昨日、清々しい秋晴れの下で娘の体育祭は行われました。

「絶対、最初から見ててよ。」

開会式は別にいいか…と思っていた私の考えを見抜いてか、念を押して娘は登校して行きました。
運良く長女は帰省していて、長男も今春から異動で地元に戻っています。
彼も合間を縫って見に行くと言ってくれました。

今年は応援団が揃いました。 

小学2年生からずっと、運動会は私1人で見に行っていたので、それだけに娘は嬉しくて仕方ありません。 

とはいえ、長男長女は体育祭の前日、従兄弟達と飲みに行き、帰りが午前様だったので、朝早くから起きられません。
とりあえず私だけが先に、開会式に間に合うように行きました。 
当初は見に来ると言っていた元夫も、結局ゴルフに行き、見に来ないことも分かっています。

娘が良く見えるベストポジションを見つけ、しばらく1人で見ていると、彼からLINEが入りました。

「しおり、今どこ?」 

「本部テントの左側で立っていますよ。」

「分かった。向かってるから。」

グランドの入り口を見ると、彼が歩いてくるのが見えます。
午後から見に来ると言ってたので、少し驚きました。

「ありがとうございます。ご多用なのに、こんな早く見に来てもらってすみません。」

「大丈夫だよ。そろそろ始まる?」

「はい、ちょうど開会式終わって、これから競技ですよ。」

彼と並んで娘を見守ります。
中学生がひたむきに競技に取り組む姿は、見ているこちらも手に汗を握ります。

そのうち、長男から「やっと起きて見に来たけど、どこにいる?」とLINEが入りました。

「長男が来ました。」

彼にそう告げて、長男の姿を探します。
私達の場所から少し離れた所で座っていたので、手を振って合図しました。
長男は私達を見つけて、ゆっくりとこちらに向かってきます。
私達も長男の方に歩いていきます。
そしてお互いの距離が縮まり、長男と彼の初対面を果たしました。

「初めまして、〇〇です。お母様にはいつもお世話になっています。」

「いえ、こちらこそお世話になっています。〇〇さんのお話は母から色々伺っています(笑)」

2人はそんな挨拶を交わしながら頭を下げます。
長男の挨拶が、まるで私の親のようで、可笑しいような、でも、頼もしいような、そんな気持ちになりました。

いつの間に、こんなに大人になったのかな…

長女も、この前の東京では荷物を持ってくれたり、方向を間違えそうになる私の手を取ったり、彼と2人で私を挟むような形で、迷子にならないようにしてくれました(笑)

今まで子ども達を守る立場だった私が、いつの間にか逆転し、子ども達に守られる立場になりました。
子ども達は大人になり、その分私も歳を取ったなぁ…と、しみじみとして少し寂しくなりました。

長男は挨拶をした後、私達から離れて写真を撮りやすいところに移動しました。
午前中は3人で、午後からはようやく起きた長女も含め、4人で応援しました。

4人でひなこの体育祭を見る…なんだか不思議な光景だなと思いながら応援していました。
恐らくそれぞれに複雑な気持ちを抱えつつも、彼と私の事を受け入れてくれる子ども達に感謝します。
 
結局、彼は娘が出る競技を全部見たので、ほぼ1日付き合ってくれました。 

「今日はありがとうございました。一緒に応援できて嬉しかったです。でも、会社の方は大丈夫でしたか?」 

「会社?うーん、どうだろ。知らない。」 

いつもの彼のおとぼけです。
現地で彼と別れ、長女と帰ってきました。
夕方になり、長女はお友達と夕食に出掛けたので、さて、何を食べようかと思っていた矢先、彼から労いと食事のお誘いがありました。

ひなこにその事を伝えると

「ムリ!!お風呂入って頭ボサボサだし、顔も日焼けしてヤバイから出たくない!」 

娘の顔は日焼けで真っ赤、りゅうちぇるになっていました。



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