今日は、東日本大震災からちょうど10年目の日。
私は仕事中だったのですが、物凄い揺れのあとに、あっという間に断水し、仕事を中断したことを覚えています。
被災地に特別親しい知人がいるわけでもなかったのですが、テレビで流れる映像を見て1ヶ月後の4月半ばにボランティアで南三陸町を訪れました。
その後、仕事仲間の有志が集まり被災地への支援を始め、個人的には2013年から毎月一回、宮城県の雄勝町へ4年ほどボランティア活動に通いました。
今日の写真は、その支援活動の合間に先輩が撮ってくれた写真。
南三陸町の高台から津波の跡も生々しい街を見て、あまりの惨状に思わずパイプを喫わずにいられなかったことを思い出します。
避難所を訪れた時に、「この中にパイプスモーカーがいたら、分けてあげなきゃ」と思ってパイプ煙草を持参したりもしましたが(結局、一人もいませんでしたが)、おそらくそんな呑気なことを考えていられるのも当事者ではないからでしょうか。
忘れたい人には忘れたい日とも思いますが、私にとっては、忘れられない日です。