではない“台湾”」を世界に発信している。

以前、わが国は中華民国政府と国交があった。田中買弁内閣で国交が断絶したが、その後、李登輝氏が総統に就任することで、台湾人の台湾の道を歩み始めている。ある意味、いい結果が出たと言うことだ。

確かに、台湾の前途は困難ではある。しかし、北京政府がいくらとりつくろうとも、自由民主主義は台湾にしかない。北京政府は、確か40年選挙をやっていない。そんな「国」は世界に微少だ。

かつて、永山氏が翻訳した、台湾の教科書には、「日本の統治時代」を正当に評価してあった。

今、両国に大切なのは、北京政府の分断作戦に乗らないと言うことだ。

台湾海峡の平和は、わが国の安全保障に重大な影響があり、当然、日米安保の適用範囲であると石原知事の親書を携えて、台湾を訪問した時に、テレビで発言したことがある。

「日本の政治家でそこまではっきり言う政治家は初めてだ」と言われたが、日本、台湾は、運命共同体として存在する。

わが国は、台湾を独立国として認めるべきで、台湾の主権も守る必要がある。

それが、大東亜戦争を共に戦い、今も、日本への愛着信を持っている「親友」への心遣いだ。

台湾 油加!!!!



会費 会員 500円/一般 1,000
 

懇親会(閉会後、近くの居酒屋で)3,000

お申込 mamoretaiwan@gmail.com 

主催 台湾研究フォーラム  


お問合せ  090-4138-6397

動画ー6・24新宿 台湾を中国領とする文科省教科書検定糾弾街宣・署名活動



中国の要求を受け入れ、「台湾は中国の一部」とするプロパガンダを小学校の社会科教科書、中学、高校の地理教科書、地図教科書に記載させる文部科学省の教科書検定。これで­子供たちは「中国の台湾侵略に反対できない日本人」に仕立て上げられ、将来の台湾有事において自衛隊の関与(米軍の後方地域支援)を妨害する恐れもある。もしそうなれば中­国の「日本の文科省を利用した対日宣伝工作」は大成功と言うことになる。そこで台湾研究フォーラムは現在、こうした中国の宣伝工作(情報戦)及び、それに加担する文科省の­国民への背信行為を打破すべく、教科書の記載是正を求める街宣及び署名活動を展開中だ。この映像は平成24年6月24日、東京・JR新宿駅西口前で実施した活動での永山英­樹会長の演説である。

署名に協力を!→ http://taiwanisnotchina.org/documents/tnc_shomei.pdf

6・24新宿/台湾を「中国領」と記載強要する文部科学省「教科書検定」を許すな!街宣・署名活動

台湾侵略を正当化するため、「台湾を中国領土」と主張する中国の虚構宣伝を、小・中・高の地理教科書、地図教科書に記載させ続ける文部科学省の「犯罪」「国民への背信行為」。彼らは中国共産党といったいいかなる繋がりがあるのか!「危険なウソ」から日本の子供たちを守ろう! 


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日時 6月24日(日)午後1~4時すぎ


場所 JR新宿駅西口


内容 街宣、署名集め、チラシ配布


問合せ 090-4138-6397


主催 台湾研究フォーラム

※雨天の場合は中止する。


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■署名に協力を! 用紙→ http://taiwanisnotchina.org/documents/tnc_shomei.pdf 

BS朝日「いま世界は」が抗議受け入れ/しかし今度は「台湾入り中国地図」の誤報

本稿は「台湾は日本の生命線」からの転載。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1873.html

■はたしてまたも中国を「台湾の本土」と呼ぶか 

BS朝日が六月十日に放送した報道番組「世界は今」の「加藤嘉一が世界を見に行く」のコーナーは、前回に引き続き台湾編。今回は中国進出を視野に台湾へ進出する日本企業の現地レポートだったが、ここで注目されたのはキャスターたちが中国を何と呼ぶかだ。

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注目された両キャスター。またしても中国を台湾の「本土」と呼ぶかと 

前回は、台湾に対してあの国を「中国大陸」(木佐彩子キャスター)、「本土」「中国本土」(小松靖キャスター)と呼称した。

これは中国と台湾とを「中国大陸と中国台湾」「中国内地と中国台湾」と位置付け、台湾は中国の一部であり、中国統一(台湾併呑)は中国の当然の権利であり、使命であるとする中共の「一つの中国」のプロパガンダに忠実に従うもの。

もし「中国と台湾」と言えば、中共から「一つの中国、一つの台湾」(中国と台湾は別々の国=台湾独立)を作り出す陰謀への加担」とされることを日本のマスメディアが知らないはずがない。そこで両キャスターは、あえてあのような呼称を行ったように見える。

これは建国以来執拗に「一つの中国」宣伝を日本に押し付けてきた中共には喜ばしいことでも、日本においては国民に認識を与える危険極まりない誤報である。

しかしこれが誤報だと気付いた視聴者は極めて少数だったと思う。それほど日本国民は、あの宣伝によって洗脳されてしまっている。

そこで私はBS朝日に抗議を行った。他にも大勢の心ある人々も抗議や訂正の要求に乗り出した模様。これらに対して同局は、「台湾を中国の一部とは考えていない」との社としての見解を示した。

そうした経緯から今回、台湾に対して中国を正しく「中国」と呼ぶかに注目が集まったわけだ。

■台湾国民を「国民」と呼べない中国迎合の滑稽さ 

放送中、スタジオには木佐、小松両キャスターの他、コメンテーターとしてロバート・キャンベル氏(東大教授)、伊藤洋一氏(エコノミスト)らも出演していたが、相変わらず問題だった。

そこでは伊藤氏は「台湾の一人当たりの国民所得」を語る際、「台湾の国民一人当たりの」と言いかけた後、「国民と言っていいのか分からないんだけど」と断りながら、「所得は…」と続けた。

その時、「国民と呼んでいいのか」と悩む伊藤氏に対し、横から男の声(小松キャスターと思われる)で「台湾の人たちですね」とのフォローが入った。

このくだりのいったい何に問題があるか、わかるだろうか。

つまり台湾を「国」と呼ぶことをタブーにしているのだ。台湾は実質的には独立国家だが、政府は「国」ではなく「地域」としており、そのためマスコミ各社は「国」と呼ぶのを固く禁じている。

だが同じく「地域」扱いの北朝鮮については、平気で朝鮮民主主義人民共和国との「国」名を用いているのである。かつて各局が「北朝鮮」との「地域名」を読み上げる際、わざわざこの長い国名を付け加えていたことは周知のとおりだ。「北朝鮮・朝鮮民主主義共和国」と。

しかしそれにも関わらず、台湾だけをタブーにするのはなぜか。

それはもちろん中国から「台湾独立の陰謀への加担」などと非難されるのを恐れているからだろう。

二〇〇六年、当時の麻生太郎外相が参院予算委員会で台湾を「法治国家」と表現しただけで、中国大使が外務省に抗議するなど、あの国が猛反発したこともある。

「台湾国民」を「台湾の人たち」などと訂正したが、それでは今後も「台湾の国民所得」を「台湾の人たち所得」とでも呼んで行くのか。

「国民所得」とは一つの概念。「台湾と言う地域の国民所得」という考えで行けばいいものを、これでは概念が視聴者に必ずしも明確に伝わらない。

中国への不必要な配慮が生んだ滑稽さである。

■抗議が実るー中共「情報戦」に対する反撃成功

伊藤氏は「中国は台湾を中国化したいと思っているかも知れないが、経済的には中国本土が台湾化している」と話し、またしても「中国本土」と呼んだ。

キャンベル氏には「大陸に」と口にした後、「中国に」と言い換える場面があった。

ただ二人のキャスターは、今回は「中国」で通した。

放送の翌日、私はBS朝日に電話をかけ、番組審査部長と話をした。

部長は前回の放送で抗議を受けた後、番組プロデューサーに注意しており、その結果キャスターたちは「中国大陸」「中国本土」と呼ぶことを控えたのだろうと話していた。

それであるなら、みなで抗議を行ってよかったと言うことになる。

全国あまたの視聴者の前で、中共の対日宣伝工作(情報戦)に対し、ささやかながらもは反撃に成功したのだから。

■出演者には「本土と呼ぶな」の徹底を 

コメンテーターたちが「大陸」「本土」と発言したことについて部長は、「(社の見解とは関係ない)個人的なもの」としていた。

私が放送で聞いた限り、井上氏の「本土」は個人的習慣(個人的な勘違い)によるものとも感じた。キャンベル氏の「大陸」もつい口を衝いて出た習慣的なもので、それですぐに「中国」と言い直したようにも見えた。

識者であれ何であれ、多くの人が「一つの中国」が刷り込まれているのだから、そうであっても不思議ではない。

ただ「個人的なもの」だったからと言って、それを訂正させなかったBS朝日にはやはり問題がある。

「台湾を国と呼ぶな」とのルールがあるなら、同じように「中国を本土と呼ぶな」とのルールも作り、出演者に徹底的に遵守させるべきだった。

■明らかな誤報-台湾入り中国地図をミスと認める  

しかし、この日はさらに新たな誤報も行われた。

キャスターに「中国本土」と呼ばせず、「台湾を中国の一部とは考えていない」ことを証明して見せたBS朝日だが、しかしその後すぐに、それが嘘であると思わせる画像が映し出されたのである。

「加藤嘉一が世界を見に行く」に次いで取り上げた「中国/加熱する受験戦争」との話題に際し、画面いっぱいに映った中国地図に、何と台湾が含まれているではないか。

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映し出された中国地図に台湾がはっきりと含まれていた

明らかに台湾を中華人民共和国の領土と誤報したのである。

私がこのことを番組審査部長に指摘すると、「あれは単純なミスだ」「プロデューサーに注意する」と説明した。

「台湾入り中国地図」はこれまでもテレビ各局の報道番組で用いられてきた。私はここ約十年来、そうした有害なマスメディアの中国地図に関する誤報への抗議を行っているが、どこも一度は再発を防止すると約束しながら、結局はそれを反故にし続けている。

それもそのはずだ。「台湾抜きの中国地図」もまた、中共にすれば「台湾独立の陰謀への加担」。二〇〇五年六月には大連税関が日本人学校の取り寄せた副教材を、中国と台湾を色分けしている。『一つの中国』の原則に反する」として没収するなど、強烈な圧力を日本側に加え続けている。

だから私は今回を「単純なミス」であると言われても、俄かにはそれを受け入れることはできなかった。

しかし部長は「これまであの番組であのような地図を出したことはなかった」「ANN(テレビ朝日をキー局とするニュースネットワーク)では、あのような地図は映していない」とも強調。

そう言えばテレビ朝日の「サンデープロデェクト」は二〇〇五年六月、「台湾入り中国地図」を使用した際に私が訂正要求を行ったところ、番組プロデューサーは「台湾を中国領だなどとまったく考えていない。これは誤りであり、今後は二度とこのようなことはしない」と謝罪。抗議を受けても非を認めようとしなかった他局とは違う「潔さ」を感じさせたことがあった。

そこで今回は、部長の言を信じて見ようかとも思う。

そして今後の「いま世界は」が「台湾抜きの中国地図」を堂々と映し、「中共のプロパガンダに迎合しない真実の報道」の姿を他局に見せることができるかどうかを見て行きたい。


■BS朝日に訴えよう! 

6月10日放送の「いま世界は」が映した「台湾入りの中国地図」は誤りであり、二度とこのようなもので視聴者を惑わさないようにと!

電話:03-5412-9200
メール:http://www.bs-asahi.co.jp/apps/contact/pc/index.php



【過去の関連記事】「BS朝日」に抗議を!/台湾を「中国の一部」扱いにした
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1864.html
「いま世界は」の誤報「視聴者」が勝つか「中共」が勝つか/10日のBS朝日「世界は今」に注目を!
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1872.html 

台湾研究フォーラム 第154回定例会のご案内

 

吉田康一郎(中野区)










演題「一都議会議員から見た我が国政治・外交の現状と課題」

 

講師 吉田康一郎氏(東京都議会議員)

 

日時 624日(日) 1830分~2030

 

場所 文京区民会議室 5階会議室C 

(文京シビックセンター内。文京区民センターではありません)

 

交通 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1

都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1

JR総武線「水道橋駅」(東口)徒歩9

 

会費 会員 500円/一般 1,000円 

懇親会(閉会後、近くの居酒屋で)3,000

 

お申込み mamoretaiwan@gmail.com

 

お問合せ 09ー04138ー6397

「BS朝日」に抗議を!/台湾を「中国の一部」扱いにした「いま世界は」の誤報

【抗議先】BS朝日 

「台湾は中国の一部ではない。中国の宣伝に合わせ、『中国本土』『中国大陸』と呼んで台湾を中国領土の一部として報道して日本国民を惑わし、中国の台湾侵略政策に加担するのは止めろ」と要求しよう!

電話:03-5412-9200
メール:http://www.bs-asahi.co.jp/apps/contact/pc/index.php 



以下はブログ「台湾は日本の生命線!]からの転載。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1864.html

■台湾に対し中国を「本土」「大陸」と呼ぶ誤り 

BS朝日が毎週日曜夜に放送する報道番組「いま世界は」は六月三日、“「報道の自由が生んだ「自由すぎる報道」”と題する台湾報道を行った。

そしてその際、木佐彩子メインキャスターはこう話した。

「出版業界は中国大陸と比べて、どれくらい台湾は自由なのか」

次いで小松靖キャスターは、

「台湾は本土、中国本土との相対的な感覚として、中国は規制された報道……」

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中国を「大陸」「本土」と呼んだ木佐彩子、小松靖両キャスター 

そして現地台湾でのVTRに登場したレポーターの加藤嘉一氏(「中国で最も有名な日本人」と称される中国在住のコラムニスト)も、

「中国大陸と香港のスタジオと比べ、(台湾のそれは)質素な感じがしますね」

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「中国大陸」は「一つの中国」を主張する国共両党の呼称

このように台湾に対して中国を、わざわざ「中国大陸」、「中国本土」と呼んだのである。

これではまるで台湾が、「米国本土に対するハワイ」「中国大陸に対する香港」のように、中国の国土の一部のように聞こえるではないか。

実際に中国政府も台湾の国民党政府も「一つの中国」を宣伝するため、「中国と台湾」を「中国大陸と台湾」と呼称しており、番組が中国への配慮で、そうした呼称を用いた疑いは拭えない。

もしそれであるなら番組は、中国の政治宣伝に加担し、事実を歪めた報道を行ったことになる。

仮にそうではないとしても、立派な「誤報」だ。

多くの視聴者に誤った認識、印象を与えたことが考えられ、認識不足だっただけではすまないことになる。

■電話の訴えに耳を傾けなかった番組関係者 

番組は生放送だった。そこで放送中に訂正してもらおうと、私はただちにBS朝日に電話をかけたのだが、受け付けは平日の午前十時以降だという(その日は日曜日)。

そこで翌日午前十時二分、再度電話をかけた。

応対に出た「番組関係者」と名乗る職員は私に、そのような批判をするのは「あなただけだ」と言って話を打ち切ろうとした。私は「そちらは今ようやく番組への意見を受け付け始めたばかりでは」と返したのだが、聞く耳を持たない。

しかし、このような抗議を行うのは、確かに私だけなのかも知れない。

なぜなら一般大衆は「中国本土と台湾」と言われても違和感を持たない。もし「日本本土と韓国」と発言したら大騒ぎをするはずだが、それほど日本国民は「一つの中国」の宣伝を刷り込まれてしまっているというわけだろう。

「番組関係者」は明らかに、そうした状況に「安心」し、私への「侮り」に出たのだろう。

だからこそ私はこのように、マスコミの誤報に「咬みつく」ことをしなければならないのだ。

■逃げに必死で作り話をしてしまった番組スタッフ 

BS朝日は「台湾は中国の一部」という立場で報道を行っているのか、と聞く私に対し、「番組関係者」は「中国本土」という言葉を使ったのは、「台湾と中国との違いをはっきりさせるためだ」と強調した。

しかしどう考えても、そのような用語は逆に「違い」を分からなくするだけだ。そこでそう反論したのだが、まったく耳を貸そうとしないばかりか、「違いをはっきりさせるため、『中国大陸』と呼ばず『中国本土』と呼んだのだ」とも。

何が何でも逃げ切ろうとしたのだろう。このように言っていることはみな支離滅裂に聞こえた。

なおこの時点でこの人は、番組が「中国大陸」とも呼んでいたことを知らないでいた。そしてこうした作り話をしてしまったわけだ。

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意地でも非を認めない報道番組。中国には迎合するが、視聴者には侮りか

このようにウソをついてでも必死に逃げようとする「番組関係者」。こうした不毛なやり取りが、実に二十分以上も続いたのである。

その後私は一度受話器を置いた。相手から、番組のどの場面(発言)が問題かを具体的に話してと聞かれたため、保存している録画を今一度チェックすることにしたのだ。

■テレビ朝日とキャスターの見解を問い質す 

そしてチェックをした後、ふたたび「番組関係者」に電話をかけた。この人もチェックをしたのだろう。先程よりも態度が軟化していた(もはや言い訳もできないことを知り、劣勢に立たされている感じ)。

しかしそれでも、「台湾は中国の領土ではない」と主張する私に対し、「なぜそう断定できるのか。ほかにもいろいろな考えがあるが」「断定されては答えられない」などと反論してくる。

そこで「私の話を疑うなら自分たちで調査しろ。報道番組ではないのか」と迫った。さすがにこれには相手も「調査する」と答えざるを得なくなった。

そして「意見は承る。番組があなたに不快な思いをさせたのは残念。今後は表現に留意したい」と言って勝手に幕を引こうとした。だが私はそれを遮り、次の二つの質問を突き付けた。

(1)テレビ朝日は台湾を中国の一部と認識しているか。

(2)二人のキャスターはどのような認識で「中国大陸」「中国本土」と表現したのか。

そして私の電話番号を告げ、回答を要求した。相手は返答には数日かかるかも知れないと言っていた。

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番組で映ったフリップでは正しく「中国」と。問題は台湾との関連で語る際、「中国
大陸」「中国本土」と言い換えることだ


■国民を侮るBS朝日に抗議の声を 

ところがそれから間もなく、「視聴者窓口の責任者」から回答の電話がきた。

そして(1)の質問に、次のような回答を見せた。

「日中共同声明で政府は中国の『台湾は中国の一部』であるとの立場を理解し尊重するとしているので、テレビ朝日は台湾を独立国としては扱わないが、中国の一部とは考えない」

そこで聞いた。「それではなぜ二人のキャスターはあのように話したのか」と。

それへの答えは「中国の一部との考えで言ったのではないから、問題ない」と。

「本人たちの認識を確認してほしい」と求めると、「社の責任。社として答える」と拒否された。

そこで再度、「なぜ二人はあのような発言を」と聞くと、「台湾では『一つの中国』の考えを持つ人もおり、そのような考えに合わせて発言した」と。またしても、意味不明の説明を始めた。

要するに「社」として二人を庇わなければならない立場にあるのだろう。

この「責任者」は台湾の問題に詳しい様子で、私の話も実際には理解しているように見えたので、これで話を止めた。最後に「誤解を招く言葉は使わないよう、番組スタッフに伝えて」と頼んだのだが、ここで引っかかってならないのは「番組関係者」から聞かされた「(批判をするのは)あなただけだ」とのセリフである。

私一人の意見が伝えられたところで、はたして番組は反省をするだろうか。

繰り返しになるが私は、国際ニュース番組のプロのキャスターたちが、わざわざ中国を「中国大陸」「中国本土」と言い換える不自然さに、やはり中国への配慮を感じてならず、もしそれであるならなおさら、ちょっとやそっとで姿勢を改めることはないだろうと思っている。

そこでこうしたマスコミに対し、「台湾の問題で国民が黙っていると思ったら間違いだ」ということを教えるためにも、BS朝日への抗議に協力を呼び掛けたいのだ。

こうして子供は洗脳される!「中国のプロパガンダ」を記載する帝国書院「中学生の地理」の例

動画=2・19台湾を中国領土とする教科書検定を許すな!街宣・署名活動
製作=RFUJ(ラジオフリーウイグルジャパン)
台湾を「中国領」と誤記述する「中・高社会科教科書」の是正を!
署名用紙 http://taiwanisnotchina.org/documents/tnc_shomei.pdf


こうして子供は洗脳される!「中国のプロパガンダ」を記載する帝国書院「中学生の地理」の例

ブログ「台湾は日本の生命線!」(2012/04/14)より
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1827.html
そもそも「台湾は中国の不可分の領土」(一つの中国)というのは、中国が国際社会に対し、台湾併呑という侵略政策を正当化するための危険なプロパガンダだが、あの国は特に日本の政府、国民に対し、こうした宣伝工作に力を入れてきた。

それはなぜなら日米同盟が台湾防衛の後ろ楯になっているからだ。

日本の政府、あるいは世論に「台湾問題は中国の国内問題であり、他国は内政干渉してはならない」との印象、認識を抱かせ、台湾侵略を発動の際、台湾救援に向かうこととなる米国との間に楔を打ち込もうと狙っているのである。

そうしたなか、その宣伝の圧力に屈服しているのが文部科学省だ。同省は昭和四十七年の日中国交樹立後、教科書検定を通じ、教科書の発行者に対して台湾を中国の一部と記述するよう指導し始めた。

かくして、たとえば小中高校用の社会科地図の教科書は、すべて「一つの中国」の地図、統計の掲載を余儀なくされている。

そこで我々は「子供たちに中国のプロパガンダを押し付けるな」として、その誤りの是正を文科大臣に求める運動を展開しているところだが、そうしたなかで教育関係者から何度か聞かされた「文科省擁護論」が、「地図帳教科書はサブのもの。教員は正確なことをきちんと教えているはず」といったようなものだった。

もちろんこれは苦し紛れの「擁護論」で、何の説得力もないが、そうした人々に見させたいのが「メイン」である地理の教科書である。

もちろんそこでもまた、台湾は中国の領土として記述されているのだ。

この四月、中学校の新入生に与えられた地理教科書のうち、帝国書院の「中学生の地理」の内容を写真で見てみよう。

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写真①②は「1章世界の姿」の「2節世界のおもな国」にある「面積が大きい国を調べよう」との設問だ。このように台湾を包含した中国の地図と、やはり台湾を含めた「960万km²」という中国の面積数値を掲げた上で、その面積が「日本の約何倍か」を生徒に回答させようというのである(p8)。

写真①
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写真②
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これを見るだけで台湾入りの「一つの中国」の地形が生徒の脳裏に刻まれることとなるだろう。

写真③④⑤は「3章世界の諸地域」の「1節アジア州」にあるものだ。「中国で詳しく見てみよう」との項目の「①人口・民族」「②農業」「③工業」の分布図である。

そこでは台湾は多民族国家である中国の一部として記載され、その島の西側は「漢民族」が多く、東側は「その他」の民族が多いとされているが、いずれにせよ台湾国民はすべて「中国国民」となっているのである。「その他」というのは「台湾原住民」(高砂族)だが、それを「中国の少数民族」の一つとするのも、中国のプロパガンダ通りである。

写真③
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また台湾の「農業」に関しては主に「米」を作物とし、「工業」に関しては「人口1人当たりの工業生産額」が「40000元以上」とするなどで中国各省と比較させ、あくまでも台湾を中国の一省との認識を生徒の頭に叩き込もうとしている。

写真④
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写真⑤
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写真⑥は「2章世界と比べた日本の地域的特色」の「3節資源や産業の特色」にある「海外に進出しているおもな日本の電気機械企業」の資料図だ。

写真⑥
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「西ヨーロッパ」「アメリカ合衆国」「韓国」「ASEAN諸国」、そして「中国・(台湾)」からの「日本の電気機械の総輸入額」の数値をそれぞれ表わすものだが、なぜ「韓国」は「中国」とは切り離しながら、「台湾」は切り離さないのか。

あくまでも台湾と中国とは「一つ」としなければならないらしい。これによっても生徒は、韓国と異なり台湾は、中国の一部だとの印象を植え付けられることだろう。

このように、真実を記載しなければならない教科書に、中国の政治的虚構宣伝が、これでもかこれでもかと反映されてしまっている。

しかも真実を記載させるために設けられた教科書検定の指導によってである。

「子供たちに、このような洗脳を施していいのか」という懸念は、子を持つ親ではなくても抱くはずである。「この教科書は、このまま使わせてはならない」と。

しかし文科省は、断じてこれらの「誤記述」を改めさせようとはしないだろう。もしそれをすれば中国の反発を招き、外交問題に発展しかねないと恐れているからだ。

いやそれよりも、この四十年近くにわたって続けてきた子供たちへの背信行為(犯罪行為といってもよい)を認めることが恐ろしいかも知れない。

しかしそのために、子供たちに危険なウソを教え続けていいはずがない。中国の台湾侵略を容認し、あるいは支持するような愚かな国民に仕立て上げてもならない。

こうした誤記述に関し、帝国書院など教科書発行者は決まって「検定に合格させるため」との理由で、その訂正を拒むが、そうした言い訳は通じない。自社利益のために子供たちの教育を犠牲にするなど、断じて許されることではないとの認識を持つべきだ。

帝国書院に限らず、他社の地理教科書も同様だ。教員、そして父兄も確認を。そしてこうした出鱈目な教科書記述の是正を求める声を。もし本当に、子供たちの未来を大切にしたいのなら。

日本は中国の属国ではない。国民が立ち上がらなければ、文科省はいつまでもあの国の宣伝代行機関のままなのである。


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