空を見上げて
トップページ » 初心者向け講座
初心者向け講座

4四歩パックリ対策

 将棋フォーカス(2016.8.7)の特集は講座番組には珍しい「ハメ手」でした。
 山崎八段が「鬼殺し戦法」、「4四歩パックリ」、「浮き浮き(ウキウキ)飛車」の三つの戦法を解説されました。
 今回、「4四歩パックリ」を紹介させていただきます。

2017-01-09a

 1図は、後手が4四歩と突いたところです。只の歩ですので▲同角と取りますと、以下、△4二飛▲5三角成で2図となりそうです。

2017-01-09b

 2図あたりまでは先手も想定して4四の歩を取ったと思います。ここから、△4七飛成には▲5八金(△5七龍の王手、馬取りを防ぐ)△4五龍▲4八飛くらいで戦えるという読みだったかもしれませんが、2図からの△3四歩が先手の読みにない手かもしれません。
 以下、▲4二馬△同銀▲8八銀(△9九角成を防ぐ)で3図となります。 

2017-01-09c

 3図で△8八角成には▲同飛がありますので、先手悪くないのではと思っていましたら、次の一手が△9五角(4図)でした。

2017-01-09d

 王手ですので何か対応しなければなりませんが、玉を躱すと飛車の横利きが消えて8八銀が只となります。
 また、6八飛打でも△8八角成(▲同飛は9五角で玉を取られる)があります。
 4図での正解は▲7七飛とのことでした。それで、先手は歩得ですので互角以上というニュアンスでしたが先手はこのような局面を想定していなかったでしょうから精神的には苦しいかもしれません。

 1図での山崎八段の推奨は4四歩を取らないで、いつも指している手(例えば▲2六歩や▲7八飛)を指すでした。



taka11281taka11281  at 00:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

浮き浮き飛車対策

 将棋フォーカスの録画を見ますと、今回(2016.8.7)の特集は講座番組には珍しい「ハメ手」でした。
 山崎八段が「鬼殺し戦法」、「4四歩パックリ」、「浮き浮き(ウキウキ)飛車」の三つの戦法を解説されました。
 鬼殺し戦法は有名ですので省略させていただき、今回は「浮き浮き飛車」を紹介させていただきます。

2017-01-08h

 1図が「浮き浮き飛車」を先手が目指したところです。次に▲3六飛~▲3四飛と角頭の一歩を取ることを狙っているようです。
 この狙いに対して、1図から△3二飛(▲3六飛に△2二角を用意)としますと、以下、▲7六歩△4四歩▲4六飛で2図となります。

2017-01-08i

 次に先手には▲4四飛の狙いがありますので、それを防いで、2図から△4二飛と指しますと、▲3六飛で3図となります。

2017-01-08j

 3図となっては次の▲3四飛が防げません。

 山崎八段のお勧めは、1図から△3二飛ではなく、△2二飛でした。以下、▲3六飛には△2四歩と2筋から反撃するというものです。

 個人的には1図の▲2六飛と浮く手が悪手と言うほどではないのでそれを咎めて後手が有利になることは難しいような気がしますが、確かに△2二飛で先手の狙いの一つである歩得は防げそうです。

 また、この指し方は、「パワーアップ戦法塾」(豊川孝弘著、2004年3月日本放送出版協会発行)にも掲載されていました。
 同書では、1図から、後手が△8四歩から居飛車できた時の指し方も解説されていました。
 1図から、△8四歩▲3六飛△8五歩で4図となります。

2017-01-08k

 4図から▲3四飛ですと△8六歩がありますよという後手の主張です。
 4図から、▲9六歩△8四飛▲9七角(次に5三角成)△6二銀▲7五角(飛車取り)△7四飛▲6六角で5図となります。

2017-01-08l

 奇襲戦法らしく端角からの角の動きで後手を翻弄する感じが出ています。5図までの指し方を同書では「ウキウキ飛車にフワフワ角」と楽しいネーミングを付けて解説していました。

 5図からの変化は多岐にわたりますが、先手が指せそうな変化が多数紹介されていました。



taka11281taka11281  at 00:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

玉の逃げ方

 北島忠雄七段がこども将棋教室を開設されました。

2017-01-04b

 上の図は北島忠雄七段のブログ(2017.1.3)に掲載されていたものです。
 「玉の逃げ方」というタイトルで分かりやすい解説がついています。
 自分も玉の捕まえ方について詰将棋の1手詰め、3手詰めなどを出題して解説することはありますが、玉の逃げ方について、このような問題で説明したことはありませんでした。
 初心者にとってとても良い問題だと感じましたので、今後の指導の参考にさせていただきたいと思います。
 なお、北島先生のブログでの問題図は、当ブログと違い、実際の盤(たぶん布盤)と駒を写真撮影したもので、味わいのある見やすいものでした。



taka11281taka11281  at 00:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

終盤の攻めは厳しい手から考える~詰み→必至→詰めよ

 1図は、将棋倶楽部24での自分の実戦です。

2016-09-07b

 1図では、
 玉形は先手は金銀4枚の堅陣、後手玉は金銀2枚で先手が有利。
 攻め駒は先手が▲2二の龍、▲4三の歩、持ち駒の角、金、銀、桂、後手は△3八の飛、持ち駒の角、香で先手が有利。
 という訳で、1図では相当の悪手を指さなければ先手の優勢は変わらない局面だと思います。
 ここで、自分が指そうと思っていた手は▲4三歩成でした。この手は悪手というほどではないかもしれませんが、詰めよではありません。
 このような大差の将棋では問題は起きませんが、1手、2手違いの将棋ですと、ここから後手に詰めよを掛けられて逆転することもあります。
 1図を見て、第一感が▲4三歩成というぬるい手なのは自分の実力なので仕方がないのですが、少なくても▲5二銀、▲5三銀、▲6四歩などの次に詰めよとなりそうな手は読む習慣をつけなければいけません。
 1図では、後手玉に詰みはないと思っていました。ただ、もう1枚持ち駒に桂があると▲8四桂△同歩▲8三銀(角)△同玉▲9五(7五)桂という筋での詰みの有無も考えるところでした。
 中盤ですと、厳しい手ではなく、少し緩い手の方が正解という場合もあるかもしれませんが終盤では先ず厳しい手を読む癖をつけたいと思いました。



taka11281taka11281  at 00:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

矢倉単純棒銀の端歩は受けない(2)

 2016-04-02d

 ▲1五銀に対して△2二銀と引く受け方があります。
 ここでの手の善悪は分かりませんが、良く出てくる手筋の受けのようです。
 3図から、▲2四歩△同歩▲同銀△2三歩▲1五銀で4図となります。

2016-04-02e

 後手の言い分としては4図で先手の棒銀の攻めを追い返し満足というものですが、私見(あてになりませんが)では後手の壁銀がすごく気になります。また、先手は飛車先の歩を切り、1歩を持っています。▲1五銀はそのままでも十分に後手玉にプレッシャーをかけていると思いますので、先手もやれるのではと思います。
 なお、先手の持ち歩が2枚になると、▲2四歩△同歩▲2三歩から棒銀を捌くことができますが、それは後手の壁銀も解消されますので損得は微妙かもしれません。

 結論としては矢倉単純棒銀には、後手としては2筋での総交換は甘受するしかないのではと思います。
 ただ、それは先手の言い分を通すことになるので、後手としては先手に単純棒銀の気配が見える時は▲2六銀と来る前に先手陣の薄い中央からの攻めを狙うなどの工夫が必要なようです。またまた私見でした。

2016.5.30追記
 先手の不満は、後手に△2二銀と引かれた形は、この後の攻めがないこと。実力が同じくらいなら良い勝負かもしれないが、後手の攻めをじっと待つ展開になるのも辛いかもしれない。


taka11281taka11281  at 00:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!