韓国という国とは密約も紳士協定も大人の話も通用しないことは、今回の世界遺産登録騒動でお人よしの日本人も身に染みてわかったことだろう。

政府や外務省がどうとりつくろうと後の祭り。韓国はさっそく「日本が強制労働」を認めたと世界中に触れ回っている。そればかりか、軍艦島こと長崎県端島を「監獄島」「奴隷島」さらには「東洋のアウシュビッツ」などと呼んで、またぞろジャパン・ディスカウントに奔走している。
 

久しくあってないが、友人にT君という男がいる。彼がこの軍艦島の出身で、子供のころよく島の思い出などを聞かされたものである。その彼も韓国にかかれば、恐ろしい「監獄島」の出身者、「東洋のアウシュビッツ」から来た男になってしまうのだ。T君、今ごろ目が点どころではないだろう。
 

「東洋のアウシュビッツ」も恐れ入ったものだが、韓国は以前、サッカーの応援で降られる日本の旭日旗を「戦犯旗」「東洋のハーケンクロイツ」だとさかんに喧伝していたことがあった。戦犯=戦争犯罪人という言葉はあるが、戦犯旗などという言葉は初めて耳にしたものである。韓国らしい意味不明の造語といる。「東洋のハーケンクロイツ」にいたっては笑止だろう。

ここ数年、韓国は、国際社会に向けて、戦前の日本をナチス・ドイツと同一視させる国策を取っているように見える。それは日本の絶対悪化である。

そして、二言目には、ドイツは過去を反省したのに、日本は反省せず歴史を修正しようとしている、などと言ってはばからないのである。

 

はっきりいって、殺した人間の数だけで見れば、ヒトラーなどスターリンや毛沢東といった共産主義者の足元にも及ばない。それでいてスターリンや毛が、ヒトラーほど悪しざまに言われることがないのは、ヒトラーがある意味、神格化された悪として認知されているからだ。スターリンや毛はせいぜい悪人どまりなのだが、ヒトラーは悪魔にされてしまったのである。

 

日本をその悪魔と同一視させる、その上で悪魔のドイツでさえ過去を反省したのに、と日本をなじる。彼らの論法が見えてきた。ドイツ人もバカではないから、韓国の日本叩きのダシに使われ、寝た子を起こすような穿りには内心忸怩たる思いなのではないか。
 

 

韓国が日本の敗戦後、自分たちの上海臨時政府は日本に宣戦布告していいる、われわれは連合国側として参戦した、東京裁判の原告席に座る資格があると寝言を言って、当の連合国側に一笑に付せられたのは有名な話だ。当然な話で、朝鮮は大日本帝国の一部として、当の連合国と戦っていたのである。

韓国としては東京裁判の原告として日本を裁く側に立てなかったのは痛恨のきわみだったようだ。ならば、日本をナチスと同一視させ、日本の絶対悪という認識を世界に共有させることができれば、日本の「罪」を無限に拡大させることができる。裁判の原告席にこそ座れなかったものの、日本の「罪」を永遠にあげつらう資格は堂々と有することができる、と考えているようだ。在米韓国人のユダヤ系団体への接近もすべてはそのためのロビー活動にほかならない。

 

旭日旗を東洋のハーケンクロイツといい、「あの旗を見ると東洋人なら誰でも侵略の記憶におし潰され、胸が苦しくなってくる」とほざき、最近は軍艦島をアウシュビッツに見立てて日本の非人道性をあげつらう韓国だが、その韓国の首都ソウルに、ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーからもらった月桂樹が大切に育てられているということを知ったら、当のユダヤ系団体はなんと思うだろうか。



時は、1936年(昭和11年)のドイツ・ベルリン五輪にさかのぼる。このベルリン大会は、映画『民族の祭典』に象徴されるとおり、ナチス・ドイツがその国威を世界に知らしめた一大プロパガンダ・イベントであったことは今となれば周知のことである。
 

同大会のマラソン競技で五輪史上、アジア人として初の優勝をとげたのが、朝鮮半島出身の日本代表である孫基禎選手でした。

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孫基禎選手とヒトラーの月桂樹


孫選手の金メダル獲得は、内地はもとより、彼の故郷である朝鮮にも熱烈な興奮を呼び起こしたのはいうまでもない。

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孫選手の優勝を伝える同盟通信の記事


翌日の東亜日報は、表彰台に立つ孫のジャージの日の丸を白く塗りつぶして掲載。
 
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日の丸を塗りつぶした東亜日報の記事

これが原因となって東亜日報は1カ月の発刊停止処分をくらうのだが、そのことがむしろ、半島人たちの民族意識をかき立てる結果となり、戦後韓国で、孫基禎は愛国のスポーツ英雄として教科書に登場するほどに偉人視されているのである。

 

その孫基禎選手が表彰台で、ヒトラー総統からじきじきに記念品として贈られたのが、件の月桂樹の苗木だった。その月桂樹は凱旋後、孫選手の出身校である陸上競技の名門・養正高校の校庭に植樹された。

同校が移転後、かつての校庭はその名も孫基禎体育公園として整備され、ヒトラーの月桂樹も80年の時を刻んで高さ13メートルの巨木となって、スポーツ英雄のよすがを伝えるとともに、民族の誇りとしてソウル市民に今も愛されているのである。
 

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 現在のヒトラー月桂樹(ソウル市・孫基禎体育公園)

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月桂樹の解説の石碑


この孫基禎ゆかりのヒトラーの月桂樹の存在をもう少し世界に知らしめてあげるのもいいかもしれない。