空を見上げて

実戦の詰将棋(217)

2016-09-29e

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え  ▲4一飛成△1二玉▲2四桂△同銀▲2二金△同玉▲3二銀成△1二玉▲2一龍までの手詰

2016-09-29d

 4図はこの詰将棋の基になった第37期名人戦七番勝負第4局中原誠名人対米長邦雄棋王戦の終盤の局面です。
 実戦はここから、▲3二角成△同玉▲4三銀△2一玉と進み、上の詰将棋の基の局面となりました。
 本当はこの4図の局面を基にした詰将棋をと思ったのですが、ここからの手順の△2一玉のところを△2二玉とされると合い駒の関係(詰将棋の場合持ち駒が限定されない)で詰まないようなので、ここから4手進んだ局面を使用しました。

 なお、この将棋は先手の中原名人に▲5七銀(3図の次の一手が▲5七銀です)の妙手が出た将棋として有名です。

2016-09-29c

 自分もこの将棋は、雑誌、テレビで何度か見たことがあるのですが、例によってよく覚えていません。
 少し局面を遡りますが、そもそも、どうしてこの局面になったかといいますと、

2016-09-29a

 1図は、先手が▲5九飛と▲5四銀で5筋を攻撃したところです。ここから、△5八歩▲同飛△3六馬▲4三銀成△5八馬~とほぼ必然の手順を経て2図となりました。

2016-09-29b

 2図から、△4九飛(詰めろ)▲5九歩△6九銀▲8八玉△6七馬▲3三歩△同桂で3図となります。

2016-09-29c

 そして、3図で妙手▲5七銀が指されたという訳です。



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飛車寄りで仕掛けを誘う~第3回全日本プロ、谷川名人対森八段戦

2016-11-16d

 2図は、第3期全日本プロトーナメント決勝第1局、谷川浩司名人対森けいニ八段戦(S60.2.20)の中盤の局面です。
 先手陣はほぼベストな状態に見えますので仕掛けたいところですが攻め手がよく分かりません。
 仕方がないので▲9八香から穴熊を見せながら戦機を待つのかななどと考えていましたが、谷川名人の次の一手は▲3八飛でした。

 2016-11-16c

 1図はこの将棋の少し前の局面です。後手の森八段が4一飛と寄って△4五歩からの仕掛けを見せた手に対して先手は▲4八飛と寄って仕掛けを防ぎました。
 そういう経緯がありましたので、なおさら2図で▲3八飛と寄る手は盲点でした。
 1図から、▲3八飛△4五歩▲4八飛で3図となりました。

2016-11-16e

 ▲3八飛と寄って△4五歩を誘い▲4八飛と振り戻して戦いにする。これで先手が有利になったという訳ではないかもしれませんが、勉強になる指し方でした。



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実戦の詰将棋(216)

2016-09-27a

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え  ▲5二銀△3二玉▲4一馬△2二玉▲2三金までの手詰



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飛車を成り込んで勝負~第4期竜王戦塚田八段対石田八段戦

2016-11-15d

 1図は、第4期竜王戦、塚田泰明八段対石田和雄八段戦(H3.8.8)の終盤の局面です。
 先手の2九の飛車が後手の4七角で取りになっています。
 ここで、飛車が逃げても勝てそうにないなと思って並べていますと、ここから、先手の塚田八段は▲4一銀と放り込みました。
 これに対して「△4三玉▲2三飛成△5六角成ならまだ大変だった。」との解説でしたが、本譜は△4一同玉▲2三飛成△3二銀で2図となりました。

2016-11-15e

 次の一手は自分のよどんだ頭には浮かびませんでしたが、良い手がありました。
 2図から▲3四歩△2三銀▲3三歩成~以下、105手で先手の塚田八段が勝利しました。

2016-11-15f

 1図では先手が不利かと思い、自分が先手ですとほとんど諦めてしまうところですが、飛車が成り込むと戦える局面だったようです。



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実戦の詰将棋(215)

2016-09-25a

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え  ▲3三銀△同歩▲2三銀△3一玉▲3二金までの手詰



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