September 02, 2006

シャープさん!その根拠は?シャープ、太陽光発電コストを2010年までに半減へ=社長

記事タイトルのニュースが出ていますが、これの根拠を知りたいと思うのは私だけでしょうか?以下に記事を転載して、以前私がニュースレターで流した文章も転載します。皆さんはどのように思われますか?

発電コストの定義が違うのか?またもやマスコミの早とちりなのか?2030年の予想に関しては私はわかりませんが、2010年に関しては納得いかないのが私の感想です。

「ドイツだけ?日本でも可能?機器のコスト?住宅用でなく大規模な太陽光発電所を作るの?発電コストの計算式は?疑問が尽きないのですが・・・・確かに原子力発電の発電コストには、予想もつかない廃棄物管理の莫大な費用が入っていなかったような気もしますが・・・・」

(以下転載)http://www.thinkit.co.jp/free/news/reuters/0609/1/1.html     2006/09/01 09:54
[ベルリン 31日 ロイター] シャープの町田勝彦社長は31日、太陽光発電のコストについて、2010年までに半減し、2030年までに原子力発電と肩を並べるまでになるとの見通しを示した。

 ベルリンで開催された家電見本市の会場でロイターのインタビューに応じた町田社長は、シャープが2010年までに太陽光発電コストを半分に減らすことができるだろうとし、コスト削減をさらに進め、2020年までに2010年の半分に、2030年までに2020年の半分になるとの見込みを示した。

 そのうえで、2030年までには原子力発電のコストと肩を並べるまでになるだろう、と述べた。

 石炭などの化石燃料を使った発電コストと比べるとどうか、との質問に、町田社長は、そのころまでに化石燃料による発電がなくなっている可能性があるとの認識を示した。

(以下、私のニューレターVol.11より転載)

太陽光発電って近い将来、半額くらいになるの?」

 

これって最近本当に多い質問なんですよね。あとは設置を断念されるときに半額くらいになるのを待ちます。っていうお答えも多いかな?

 

見積工場経由でご提出いただいているご提案書では、

「それって、まず不可能です。ありえません!」

ニュースレターを最初から読んでいただいている方ならちょっと考えていただければ、おわかりいただけると思います。

 

太陽光発電システムの価格構成は、大きく分けて機器代金・工事費・雑材料・各種申請費用・会社の利益となっております。この中で今後安くなる可能性のあるのはなんでしょうか?工事費や材料費などは底値ではないでしょうか。会社の利益は販売量が多くなれば多少下げたりも可能でしょうが、会社を運営していくための利益は必要です。

工事費なんかは人件費です。みなさんの給料がこれから下がりますか?

 

価格全体に占める機器代金はせいぜい50%から60%でしょう。仮に今の半額にするとしたら機器代金が0円近くにするしかありません。それは不可能でしょう。

しかも、日本経済はようやくデフレを脱却してインフレに移行しつつあります。そして小泉政権の終焉とともに消費税が10%から15%までいくとも噂されています。

その中での半額はないですよね。とにかくテレビなどの家電製品とは違うということです。

 

何が正しいのかな〜

 

 



Posted by taiyokohatsuden at 23:09│Comments(6)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
これからの話を、太陽光発電=PVと略します。
PVのコストを半分にするためのシナリオを考えて見ましょう。そうすれば自ずから結論が出るはずです。
現在、システムコストに対してPVの素子コストが占める割合は実は工場製造段階で何割もありません。仮に1割とすると、その全体は10割。ならばこの全体である10割を半分にするためには、BOS(用語解説は大変なので省略。他コストとでも思ってください。)をFIXとして、素子コストが0円となっても無理なのです。すると、半額シナリオの不可能性が証明されます。
で、BOSコストを下げる工夫ですが、法律改定や安全観の軽減(日本人は安全にうるさい)など、大きな取り組みが必要です。太陽電池の価格が下がるなんていうのは、鼻くそみたいなものであって、実はBOSを下げないとシステム価格は下がらないのです。これが半額不可能説の根拠です。
Posted by 長いだよぉ at September 02, 2006 23:38
あえてpredictを示すならば、素子なしのガラス板のシナリオでどうでしょう?だけど逆立ちしたって、諸手続きを含めたBOSが要ります。屋根上でのサッシ工事+電気工事+諸手続き、そしてこれらを取り巻く法令網のシナリオでやってみても、全くどころか、我々が生きているうちには半額は全然無理です。我々というのは、赤子まで含めてです。
もし半額を大目標とするならば、まずは市民運動でもして、法令を預かる政府を倒さないとダメでしょう。でもそんなことまでして安くしたい意思は誰にもないし、価値も無い。

思いつきよりも、こうした見方、明確なシナリオに基づいた予測と対応の方が大切です。まぁ、ぶっちゃけた話、半額になればPVをやるという人は、半額になってもやらないのです。失礼な言い草ですが、ホントです(笑)過去が実証していたりする。。。
Posted by 長いだよぉ at September 02, 2006 23:48
長いだよぉさんの、おっしゃる通りですね。。

何を根拠に言っているのやら・・・

厭きれますね!!

そう言えば、4〜5年前ににも同じようなコメントが、シャープさんから出ましたね。しかも新聞で・・・

今年も、太陽電池の値上げ
来年も値上げすると言う情報がちらほら・・・

ま〜、半値に出来るなら頑張ってやってください。。

期待せずに待ってま〜す。(爆笑)
Posted by 屋根屋 at September 03, 2006 10:53
言い忘れていましたよ。。

コストダウンも大事かも分かりませんが
良い商品開発にも、忘れずに〜!!
Posted by 屋根屋 at September 03, 2006 10:55
長いだよぉさんに屋根屋さん、毎回期待通りの論理立てたコメントありがとうございます!
やっぱり、そうですよね〜
まあ、100歩譲って考えたとして、メーカーとして製品だけを捉えてお考えなのでしょうかね。それでもコストを半分という事は同じ価格で発電効率を2倍にするか、現行商品の価格を半額にするという事ですよね。あと4年でそんなことができるのでしょうか。

たとえ、それができたとしても長いだよぉさんのおっしゃる通り、システム設置までの内の何%になるのでしょうか?わずかだと思いますよ。一般の消費者から今回の報道を見ると本当に4年で半額になると信じてしまいますよ。もっと違うご意見があればお聞きしたいですね。
Posted by なっちゃん at September 03, 2006 22:29
んっ、ちょっとまてよ!4年後は中国などの海外メーカーがすごい競争力を持ってたりして・・・・・?だけど、安全基準とかがな〜やっぱ無理でしょ。
Posted by なっちゃん at September 03, 2006 22:39