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初心者向け講座

美濃崩し~△5一歩は取れることがある

2017-12-11a

 1図は後手の美濃囲いに対して▲6二銀と打ち込んだところです。
 次に▲7一角からの詰めよの厳しい銀打ちでほとんど決まったかという局面です。
 1図から後手は△5一歩と受けて2図となります。

2017-12-11b

 2図から先手の持ち駒によっては▲7一角△同金▲同銀不成△同玉▲5一飛成(2-1図)と迫るのが正解の場合もあるかもしれませんが、

2017-12-11d

 もっと簡明な勝ち方があります。
 正解は▲5一同飛成(3図)です。

2017-12-11c

 3図で△5一同金は▲7一角から詰まされます。△5一歩は取れるのでした。
 一度覚えると忘れない鮮烈な▲5一同龍でした。



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と金を作った方が勝つゲーム

禁断のオッサン流振り飛車破り


「禁断のオッサン流振り飛車破り」(2016年5月発行、マイナビ出版)は神谷広志八段が書かれたユニークな対振り飛車戦術書です。
 同書は第29回将棋ペンクラブ大賞の技術部門で大賞を受賞しています。
 著者の神谷八段は藤井四段が破るまで28連勝の連勝記録を持っていたことでも有名です。
 同書の「第4章 石田流退治 棒金戦法」のなかで神谷八段が子どもの指導をするときの様子が書かれていました。
 以下、同書からの抜粋です。
 トーナメントプロとしてはほぼ終わってしまったオッサンは最近子どもの指導をよくするのだが、そのとき口をすっぱくして言うのが「と金を作れ。相手には作らせるな」というもの。
 駒をタダで取られる、取れるということには敏感になってきた子でも、割と簡単に作らせて負けてしまうというケースが実に多い。
「極端に言えば将棋はと金を作った方が勝つゲーム」なのです。
 以上、抜粋です。
 これは大変勉強になりました。さっそく、こども将棋教室でこどもたちに教えたいと思います。
 
 



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玉をにらむ角~蛸島彰子の将棋ステップアップより

 将棋の女流棋士第一号、初代女流名人、初代女流王将の蛸島彰子女流六段が今年度の対局が全て終了した段階で公式戦を引退するとの報道がありました。
 その後はLPSA所属のプロとして将棋文化の普及、発展等に寄与すべく活動をされるそうです。

2017-12-10b

 上の図は、その蛸島女流六段がしんぶん赤旗日曜版(2017.12.10)の「蛸島彰子の将棋ステップアップ(63) 玉をにらむ角」で解説していた問題図です。
 自分にはちょっと難しいので1手進めた下の1図を基に考えてみました。

2017-12-10a

 1図は先手の手番です。実戦ですとつい龍を逃げてしまうかもしれませんが良い手があります。
 1図から▲2二龍と歩を取り△同金に2三歩で2図となります。

2017-12-10c

 これで後手はほぼ受けなしとなりますとの解説でした。
 とても良い問題だと感心しましたので勉強させていただきました。



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思い込みは良くない

2017-11-27h

 対振り飛車美濃囲いに対して1図のように相手玉を追い詰める局面は良く現れます。
 この場合、▲8二金と追って△9三玉と逃がすのは良くありません。
 1図のような局面ではほとんどの場合、「逃げ道に捨てよ」の格言どおり9三に打って王手するのが正解となります。
 △同桂は▲8二金で簡単ですので△同玉と取りますが▲8八銀▲8二銀打△9二玉▲8一銀不成△9三玉▲8五桂△8四玉▲7五金までで詰みます。
 数年前にそのことに気づいてから1図のような局面では先ず▲9三に駒を捨てる手を読むようになりました。

2017-11-29b


 ただし、局面によっては▲8二金が正解だったり、▲8四桂が正解だったりしますのでやはり思い込みではなくしっかり読むことが必要だと思います。
 A図は簡単なので間違わないと思いますが▲9三金では△同角で詰みません。
 A図から▲8二金△9三玉▲8五桂とペタペタ打つのが正解となります。



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△7七桂成を何で取るか

2017-11-25a

 1図は創作図です。後手が8五桂と跳ねて攻めてきたところです。
 先手としてはこのままですと△7七桂成で矢倉の要の7七銀を取られますので▲8六銀と躱したいのですが△4五歩~△6五歩の攻めが気になります。
 ▲8六銀が成立しているのかもしれませんし、もっと良い手があるのかもしれませんが1図で▲3六銀と指したとします。続いて△7七桂成で2図となります。

2017-11-25b

 このような局面で7七成桂を何で取るかいつも悩みます。
 矢倉戦で△6九銀と7八金取りに打たれた時と同じように悩みます。
 同玉は9割くらいはない手だと思います。
 同桂はこの場合はある手かもしれませんが普通は端の弱体化、桂頭の弱点を攻められるなどがあり6~7割方ない手のような気がします。
 残るは同金寄と同金直の二択です。
 当然、その局面毎に読みを入れることになり正解は局面毎に異なります。
 自分は今まで△7七桂成は基本的には▲同金寄と取り例外的に▲同金直と取ると考えていました。
 例外的な場合とはこの局面のように上から攻められている場合です。
 ですので、2図での自分の直感は▲同金直です。
 先日、練習将棋の変化で似たような局面が現れ、▲同金直と取ったところ、自分より相当強い方からその手は△6五歩~△7五歩で潰されるイメージなので▲7七金寄と取って後の▲6八歩と受ける余地を残す方が良いと教えていただきました。
 ▲7七金直は確かに上部に厚いのですがその分、当たりがきつくなり受けが難しくなるという意味かと思います。
 本当はその局面を示せるとよいのですが時間が経って正確な局面が並べられないため変な創作図でお茶を濁してしまいました。



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