空を見上げて

坂田流向かい飛車対策~第75回全道将棋選手権、斉藤さん対辻さん戦(2)

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 4図から▲5五歩△4五角(△同銀は▲3五馬)▲4六歩△1二角と後手の攻めの主力の角を追ってから▲6六馬と飛車を馬の射程に入れ、△3六歩で5図となりました。

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 5図から▲4五歩でいったん追った角を4五に呼んでから▲5八金と自陣を引き締め手を渡しました。難しい手順の組み合わせです。
 つづいて、△3三桂▲3六歩△同金▲3七銀(!)△同金▲同桂(4五の角取り)で6図となりました。

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 6図から△1二角▲4五歩△同桂▲同桂△2八歩成で7図となりました。

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坂田流向かい飛車対策~第75回全道将棋選手権、斉藤さん対辻さん戦(1)

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も当ブログ、伊達将棋道場支部をよろしくお願いいたします。
 お正月三が日は斉藤豪士さん対辻 文彦戦でお楽しみください。
 本文にも書きましたが、解説者の棋力がいま一つで残念ですが、両者の素晴らしい戦い方が少しでも伝わればと思います。

 2017年7月に開催された第75回全道将棋選手権0回戦、斉藤豪士さん(苫小牧)対辻 文彦さん(北見)戦は珍しい坂田流向かい飛車の戦いとなりました。
 個人的に興味のある戦型でしたので自分なりに勉強してみました。
 以下の手の解説、感想などは自分が感じたもので、その信ぴょう性が定かでないのが残念なところです。

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 1図は後手の辻さんが△2四歩▲同歩△同金と飛車先から逆襲してきたところです。
 後手陣の5八玉型が自分の知らない形です。
 ずいぶん昔の本で恐縮ですが「戦法別・ライバルを負かす法」(著:小林健二、発行所:創元社、1988年4月発行)

ライバルを負かす法

では△5二玉のところを△5二金で解説していました。
 
 少し進んで2図となりました。

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 先手は8三に馬を作りました。この馬の働き方で優劣が決まるのでしょうか。
 後手は5四角と打って2筋突破を狙います。
 自分が先手ですと簡単に2筋を破られてしまうのですが、どう進むのでしょうか。
 2図から▲5六歩(角を狙う)△4四銀▲8四馬(馬を引いて使う準備)で3図となりました。

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 3図から△2六歩▲同歩△同金▲5七馬(▲2三歩又は▲2四歩と打てる)△2七歩▲1八飛△3五歩(馬筋を止める)で4図となりました。

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NHKテレビ~第43回将棋の日㏌札幌を観て

 12月24日にEテレで放送された「第43回将棋の日㏌札幌」を録画で視聴しました。
 会場での「どさんこリレー対局」、「次の一手名人戦」の他に司会の山口恵梨子女流二段による札幌の名所紹介などを織り交ぜ、道外の将棋ファンにも楽しめる内容だったと思います。
 自分は特に「次の一手名人戦」が楽しかったです。
 先手が佐藤天彦名人、後手が久保利明王将でした。初手から1手30秒未満の秒読みです。

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 1図で何回目かの次の一手の出題となり立会人の佐藤康光連盟会長が久保王将に「次の一手を封じてください。」と呼びかけ、久保王将が次の一手を封じることになりました。
 久保王将は秒読みの中で考え続け、「封じます」と言うのかと思ったそのとき、読みに集中するあまり「封じ手」のことを忘れ、指そうと盤上に手を伸ばしかけ、対局者の佐藤名人が「あぁぁ・・・」と小さく驚きの声を上げ、久保王将がハッ気づいて手を引っ込めるというハプニングがありました。これも見ていて面白かったです。
 最初の予想者は工藤 学北海道支部連合会会長でした。予想手は△6四銀でした。次の予想者は石田直裕五段で△8四歩でした。その他の予想手としては△5四銀などが挙げられていました。
 そして封じ手は「△6四銀」でした。工藤会長すごいなと思いました。
 この問題で会場の連続正解者が10名ほどになり壇上に上がりました。

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 2図が最後の次の一手問題となりました。壇上には2名残っていました。
 候補手が▲6八金右、▲5七同金、▲その他、の三つでした。正解は▲その他の▲5九金でした。
 その結果、次の一手名人は札幌の後藤昌一さんに決まりました。

 ここまでの解説者は中村大地王座と広瀬章人八段でした。とても息の合った、分かりやすくユーモアのある解説でした。
 ここから解説者が森内俊之九段(専務理事)と豊川孝弘七段に変わりました。

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 3図の少し前に▲5三桂と打たれたのですが、「これは何と言うのですか?」と森内九段が振りますと「両取り(オードリー)ヘップバーンですか」と豊川七段が答えます。
 3図で△8三同銀と取ったのですが、すかさず「北海道(同)銀ですか」と豊川七段。
 豊川七段は地元ネタもしっかり仕込んでいました。
 将棋は先手の佐藤名人が107手で勝利しました。

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 山口女流二段は会場で来場者にインタビューもしていましたがとても上手で女子アナみたいでした。
 北海道での開催ということで久しぶりに「将棋の日㏌〇〇」を観ましたがとても楽しかったです。


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こども将棋教室(12/24)の結果

 12月24日(日)の教室参加者はK君(小4)と初めて参加のK君の友達のKB君(小4)の2名でした。
 KB君は駒の動きとルールはだいたい分かるようでしたが銀の動きなど少し怪しいというレベルでした。
 二歩などの将棋のルールについて少し説明した後、古いNHK将棋テキストから飯島、高見戦(2013.4.14)後手ゴキゲン中飛車対先手角交換型左美濃戦を大盤で勉強しました。
 いつものように二人にも大盤操作をしてもらいました。
 その後、生徒さん同士で3局対局しました。
 3局目は講師が二人に助言をしながらの対局でした。講師の助言がどうしてもKB君に多くなるため最後はKB君の必勝形になりましたがKB君が王手に気づかず玉を取るのを忘れ、反対に自分の玉の王手に気づかず玉を取られて負けました。
 結局、勝負はK君が勝ったのですが、K君の中では負けた気分のようで、「KB君が勝った(本当は勝っていませんが)講師の助けが有ったためだ。」と少し悔しそうでした。
 たぶん、K君とKB君は二人で将棋を指したことがあり、K君は負けたことがなかったのでしょう。
 自分は小学生の頃の将棋では負けても悔しいと感じたことがなく、それに比べK君は将来に希望が持てる気がしました。
 その後、一手詰をたくさん解きました。K君は楽しそうでしたが、KB君はまだよくわからない感じでした。
 二人ともまだ王手をうっかりしたり、まったく意味のない合駒をしたりする初心者です。これから少しづつ力をつけていきましょう。

 ところで自分が将棋を覚えたときのことを思い出しました。
 初手に▲7六歩、△7四歩と進むとその筋はもう歩が突けません。▲7五歩ですと△同歩と取られてしまうので。それで次々と違う筋の歩を突きますが、

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最後はもう歩を突くところがなくなります。
 その後の指し方が分かりませんでした。自分の才能のなさがわかるような気がします。
 これに比べ今日の生徒さんはとてもレベルが高く見込みがありそうです。
 今年のこども将棋教室はこれでおしまいです。
 来年は1月6日(土)からとなります。皆さんよいお年をお迎えください。



taka11281taka11281  at 05:14  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 井上こども将棋教室  

寄せに役立つ格言~寄せの手筋200より

 寄せの手筋200(2010年4月発行、著者:金子タカシ、発行所:浅川書房)に「寄せに役立つと思われる格言の代表的なもの」として22個の格言が記載されていました。
 いずれも大事な格言だと思いますが、そのうち次の11の格言が「渡辺流勝利の格言ジャッジメント」では紹介されていませんでしたので自分の備忘録として、ここに書かせていただきました。
 
 王手するよりしばりと必死
 終盤は駒の損得よりも速度
 玉は左右から攻めよ
 一間龍に寄せあり
 金は斜めに誘え
 鬼より怖い両王手
 金なし将棋に受けてなし
 金はトドメにのこせ
 一段玉には二段飛車
 歩詰めに詰みあり
 桂先の玉寄せにくし



taka11281taka11281  at 00:07  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 単行本 | 将棋の格言、心得