2009年04月10日

人工無能に関する研究

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人工無能の最初のシステム ELIZA についての文献は以下です。

もともとはカウンセリング手法など(の表面上だけ)を真似て作られています。
手続きとして、会話の内容を理解する必要はほとんどなく、
言ってみればただ単にダラダラ会話を継続出来ていればよい.....のです。

ELIZA
a computer program for the study of natural language communication between man and machine
Joseph Weizenbaum
Communications of the ACM Vol 9 Number 1 January, 1966
                  
ELIZA is a program operating within the MAC time-sharing system at MIT which makes certain kinds of natural language
conversation between man and computer possible.
Input sentencesare analyzed on the basis of decomposition rules whichare triggered by key words appearing in the input text.
Responses are generated by reassembly rules associated with selected decomposition rules. The fundamental technical problems
with which ELIZA is concerned are: (1) the identification of key words, (2) the discovery of minimal context, (3) the choice
of appropriate transformations, (4) generation of responses in the absence of key words, and (5) the provision of an editing
capability for ELIZA "scripts". A discussion of some psychological issues relevant to the ELIZA approach as well as of future developments concludes the paper.


ELIZAのスクリプトも書かれています。




あくまでこれは玩具であると考える科学者が圧倒的多数のようで、
事実、玩具であるという認識は正しいのですが、
実際に開発している人でさえ、本気で会話をさせようというつもりのスタンスは極少数に見えます。


人工無能の実現方法にはこのようなものがあります

・マルコフ文生成  (酢鶏

ユーザの過去の発言を含めた複数の文を形態素解析し、
単語をマルコフ連鎖で組み合わせて文を生成する

・ログ型   (ロイディ) 
過去ログから、ユーザの発言と類似する文を見つけ
応答の材料として利用する。
この時、文中の単語を別の単語に置換するなどする。
         

・辞書型  (ロリポおじさん

予め応答文辞書を保持しておいて、
会話文にあった応答を選択する。

・論理型
ほとんど見かけませんが、ある種のエキスパートシステムなども人工無能といえるようです。


人工無能がユーザの発言中の語句を頻繁に応答の中に返してくる原因は、このようにユーザの文を直接的、間接的に利用するためです 。


内部的な処理は、
割と安直な設計であるはずで、研究的価値はほどんど認められません。(設計レベルでは)
もちろん、それは実装レベルでの困難さとは別問題です。



運用形態によっても分類ができます。

○stand alone
現在はキャラクタとして画面に表示されるものが主流であるが、グラフィックが重視される傾向がある。
機能としては辞書ツールナスケジューリングサポートの役割を担うものが多い。
また、ユーザとの対話を行わずに勝手に喋るタイプも存在し、
これは先に述べたが対話機能よりもグラフィック(キャラクタ)を重視する傾向によるものであると考えられる。







cocolo





webkare




○networking
この型はCGIやIRCなどを利用して複数のユーザによって操作されるものが一般的である。
この人工無能に学習機能を持たせる事で、
不特定多数のユーザと対話が可能となることを利用して、
様々な言葉を学習する機会を多く設けることができる。





sudori



意味理解システムに関する研究 : 人口無脳からのアプローチ(思考と知識検索・獲得,一般)
山野邉教雄
亀田弘之
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語
107(387) pp,55-59 20071207



わたくしはたびたび著書中でもそのように延べ、人に対してそのように話している つもりですが、
splogはある種の人工無能であり、
あるsplogが人間によって書かれていると錯覚する理由も、 ELIZA効果 によるものです。



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