October 2005

October 30, 2005

あの”ベルリッツ”が提供する 「Word Master」

こちらも是非活用してみたい無料英語学習ツール、
英会話スクールで有名なあの”ベルリッツ”が提供している「WordMaster」です。

こちらは登録すると月曜から金曜まで、
日本人が間違いやすいフレーズや和製英語が、メールで送られてきますので、
それらを読むことで毎日役立つ英語表現を少しずつ覚えられるというものです。

似たようなツールで、
ハングリーフォーワーズ」というのを僕は前回紹介しましたね。
ベルリッツのこのツールは、ハングリーフォーワーズと違って音声は無しですが、

文字表記にこだわった分、文法の説明等は丁寧です。
このツールもハングリーフォーワーズ同様、
僕が実際に使用したものですので、興味のある人は安心して使ってください。


”ただのものは、何でも活用したくなる”派の人(僕です)必見です!

 〜「ベルリッツ」WordMaster




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tak_913 at 00:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 無料学習ツール活用術 

October 28, 2005

教材には、選び方があります

みなさんは英語の教材を選ぶ時、
何を基準にしていますか?

目的別(TOEIC, 英検等の試験用、英会話用etc.)でしょうか?
使い勝手(よくまとまっている、情報量が豊富etc.)でしょうか?
それとも、単純にフィーリングでしょうか?

どれも全部それなりに、理にかなった選択方法ですよね。

巷には、英語に関する教材は星の数ほど出回っているので、
その中から自分にあったものを選び出すのは至難の業ですが、
これらの教材はすべて、
ある一定の法則に基づいてできているのはご存知ですか?

英語の教材は、大抵値の張るものが多いですし、
買ったはいいけど使わずに終わってしまうということがないように、
このことは知っておいたほうが良いと思います。

その法則とは、

どんなに装丁が違っても、
いくら値段がちがっても、
同一レベル、同一収録単語数の教材どおしにおいては、
選出単語、熟語はほぼ同じということです。



ちょっと分かりづらいですね?

簡単に言うと、
例えばあなたが”英検2級”対応をうたっている教材をランダムに5冊書店で買って来たとしたら、
その5冊は見た目にどんなに違ったものであっても、
その中に収録されている単語、熟語はどれもほぼ同じものになるということです。

これは、結局のところ英語学習者が日常レベルの英語力をつけるのに必要とされる語彙は決まっているとされるために起こる現象なのですが(逆に言えば、普段の生活の中で、常用する単語は、ネイティブでも結構決まっているということです。日本人も、中学レベルの英語をきちんとマスターすれば英語は十分話せるとよく言われるのは、そのへんがゆえんなんですね)、
とすると、教材の選び方はおのずと決まってきます。

そう、
あまり高くない教材を、
あくまで自分なりの使いやすさでで選ぶことです。

自分なりの使いやすさとは、

外からの評判等にまどわされず、
あくまで自分自身で感じる相性のよさを優先することです。

だってどうせ中身が同じなんだったら、
あとは自分が好きになれるなれる物を使ったほうが、
長続きするに決まってるんですから


そしてお気に入りの教材を選んだら、
浮気はせず、その教材だけをまずは徹底的に使いつぶすこと!

これが最も重要です。
是非やってみてください

(僕が選んだ教材については、「よい教材は、書店にいくらでもあります」の項を参照してください)



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tak_913 at 03:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0) お薦め教材・書籍 

October 27, 2005

洋書を(原文で)楽しむ

これも英語学習者なら誰もがあこがれますね。
もちろん、僕もそうでした。
ところがです、

英文の小説を読むのは、
僕的には、初心者の人には結構高いハードルなのではないかと思っています


ただそれを言ったら、
「そんなの英字新聞にしたってなんだって長英文を読むのはむずかしいよ」といった声が聞こえてきそうですが、
個人的には僕は、小説を読むのは英字新聞のいわゆる”3面記事”を読むのより、はるかにむずかしいと思っています。

まあ、そもそも英字新聞の3面記事(きょうの事件等)はそんなにむずかしい表現は使っていないですし、
ある程度書き方にパターンがあるので、それに慣れてしまえば結構読めるようになるのに比べて、

小説の場合にはストーリーが常に進行しているため描写や表現が複雑で、
しかも一定でないので、なかなか物語の細部が理解出来ず、最初は楽しむことが出来ないのが現実です。

そこで僕がお薦めするのは、
これは僕も実際やっていたのですが、

一度翻訳版で読んだことのある(欲をいえば、もう何度も読んでいて大体ストーリーを覚えているもの)ものの原文版を読んでみることです。

こうすれば、読んでいて意味の分からない部分が出てきても、
ストーリーが分かっているので容易に想像がつくでしょうし、
いちいち辞書を引かずに読み進められるため、
途中で足踏みせず、きちんと物語を楽しむことが出来ます。

辞書を何度も引き引き読んでいたんじゃ、
とても楽しむどころじゃないですし、
たいていの人はくたびれて、途中で挫折してしまいますからね

ああ、あとは日本人の作家が書いた小説の逆翻訳版(英文版)を読んでみるのもまたお勧めです。その際も、もちろんあなたが過去に読んだことのある小説で


そしてだんだん英文に慣れてきたら、
今度はまったく初めてのものを、
短編集などの軽いものから読んでいくことをお薦めします。

こうすると、ながーい長編を最初から読むよりはるかに挫折度が下がります

がんばって挑戦してみましょう!



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tak_913 at 00:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 英語で出来る、あんなこと、こんなこと 

October 25, 2005

モスクワからの手紙[メール] (実話です) 2003/9/1

初めは、
特になんの期待もなくと言えば嘘になるけれど、
何の気なしにメールを送ってみた僕に、
彼女はなんと、その日のうちに返事をくれたのでした!


          ★


Hi, dear Tak! It's Erena!

I’m feeling so happy because you send me an e-mail!
Thank you so much for that photo. It’s so interesting.
I will be in Tokyo very soon – from 26 in January .
I hope I can see you again.
Please don’t forget me, and write me something else again.

So, with pleasure
from the land of snow.

Erena



(全訳)
ハイ、Tak! エレナよ!
あなたがメールを送ってくれて、私すごくうれしいわ!
写真をありがとう(前回のメールで僕が送った写真のことです。分からない人は「love letters」の投稿を順に読んでください)。とっても興味深かった。
私、東京にはまたすぐに行くの。(2004年)1月26日に。
また、あなたに会えたらいいな。
私のこと忘れないでね。また何か、書いて送ってね。

喜びと共に
雪の国より

エレナ


          ★



…この彼女からの返事をきっかけに、
僕らはメールの交換を始め、
約10000キロの距離をはさんだ、モスクワ-東京間の小さな恋物語をスタートさせました。

もちろん、この時点で僕らの関係が今後どう発展していくかなんて(それどころか発展なんてしていくのかさえも)想像もしていなかったけれど、

結局はおよそ200通ものメールをお互い交わして(もちろん、その間にも何度も彼女は僕を実際に訪ねて来たりもしましたが)、
その1年3ヶ月後に結婚するに至りました。

この章では、
僕らがその1年3ヶ月の間に交わしたe-mail,「LOVE LETTERS」を紹介して、
僕らが暖めた恋についてちょこっとだけお話していきます。


つづく




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tak_913 at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) LOVE LETTERS 

October 21, 2005

それは、ほんの始まりでした(実話です) 2003/9/1

…と、僕はこの「LOVE LETTERS」の章で、
何やらここまで恋愛小説仕立てな僕たち2人の馴れ初めを書いてきましたが、

あの日から僕は彼女のことを考えずにはいられなくなり、
2日後、彼女がくれた彼女のメールアドレスあてにメールしてみることにしました。

ワクワクどきどきする自分に幾分戸惑いながらも、
まあ、無事帰国できたかの確認だからと自分に言い聞かせながら…

 以下は、僕が彼女に実際に送った1通目のメールのコピーです。

 返事がくることなんて、全く期待せずに送ったこの1通のメールから、

 すべては始まりました。


          ★


Welcome back to your home, Moscow ! Erena

Did you enjoy your stay in Japan?
If so, I'm very glad, dear.

By the way, I accidentally found the insect you saw in the shrine that morning.
I took a picture ,though he(?) was almost dead with serious injury...
I'll send you this photo. You may think ”what's this? not so beautiful ! ”Anyway, you've come back your home. that's nice!! ...Do you recognize me?   Well, "Tak" is my name.

From the land of rising sun.

(全訳)
おかえり!君のホームタウン、モスクワへ、エレナ。

日本での滞在は楽しめた?
もしそうだったら、僕もうれしいよ。

ところで、僕、たまたまあの朝君があの神社で見た、例の虫(セミのことです。分からない人は「LOVE LETTERS」の”あの日彼女がくれたもの Part2" を読んで下さいね)を見つけたんだ。

その虫、もうけがして死にかけてたんだけど、写真に撮ったよ。
だから君に送ります。君は多分、”何コレ、全然きれいじゃないじゃない!って思うかも。
ともかく、無事に帰れてよかったね。 僕、誰だかわかってる?
そう、”Tak”が僕の名前だよ。

日出ずる国、より
          
          
          ★


  …つづく



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tak_913 at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) LOVE LETTERS 

October 20, 2005

「Hungry for words」 の無料e-mailサービス

ハングリーフォーワーズジャパン
 」が提供する面白いサービス、
”無料英単語学習e-mail”配信については、もうご存知の方もいるでしょう。

これは、最初に同社のトップページの登録フォームに従って、あなたのメールアドレスや連絡先等の簡単な登録手続きをしたあと、指定のジャンル(グルメ、ファッション、トラベル、米国俗語、IT、TOEFL、TOEIC、受験英語、Genius、ビジネス、上級ビジネス、)の中からひとつ好きなものを選び、それからはe-mailにて、無料でそのジャンルに関する英単語群に”読み、意味、例題、果てはネイティブの発音音声”まで付けて配信してくれるというものです。


実際、これは僕も使っていましたが、無料ツールでこの充実度なら、利用しない手はないと言えるものでした。


ただ、送られてくる単語は一日一単語ずつなので、急速に、このツールひとつでメキメキと英単語のボキャブラリが増えるかというとそうではないので、現在英単語とその用法を学習中の人がサブとして使うのにもってこいだと思います。

まあ、何といってもただですし、ただと考えたら相当すぐれていることには変わりないと言えます。

ちなみに、このハングリーフォーワーズのサービスは、企業からの広告収入で成り立っていますので、ただで使う代わりに、あなたは時々広告メールを受け取ることになります。

もちろん、あなたが希望するタイプの広告のみ受け取るというスタイルなので、いうなればお得情報ですね。


一度ためしてみては

 ハングリーフォーワーズジャパン





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tak_913 at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 無料学習ツール活用術 

October 19, 2005

「CASEC」を使って英語判定してみる

「CASEC」については、もうご存知の方も多いと思いますが、

インターネットを使って、その場で自身の現在の英語能力がいつでも好きな時に判定できるテストです。

それもただテストを受けて点数が表示されるというだけのものでなく、
判定結果がきちんとデータ分析されて、弱点や対策まで示唆してくれるというものです。

そして何より、この手のテストが役に立つのは、
あなたの現在のTOEICレベル、英検レベルまで予想判定してくれるので、
特に英語学習をこれから始める人、もしくはある程度の期間勉強し、自身の達成レベルを是非試して見たい人は、1度受けてみるのも良いと思います。


ちなみにこのCASEC、英検を主催する「(財)日本英語検定協会」が開発したものなので、
得体の知れない資格試験等と違い、履歴書等に記入することも出来るそうです。

 
〜「CASEC」について詳しくは下記へ〜

TOEICスコア・英検級がすぐわかる!

最新コンピュータテストCASEC(キャセック)で!






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tak_913 at 01:39|PermalinkComments(2)TrackBack(1) まずは英語力判定 

October 18, 2005

あの日彼女がくれたもの Part2 (実話です)

「You ever read HARUKI MURAKAMI's novels?」

ホテルに向かう途中、彼女は僕に質問してきた。
本の好みについて、お互い話をしてたのだ。

…"HARUKI MURAKAMIの小説、何か読んだことある?”

「ああ、村上春樹!
うん、あるよ。ほとんど読んだ。でももう、随分前の話だけど。どうして?」


「ほんとに!? 私、彼の作品大好きよ。なんだかこう、読んでて心地いいっていうか…
彼今、ロシアで大人気なのよ。電車に乗ってても、バスを待ってても、もうそこいら中で読んでる人を見かけるもの。私も3つほど読んだわ。”ねじまき鳥クロニクル”、”羊をめぐる冒険”、それに”1973年のピンボール”。私、”ねじまき鳥クロニクル”が1番良かった!」


「うん、僕も全部読んだよ。でも実を言うと、僕の一番のおすすめは”DANCE DANCE DANCE" なんだけどね。僕の最も好きな小説のひとつ。ちょっと変わってるけどね。それから、”世界の終わりとハードボイルドワンダーランド”もすごくいい。あとは”ノルウェーの森”は知ってる? これが彼の作品では一番売れたんだ。」

「へー、どれも読んだことないわ。でも面白そう。今度読んでみる!」

       
               ★


…しばらく歩くと、僕らは裏通りに小さな神社を見つけた。
こんな都会のど真ん中に、不釣合いにもこんな場所があるのだから、
東京って不思議な街だ。

「ねえ、コレ何? お寺でしょ? 私、知ってるわ。
ちょっと覗いて見ましょうよ!」


ウン、これは、まあ、お寺じゃなくて神…」

 
この時彼女はすでに僕の手を引いて、境内の方に向かって歩き始めていた。
まだ薄暗い、夜明け前の神社の中はそう気味のいいものではなかったけれど、彼女の好奇心はそんなことお構いなしのようだった。

「この大きな鈴みたいのは、何?」と、彼女。


「ああ、それは実際大きい鈴で、参拝する前に神様をたたき起こすのに使うんだ。その太いロープのところを揺らして。それから手を2回、いや3回だったかな?叩いてお辞儀して、願い事をとなえる。それが典型的な神道儀式なんだ。」

と、僕は境内を指差しながら説明した。

「へー、よく知ってるのね…」

 
と、その時、一匹のセミが僕らの方めがけて飛んできた。
物凄い泣き声をたてながら、僕らのすぐ頭上をかすめる…

「キャー、何アレ!! コワーイ


どうやら寒いロシアでは、セミを見たことがないようだ。


「ああ、ただの虫だよ。セミっていうんだ。噛んだりしない。


「そう、よかった。びっくりした!」


「ははは。」



              ★



それから更に少し歩いて、僕らはホテルに着いた。

お別れの時間だ。


どんな出会いにも別れはある。


「今日は楽しかった、tak。 あなたのお陰よ。」


「はは、僕は何もしてないよ。
…ねえ…  僕たちまた、会えるかな?」



「(one more time)happy birthday, tak. you know, ya each ages have its greatest moments, yeah?
good luck… if that's the destiny, we'll see each other again, someday. see ya… (もう一度、誕生日おめでとう、tak。 ねえ、知ってる? あなたのどの年齢にも、その時その時最高の瞬間があるの。
幸運をネ! もしそれが運命なら、私達いつかまた会えると思う…)」


…そして僕らは、とまどいながらも、この日が初対面だったにしては少々長いくらいのハグをした。
お互い、言葉は交わさなかった。


もちろん、この時僕はもう、淡い恋心を抱くには少しばかり年を取り過ぎていたから、僕らの関係はもうこれきりだろうと思っていた。
 

形式ばかりにメールアドレスを交換し、僕は


「きっとメールするよ」


と言って、


後ろは振り向かずにその場を立ち去った。



…さよなら



…つづく



  〜 (僕の読んだ)村上春樹作品集 〜

   
   「羊をめぐる冒険〈上〉

   
   「羊をめぐる冒険〈下〉

   
   「風の歌を聴け


   「1973年のピンボール


   「ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編


   「ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編


   「ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編


   「ダンス・ダンス・ダンス〈上〉


   「ダンス・ダンス・ダンス〈下〉


   「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉


   「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉


   「ノルウェイの森 上


   「ノルウェイの森 下


   「スプートニクの恋人


   「 キャッチャー・イン・ザ・ライ」(サリンジャーの”ライ麦畑でつかまえて”、村上春樹訳)


*村上作品は万人が楽しめるという類のものではないのでご注意を…


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tak_913 at 00:38|PermalinkComments(0)TrackBack(1) LOVE LETTERS 

October 16, 2005

よい教材は、書店にいくらでもあります

ここでは僕のおすすめ書籍を紹介したいと思います。
どれも僕が実際に使用したものなので、
使用者としての視点で解説します。


まずは、目次の「おすすめ英語学習法」の中で紹介している


 ■Duo 3.0

 ■「あなたのためのルウレ方式―英語長文読解ハイレベルトレーニング

 ■「All in one (Part1))

 ■「All in One (Part2))



の4冊。いずれも英検、TOEIC等の受験英語はもちろん、
英会話能力を養うのにもかなり有効
なので、おすすめです。


それから、他に


 ■「ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉
 
 …こちらは、英語学習者がいかにしてネイティブスピーカーに近い前置詞(in, on, at, to, for, with, by 等ですね。)の使い分けを身につけるかを、理論ではなく”イメージ”で捉える訓練に徹した1冊です。前置詞の使い分けは英文を組み立てる時にとても重要なカギになるのですが、これらを的確に使い分ける力をつけるのは、理論だけで説明されても不可能なので、このような本がとても重宝します。とくに英会話能力をつけたい人におすすめです。
 
それから


 ■「ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく
 
 上記の”ネイティブスピーカーの前置詞”の姉妹編です。
このネイティブスピーカーシリーズの姉妹編は、全部で6つあるのですが、
どれも英語を難しい理論で学術的に解説するのではなく、感覚に訴えてイメージづける努力ががなされているので、とても有益です。英会話向上、英検、TOEIC等にもお薦めです。
 
 
■「Be plus! 前置詞が驚くほどよくわかる!
 
先に紹介した”All in One" の姉妹編です。
よくできた教材の姉妹編はやはりよくできたもので、
こちらはいわゆる”Be動詞”is, are, am, be 等ですね)の使い方を、
やはりイメージに訴えかけて訓練するタイプの一冊です。
Be動詞は簡単なようでいて、やはり英文構成の重要部分を担うので、
これを養うのにとても有効です。英会話向上におすすめです

それにしても、僕はこの手の”イメージ系”教材が大好きです。
結構めんどうくさがりなものですから…


 ■「第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方
 
 これは僕の愛読書「JAPAN TIMES」の記者”伊藤サム”氏が執筆したものです。
英字新聞の記事の一部を参考に、理論的かつシンプルな英文の書き方(及び読み方)を解説したものです。

”英文の書き方”などというと何だかとても難しそうで、とても遠い話のように感じるかもしれませんが、英字新聞がまだあまり読めなかった頃の僕が読んで、その英語感を大きく変えさせられた1冊なので、とてもおすすめです。

ただし、英検2級以上になってからの方がいいとは思います。
英文を書く力を養うことは、そのまま会話力をつけることに直結するので、この1冊読んでから、英文日記を付ける習慣をつけるとメキメキと英語力が上がります。
試してみて下さい。


 ■「第一線の記者が教える英文記事の読み方

 こちらも上記「ネイティブに通じる英語の書き方」の伊藤サム氏の執筆です。
内容は主に”英字新聞”の読み方で、さすがに英字誌記者が書いたものだけあって、とても理にかなった、英語学習者にとっては有力教材です。


 その他にも、随時アップしていきたいと思います。



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tak_913 at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お薦め教材・書籍 

あの日彼女がくれたもの part1(実話です)

「well..., hi, what's up?

    Where are you from?」 と僕。 

2人のうち答えたのはブロンドでブルーアイ、白人にしては体の小さい、少し幼いくらいの見た目の方の子だった。

「hi, hello. I'm from Russia.
and, she's from New York. You Japanese? Living around here? 」

…ちょっと意外だった。多分、無視されるだろうと思っていたのに、
質問までつけて答えくれたからだ。

「well, yes. We're all Japanese and living in Tokyo.
...you speak English very well, Why? 」と僕。

今考えたら変な質問だけれど、
この時僕は、ロシア人の彼女がなぜこうも流暢に英語を話すのか不思議だった。

「Well, it's probably because, I don't speak Japanese, you can't understand Russian... that's why I'm answering you in English」

彼女は日本語を話せないし、僕はロシア語を理解出来ないだろうから...

なんて合理的な答えだろう? 


あまりに関心した僕は、彼女にワインを一杯おごることにした。


「私、そんなに変わったこと言った?」と彼女。

「いや、全然。妙に納得しただけ。僕の名前はtak。君は? 
 日本には観光で?」 と僕。

「私はエレナ。日本には仕事でよ。
 私、モスクワで日系企業に勤めてるの。
 ところであなた、ティーンネイジャーでしょ? こんなに遅くまで大丈夫なの?」


 …オーケー、僕は今日で30になるんだよ


「ほんとに? 今日が誕生日? 30才?
信じられな〜いっ!」

このへんのリアクションは、どの国の女の子も一緒のよう。

「そうかあ、じゃあ、おごられてる場合じゃないわね。
今度は私が一杯おごるわ。ハッピーバースデー。」

 great girl…
    
      
        ★


 その後も僕らは時間も、
それがもともとhideに頼まれて始まったナンパだったことも忘れて
そのバーで何時間も話をした。

彼女の生い立ち、年齢(26才だった。僕は22,3だと思ったので意外だった。)、音楽の好み、好きな映画、日本の印象…
彼女は気さくに、ずいぶんと色々な話をしてくれた。
もちろん、僕の方も喋り過ぎるくらいにたくさん僕のことを話した。

真っ白なイブニングドレスを着た彼女は、どこか壊れやすそうで、
この世ものじゃないみたいな、はかなさを感じた。


        ★


hideはとっくにあきらめてtakeshiと一緒に、どこかの日本人の女の子たちのグループと盛り上がっていた。

ところでtoshiはというと、
なぜか英語力ゼロにもかかわらず、これまた日本語力ゼロのエレナの同僚の例のアメリカ人の女の子と、妙に楽しそうに盛り上がっていた。

この手の奇跡も、たまには存在するのか?


もうすっかり夜も更けて、終電もなくなっていたから、
僕はエレナに彼女のホテルまで送っていくよと申し出た。
彼女は歩いて20分くらいのところにホテルをとっていた。

彼女の友人も、別のホテルにタクシーで帰るとのことだった。

「うん、ありがとう。
そうしてくれると助かるわ。この辺よく分からないし、やっぱり夜の一人歩きはこわいから。」


 …そして僕らはホテルに向かって歩き出した。
 時間はもう、AM4を回っていた。



  …つづく



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tak_913 at 14:26|PermalinkComments(1)TrackBack(0) LOVE LETTERS 

October 15, 2005

In the bar , 8 28, 2003(実話です)

このバーに来るのは何年振りだろう?

いや、もしかしたら、来るのさえ初めてだったかも知れない。


話の面白いバーテンがいるとか、
注文するこちら恥ずかしくなってしまうような名前のカクテルがあるとか、

取り立ててこれといった特徴のない地下のバーだから、
果たしてここが初めてだったかどうかも、はっきり覚えてない。

それにしても、よく客だけは入っている。
渋谷という場所柄、あまりシックなのは期待していなかったけれど、
まあ、そう悪くもない雰囲気だった。

それから、幾組かの外国人客も…


「乾杯! ともあれ、tak、誕生日おめでとう!」
 
とはhide。相変わらず、元気のいいやつ。


「おお、ありがとう。乾杯。」

「最近どうなの? 仕事は? 彼女は?」と、toshi。

「仕事は順調、彼女はぼちぼちだね。」と、僕。

「ふ〜ん、答えとも言えない答えだね。覇気がないよ。」toshi。

「いや、takはさあ、相変わらず傷心で、女の子にまだ興味わかないみたいよ。でももう、2年近くにもなるだろ、彼女と別れて?お前も30になるし、そろそろ次いってみたら?」

とはtakeshi。相変わらず彼固有の方法論で、いつもどおり的確なアドバイス。

「そうだね…。 そうしてみるよ。」
       
       
       *


「なあ、tak。見てみ、あそこ。」

「ん!?」


芳香剤みたいなな匂いのする、
聞き慣れない名前のカクテルで幾分気分の良くなっていた僕は、
hideの一言に耳を傾けた。

「あそこの外人の女の子2人組。どこから来たのかな?
 tak、英語話せるんだから、ちょっと聞いてみてくれよ。」

「ん?ああ、その場合は、"Where are you from?" から始めて、
まあその次は"What are you drinkig?" あたりから話題を広げれば、た…」

「分かった、じゃあ、それで行こう。頼むぜ!」


オーケーhide 、行くのは俺なんだね。


…つづく



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tak_913 at 03:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) LOVE LETTERS 

October 14, 2005

あの日、エレナに出逢った 〜2003年8月28日〜(実話です)

「tak, おまえさあ、気持ちは分かるけど、もうそろそろ誰かいい子見つけたら?
結婚秒読みだったとはとはいえ、別れちゃったのは縁がなかったってことだろ?」

 とは、僕の15年来の友人takeshiのアドバイス…、
  
相変わらず、破局騒動でヤワになってる僕にも遠慮のない、直球コメント。

「今日はさあ、おまえの誕生日だろ?
hideとtoshiにも声掛けてあっから、久々に飲みいこうぜ。おごるからさ。」

「…いや、まあいいけどさ。でも、オール(ナイト)はしないぜ。
俺、明日も仕事だし。それからちなみに、俺の誕生日明日だし。」

「おいおい、主役がそんなにテンション低くてどうすんの?
おまえの誕生日が明日なのはわかってるよ。飲みながら日付をまたげば一緒だろ?」
 
やれやれ、オールかよ…」


 実際、久々に訪れる夜の渋谷はどこかなつかしく、

10代、20台前半の頃には何の思い入れも無くこの街をただ友人達とさまよっていた僕も、

この日いよいよ、30歳になろうとしていた。

「おお、tak久しぶり!元気にしてた?」

「やあ、hide。元気だよ。toshiもしばらくだったな。」

2人に会うのは、もう1年ぶりくらいか?
2人とも僕より2つほど年下で、付き合いは10年超。

「takももう、30だな? 俺たちもこの分だとすぐ三十路だな。」
とは、toshi。

 …オーケー、ともあれ、パーティーを始めよう

もうPM10。 夜は思ってるほど、長くないし…


…つづく


 
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tak_913 at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(1) LOVE LETTERS 

October 12, 2005

CDマガジンを活用してボキャブラ増

僕が活用した教材(?)のひとつに、
CD付きリスニングマガジンというのがあります。

どんなものだか想像できますか?

ちなみに、僕が愛用していたのは


「NON STOP ENGLISH WAVE」
   というCDマガジンなのですが、


こちらは主に英語圏の国々の音楽や映画情報、芸能情報、カルチャーなどを
DJつきのトーク番組風に収録したCDに、
A5サイズで60ページ程度の英字マガジン(もちろん日本語の解説も付いている)が付いたものです。

構成的には、CDの方はネイティブの英語でテンポよくドンドン
hotな情報を、時に実際のセレブをゲストに招待して紹介し、

マガジンの方には、CDの内容をおさらい出来るように会話内容を全文、
解説まで付けて掲載しています。

ですから一冊で、
リスニングとリーディングが、
映画や音楽情報を取り込みながらインプット出来るというものです。


この手のお楽しみ教材はたくさん出回っているので、
探したらまだまだいろいろ良いものがあるのかもしれませんが、

楽しみながらでないと勉強出来なかった僕にとっては、
あきさせずに、ボキャブラリを確実に補強してくれたアイテムであったのは間違いないので、ここに紹介します

会話力を磨きたい人にお薦めです


〜その他のCDマガジン〜


  ■「ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル)CD付き」
  
  ■「CNN English Express(CD付き)」
   
  ■週刊ST2冊とSTニュースCD1点セット (週刊STについては”こちら”を参照してください)


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tak_913 at 01:10|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 楽しみながらもレベルUP法 

October 10, 2005

ネイティブスピーカーにはなれません…

このタイトル、極論かもしれませんが、
僕達外国人(英語圏の人から見て)は、結局のところどんなにがんばっても、

絶対にネイティブスピーカーにはなれません

もちろん、例えばあなたが英語圏の国に10年以上住んで、
英語以外一切使わずにいたら、それは相当の英語力を獲得できると思いますが、

それでも恐らく、ネイティブスピーカーから見たらあなたが外国人なのは、あなたの発音からすぐに理解できることでしょう。

ですから、大切なのは英語を覚えてネイティブスピーカーを真似るのではなく、
多少稚拙になってもいいからシンプルな表現で、きちんと伝わる英語を話すことを目標にすることだと思います。


僕は現在の職場で、欧米人だけでなく多くのアジア諸国からのゲストと英語でコミュ二ケーションしていますが、彼らの英語は、発音だけ見たらそれはひどい(もちろん皆が皆ではないですが)ものです。

けれども、文法や語彙的にはかなり秀逸で、本当によく勉強しているのだなと、
いつも関心させられます。それに彼らは、発音の悪さにおそれなど微塵も感じておらず、その自信に満ちたスピーキングには圧倒されそうになることすらあります。


僕は彼らの英語に対する姿勢こそ、
まさに日本人が見習うべきところだと思うのです。


肩の力を抜いて、身の丈の英語を習得しましょう!

英語は学術ではありません。

習得してからこそ、楽しみが待っています


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tak_913 at 00:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 英語は簡単? 

October 03, 2005

英会話喫茶って…?

みなさんは

英会話喫茶」の存在を知っていますか?


そう、なさそうで、あるんです。そんな喫茶が…


知っている人は知っているかもしれませんが、

その名のとおり、

そこではあらゆる国からのゲストが、

お茶を飲みながらそれぞれの思いを熱く、


すべて英語で語り合う喫茶店です(喫茶店って…なつかしい響き


なんだかとってもインターナショナルな雰囲気ですね?


料金はそんなに高くない上に、

いろいろなイベントごとなども催してとっても盛り上がっているので、

こちらも利用しない手はなさそうです、ネ?


今回とりあえず、東京のものひとつ紹介しますが、

この手のカフェは全国どこにでもあると思うので、

興味のある方はネットで検索かけてみましょう!


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tak_913 at 00:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 英語で出来る、あんなこと、こんなこと 
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