わがままなリラックス法

お金が無いけど旅行が好き!そして・・・

2010年02月

ソウルだより5

e68793be.JPG街歩き編

街中に戻れば食べるって言われても、お腹痛いって聞いてたから、どうなのかな?と思うよね。ロッテホテルに戻って来たのは1時半ちょい過ぎで、2時からの徳寿宮衛兵交代式に十分間に合う時間だった。
もう直ぐ見える所に門が在る。開始を待って見物し、その後中へ入って見て回った。建物は古い物ばかりでなく、美術館も在ったり、カフェやお休み処的東屋も在り、明るく解放的な公園風な憩いの場って雰囲気がした。
其処からはEさんの案内に従って南大門へ。喧騒の市って感じに道を埋める店、人、客引きの声。Eさんはヴィトン風デザインの小さなスカーフを買った。
私は土産物屋の店先に韓国っぽいマグネットを見つけて、1つ2千ウォンを3つ買うから5千ウォンにしてってお兄さんにお願いした。一旦店を離れた後、Eさんに5千ウォンて言うと、安いから私も欲しいって言い出したんで引き返す事にした。もう1度同じで良いよねってお兄さんに頼むと、苦笑しながらもオーケーで、お兄さんとしてもホンの数分で2人の客1万ウォンは楽な商売だったと思う。
其処から明洞に向かったは良いけれど、明洞の中のいったい何処に居るんだかが判らない。目的無く歩くのも勿体無いので明洞餃子へ行ってみる事にした。道を教えて貰って漸くたどり着いたのは間口の狭い店。けど店の内外お客さんが溢れて大変な列。けど中は奥行きが在って広いようで、ドンドン人が捌けていく。多分20分も待たないで済んだと思う。
カルクッス(ワンタン入りうどん)と餃子(どう見ても小龍包)を1人前ずつ頼んだ。メニューはこれ以外に冷麺が有るだけだから、注文に関係無く作ってるようで、殆ど待たずに出て来る手際良さ。
付け合わせに白飯と唐辛子ベッタリで真っ赤なキムチも来た。回りに付いた唐辛子を舐めてみると、辛い、でも美味しい。臭いも無いから私でも食べられる。そして判った、私の食べられるキムチと食べられないキムチの区別が。此処の辛みは強いけどアッサリしてて、強いて言えば唐辛子和えって感じのキムチが私の好きなタイプで、あまり辛みは強くなく、漬け物った感じなのが私の苦手なタイプ。つまり私はキムチ嫌いなのじゃなく、単に漬け物全般が嫌いなんだって事だ。
韓国海苔は店先に並んだのを全種類試食させてくれたお店で、1番安くて、でもゴマ油風味のシッカリした32小袋入りのを7千ウォンでゲットした。
鉄条網も重いし、荷物は増える一方だったけど、時間はまだ5時か其処らだったんで、仙寺洞にも足を延ばしたいって言うEさんに従う事にした。ドンドン歩いて行くから、当然方向判ってるんだと思ったら、大きな道に出て、おかしいな?って通りすがりの女性に道を聞いた。何と韓国在住の日本人、仙寺洞に行く歩き方は知らないって。次に聞いた地元のカップルは日本語と英語で、歩くと遠いからタクシーで行けって。言われた通り仙寺洞はタクシーで行く事にした。てかEさんが私出すからって言ったからだけど。確かに今何処に居るのか(明洞の端なのは判る)もハッキリしないのと、地下鉄で行く明洞仙寺洞が不便なのと、歩ける距離とは言うけど、地図でザックリ2キロは有りそうなのとで、私もタクシーが良いと思ってた。
とEさんは模範も国際も選んだりする事無く、交差点に滑り込んで来た普通の1台を日本と同じように停めた。基本料金2キロまで2400ウォンのところ、3300ウォンで着いた。メーターは2900の表示が1度出たから、2度は上がった。Eさんがチップ込みの料金を渡してお釣りを受け取らなかったらしく、運転手が頭を下げてお礼を言ってた。
仙寺洞のメインストリートは今までの地域と違って垢抜けて見えた。喧騒とは異なり、一種大人の趣を感じた。扱ってる物が茶器や民芸品、刺繍製品や骨董品などのせいも有るのと同時に道に街路樹が植えてあるのも雰囲気良くする大事な要素になっていた。
Eさんはソウルに来て以来、何度となく「変わった」を連発してたけど、此処仙寺洞ではしつこい程に前の方が良かったって連発し、前を知らない私を閉口させた。でも南大門で3つ5千ウォンで買ったのと同じマグネットが1つ3千ウォンで売られてるのを見たのは気分が良かった。
クッキーと飴で固めた穀物の薄いオコシのようなのとアラレと麩菓子の中間みたいな韓国菓子を綺麗な紐で結わえたセットを4つ千円で買った。値切ろうとしたけどホンの少ししか出来ず。5つ5千ウォンの小物入れ(小銭入れ)を好きな色選ばせて貰って3つ3千ウォンで手に入れた。これらはお土産用。安いとは思わなかったけど、見た目可愛く気の利いたお土産だから、まあ良い。てかカラフルで何となく欲しくなる洒落たディスプレイしてる店が多い。
路地の奥に在る超有名店、伝統茶院で休憩。五味茶と言う甘くて酸っぱくて苦くて辛くて、アレもう1つ?味のお茶を600ウォンで飲んで休憩。
もう6時を回って漸く薄暗くなってきた。
Eさんは骨董品店のような茶器を扱う店で急須と棚と茶碗とを買い、全部で値切った金額7万ウォンだかを払ってた。ツアー代金とこれとで両替したちょうど半分が消えた事になる。滞在も残すところ24時間を切っては居たから足りなくなる心配は無いけれど、Eさんは何処へ行っても急須などの茶器を探すコレクターだ。
2人して荷物いっぱい抱えつつ地下鉄の駅を探して歩き、そのままホテルへ帰った。8時の閉店前にまたロッテデパートの地下を見たいってEさんに付き合い外へ出た。Eさんはパパロッティのコーヒーパンが気に入り、再びそれをゲットして、サンドイッチやキャラメルモカコーヒーも買って夜食は万全。対する私はこれと言って食べたい物が見つからず、BBクリームもまだ手に入れてなかったから、駅の回りを歩いてみる事にした。
結局マニキュア1つ買った以外何もめぼしいもは無くってか食堂と野菜の屋台ばっかりで強いて買うような物無く、ロッテデパート前の屋台で焼餅と思われる丸く平べったいパンのようなお餅とそれを揚げたみたいな2つを2千ウォンで買ってホテルに帰った。食べてみるとそれらは何と餡ドーナツ。まあ牛乳に合うから結果オーライ。
CIMG3915CIMG3873CIMG3884CIMG3943

サバイバル

寝る前トイレに入り、棚からタンポンの箱を下ろそうと箱に手をかけて動かすと、途端に刃を出しっ放しにしたままのカッターナイフが滑り落ちて来た。ヒョエ〜ッ!一つ間違えば大怪我するところだった。
夕べは佳君が来てていつもの中華屋へ行って食事したから、ババの作ったシチューは手を付けず終いだったのだけど、寝る前蓋を開けてみると、1晩置いた訳でもないのにコッテリ固まって、汁っ気が失われてた。朝食べたら(当然ながら水を加えて伸ばしてから)、とにかく塩辛い。聞けばシチューの素に更に塩を加えたとの事。シチューの素は分量通りに加えれば、ド素人でもそれなりに丁度良い味になるように出来てるのに、それをわざわざ余計な味を加えてぶち壊してる。推測するに、多分最初の水の量もだいぶ少なかったと思われる。佳君も、「朝からはちょっと」って殆ど手を付けなかったそうだ。中華屋でも、注文したビーフンの味が薄いって醤油をかけようとしたのを佳君が止めたっけ。
ガス台の吹きこぼしを拭いたティッシュをそのままガス台の上に置きっ放しにするのは日常茶飯事だし、揚げ物するのに周りに新聞敷き詰める神経も見事だと思う。
このウチに居たら殺される、そんな気もした。

出発前夜、急に佳君が泊まる事になり、焦ってスーツケースの詰め込みをして、廊下に移動させられたり、完全に予定狂ったのだけど、Tさんには佳君来てるって言わないで、ずっと電話を繋げてた。Tさんがもう寝るか?って聞いて来たから、もっと繋がっていたくて、この間(前々日)徹夜したから私だって寝なくても良いよって言ったら、ホントに切らず眠らず3時半過ぎまで喋って(半ば黙って)た。4時前にとうとうパソコン消して横にはなったけど、それでもTさんが寝るって言い出すまで頑張って起きてた。
その代償はソウルでお昼過ぎから眠くなり、夕方には危うく頭痛さえしそうになった。だから5時に夕食を食べた後ホテルに戻って一服した時には、ベッドにゴロンと体を投げ出し、東大門行かないのも有りか?って一瞬思った。だから夜はグッスリ眠れると思ったのに、確かに寝付いたのは早かったけど、夜中何度も目を覚まし、朝は結局5時直前からメールでブログ書き込みしてた。
成田で息子とTさんとに電話してたから、Eさんは何なんだ!って思ったに違いない。けど前の晩そんな風にバタバタだったから、息子と全く話出来ずで、出国して免税店を経て喫煙所に落ち着く間、ちょっと長話になった。
Tさんとは自分が行くんじゃなきゃ少しも面白くないって前日私の帰るメールに反応した電話で愚痴られたけど、朝のモーニングコールを兼ねて7時半前電車のホームから電話して、搭乗口からも電話して、話自体は短かったものの、明日の夜電話するから(何処にも行かないで)ねって約束した。

都羅山展望台のお土産物屋に高麗人参入りのBBクリームが2万ウォンで売られてて、其処でしか買えないから結構お勧めって他のガイドさんに言われたって、私たちのガイドのウさんが言った。買おうかと思ってたミーシャのも1万5千ウォンだし、年配者向けの何とか入りはスキンハウスだかエチュードハウスだかで2万ウォンだから、決して高くはない。ただ量はどうなのかな?って言うのと、鉄条網がもう1種類額に入った簡易型が1万ウォン台で売られてたんでそっちを又買っちゃったから、BBクリームまでお金回らず断念した。その鉄条網はTさんへのお土産にする事にした。まだ何を買ったかは話してない、でも私らしいのとは言ってある。
臨津閣で一番高い展望台から下りたところから1人になった私は自由の橋を見て、機関銃の穴のボコボコ開いたサビだらけの機関車を見て、トイレに行ってバスに戻ろうとトイレ探しにビルの裏手に回ったら、其処にポパイが在った。アメリカで散々食べたフライドチキン。赤くてスパイシーでカリッカリの衣と大きくてジューシーなダークミートが美味しくて、日本に無いのを嘆いたものだった。迷わず2ピースをテイクアウトにした。バスの中臭うだろうと心配しながらも、パラソルの下で休むEさんを見つけてバスに乗り込んだ。私はそれだけ食べたから、少しも空腹じゃないけれど、Eさんは朝からあのトーストだけだから、私だけ食べて肩身の狭い思いした。 街中に戻れば食べるって言われても、お腹痛いって聞いてたから、どうなのかな?と思うよね。
CIMG3849CIMG3836CIMG3846

ソウルだより4

ツアー編

あまり熟睡出来なかった私はEさんより先に服を着たついでに、表に出て、ガイドさんに教えられたホテル直ぐ脇に出てる屋台のトーストを買って来る事にした。
注文を受けて作り始めたおば(あ)さんの手が鉄板の上に大きなスティックバターを塗り付けていくのを見て、カメラを忘れた事を後悔した。アメリカンサイズの薄い食パン2枚をそのバターで焼いて、同時に卵1個有るか無いかの溶き汁に玉ネギとニンジンか?ホンの少し野菜を加えた卵焼きを作って、焼き上がりを挟み込む。味はグラニュー糖を軽く振り、ケチャップを絞って出来上がり。アルミ箔に巻いて持たせてくれた。1つ千ウォン。ホテルの部屋へ戻って食べた。甘いのが美味しかった。
出がけに写真を1枚でも撮ろうと、マシッソヨって声かけた。
中央高速(って面白い名前だよね)のツアーの集合場所のロッテホテルには地下鉄を乗り換えず市庁駅まで行って、其処から歩く事にしてた。ところが距離はホンの数百メートルなのに、大きな通りが何本も交差していて、例によって大回りさせられる羽目となった。まあ時間的余裕は有ったから、遅刻する事はなかったけれど10分近く余分な時間を費やした。
受け付けを済ませ、4万2千ウォンを支払って乗り込んだバスには、私とEさんのようなオバサンは1人も居なかった。カップルも居なくは無かったけれど、ほぼ全員30代かそれ以下の若い連中で、中には学生か9人グループも居た。非武装地帯の見学ツアーなんて女には興味湧かないのかもしれない。
アメリカとメキシコ、シンガポールとマレーシア、カナダとアメリカ、今までに3つの国境を越した。そして今回越えられないにせよ、直ぐ其処に国境が在るなら見ずには居られない。
ガイドさんは私たちの受け付けをしてくれた優しそうな雰囲気の女性で、巧みなジョークで何度も笑わせられた。けど説明を真面目に聞いていくに連れ、この軍人会主催のツアーが途方も無く重い経験で有る事を思い知らされていった。
漢江に沿って走る高速道路にさえ鉄条網が張られ、監視所が幾つも設けられていた。金網に空き缶を差し込んで置くのは、何者かが侵入すれば缶が転がり落ち、その音を聞き分けるよう訓練された兵隊が駆け付けて来られるようにだそうだ。何しろ漢江は北朝鮮国内を流れるイムジン川との合流箇所が在るから、ソウルの街中から直ぐの場所にも関わらず、そういう備えが必要なんだって。
天気はあまり良くなくて、川に靄が出て対岸が見えない。
途中MPが乗り込んで来て、全員のパスポートチェックをした。ホテルに置かれてたDMZツアーのパンフレットを部屋に持ち帰って眺めてみると、皆代金が4万6千ウォンだった。ソウルナビhttp://www.seoulnavi.com/tour/167/を通したせいで団体割引の価格が適用されたのだと思った。何より見て良かったと思えたのは、其処に「パスポートは必ず持参してください」って書かれてるのを発見した事。コロッと忘れてた。持たずに出たらエラい事だった、てか参加出来ない。
最初の立ち寄り場所はトイレ休憩の臨津閣(統一展望台及び自由の橋)。帰りにシッカリ見学する時間は取りますとは言われてたものの、平和の鐘を見に上がって、その裏の川と鉄橋を写真に収めた。
けど此処から先は移動中の車内からも写真撮影は一切禁止ですって言われて、北朝鮮の工場に技術指導に通う人たちが通るゲートや道端の地雷(埋没地域)って赤い3角のサインも記録しておく事は出来なかった。
第3トンネルは北朝鮮がソウル侵攻を目的として掘って来た3番目のトンネルで、脱北したトンネル掘削に携わった測量士によってその存在が明らかになった物だ。
資料館と簡単な映画を見た後、貴重品も含めた荷物全部を預け、ヘルメットをかぶってモノレールに乗り込んだ。
身長170センチを越すと、頭が天井に触れてしまうほどの低さのトンネルの中を腰をかがめて1列になってゾロゾロ歩いた。タールが塗られているのは、発見された時に石炭を発掘していたからだと言い逃れする為だそうだけど、トンネルの掘られた周囲は全て花崗岩で、それがいかにテキトーな弁解に過ぎないかって事が笑える。ダイナマイトの差し込み口が幾つも残る1本道を見学可能最終地点で折り返し、モノレール乗り場へ戻って来たけれど、待ってモノレールに乗るより、自力で坂を歩く方が早いと聞いて、ひたすらペース崩さず上り始めた。途中でちょっと後悔したけど引き返す訳にも行かず、息を切らして最後まで上りきった。
と其処はお決まりの売店になっていて、他では買えないような一風変わったお土産揃ってた。急いでバッグを取りに走って、迷わず買ったのが鉄条網の切れっぱし。3万2千ウォンは一瞬高いと思ったけど、私らしいと思えて絶対手に入れたかった。
DMZって書かれたTシャツを息子用に買おうかとも思ったけど、気に入って貰えるか判んないから止めといた。てかね、2万ウォンしか両替しなかったのは足りなかったなって思ったの。確かに有れば有っただけ使っちゃうけど、でも其処でしか手に入れられない物なら金額じゃないとも思えるし。
次は都羅山展望台。天気が良ければ北朝鮮が見える場所。だけどだいぶ手前に黄色いラインが引かれてて、其処から向こうで写真を撮っちゃいけないの。話を聞いてなかったらしいEさんは撮影したらソッコーMPが駆け付けて来て焦っただって。それでも撮れたの羨ましい。確かに国旗掲揚台も何も白く霞んで見えなかったのだけど、少なくとも其処から撮った写真て事自体価値が有る。
続いて都羅山駅。新しい綺麗な駅だ。入場券500ウォンてカウンターに書いて有ったから、ガイドさんに言うと、事務室の中に居た人を呼んでくれて入場券が買えた。記念に持ち帰るだけのつもりで居たら、それで中へ入れるとの事。ラッキー!それを聞いてたツアーのメンバー何人かも私に続いた。ちょうど空っぽの列車が出て行くところだった。何処へ行くんだろ?Eさんは駅の中には入って来なかった。線路に下りてみたりして、平壌208kmなんて書いてある標識を写真に撮った。
それから朝寄った臨津閣まで戻り、昼食を申し込んだ人は、プルコギだか何だかを食べさせられ、申し込まなかった人は周りのお店で食べても良いし、見学してても良いし、お好きにお過ごしください、の50分となった。
日本の観光地によく在るダサい食堂の店先が屋台風になっている、そんな感じの所でトッポギを買って食べた。だって朝は小さなトーストだけだったから、お腹空き始めてたし、お腹空いてると寒さを感じるし。でも食べ切れなかった。それから展望台へ上って自由の橋の遠景を見てたんだけど、下りる頃になったらEさんがお腹痛いって言い出して、橋方面へは行かないって。
なので、申し訳無いと思いつつも、一緒にトイレ付き合うのもおかしいから、1人で橋を見に行った。橋の入り口に小さな土産物屋が出てて、其処で北朝鮮の紙幣を売ってた。6枚で2万ウォン。欲しかった、でも2万ウォンにちょっと躊躇った。今思えば買っておけば良かったと思う。CIMG3808CIMG3820CIMG3854

ソウルだより3

ショッピング編

東大門へは地下鉄1号線で4つ目と10分足らずで行けた。
韓国(ソウル)は信号が少なく、歩行者が道路の横断が出来るのは大きな交差点に限られる。しかもその交差点は地下道で4つ角を行き来するようになってるので、年寄りや体の不自由な人達に優しくない街だってガイドさんに教えられた。正にその通り。だから地下鉄の出口を1つ間違えて出たりすると、また地下へ降り直したり、大きく迂回したりする羽目になる。
東大門は西安と同じように、交差点のど真ん中に門と言うか楼が鎮座し、ライトアップされて綺麗だった。
向かったのはファッションビルの1つミリオレで、朝の4時まで営業してるトンでもない所だった。
ビルの中はそれこそ1〜2坪の小さな店がひしめき合って物凄い活気を呈してた。その辺ちょっと中国っぽいし、確かに安い。若い女の子向けの可愛い服がズラッと並ぶ光景は圧巻だった。
が、嫌がらせか?と思える程、服のサイズは小さくて細い。日本でも似たり寄ったりではあるけれど、どれもウェストをギュッと絞ったボディコンシャスなデザインで、可愛い服を着る為には決して太れない環境が作られてるかに見えた。
マジで韓国女性(若者に限る)は細くて綺麗だ。ストレートの黒髪に小顔でハイヒールをモノともせず姿勢良く歩く姿は全員モデルとしての徴兵制度でも有るかのようだ。プチ整形は当たり前だそうで、それを隠す必要も無い風潮は日本では考えられないけれど。
それに比べて、私と同年代かそれ以上の、いわゆるオバサン達は昔ながらのチリチリパーマで田舎臭い。服も垢抜けず、まぁそれに見合う7:3分けのオヤジがくっ付いてるから、丁度良いのかもしれないけれど、世代ギャップが大き過ぎる。
いくつか着られそうな服を見つけて値段を聞いてみると、何故か2件とも3万2千ウォン。高いって引こうとすると、ディスカウントって言って来る。だけど私が1万8千ウォンて言うと、追い払うように手をひらひら。日本円で298程度なら、わざわざ韓国で買いたくはない。198以下で気に入ってこその買い物だとすれば、最終合意値を2万5千ウォンより安くしたいのだから、2万以下から交渉開始するのは当たり前。
結局ふっかけられたようなそれらは買わず、1万5千ウォンだかって札の付いてた人台に飾られた黒っぽいチュニックを1万3千に値切って買った。入るかな?って心配する私に店員のお姉さんは店から新しい別のを出して来て、ストレッチって見せてくれた。前身ごろはグレーの細かい縞で脇からポケットにかけての切り替えが黒だからほっそり見える。生地もニットぽくって柔らかく、とても気に入ってる。安くて良いのが買えたと思う。
それ以降も各階グルッと見て回り、カバンのフロアでは、偽物有るよの声に追いかけられた。こっちは本物持ってるんだもん、当然無視。
Eさんは何にも買わず、隣の斗山ビルを入り口付近だけチラッと見て、帰途についた。
途中ネイルはいくらするのか聞いてみたら、3万2千ウォンだって言われた。高くはないと思ったけど、まだ初日、これから幾ら使うか判らないから止めといた。てか、次の週末Tさんに逢いに行って、綺麗なところを見せられるなら積極的にもなれたけど、丸々2週間空くのが判ってたから、それまで保たなかったら意味無いし。
この日は免税店で、ステンレスの箸セットの模様が綺麗だったので、息子に使って貰おうと買ってみた。最初Eさんが買って、私は様子見だったのだけど、デザインの種類がいくつか有って、気に入ったの見つけちゃったから、やっぱり買う事にした。
お土産は、取り敢えずそれだけ。
CIMG3769CIMG3781CIMG3783

ソウルだより2

乗り物編

出発前日の夕方5時半、旅行会社から携帯に電話が入った。明日のソウル行きの件なんですが…って切り出すから、何かトラブル発生か!って一瞬焦ったのだけれど、実は搭乗予定の全日空917便がオーバーブッキングで席が無く、出来れば別の便への変更をお願い出来ないか?って連絡だった。増便就航記念キャンペーンで安い旅行代金設定で募集したツアーだから、さも有りなんと思えた。
聞けばこれは完全に全日空サイドのミスなので、変更していただければ迷惑料として3千円の払い戻しが受けられて、変更便は午前10時55分発〜つまりソウル滞在時間が3時間延びる〜になりますとの事。
それは私にとっては願ったり叶ったりだけど、その分集合時間も早くなり、越谷から出て来るEさんの意向を聞かずに返事は出来ない。聞いてみてお電話します、多分大丈夫でしょうがって答えて、早速Eさんに電話してみた。どうしましょうか?って尋ねるよりも、オーバーブッキングの為に便変更を余儀無くされて、3千円返って来る代わりに、朝が早くなっちゃうんだって、大丈夫?もう既成事実のように伝えといた。集合に間に合う電車の時間調べとくねって事で了解を得て、直ぐに旅行会社に折り返した。
8時55分の集合の為には、7時26分上野発の特急で8時45分着か、その5分後31分発のスカイライナーで37分着かのどちらかになるけれど、Eさんはスカイライナーにするって。私はせっかくギリギリだけど間に合う特急が有るのだから、それに乗るっきゃないと思えた。で以前の予定通り、集合場所のカウンター前で合流する事にした。
返って来るのはたった3千円だけど、それでもツアー代金の1割以上に該当するんだから大した額だ。

受付後、荷物預けで席を選ぶ段階になった時、私は迷わず窓側って言ったけど、Eさんは通路側だって。これが2・3・2の横7列ならば2人並べて問題無いのだけれど、3・3の通路が1つの小さい飛行機だから、結局真ん中の席に他人が座る羽目になった。まあ私としてはせっかく昼間のフライトで、しかも天気良いのだから、わざわざ窓側を譲って並ぼうとは思わなかった。
機内食は何とボックスランチ。まるでアメリカの国内線だ。冷えたオレンジジュースはまだしも、サラダを始めとする付け合せとベーグルにハムとチーズを挟んだらしいサンドイッチもしっかり冷たくなっていて、粗末とも言える物。空港で何も飲み食いしなかった私はシッカリ食べたけど、Eさんは全く手を付けず、私にくれちゃった。
離陸した途端に遠くに富士山がポッカリ見えた。ところがデジカメの画面にはちっとも写ってくれない。テキトーに合わせてシャッター押してみたけど、写ってるのは空と翼ばかりだった。その後富士山には近づく事無く、一体何処を飛んでるのか全然判んない状態になった。関東平野上空は飛んでた。だから北に向かったのだろうか?とは思ってた。いきなり見えてきた山はどちらかと言うと独立峰と言える大きさで、其処だけ真っ白に雪をかぶってた(今写真をよく見ると、大きく抉れてるトコ有るから磐梯山なのかな?と思う)。
それからしばらくは山の景色が見えていたけど、アルプス山系のような急峻は山は見当たらなかった。
間もなく海に出て、もう日本海だとは判ったけれど、朝鮮半島を東から入ったら、海沿いにホンの少し街が在った外は何となく山が続いて、何も無いところイコール田舎だと思った。
着陸する仙川は半島西側の海沿いの空港で、凄い遠浅の干潟が広がっていた。後で潮干狩りで有名って聞いて納得。
私もEさんも2万円ずつ両替して、23万6千ウォンを手に入れた。
思ったよりも寒くなくってラッキーだった。日本でも寒さはひと段落してたしね。
出迎えてくれたガイドさんは全く訛りの無い日本語を話した。私は何人でしょう?って聞かれて、Eさんは意外にも1番先に中国人て言った。他の2人は韓国人、私は日本人て答えた。だっていくら勉強してたって、私と同じ日本語は喋れないはず。まして質問して来るって事は答えが意外だからに違いない、そう考えた。果たして正解は私だけ。日本に居て留学してた韓国人男性と知り合って結婚し、こっちへ来たんだって。其処で韓国人男性は押しが強く、且つロマンチックだと知らされた。付き合って何ヶ月記念日だから何とか(プレゼント)は当たり前で、イベントが誕生日だけなんて以ての外なんだって。私が元旦那から聞かされてた、儒教の影響で男性の力が強く、女性は常に後ろを歩き、車でも助手席には座れないなんて遠い昔の話らしい。
途中ロッテ免税店に寄った後、ホテルの周りのお勧めの安くて美味しい食事あれこれを教えて貰い、5時少し前にホテル着。早速黒豚のサンギョップルを食べに向かった。
焼き肉の食べ方も私が質問して聞いといた。日本とはまるで違う食べ方(注文の仕方)って事が判った。行ったら普通は皆同じ物を(1つ)頼んで、それ単品で食べるんだって。要はタレ無しか、タレ漬けか、プルコギのように汁有りかで鍋が変わるから、そうしなくて済むように、皆が同じ物食べる訳。で付け合わせで味に変化を持たせるとの事だった。てかだいたいが日本のようにカルビだタンだホルモンだって種類が多い訳じゃなく、牛肉ならカルビ、豚肉ならバラの3枚肉なんだって。サンギョップルは数字の3、プルは肉でプルコギのプル。
葉っぱに塩ダレをちょっと付けた肉を載せて、野菜を好きなように加えて味噌ダレ付けて巻いて食べるの。だから焼き肉なのに、「肉食べた〜!」って実感が湧かない。Eさんの希望で冷麺とビールも注文した。辛い方のビビン麺にした。でもあんまり辛くなかった。私は味見程度しか食べなかったけどね。まだ日も暮れないうちから(これから出かけるのに)生ニンニクの塊や白髪ネギたっぷり食べて、口が臭くなったの良く判った。
会計は2万7千ウォン、概算で2270円。7千ウォンで良いと言うEさんに1万ウォン渡したけど、それでも840円程度にしかならない。
その足で直ぐ其処駅前のロッテデパートへ。地下の食料品売り場を見て廻る。Eさんは予定通り韓国海苔を買った。私はそんなに高級なのじゃなくて良いと思ったから、いくつか試食させて貰える安い店で買う事にした。
フードコートっぽく色々軽食が食べられるコーナーも在り、パパロッティのコーヒーとコーヒーパンのセットをお持ち帰りした。実は私が牛乳1升をヨーグルトドリンク付きに惹かれて(しかもお店の人に勧められもして)買い込んだので、荷物を置きに一旦ホテルへ帰ろうって事にしたから。Eさんはこのコーヒーパンをいたく気に入って、次の日も買いに出たほど。私はコーヒーが苦味も酸味もキツくなく、牛乳をちょこっと加えただけでスムーズな味わいだった事に驚いた。
さすがにこれで夜が終わりって訳は無く、7時半、改めて東大門のファッションビルへと地下鉄初挑戦。自販機は日本語表示も選べるし路線図も表示されるから、何の問題も無く切符は買えた。気をつけなくちゃならないのはホームどっち側の電車に乗るか?勿論英語で主要駅方面は書かれてるけど、その駅名って韓国の発音をそのままアルファベットに置き換えただけだから、駅番号とかで確認しないと反対方向に乗りかねない。特にホームが2本に分かれてる駅は降りる階段まで気をつけてないと、来る電車に乗ったら反対方向、を1度やった。
CIMG3726CIMG3721CIMG3763

ソウルだより

ホテル編(ニュー富林ホテル)

口コミで大きく評価の分かれるホテルだ。
確かに冴えない外観でロビーらしいロビーも無く、エレベーターは1台だけ。部屋はツインなのにベッドがダブルとシングルで大きさ違うし、何故かど真ん中に柱が立って行き来に邪魔。バスタブも無いし、アメニティも共用で、しかも男性向け。
けど私は喜んで合格点出すよ、このホテルに。だってロケーション良過ぎ。地下鉄1号線清涼里駅5番出口から30秒。ロッテデパートがドーンと目の前に在るのを始め、屋台は勿論、地元の人向けの気軽な食事どころがズラリと並び、選ぶのに迷うほど。しかも観光地値段じゃないから安いし美味しい。
特にホテルを出て直ぐ右の角を曲がって、道の反対側に在る黒豚のサンギョップルがお勧めの焼き肉店は、肉2人前、ビールとビビン冷麺それぞれ1で2万7千ウォン。テーブルに並び切らないほどの付け合わせのおかずが来て、お姉さんは肉を焼いてくれながら、あれ巻け、これはこう食べてみろって色々教えてくれる。麺も甘辛い癖の無い味で食べやすい。日本語メニューは無いけど、お姉さんは日本語判るし、初ソウルの私でも問題無くやり取り出来た。
フロントのスタッフは皆日本語出来て、感じ良い人達だ。それも言う事無い。言わば日本の地方に在るビジネスホテルと思えば間違い無い。バスタブ無しは私には構わなかったけど、此処は意見の分かれるところだと思う。
ただ部屋から国際電話がかけられず、目の前のコンビニでカードを買って、そのカード番号入力だの、言語を選べだの、面倒臭かった。ダイヤルして、喋った分だけ払うって方が私的には割高でも納得出来る。
部屋の暖房はオンドルで床が暖かい。だから足元もポカポカで、エアコンの噴出し口だけ暖まるなんて事は無し。CIMG3751CIMG3758CIMG3754

そろそろそうる

いよいよ明日が初韓国。楽しみでも有り、ちょっと不安でも有る、何せ臭いが苦手だからね。
にしても、何度覚えようとしても食べ物の名前覚えられない。ブデチゲだけは部隊チゲ、軍隊のチゲって説明有ったから理解しやすかったけど、カルクッスだのデジカルビだの、他のとゴッチャになって訳判んない。
それってやっぱり歳のせい?

成田発は午後だから、明日もお仕事らしいTさんをちゃんと起こす時間的余裕有る、モーニングコールも任せといてって請け負ってたら、何と今日5時半前、旅行会社から携帯に電話来て、「ご予約いただいていた全日空の917便(先週から増便されてキャンペーン中のフライト)がオーバーブッキングでお乗りになれない・・・」って話。
聞けば、別の便に変更していただけるなら、迷惑料1人3000円が全日空から出ます、だって。しかも、変更してくれるのは予約してたのよりも早い時間に成田を立つ便、つまり滞在時間が長くなる。それなら私的には何の文句も無いんだよね。だって、午前便にする為に割増料金払ったりもするのに、安くなって更に〜ってマジ御の字。
ただ、私の一存で「はい、オッケー」って言い切っちゃうのはマズいと思ったから、一応同行者に聞いてお返事しますって事にした。
Eさんに話をする時は、オーバーブッキングで乗れないので、申し訳無いけど別の便に変わりましたって事ですよ、って言う話にした。その代わり3000円払い戻してくれるんだけど、それで大丈夫?って感じの、もう決定事項ですって持ってき方した。集合もそれに伴いほぼ3時間も早くなるから、それじゃ改めて電車の時間調べてお電話しますよって親切な態度もした。合わせて貰うんだからね。
3000円って迷惑料にしては安い金額だけど、ツアー代金そのものが2万円台の是半ば程度なんだから、それって1割以上にあたる。それなら文句言わないよ。
Tさんにも早速報告。ついてるジャンって言われた。でもヒトが行くの聞いても面白くない、だって。そりゃそうだよね。
にしても安いツアーだって改めて驚かれた。298程度と思ってたらしい。

昨日もメールで、終わったら知らせてくれるって言って来た。来たのに気づいたから、即レスしたけど、今日はジムを出たトコで来た感じで、電車に乗ってから気がついたから、7分後だったけど、お仕事始まってるかもと思って止めといた。

で、一番ムカついてるのは、佳クンがお通夜(それもお世話になってる先生の息子さんが亡くなって)で1人で居る気分じゃないから泊まらせてって来てる事。
スーツケースは息子の部屋に置いて有るから、ゆっくり支度して〜と思ってたら、急かされて、スーツケースの置き場所は無くなるし、朝も私が起きて出かける時間とかぶりそうだし、こっちの都合ってモンも考えて欲しいよね〜、ったく。

まぁ満足

明日は朝8時半までに出なくちゃならないから、6時半からシッカリ起こしてくれって言われておやすみなさいした。
お風呂入ってる間に来てた12時半の着信に折り返したのは、髪を乾かした後の12時50分頃。それから私が寝たのは2時位だったけど、今朝電話したら、あれからズッと起きてて、Yahoo!知恵袋に沢山回答しちゃったなんて言ってた。一旦パソコン切る音聞こえたのフェイントだったんだね。
今から寝ちゃうといけないから、予定通り7時、7時半、8時に電話して、更に念の為8時10分、20分にもかけて、ようやく出かけたって返事を貰った。朝の大事な時間に2時間近くお世話するって、彼女の鏡だと思えた。
今朝起きたら、外は雪で真っ白だった。結構シッカリした降りで、葉っぱや自転車に積もり始めてたから、ブーツ履くしかないと思って出たら、たった地下鉄駅2つ南の都心寄りは何処にも白さが見られなかった。しかも会社着いたら直ぐ止んだし。

例によって旅行の支度はまだ何もしてない。
どうやら天気は良さそうだ。気温も今日辺りまでの、最高も氷点下の真冬日を脱し、最低もプラスらしい可能性。良い時期に行けるって気がする。
ラッキーな事もう1つ。地下鉄の券売機は日本語を選べるようになってはいても、肝心の駅名選択がアルファベットかハングルだけで、探すの大変だと思っていたら、昨日から新機能、路線検索が始まった。そのボタンを押すと地下鉄の路線図が表示され、その地図上に在る駅名も日本語。だから例えば清涼里から4つ目の東大門まで乗りたければ、数えてタッチするだけ。簡単だ。東大門はTから始まるから、まずTを選んで、Tで始まる駅名一覧の中からトンデムンらしいスペルのを探すなんて手間は要らなくなった。初心者に優しい機能、助かるなあ。
http://www.seoulnavi.com/special/5028056

6月の旅行は高い。4月より5月、5月より6月って同じツアーの値段が上がる。5月辺りから熱帯方面は雨季に入るのに。100218_0737~0001

ゾクゾクッ全体不満足

土曜日はタバコ買って来てって頼まれたついでに静鉄ストアにも寄ったけど、パンと牛乳と卵の定番以外はハンバーグ用の合い挽き肉と付け合わせとして見切り品のマッシュルームで千円以下の買い物しただけ。つまみやその他のおかずは一切無しって珍しい。けど、そうそう贅沢は出来ないし、Tさん用の漬け物その他はいくつか有るから、お金使わなかった。Tさんは何処へも行かず、私も外へ出たのはそれだけだった。
お昼は買って来た食パンに定番ツナと玉ねぎをマヨネーズ他で和えたサラダを挟んで食べた。これ大好き、何度でも食べたいと思っちゃう。
ハンバーグはデミグラ風のソースをケチャップ、焼き肉のタレ、いちじくジャムにとんかつソースで手作りして、意外と美味しく仕上がった。マッシュルームはガーリックを利かせて炒めた。褒めては貰えなかったけど、多かったかな?と思った量も全部平らげてくれた。だからそれを片付けてるうちに寝ちゃうまでは其処まで不満足ってワケじゃなかったの。
夕方お布団の中で、おでんフェスタやってるってニュース見た。行こうよって誘ったら、寒いからって拒否された。じゃあ明日ねって勝手に決めて、日曜日午後から出かける事になった。
2時半過ぎに30分百円の駐車場に車を停めて、会場の常磐公園へ。海ぼうずって店が7品500円と1番お得そうだったんで、其処で1皿を分け合い、Tさんは日本酒1杯400円も飲んで、出来れば私的にはもう1種類、去年美味しかった青森おでんか、一生懸命アピールしてる姫路おでんを食べてみたかったけど、予算いくら?2千円?ガソリン代入ってる?ってケチな発言して会場を後にしようとするTさんを引き止めなかった。
でも、何処行く?って聞いてきたんだよ。だからパルコの地下のコールドストーンクリーマリーで、2人ペアなら小を中にしちゃいますキャンペーンに行く事にした。これもやや強引にTさんにお願いして、2種類チョコ系とフルーツ系とを分け合った。でも途中で電話かかって来たりで落ち着かず、私が食べ終える前に外へ出て、駐車場に戻った。合計1時間10数分で300円。だから2千円はちょっと越した。
スーパーにも寄らず、冷蔵庫ほぼ空のまま、Tさんは目玉焼き載せご飯、私は生卵かけご飯が夕飯となった。
帰りのバスの中で何か食べれば良いと思った愛鷹パーキングエリアは、売店全てが8時閉店で自販機以外何も無し。たまたまタバコ吸ってたバスの運転手さんにそう言うと飴くれた。元浅草の人なんだって。日暮里谷中周辺も知ってるなんて珍しい。

ゾクッ全体不満足

先週水曜日はわりと遅くまで繋がってたのか、遅くなってからだけ繋がったのか、翌朝は起こさなくて良いって言われた。
履歴を見たら、先週にしては何度か電話もかけてくれて、私が思うほどの冷たさは無かったの、その日に関しては。
まぁ、おウチに居たのは間違い無いから、こっちもゆっくりするつもりで居たのだけれど、木曜日だったせいも有り、習慣で7時に目が覚めちゃった。
結局起き出して、いつもより早いくらいに朝ご飯食べて、Yahoo!知恵袋に集中した。会社のヒロくんにしても、彼女が2泊してたとかって甘ったるい顔で報告する。狭い布団で抱き合って寝るから暖かくてって、スゴく満足げに話す。皆彼女に優しいのに、私だけどうして大事にされないのか?ってムカつくんだよね。だからワガママな女が増えるんだって思いながら、キツい言葉で回答する。
Tさんから電話来たのは、もう9時になるって時で、今日は何するだ?って聞かれた。前日説明してたように、Eさんトコに旅行の打ち合わせしたいからって呼ばれてるから行って来るよって言うと、その言い方だとEさんが私を呼びつけたみたいで、聞いた人にはEさんが態度デカいって勘違いされるって、言い直しさせられた。旅行の打ち合わせしながらお昼ご馳走になって来るって予定だか、旅行の打ち合わせしたいから、来て貰えないか?そしたら一緒にお昼も食べましょって言われただか、正しく言い直しした。
ご飯食べるってアッサリ切られた後連絡来ないから、11時過ぎてから、半に出かけるってメールだけしておいた。
結局1日中放置されてて、休みのはずじゃないのか?と思ってたら、早めにお風呂入ってた隙の11時半前、立て続けに4回も着信が有った。せわしないなと思いつつも嬉しかった。でも実際はお風呂上がって2階に来た途端鳴った電話に出て話したから、そんなに鳴らされてたって知ったのは、電話を終えた後だった。
全く毎日一喜一憂してる。だからしょっちゅう雨か?って聞かれる。それだけの事してるから、私が泣きたくなるのが判るんだ。

ヤル気の無さはお金の無さが故だって判る気がした。日曜日帰り際、ガソリン代に千円貸してくれって言われたし。

そして夕べも2階に上がったのを知らせるメールしたら直ぐに電話かかって来て、私がヤリたがり過ぎだって文句を言った。毎日シテるし、酷い時には朝晩だって。当たり前じゃん、まして血流年齢40ちょいなんだからって反論した。
今どの辺走ってるか場所は言わずに、突き当りを左に入ったとか、今度右とかって教えてくれたけど、当てずっぽうで答えたら違った。判んないよ、でも途中で判ったフリした。そうじゃないとせっかくの話が面白くないでしょ。
それから言い難いんだけど、息子から5万借りられないか?って聞くから、息子からは借りないで欲しいから(息子は貸せないけど)、半分くらいで良いのなら、私が何とかするって言った。
2万6千円を振り込めば1月分と合わせて5万になるから、振り込んだって知らせる時に、3月になったらそれだけでも先に返して欲しいって付け加えたメールを送る。このところババが私の分までおかずを用意してくれてる事が多いから、それにちょこっと足す程度で、殆どスーパー行く必要無くなってる。そのせいで使えるお金に少しだけ余裕(貯金なんかは出来てない)。けど、今週末はソウル、その3週間後は京都。お金は要る。

お金の有る無しに関わらず、次に休みを取るのは6月の第2週を目論んでる。3月4月の入れ替わり時期を土日休みだけで大人しく乗り越えて、5月ゴールデンウイークの後は休めないから、6月ちょうど祝日の無い時期、運良く日程的に休み易いのが第2週。何処へ行こうかな?誰と行けるかな?

実は先週Eさんちにお邪魔して、ソウルについて話したのはホンの少しだった。Eさんの希望は三清洞に行くのと冷麺を食べる事、それにロッテデパートで韓国海苔を買う事。
そして初日到着したら、向かうのは東大門で、夕食は其処のファッションビルに在るフードコート、それは決まった。
私の希望は既に予約済みのDMZツアーと古宮の衛兵交代式を見る事。明洞餃子は多分行く。
お互いあれこれ買い物したい!とか、ブランド品欲しい!とかって思ってないから、小遣いは2万程度で済ませようと同意。
ち合わせは結局カウンター前になって、私は気楽に(スカイライナーに余計なお金使わず)10時27分日暮里発の特急に乗る。
何たって旅行するにあたって、大きな楽しみの1つは、出発前にあ〜でもない、こ〜でもない、あ〜しよう、こ〜しようって考える事だ。それについてもEさんと意見が一致して良い気分。9月のバンコク、12月の西安はTさんとの話し合いなんて全く出来なかったからね。
てかTさん以外の誰かと旅行するって、ちょうど2年前の2月、それも第3週に行った富示子ちゃんとの青島以来かな?それから1年以上海外行かれるチャンスが無くて、ストレス溜めまくった結果、限界だ!って1人旅申し込んだ去年の5月アモイでEさんと知り合ったのだ。
でEさんが行きたいと思ってる所を教えてくれた。桂林近郊の三江だって。ツアーを調べて見ると、桂林から足を延ばして日帰りにせよ、1泊増えて5日間、しかも安くても10万だからどっちにしても結構キツい。
私の最新の興味は(Eさんには話してないけど)ポタラ宮を模した宮殿と万里の長城が見られる承徳、実は2〜3日前に見つけたばかり。それも日本からのツアーだと10万越すから、北京3泊4日のフリーツアーに申し込んで、現地の1泊2日のツアーに参加すれば、確か1600元だからプラス2万でもその方が安い。他にはEさんお勧めのホーチミンとかね。ただ中国はTさん置いて出かけるの気が引けるんだよね。
でもTさん頼みじゃ下手すると行かれても旅費こっち持ちになる可能性高いからね、北海道もバンコクもそうだったように。
3月にお金入ったら中国って前にチラッと漏らしてたけど、私のお金返さずに行くなんて事させないからねと思ってる。その結果Tさんが行かれなくなったとしても、優先的にこっちへ回して貰うつもりで居る。3泊か4泊の中国旅行(それも日本からの激安ツアー催行有りの場所)に予算10万なんてほざかせないよ。だって今年になってから、1月半ばからの1ヵ月の間に5万て、家賃以外は私が食わせてるようなモンじゃない。

月曜日は5時半前、帰るメールしようかってタイミングで電話来た。その時雨も降り出してたからそれ伝えると、日曜日は私が雨でって言い出した。虐めるからだよ、虐めてないよ、だって勿体無いなんて言ったでしょ、だって勿体無いモン、俺はそんなに安くないだって。随分な言い草だ。
ジム寄った後に歯医者に行って、夕飯終えたのが9時半過ぎてだったから、2階ですメールもその分遅れた。かかって来た電話はパソコンの前かららしく、ベストアンサー率が44%って自慢してた。大相撲ので稼いでた。見てるうち(見るなって言われたけど)、ドンドン回答が増えて、それも法律から生活の知恵や大工仕事にまで多岐に渡って書き込みしてた。色んな事知ってるねって持ち上げたけど、私が恋愛相談のカテゴリーマスターで、しかもトップの座を1度も譲ってないなんて内緒。
  • ライブドアブログ