2011年07月

夏祭りが始まります!

当社が在籍しています「鋼管通商栄会」は、『東鋼親和会』という町内会にも属している店舗で構成されています。

その、『東鋼親和会』の夏祭りが、8月1・2日盆踊り、8月6日子供神輿、翌7日大人神輿にて、執り行われます。

今日から、町内会役員の方々が、御神酒所(みきしょ)・盆踊り会場を設置したりを始められました。

この分だと、8月1・2日からは天気も回復し、にぎやかに盆踊りも出来そうな感じです。

ちなみに、「鋼管通商栄会」では、盆踊り会場で、”やきとり”・”やきもち”の実演販売をします。

今回は、「東日本大震災」復興の一助になればと、売上の一部を義捐金へ寄付させていただくことで、役員一同頑張って販売致します。

たくさんの方達が、楽しい夏休みの思い出になりますよう、お集まりいただけると嬉しいです。

今年は、鋼管通2丁目の、通称”タイヤ公園”で、午後7時より行います。
多分、やきとり屋さんをやっています。買いに来てください。

賃貸管理の仕事

賃貸物件の管理の仕事は、月末までに支払っていただく期限の賃料を集約し、オーナー様へ精算・報告する業務が”要”となります。

当社では、年配の方を中心に、直接いただく形をとらせていただくことが多く、借主さんとコミュニケーションの機会となります。

人と人とは、直接面と向かって接することは、お互いの状況を感じるのに、一番良い方法ですよね。電話ではわかりにくいニュアンスだったりもありますから・・・。

今日は、60歳代半ばで、小さなお子さんを残されて、借主さんが亡くなられた連絡をいただきました。子供さんのために、一生懸命現役でお仕事されていたので、ご自身が一番無念の思いでしょうね。心から、お悔やみ申し上げます。

こんな時は、残されたご家族が、心配が少しでも軽くなるように、今後のことをご相談します。但し、ご家族の気持ちが整理できるのを、できる限りお待ちします。

幸いなことに、今回の方の家主さんは、借主さんと非常に親しく、暖かく接していただける方なので、安心しています。

以前のように、『家主といえば親も同然』という関係は、お世話させていただいても、嬉しい気持ちにさせていただける場面でもあります。

血の繋がりを大切に

不動産の仕事は、『連帯保証人』をお願いすることが付いて回ります。
基本的には、血縁関係のある親御さん・ご兄弟にお願いするケースがほとんどです。
でも、ここ最近は、賃貸専門の連帯保証をしてくれる会社もかなり増え、ご紹介をさせていただくことが増えてきました。

お一人で亡くなられておる場合の”第一発見者”になることも、今まで度々ありました。
その中で、一番悲しいと思うのは、「身内の方がいるのに、火葬がなかなかできない。」時。
2週間火葬できず、どなたもお骨を拾われる方がいなくて、私達で火葬場へ出向いたことがあります。

また、田舎のご兄弟が出てきていただいたのはありがたいのですが、めぼしいものの物色に立ち会うのも、あまりしたくないですね。

何かのご縁で、当社の物件に入居してくださった方が亡くなられることは、亡くなられる直前のご本人の記憶が鮮明な分辛い思いもありますが、”住まいをお世話する”ということは、こういうことなんだと思います。

是非、身内の方との関係を円滑に保っていただいて、寂しくない最期を考え、生活をしていただきたいと思います。

土地・建物への思い

祝日・第三火曜・水曜と続いた休みの最終日、仕事の予定をひとつ入れてありました。

ここのところの台風6号の影響で悪天候の中、横浜の弁護士事務所へ。
新規相談のため、オーナーとともに伺いました。

今回のご相談は、昭和30年の建物が土地上に残ったまま、建物所有者の所在が不明のため、弁護士の職権で調査いただくことから始まることになりました。

私が生まれる前からの、土地・建物のまつわるお話は、そこに関わるすべての方たちの人生のアルバムを紐解く作業のようで、いつも興味深いです。ましてや近隣のことですから、「へえー、そうだったんだ。」と再確認させていただくことも多くあります。

今回は、当事務所の所在地でもある、”鋼管通”の由来の「日本鋼管」に関連しておりましたので、昭和50年頃の企業体質の面倒見の良さを感じました。

また、雇用主と従業員の関係が、現在とは大きく違い、親子・ひとつの家族のようにして成り立っていたのも、”今は昔”になってしまったんだなあという印象です。

いつも、売買のお手伝いをさせていただくときには、特に手放される方の”思い”を大切に考えながら、一歩一歩進めさせていただくように心がけています。

手放される方にとっては、親から引き継がれたり、ご自身がそこで起業されたり、子供さんの成長とともにあったりと、割り切るのは簡単ではありません。

ご縁があって、お手伝いをさせていただくときは、「受け継いでもらう予定の次の世代の方と、よくご相談されてください。」とお話しさせていただきます。

不動産は維持していくにも、費用負担が付いてまわります。また、整理するにも、厄介なことも発生したりします。引き継ぐ方にとっても、「余分なものはいらないよ、親父。」ということもありえます。なので、私達不動産業者が存在するわけですが・・・。

不動産は、慎重に、大切に、育っていくものであってほしいと思います。

故 髙野安子さんを偲んで

このブログを始めるあたり、どうしても登場していただかなくてはいけない方が、今年2月14日お亡くなりになりました。享年57歳でした。

2003年より、父上所有の不動産を管理させていただいていたのが御縁で、その後相続が発生し、お手伝いをさせていただきました。
4名の兄弟間で分割協議が整わず、一番末っ子である彼女が窓口となり、最終的には8年がかりの裁判・審判の結果、一番物件(親御さんの思い)を重く受け止められていた彼女のところへと決着が付きました。

しかし、その形が見え始めた頃、彼女の中には大腸癌(盲腸癌)が広がってしまっており、発病から1年と14日で旅立たれました。

ご本人のブログには、闘病生活の記録が詳細に記載され、前向きに前向きに日々生活されている状況は、いつもいつもこちらが励まされ、勇気づけられる毎日でした。

とりわけ、御兄弟が相続をきっかけに、気持が遠くなってしまったことに心を痛めていることが体の不調へとつながってしまったのかも思うと、携わってきた私としても残念で仕方ない思いで一杯でした。

最期の最期まで、「自分らしく生きる」ということをはじめ、たくさんのことを学ばせていただきました。きっと、私が生きている限り、血の繋がりはなくても、忘れらることができない人ですね。

ブログを始めたことも、髙野さんの影響が大きいところです。
「今日は、私のことを書いてくれたのね。」なんて、声が聞こえてきそうです。
新盆にあたり、合掌。

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