空を見上げて

新人王戦横山アマ対藤井四段戦

 5月4日の第48期新人王戦横山大樹アマ対藤井聡太四段戦は連勝中の藤井四段にトップアマが土を付けるかと注目された将棋でした。
 また、大内九段の赤旗日曜版での最後の解説となった将棋でした。

2017-09-30a

 将棋は相掛かりとなりました。
 1図から△8六歩▲同歩△同飛▲5六歩△7六飛▲5五歩△8六飛~と局面が動いていきました。
 しばらく進んで2図となりました。

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 2図から先手の横山アマは▲6五桂と動きましたが大内九段の解説ではその手で▲6八銀と上がっておけば後手も困ったのではないかとのことでした。
 今度こそ▲6五桂(8五桂)~▲7七銀の筋が防ぎにくい。後手は飛車の助け方が難しくなっていますとのことでした。
 ▲6五桂からは後手が有利になったようで藤井四段が100手で勝利しました。 
 
2017-09-30c

開始日時:2017/05/04

棋戦:第48期新人王戦

先手:横山大樹

後手:藤井聡太

 

▲2六歩   △8四歩   ▲2五歩   △8五歩   ▲7八金   △3二金

▲3八銀   △7二銀   ▲9六歩   △9四歩   ▲3六歩   △8六歩

▲同 歩   △同 飛   ▲3七銀   △8四飛   ▲8七歩   △3四歩

▲4六銀   △5二玉   ▲6九玉   △7四歩   ▲7六歩   △8六歩

▲同 歩   △同 飛   ▲5六歩   △7六飛   ▲5五歩   △8六飛

▲2四歩   △同 歩   ▲5四歩   △同 歩   ▲2四飛   △2三歩

▲2八飛   △7三銀   ▲8七歩   △8二飛   ▲5五歩   △同 歩

▲同 銀   △6二金   ▲2四歩   △同 歩   ▲同 飛   △5三歩

▲3七桂   △4一玉   ▲2三歩   △3三角   ▲2八飛   △8五飛

▲4六銀   △5二玉   ▲3三角成 △同 桂   ▲7七桂   △7五飛

▲6六角   △7六飛   ▲6五桂   △6四銀   ▲7七金   △6五銀

▲7六金   △同 銀   ▲7一飛   △2七歩   ▲7八飛   △6七銀成

▲8四角   △7七桂   ▲5九玉   △7三桂   ▲7七飛   △同成銀

▲7三角成 △同 金   ▲同飛成   △8九飛   ▲6四桂   △同 歩

▲7二龍   △6二金   ▲6三金   △4一玉   ▲7一龍   △5一桂

▲6二龍   △7九飛成 ▲4八玉   △4九龍   ▲同 玉   △7六角

▲5八桂   △同角成    ▲同 玉    △7六角

まで100手で後手の勝ち




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実戦の詰将棋(314)

2017-09-08a

 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え ⇒ ▲5一角△5三玉▲5四銀成までの手詰

 基になった局面は第54期王将戦、阿久津主税五段対丸山忠久九段戦(2004.11.24)の投了図(1図)です。

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新タイトル戦叡王戦の特色


 第3期から叡王戦がタイトル戦へ昇格しましたがその特色を自分なりにまとめてみました。(理解不足などで間違っているところがあるかもしれません。)

1.段位別の予選
 段位別(四段にはアマ代表1名、女流代表1名を含む)の予選が行われ、第3期の開催概要によると予選を勝ち抜いた九段5名、八段3名、七段2名、六段2名、五段2名、四段1名と第2期叡王佐藤天彦の計16名が本戦トーナメントに進出するとのことです。
 第3期の場合ですと九段の約5名に1人、八段の約9人に1人、七段と六段が17人に1人、五段の12人に1人、四段(アマ1、女流1を含む)の19人に1人が段位別予選から本戦トーナメントに進出することになります。
 段位が実力と同じでないことはちょっと将棋に詳しい方には常識ですが、この九段、八段の優遇については賛否があると思いますが大きな特色だと思います。

2.叡王と挑戦者(第3期は予選、本戦を勝ち抜いた2名)の七番勝負の持ち時間にこだわりがある。
 持ち時間は段位別予選が1時間、本戦トーナメントが3時間です。
 特徴的なのは七番勝負の持ち時間です。1局目の先手となった棋士が1,2局目の持ち時間を1時間(A)、3時間(B)、5時間(C)の三つのなかから一つ選択し、後手となった棋士が3、4局目の持ち時間を残った2つのなかから選択する。5、6局目は選択されなかった残りの持ち時間となる。
 なお、7局目の持ち時間は6時間と決まっています。

3.主催が新聞社ではない。
 竜王戦が読売新聞社、名人戦が朝日新聞社、毎日新聞社、王位戦が新聞三社連合(北海道新聞社など)、王座戦が日本経済新聞社、棋王戦が共同通信社(河北新報など)、王将戦がスポニチ、毎日新聞社、棋聖戦が産経新聞社と他の7タイトル戦の主催者が新聞社であり、棋譜は新聞に掲載されていました。
 叡王戦の主催はドワンゴでインターネットにおける総合エンターテインメント企業です。
 既にドワンゴの叡王戦のサイトに段位別予選の棋譜が動く将棋盤により掲載されておりますので同棋戦の全ての将棋の内容を知ることはできますが、新聞の観戦記で見るという楽しみ方はできないのでしょう。




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実戦の詰将棋(313)

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 図は、実戦を基に作成した詰将棋です。
 答えを白文字で記入しました。
 
 答え  ▲3三桂成△同玉▲3二成銀△3四玉▲2五金までの手詰



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第71回アマ名人戦決勝、横山さん対天野さん戦

 第71回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会決勝の模様が 日本将棋連盟ホームページのコラム「史上初の四冠制覇!第71回アマチュア名人戦全国大会、横山さんが優勝」(2017/9/25付け渡部壮大氏著)で詳しく紹介されました。棋譜も動く将棋盤で掲載されています。
 将棋は先手横山大樹さんの矢倉対後手天野啓吾さんの雁木の戦いとなりました。
 雁木は最近プロでも注目されている戦法のようです。

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 1図から▲2四歩△同歩~と飛車先が交換され先手は角、歩を後手は角を持ち駒としました。
 しばらく進んで2図となりました。

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 2図の△6三銀型の雁木を「ツノ銀雁木」と呼ぶそうです。(参考:コンピュータ将棋研究Blog.雁木戦法の復活!ponanzaから学ぶ新戦略その1.2017/6/3)
 2図から△6五歩~△7五歩~△6五桂と後手が攻めました。
 桂に▲7七銀を狙われるのが矢倉の宿命(弱点)でしょうか。
 少し進んで3図となりました。

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 3図は△8四桂の銀取りに7六の銀が▲8五銀と歩を取りながら逃げたところです。
 ここから△9六桂▲同銀△9五歩▲8五銀△同飛で4図となりました。

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 4図では後手に桂をきれいに捌かれ先手が少し苦しそうです。
 4図から▲6七角△7五飛▲2四歩~と進みました。
 この▲6七角は自分には全く浮かばない手ですが、飛車取りの先手を取りながら攻めも見た手なのでしょうか。
 この角が将来▲2三角と成り込んでいくとは思いもよりませんでした。
 しばらく進んで5図となりました。

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 5図から先手は3三歩成~3三桂成~2三歩成~2三角成~2三飛成と2筋突破に成功し6図となりました。

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 6図では先手が逆転しているのかもしれません。
 6図から△3二銀打▲3四桂打△5三玉▲2五龍△7三角と進み、その後、7七の金が後手の飛車を攻める形となり、最後は鮮やかに後手玉を詰め上げて125手で横山さんが勝利しました。 

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先手:横山大樹

後手:天野啓吾

 

▲2六歩   △3四歩   ▲7六歩   △4四歩   ▲4八銀   △3二銀

▲2五歩   △3三角   ▲5六歩   △4三銀   ▲5八金右 △3二金

▲7八銀   △8四歩   ▲6六歩   △6二銀   ▲6七金   △5二金

▲7七銀   △8五歩   ▲7八金   △7四歩   ▲6九玉   △4一玉

▲7九角   △6四歩   ▲3六歩   △7三桂   ▲2四歩   △同 歩

▲同 角   △同 角   ▲同 飛   △2三歩   ▲2八飛   △6三銀

▲9六歩   △9四歩   ▲7九玉   △3一玉   ▲1六歩   △1四歩

▲8八玉   △8一飛   ▲5五歩   △2二玉   ▲3七桂   △6五歩

▲同 歩   △7五歩   ▲同 歩   △6五桂   ▲7六銀   △6四銀

▲6六歩   △7七歩   ▲同 桂   △同桂成   ▲同金寄    △8四桂

▲8五銀   △9六桂   ▲同 銀   △9五歩   ▲8五銀   △同 飛

▲6七角   △7五飛   ▲2四歩   △同 歩   ▲2五歩   △3三玉

▲2四歩   △2二歩   ▲3五歩   △4二玉   ▲7六桂   △7三銀

▲5四歩   △9六歩   ▲9八歩   △6二銀   ▲7三歩   △7一歩

▲3四歩   △5四歩   ▲2五桂   △5五角   ▲4六桂   △6五歩

▲5七銀   △3六歩   ▲3三歩成 △同 桂   ▲同桂成   △同 金

▲2三歩成 △同 歩   ▲同角成   △同 金   ▲同飛成   △3二銀打

▲3四桂打 △5三玉   ▲2五龍   △7三角   ▲8六金   △7四飛

▲7五歩   △9四飛   ▲8五金   △6三銀   ▲9四金   △同 香

▲9三飛   △7二歩   ▲7四歩   △9五角   ▲6四金   △6二玉

▲6三金   △同 金   ▲同飛成   △同 玉   ▲6五龍

まで125手で先手の勝ち




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