泰山堂カフェへようこそ

埼玉県秩父市にある古民家のカフェ。 お知らせやメニューの紹介など…

虎 とら トラの巻!

FullSizeRender


この張子の虎、かなり剽軽だと思う。

実家に、かなり前から飾ってあった。

張り子虎』とは、香川の西讃地方で古くから伝わる工芸品で、子どもの健やかな成長を祈る縁起物として飾られています。香川県伝統工芸品にも指定されている。    Wikipedia

と、ある。

旅行先で、兎に角民藝品を集めるのが好きで
多分この虎も見つけたんだと思うけれど、
恐らく香川には行ったことないんじゃないかなあ
何処で手に入れたかは定かでは無いが、
私はすっとこの張子の虎が好きだった。

ネットでこの虎を探したけれど
まず同じ虎は見つからず、
虎は虎でも全く別物になってしまった。

そりゃそうだよね、作り手が変わったり
時代が変われば虎も変わって行くのだから。

多分何十年も前の虎





FullSizeRender


この顔つきを見れば分かると思うけれど
イキイキしてるんだよね。
何とも、愛嬌があるし。

笑っちゃう!
尻尾も髭も牙も‼︎

この顔つきで永遠に残るんだろう。

捨てられない限り…


うちに3歳の孫がいるから
その孫に委ねるとしよう!

車窓から…


 FullSizeRender



 行田に住んでいる長女の所に

 秩父線で、電車に揺られながら行ってきた。

 出かける時は車で行くことが多いのだけれど

 暖かくて、おまけに風もなく

 絶好のプチ旅日和!

 1時間20分位だから.本が読めるかなと思いきや
 
 電車の中からの風景が余りにも良くて

 子供の頃の様に、

 東行田駅まで景色を眺めていた。

 
 侘しいような…

 懐かしいような…

 不思議な感覚だった。

 鈍行に乗ったからか 一駅一駅が、寂しくて。


 昔、母親に連れられて

 東京に行った思い出、特に

 母親の実家から、帰る時のメソメソした自分。

 あの感覚が蘇る様な

 私にとって、余りいい思い出じゃなかったから

 秩父線に乗るのはもうないかな、

 また思い出すから。それに

 それぞれの駅が昔のままだったから。


 でも、もっと歳をとって車に乗れなくなったら

 電車か…

 それもいいね。




 元気でいよう!





 FullSizeRender


 それにしても、人がいないなあ!

笠間奈緒子さんのエッセイ、山影の町から。

IMG_9424

 
  秩父に移り住んで8年が経ち

  4冊の翻訳本他、多数出版され

  初めてのエッセイを出版


  秩父に住んで居ながら

  秩父の事を何も知らないでいた。

  

  色々な植物の話

  植物の繋がりでの、人々との出会い

  子供の頃読んだ本の話

  東京での下宿先の面白い話

  シリアスな文章も多々あり

  笠間さんのお人柄が

  ひしひしと伝わってくる。
 
  
  穏やかで、それでいて強く厳しく

  問題提起していて考えさせられる。

  
  そんな笠間さんの、[山影の町から]


  
  いつも傍らにおいて、

  何遍も繰り返し読みたくなる

  そんな笠間さんのエッセイ

  

   素晴らしい一冊です。

   山影の町から   (河出書房新社)
  

  笠間奈緒子 
  國學院大学文学部教授
  仏文学者 翻訳家
  秩父市在住

  

  
  

  


 

記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

taizandocafe

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ