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浮き浮き飛車対策

 将棋フォーカスの録画を見ますと、今回(2016.8.7)の特集は講座番組には珍しい「ハメ手」でした。
 山崎八段が「鬼殺し戦法」、「4四歩パックリ」、「浮き浮き(ウキウキ)飛車」の三つの戦法を解説されました。
 鬼殺し戦法は有名ですので省略させていただき、今回は「浮き浮き飛車」を紹介させていただきます。

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 1図が「浮き浮き飛車」を先手が目指したところです。次に▲3六飛~▲3四飛と角頭の一歩を取ることを狙っているようです。
 この狙いに対して、1図から△3二飛(▲3六飛に△2二角を用意)としますと、以下、▲7六歩△4四歩▲4六飛で2図となります。

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 次に先手には▲4四飛の狙いがありますので、それを防いで、2図から△4二飛と指しますと、▲3六飛で3図となります。

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 3図となっては次の▲3四飛が防げません。

 山崎八段のお勧めは、1図から△3二飛ではなく、△2二飛でした。以下、▲3六飛には△2四歩と2筋から反撃するというものです。

 個人的には1図の▲2六飛と浮く手が悪手と言うほどではないのでそれを咎めて後手が有利になることは難しいような気がしますが、確かに△2二飛で先手の狙いの一つである歩得は防げそうです。

 また、この指し方は、「パワーアップ戦法塾」(豊川孝弘著、2004年3月日本放送出版協会発行)にも掲載されていました。
 同書では、1図から、後手が△8四歩から居飛車できた時の指し方も解説されていました。
 1図から、△8四歩▲3六飛△8五歩で4図となります。

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 4図から▲3四飛ですと△8六歩がありますよという後手の主張です。
 4図から、▲9六歩△8四飛▲9七角(次に5三角成)△6二銀▲7五角(飛車取り)△7四飛▲6六角で5図となります。

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 奇襲戦法らしく端角からの角の動きで後手を翻弄する感じが出ています。5図までの指し方を同書では「ウキウキ飛車にフワフワ角」と楽しいネーミングを付けて解説していました。

 5図からの変化は多岐にわたりますが、先手が指せそうな変化が多数紹介されていました。



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