不動産の仕事は、『連帯保証人』をお願いすることが付いて回ります。
基本的には、血縁関係のある親御さん・ご兄弟にお願いするケースがほとんどです。
でも、ここ最近は、賃貸専門の連帯保証をしてくれる会社もかなり増え、ご紹介をさせていただくことが増えてきました。

お一人で亡くなられておる場合の”第一発見者”になることも、今まで度々ありました。
その中で、一番悲しいと思うのは、「身内の方がいるのに、火葬がなかなかできない。」時。
2週間火葬できず、どなたもお骨を拾われる方がいなくて、私達で火葬場へ出向いたことがあります。

また、田舎のご兄弟が出てきていただいたのはありがたいのですが、めぼしいものの物色に立ち会うのも、あまりしたくないですね。

何かのご縁で、当社の物件に入居してくださった方が亡くなられることは、亡くなられる直前のご本人の記憶が鮮明な分辛い思いもありますが、”住まいをお世話する”ということは、こういうことなんだと思います。

是非、身内の方との関係を円滑に保っていただいて、寂しくない最期を考え、生活をしていただきたいと思います。