空を見上げて

第76期順位戦、石田四段初戦勝利

 6月15日、第76期順位戦C級2組1回戦、佐藤紳哉七段対石田直裕四段戦が東京将棋会館で行われました。
 戦型は角換わり(先手4八金2九飛、後手も6二金8一飛型)となりました。

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 1図から後手の石田四段は自玉頭から△4四歩と開戦し、▲5五歩△4五銀▲同桂△同歩▲同銀△4七歩~と戦いが続きました。
 少し進んで2図となりました。

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 2図の△1三角は次に△3八桂成(成桂での飛車取りと角の王手)の狙いがあります。
 2図から▲3五銀△同歩▲4六金△3七銀~と戦いが繰り広げられ、一時は互いに入玉も考えられる展開となりました。
 しばらく進んで3図となりました。

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 3図の▲8一馬と飛車を取った手に対して△7三香と上から押さえました。
 以下、熱戦が続きましたが後手の石田四段が126手で寄せきりました。

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居飛車△7二銀の弱点

 1図は第75期順位戦A級7回戦、屋敷九段対広瀬八段戦(2017.1.12)の序盤の局面で後手の広瀬八段が△7二銀と上がったところです。

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 この△7二銀に替えて、△6二銀と上がる手(参考図)も良く指されると思います。

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 この△7二銀と△6二銀の違いについて考えてみました。
 △7二銀型の長所として考えられるのは、①△8三銀から棒銀に出る含みがあること、②1図のまま2、3筋で戦いになった場合、後手右翼への玉の逃げ道があること、③飛車交換になった場合6二銀型より飛車の打ち込みに強い、などが考えられると思います。
 そんな良い点がたくさんある△7二銀型ですが弱点もあるようです。それは5三の地点が弱いということだと思います。
 1図から▲3六歩△6四歩▲3七桂△4二玉で2図となりました。

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 △3二銀型の弱点、5三の地点を狙うとすれば▲3七桂~▲4五桂と桂を使った速攻でで5三地点を狙う作戦が考えられます。
 本譜は2図から▲3五歩△同歩▲4五桂△4五銀~と進みましたが、2図から▲4五桂といきなり跳ねる手も考えられるようです。
 その後、△2二銀▲2四歩△同歩▲同飛△4四歩(変化図1)と進んだとしますと

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 変化図1から▲5三桂成△同玉▲2二飛成△同金△3一角で変化図2となります。

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 変化図2からたぶん後手は4二飛と打つのかなと思いますが、その後先手の攻めが続かかどうか、良い勝負かもしれません。

 なお、本譜は中盤で3図の局面を迎えました。

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 3図の△7六角は直接の狙いは△6五歩のようです。
 3図から、本譜でも▲5三桂成が出現しました。
 3図から▲2二歩△同金▲5三桂成△同玉▲4五歩で4図となりました。
 
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 4図は先手が指せそうに見えます。

 なお、変化図に関する記事はYou-Tubeの将棋実況チャンネル【クロノ】の朝の棋譜並べLive28▲屋敷伸之九段VS△広瀬章人八段(角換わり4五桂急戦)【2017/5/21】の解説を、本譜に関する記事は名人戦棋譜速報の解説を大いに参考にさせていただきました。



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実戦の詰将棋(275)

2017-04-26b

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え ⇒ ▲4一飛成△同金▲5三金△3二玉▲4一馬△2二玉▲2三金までの手詰



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飛車の美濃囲い~第47回NHK杯、小倉五段対村山八段戦

2017-05-20b

 2図は、第47回NHK杯2回戦、小倉久史五段対村山聖八段戦の中盤の局面です。
 同局の観戦記がNHKテキスト将棋講座2017年1月号「リバイバルNHK杯伝説の名勝負」に掲載されていました。
 先手小倉五段の飛車が2八にいて飛車の美濃囲いとなっています。
 どうしてこのような形になったのか不思議ですが、

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 1図から▲2七銀~▲2八飛と後手玉頭を狙って飛車を振り戻した形から出発しました。
 2図を経てしばらく進んで3図となりました。

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 3図の▲4四歩は次に▲2五飛(王手、6五の桂取り)を狙っています。後手が困ったように見えますが次の村山八段の一手は勉強になりました。
 3図から△7三角▲2五飛△2四歩▲6五飛△6四飛で4図となりました。

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 4図の△6五飛とぶつけるために△7三角と引いたのですね。
 将棋は98手で後手の村山八段が勝利しました。

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挑戦者の横山さんがタイトル奪取 朝日アマ将棋名人戦

※ 以下、朝日新聞DIGITAL(2017.6
.11)からの転載です。

 第40期朝日アマチュア将棋名人戦三番勝負(朝日新聞社主催、日本将棋連盟後援、日本アマチュア将棋連盟協力)が10、11の両日、神奈川県湯河原町の「ゆがわら石亭」で指され、挑戦者の横山大樹さん(27)が稲葉聡・朝日アマ名人(31)に2勝1敗で勝ち、タイトルを奪取した。横山さんは初の朝日アマ名人となった。

 両者は共に立命館大のOB。10日午後の第1局は稲葉さんが勝ったが、11日午前の第2局、午後の第3局は横山さんが連勝する逆転劇だった。横山さんは「タイトル獲得は、まだ実感が湧かない。最後まで諦めずに指せたのが良かった」と話した。両者は17日、朝日杯将棋オープン戦のプロアマ一斉対局に出場し、プロと対戦する。(村瀬信也)



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