空を見上げて

実戦の詰将棋(286)

2017-07-06a

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え ⇒ ▲5五金△同玉▲5六金までの手詰



taka11281taka11281  at 00:07  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 3手詰  

一歩の受け~第74期順位戦A級、佐藤天彦八段対久保利明九段戦より

 第74期順位戦A組、佐藤天彦八段対久保利明九段戦(2016.02.01)の終盤を並べてみました。

2017-06-18a

 後手玉は7四にいます。先手は7二龍、7七香、7六角などで後手玉をもう少しで捕まえられそうです。そんなとき、後手の久保九段が△9七銀(1図)と打ちこんできました。
 次に△9八銀打の詰めよです。後手の龍が5九にいるため▲9七同桂とは取れません。1図で▲9八歩と受け△6八龍で2図となりました。

2017-06-18b

 2図で▲6八同金は△8八金(銀打)で詰まされてしまいます。
 自分が先手ですと1図で▲9八歩と受けたときこの△6八龍は見えていない可能性が高く、焦ってしまうところですが、もちろん佐藤八段の読み筋には入っています。
 2図から▲6五銀△同金▲同角(6五角と7七香の両王手)△6四玉▲7五角で3図となりました。

2017-06-18c

 3図から△5五玉▲5六歩△4四玉▲9七角(銀をとって自玉の詰めよを消す)△7八龍▲5二龍で4図となりました。

2017-06-18d

 4図は▲5三角成からの詰めよになっています。
 4図から△8八銀▲同角△6八金で5図となりました。

2017-06-18e

 5図の先手玉は詰めよです。後手玉に詰みがあれば話は簡単ですがはたしてどうなるのかと並べますと▲7九歩(6図)と受けました。

2017-06-18f

 一歩で受けが利くのですね。
 6図から△8八龍▲同玉△6五銀▲3四金△同玉▲3六飛までの128手で先手の佐藤天彦八段が勝利しました。

2017-07-19a



taka11281taka11281  at 00:07  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 佐藤天彦 | 次の一手など 

井上こども将棋教室(7/15)の結果

 7月15日(土)のこども教室にはS君1名の参加があり平手戦(15分、30秒)を2局行いました。
 S君は四間飛車党です。S君が先手の時は角交換型を後手の時は角道を止める四間飛車を採用することが多いようです。
 まだこちらに余裕があった時は、四間飛車に対して棒銀、穴熊、引き角など色々な作戦で挑み色々経験してもらおうと思って対局しました。
 また、相振り飛車になった時の指し方がちょっと分からないと相談があった時は自分が普段相振り飛車を指さないため「相振り飛車を指しこなす本1」、「同2」(いずれも藤井 猛著、浅川書房発行)で勉強して相振り飛車で対局したこともあります。
 しかし、最近はS君の力が上がり自分に余裕がありません。指導というよりほとんど対等な対局に近くなっています。
 勝ちを優先し自分が勝ちやすいと思う戦法で対局しています。
 自分は対角交換型振り飛車は苦手です。そのため、なるべく角交換にならないような駒組みで臨みます。
 相振り飛車も最近は指しません。やはりにわか仕込みでは底が知れています。
 という訳で、S君には満足な指導をできているのか甚だ疑問ではありますが、まだ、少しの間は実戦を通して力を付けていただくという意味でお役に立つかもしれません。
 本当のところはS君はほとんど有段者の実力があると思いますので自分より2,3級上の力を持つ方に指導してもらえばもっと上達するような気がしています。
 将棋をこれから覚えたいと思っている子、初心者、初級者、級位者の指導はできそうに思いますが自分に近い棋力の方の指導はなかなか難しいです。
 取り留めのない文章になりましたが、井上こども将棋教室は第一土曜日に開催していますが、それ以外の土曜日も予定が空いていれば開催しておりますので将棋を覚えてみたい方、初心者~級位者の方(有段者の方には実戦のお相手をします)ご一報ください。



taka11281taka11281  at 09:11  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 井上こども将棋教室  

第75回全道将棋選手権大会、中堅が活躍

 

 

 

 7月16日、17日の二日間にわたり開催された標記大会の結果、優勝湯上真司さん(札幌地区)、準優勝坂木祐介さん(函館地区)となりました。
 9月2~4日に東京で開催される全日本アマ名人戦には、道内から湯上さんと坂木さん、すでに出場権を得ている横山大樹さんが出場します。
 
719日の北海道新聞朝刊の全道将棋選手権大会の記事に屋敷伸之審判長の話が掲載されていました。

以下、同記事からの転載です。

 審判長・屋敷伸之九段の話

 昨年は若手の活躍が目立ったが、今回勝ち残ったのは20代後半から30代後半の中堅で(この大会)常連が多く、中盤まで難しい対局が多かった。
 決勝もそうだったが、湯上さんは勝ちが見えてからは優勝経験者らしい安定感で押し切った。
 斉藤さんも終盤のまとめ方がうまく成長している。
 横山君が朝日アマ名人になるなど全国の大会で活躍していることも中堅の刺激になっているのだろう。

以上、転載です。
 なお、同大会の結果・棋譜は日本将棋連盟北海道支部連合会のホームページでご覧になれます。



taka11281taka11281  at 00:07  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 道内大会の結果  

実戦の次の一手(18)

2017-07-03a

 1図は第46期順位戦C級2組、羽生善治四段対大島映二五段戦(1988.1.19)の終盤の局面です。
 角とその陰の玉を狙って香を打たれたところです。
 先手の羽生四段の次の一手をお考えください。
 
 正解は
 …
 …
 …

 ▲7三角打でした。以下、△9五香▲同角成△7九角~と進みました。
 
 『しぶとい受け。』との解説でした。



taka11281taka11281  at 00:07  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 次の一手など