台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)BLOG

日本の得がたい友邦にして生命共同体である台湾との関係強化や、中国拡張主義への対抗を訴える言論活動を展開する台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)の主張、活動情報などを伝える。

活動報告

■平成26年度会員を募集中/年会費は2000円。会員は毎月の定例会の参加費(1000円)が500円に。 郵便振替(口座記号番号 00100-2-708342 加入者名 台湾研究フォーラム)にお名前、ご連絡先(住所・電話・メールアドレス)をお書き添えの上お振込みを。なお毎月の定例会会場でも受け付けます。

日台友情の花咲いた署名活動―2・12「台湾は台湾!チャイニーズタイペイではない!2020東京五輪台湾正名請願運動の報告

ブログ「台湾は日本の生命線」より。

“東京五輪では「チャイニーズタイペイ」でなく「台湾」の名で台湾選手団を迎えよう!”

そう訴える署名活動を二月十二日、東京はJR新宿西口前の路上で実施した。

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主催は我々、2020東京五輪「台湾正名」推進協議会(水島総会長)。上記の訴えを東京都議会に対し、請願という形で伝えるべく、一月に発足したばかりの団体である。

今回は初めて街宣車輛も出動するなど、大掛かりに実施。協議会に参加する台湾研究フォーラム、美麗島交流会、そして「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーを中心に、日本人、在日台湾人が寒風吹きつける街頭に立ち、懸命に署名を呼び掛けた。

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「台湾は台湾。チャイナでも、チャイニーズタイペイデモない!」
「チャイニーズタイペイは地名でなく、中国の政治宣伝用語!」
「東京五輪を中国の政治宣伝の場にしてはならない!」
「台湾の選手、国民を侮辱する東京五輪にしてはならない!」
「台湾にだけ虚偽の名称を強要するのは、政治的差別を禁じる五輪憲章違反!」
「東日本大震災当時の台湾の友情に応えよう!」

そういった訴えを続けたほか、この運動が日本人と在日台湾人により展開され、そして台湾でも行われるなど、両国民の友情に基づくものだとも繰り返し強調した。

そうした中、通行人の反応を見ていたのだが、「その通りだ」と言わんばかりに駆け寄ってくる人も少なくなく、老若男女が次々と署名に応じたのである。

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署名活動の経験者は「反応はとても良好」と口を揃えた。

それから、ときどき道行くグループが、こちらに向かって嬉しそうに手を振ったり、写真撮影をしたりする。言うまでもなく台湾人観光客だ。

その都度、メンバーは彼らに声を掛けたり、駆け寄ってみたりで、「日台交流」を楽しんだ。もちろん署名にも応じてもらっていたようだ。

台湾は親日国だ。観光客も日本が好きで遊びに来るのだろう。彼らの笑顔を見るにつけ、「チャイニーズタイペイ」の名を強引に押し付け、その感情、尊厳を踏み躙るような日本になってはならないと思うのだ。

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■2020東京五輪「台湾正名」推進協議会・東京都議会への請願署名に協力を!

用紙ダウンロード→http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
※ご本人が署名の際は印鑑不要。同姓家族の代筆は同一印鑑も可。



【過去の関連報道】
2020東京五輪「台湾正名」推進協議会が発足へ!ー2017年より請願署名運動を開始 16/12/30
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3034.html
日台で運動拡大を! 「Chinese Taipei」を「台湾」に! 請願署名がスタート! 17/01/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3039.html
台湾で日台共闘を訴える―2020東京五輪「台湾正名」運動(附:番組動画)17/01/09
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3040.html
台湾メディアに語った台湾支持の日本人の思いー二〇二〇東京五輪「台湾正名」運動について 17/01/15
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3044.html
中国が批判!我々の2020東京五輪「台湾正名」運動に戸惑い隠せず 17/01/16
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3045.html
台湾で「日本の親台感情」を論ず 17/01/20
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3048.html
台湾紙も応援!東京五輪「台湾正名」推進協議会が日台で同時始動!17/01/29
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3056.html
我々に脅える中国―東京五輪「台湾正名」請願署名運動は日本の国家的陰謀だと (附:台湾チャンネル関連報道動画)17/02/08
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3065.html
日台の友情が武器になる!―東京五輪「台湾正名」運動(附:新宿駅前・街頭署名活動の案内)17/02/10
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3067.html

中国に加担する文科省の背信を許すな!―台湾を中国領とする教科書是正運動の報告(附:8・15靖国神社前「署名」活動の参加呼びかけ)

※ブログ「台湾は日本の生命線」より。

中国の習近平国家主席いわく、

―――大陸(中国)と台湾は共に「一つの中国」に属し、両岸(台中)関係は国と国との関係ではなく、「一つの中国・一つの台湾」ではない。

――――――両岸はまだ統一はされていないが、しかし中国の主権、領土はいまだ分裂していない。両岸は共に一つの国家に属し、両岸同胞は共に一つの民族に属するという歴史事実と法理的基礎はこれまで改変されたことはなく、改変させることもできない。

(人民日報電子版、二〇一五年十一月八日)

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「大陸と台湾は一つの中国、一つの国家に属する」との虚構宣伝を展開する習近平
主席。しかしそうした中国の悪質な宣伝に日本の小中高のすべての教科書が、文科
省の指導によって加担しているという事実をご存知だろうか


台湾が中国領土であることは「歴史事実」であり「法理的基礎」があると強調するが、どこにそんなものがあると言うのか。

一九四五年、日本は台湾に関する主権を中華民国に「返還」し、一九四九年にその中華民国が滅亡して、台湾の主権は中華人民共和国が継承しているということを、あの国は言いたい訳だが、根本的な誤りだ。なぜなら日本は台湾の「返還」などしておらず、一九五三年になってようやく、新たな帰属先を決めることもなく、この島を放棄しただけ。

つまり「一つの中国・一つの台湾」というのが厳然たる事実なのであるが、しかし中国は東支那海(尖閣諸島)や南支那海に対するのと同様、自らの不法な領土拡張(侵略)の欲望を正当化するため、全世界を騙す虚構宣伝を繰り返しているのだ。

そして中国が対外宣伝において必要不可欠とするのが、海外の人々による宣伝代行である。要するに何食わぬ顔で中国の虚構宣伝を拡散し、以って洗脳工作を手助けする傀儡勢力を通じるのが、あの国の情報戦の特徴なのだ。

言うまでもなく日本でも、そうした媚中勢力が蔓延っている訳だが、「一つの中国」宣伝を最も有効に国民の脳裏に刻みつけて来たのは、驚くなかれ文部科学省だろう。

同省は学校教科書における誤った記載を防ぐ目的で設けた検定制度を悪用し、「一つの中国」という誤った情報を学校教科書に記載するよう指導しているのだ。

たとえば小中高の社会科教科書を見てみよう。そこに載る中国地図には台湾がその国土の一部として描かれている。中国の人口、面積の数値を掲げるなら、そこには必ず台湾のそれを含められている。なぜウソを書いてならない教科書に、ここまで大胆なウソが記されるのか。

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教科書にはこのように、台湾が中国領土と記載されている。明らかに誤りだが、元凶は文科省の教科書検定だった

教科書会社は「文科省の指導があるためだ」と口を揃える。

これでは日本国民は「一つの中国」を刷り込まれ、中国の台湾侵略を侵略と受け取れなくなってしまうではないか。中国の領土拡張政策に翼賛するため、自国の子供達をも欺くことも厭わない文科省を、我々は何と呼ぶべきだろう。

「国家、国民を裏切る売国勢力」か。

こうした裏切りの指導はすでに四十年以上行われており、国民の過半数はそうした誤記載ある教科書で学んだことになる。そしてそのようにして多くが「一つの中国」の印象を抱いてしまっているから、文科省の「犯罪」にはほとんど気付くことができない。

したがって中国の海外勢力を操縦した宣伝工作の中では、最も成功した一つと言えそうだ。

そこで我々台湾研究フォーラムは、こうした政府の背信行為を糾すべく、「台湾を中国領土と誤記載する小中高の社会科教科書の是正」を文科相に要求する署名活動を展開してきた。

そしてその署名簿の提出を、八月十日に文科省において行った。以前は日本李登輝友の会の名義で提出して来たが(同会は署名活動を停止している)、台湾研究フォーラムの名としては今回が第一回目だ。

署名簿には全国及び台湾から寄せられた一万二千七百六十人の名が記されており、それぞれの思いがこもるとても尊いものに感じられた。

文科相はリオ五輪に出張中だったが、その代わりに職員には確かに手交した。ここにおいて、これまで協力して頂いた方々に報告したい。

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台湾研究フォーラムは8月10日、文科省において全国及び台湾から寄せられた
署名簿を提出した


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大勢の人々の思いが込められた署名簿。確かに文科省に提出したことを報告したい

そして署名活動は今後も継続して行く。

八月十五日には連年通り、全国から参拝客が集まる靖国神社の第一鳥居前で署名の呼びかけを行う。

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今年の終戦記念日も靖国神社前で署名活動を実施する

この活動は文科省糾弾だけでなく、「一つの中国」宣伝に染まった国民の覚醒を促す運動でもある。また「中国統一」というものが台湾侵略であり、それが二千三百万人の台湾国民にとって大きな危機であるとともに、隣国日本の安全保障にとっても同様の危機であるということも訴えたい。

「一つの中国」は嘘だと訴えると、「それはそうだ」とはたと気付くことができるのも日本人であるのを、我々は知っている。そうした国民の良識を結集し、中国覇権主義の宣伝を打ち破って行きたい。

当日は奮って参加を!

■8・15靖国神社前「台湾を中国領とする文科省教科書検定糾弾」街宣・署名活動

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日時 平成28年8月15日(月) 09:00~17:00
(都合の好い時間に短時間でもお手伝いいただければ幸いです)

場所 靖国神社第一鳥居前(東京メトロ「九段下駅」1番出口前)

内容 街宣・チラシ配布・署名募集

※この活動は警察署の「道路使用許可」を取った上で行います。
※今回は2020東京五輪に向け、スポーツの台湾代表を「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」と呼んで応援することも訴えます。

主催 台湾研究フォーラム(080‐7796‐6353 飯田孝一)

■署名にご協力を! (台湾研究フォーラムまで郵送して下さい)

用紙↓
http://taiwanisnotchina.org/wp-content/uploads/2012/10/tnc_shomei11.pdf

台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)平成26年忘年会



台湾研究フォーラムは12月14日、東京新宿の台湾料理屋「台南担仔麵」新宿職安通り店にて忘年会を開催し、日本人、在日台湾人など参加者たちは日台交流について語り合いながら楽しい一時を過ごしました。

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日台提携で東京五輪「チャイニーズタイペイ」呼称追放運動を!ー台湾に届いた日本からの訴え

「台湾は日本の生命線!」より
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2454.html


五輪や国際競技会で台湾代表が「チャイニーズタイペイ=中華台北」の名義でなければ参加できないのは、中国がそれを求めているからだ。

自由時報 261106 中華台北プラカード
台湾最大手紙自由時報に掲載された8陣デザイン製のプラカード。東京五輪
では「チャイニ―ズタイペイ」(中華台北)でなく「台湾」の代表を歓迎したいと
書かれており、同国で感動を呼んでいる


中華台北 三立TV 261105
こちらは三立テレビのニュースサイト。日本語入りバージョンのプラカードが紹介
されている


台湾併呑を正当化するため、「一つの中国」(台湾は中国領土)との虚構宣伝を展開する中国にとり、「中華民国」との国名使用を許せば「二つの中国」を容認することになるし、「台湾」との地域名を認めれば「一つの台湾・一つの中国」という現実が世界に知れ渡ってしまう。

そこで「チャイニーズタイペイ」、つまり「中国の台北」と名乗らせているわけだが、台湾ではかつての国民党独裁政権がやはり「一つの中国」の立場から、この呼称を受け容れてしまったのだ。

同党は「中華台北」を「中華民国の台北」を意味すると解釈し、そのように国民に信じ込ませているが、しかし台湾以外の国々には「チャイナ(中国)の台北」としか聞こえない。もちろん「チャイナ」とは中華人民共和国だ。

要するに台湾の選手が競技で活躍すればするほど、「台湾」の代わりに「チャイニ―ズタイペイ」の名が上がり、「台湾は中国の一部」だとの虚構宣伝がますます広まる仕組みになっているのだ。

だがこのような不条理に日本人のどれほどが気づいているのだろうか。テレビ各局などはしばしばスポーツ中継で長たらしい「チャイニーズタイペイ」を連呼する始末。短く「台湾」と呼ぶ方が実況は楽なはずだし、そもそも視聴者にはわかりやすい。それでもあえてそうしないのはいつもながらの中国への過剰な配慮のためだ。台湾の選手に対する侮辱とも受け取れる。

そこで昨年九月、二〇二〇年の夏季五輪の開催地に東京が選ばれたのを受け、我が台湾研究フォーラムは東京五輪で世界一の友邦である台湾の選手団を「台湾」代表の名で歓迎しようと呼びかける「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」を開始した。

東京五輪が開幕するまで、テレビ局などに呼称の改正を訴えつつ、「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべき」との認識を国民間に広めようというものだ。

東京五輪
台湾代表を「台湾代表」と呼んで東京五輪は正真正銘の平和の祭典というこ
とになる


これは中国の危険な「一つの中国」宣伝への反撃としての「一つの台湾・一つの中国」宣伝運動でもあるのだが、ここにおいてどうしても必要なのは、当の台湾国民による呼応なのだ。

しかし残念ながらあの国の多くの人々は、前述のように国民党に騙され、「中華台北」を「中華民国の台北」の意だと思い込み、必ずしも危機感はない。

そこで私は台湾紙に投書し、「二度と『中華台北』と自称するな。二〇二〇は台湾が国際社会に向けて声を発する良い機会。台湾人自らが『台湾は中国の帰属しない』と声を上げて」と訴えるなどしたのだが、果たしてどれほどの人が読んでくれたのか…。

中華台北 自由時報自由広場
「東京五輪で『中華台北』は見たくない」と題する投書。「チャイニーズタイペ
イ」(中華台北)の呼称追放は「一つの中国」宣伝打破に繋がる。そこで日台
提携の活動を台湾に向けて訴えてきた


ところがそれから一年が過ぎた最近になり、こうした我々の訴えが台湾に広がっている模様なのだ。

「チャイニーズタイペイ呼称追放運動」の開始直後、真っ先に呼応した一人にプラカードデザイナーの8陣デザインさんがいるが、そのプラカード作品がインターネットで紹介されたためである。

やはりビジュアルの力は大きい。「台湾は中国の一部ではない」「日本は台湾を支持する」「チャイニーズタイペイではなく台湾代表を歓迎する」といった文言が人々の感動を呼んだのだ。

そしてそのことは十一月二十五日、現地の三立テレビや自由時報などのメディアも報道された。

例えば自由時報は、プラカードの写真を載せながら、次のように報じている。

―――台湾は国際競技会では中国の圧力を受け、「中華台北」の名でしか出場できないが、日本ではネットユーザーが侮辱される台湾に声援を送る活動を行い、我が国が東京五輪で「台湾」の名で参加するのを期することを決めた。

―――最近、ネット上では緑地に白字で「日本人は台湾を支持する。台湾は中国の一部ではない」と書かれ、そして英語で「チャイニ―ズタイペイ?日本は台湾チームの東京五輪参加を歓迎する」と書かれたプラカードが拡散されている。

―――このプラカードの発信源は、台湾研究フォーラムの永山英樹会長のブログと推測されている。

―――このことが伝わると、ネットユーザーたちは爆発的な勢いで拡散した。「台湾の名を支持する。二度とチームと呼ぼう。低能極まりない中華台北と呼ぶな」「中華台北など地名でもないし国名でもない。全くのゴミのような呼称だ」との声が上がり、そしてさらには大勢の人々が感動して「台日友好!」と言っている。

我々のささやかな訴えが、ここまで理解されたのだ。日本人の友情は、やはり台湾人には伝わる。

そこでここで日本人に訴えたいのは、個人でもグループでも構わないので、こうした「台湾」支持の訴えをどんどん台湾へ伝えてはどうかということだ。そして日本と台湾の民間の力を結集し、ついには東京五輪という平和の祭典において、台湾を「台湾」と呼び、台湾が台湾人の国であることを宣揚し、世界の見ている前で中国の「一つの中国」なる侵略正当化宣伝を打ち砕いてやるのだ。

「地図の昭文社」の台湾侮辱商品―外務省は「政府見解と違う」

来日の際に購入した昭文社発行の『グローバルマップル世界&日本地図帳』で台湾が中国領土として描いているのを発見した米国在住の台湾人、許陽庭さんが先頃、同社に訂正を求めたことは、本ブログの十月四日の記事で伝えた通りだが、その後十六日になり、同社の出版編集部は許さんにメールで回答を寄せた。

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台湾と中国を同じ色にしたり、台中間から境界線を省いた
り…。中国のプロパガンダを受け容れた地図大手昭文社
の欠陥商品


曰く「弊社の商品および『GLOBAL MAPPLE 世界&日本』は、全て日本政府の公式見解に基づいて作成しております。何卒ご理解いただきたく存じます」と。

「門前払い」のつもりだろうか。これに許さんは怒りを禁じ得ないようだ。当然だろう。あまりにも台湾を侮辱する回答だからだ。

そこで私は「台湾チャンネル」として電話で取材を申し入れたところ、応対に出た広報担当者は「許さんへの回答の通りだ。それ以上説明することはない」と断られた。

実は私はこれに先立ち、外務省に照会していた。「昭文社の商品は政府見解に基づいているか」と。回答は「否」だった。

そこでそのことを伝えると、担当者の対応が変わった。「こちらでも調べる。待ってほしい」と。

ちなみに外務省から聞いた「日本政府の公式見解」とは次のようなものだった。

「我が国はサンフランシスコ平和条約により台湾に対するすべての権利、権限および請求権を放棄しているので、台湾の法的地位に関して独自認定を行う立場にない」

わかりやすく言えば、「我が国は台湾を放棄した以上、放棄後の帰属先を勝手に決めることはできない」という意味だ。

ところが昭文社は、台湾を中国領土と「独自認定」してしまっているのだから、これでは「日本政府の公式見解に基づいている」とはならない訳だ。

ところで日中共同声明で日本政府は、「(台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する)中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重」すると表明している。これはあくまでも中国政府の「立場」への「理解・尊重」を表明したにすぎないのだが、以前あるテレビ局は「台湾入り中国地図」を映し出し、それを「中国の立場を理解・尊重した地図だ」として正当化したことがあった(その後、非を認めたが)。

もしや昭文社もそのような考えで「日本政府の公式見解に基づいている」と言っているのだろうか。

外務省は「それは公式見解とは違う」と説明していた。「政府の立場はあくまでも『独自認定しない』だ」と。

「中国と台湾を同じ色にするよう指導したこともない」とも付け加えた。

はたして昭文社は商品を修正するのか。それともなおも「公式見解に基づいている」と強弁し続けるのか。

「地図大手」としての良心が問われている。


【過去の関連記事】
台湾人が「昭文社」に怒りの抗議文!/台湾を中国特別行政区とする『グローバルマップル世界&日本地図帳』の捏造を衝く 14/10/04
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2435.html
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