あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 
CCDStackについて、初めての方のために少し紹介します。何分にも不明なところが多いので参考になる部分は限られていると思いますが、私が最初につまづいたところ、これだけ知っていれば操作できるのではないかと思うところを中心に書きます。
 
まず、なぜこれを導入したかというと、撮影したデータが必ずしもいい状態とは限らないので、少しでもそれを補ってくれる強力な道具になると思ったからです。いい状態ではないデータというのは、極軸がきっちり合っていない、ガイドが少し流れる、写野が少し回転している、LRGBの画像に若干の伸縮があるのでSIでのコンポジットが難しい(激しく色ずれが生じる)データのことです。
 
望遠鏡での撮影にチャレンジするには、突破すべき関門が多すぎます。それでも、私のように下手でも手軽に楽しみたい、つまり自分の撮った写真をプリントしたりパソコンの画面上で眺めてみたいが、できれば端正な画像の方がいい、というのが本音だと思います。そして、少しずつ勉強して上達すればいい、というところではないでしょうか。
 
ステライメージ(SI)では2点を指定してコンポジットします。MaxIm DLは3点指定できるそうですが少し値段も高いので、私はまだ持っていません。CCDStackは多数の星で合わせ、画像の回転や伸縮も補正してコンポジットしてくれるようです。値段も約200ドルなのでMaxIm DLに比べると購入しやすいかと思います。
 
1.ダウンロードと購入
CCDStackかCCDWareで検索しCCDWareのHPに行って30日の試用版をダウンロードし保存し開きます。これを使って30日間は作成した画像は保存できますが、30日を過ぎると一部画像処理はできても保存することができなくなります。引き続き使いたい場合は、画面の上部中央にあるアイコンをクリックして購入の手続きをします。住所や氏名などを入力して購入の手続きを完了すると3通のメールが届きます。その中の3通目に30文字程度のlicense key が{   }の中に記入されていますので、再び上部中央アイコンを開いて登録したメールアドレスとlicense keyを入力すると画像の保存ができるようになり、完全な形で使用できるようになります。下の画像ではそのアイコンは表示されていません。
 
2.とりあえずコンポジットしてみる
この機能だけでもCCDStackの値打ちはあると思います。まだ、正しい使い方は解かりませんが、およそ次のような使い方だと思います。間違っていましたら教えてください。
イメージ 1
これはM42のブレブレのL画像を4枚取り込み、Stack→registerクリックで→Star Matchとし、align allなどで画像合わせをしているところです。+印のところをクリップしてコンポジットの準備をしているものと思われます。ピンク色のところがほぼ合っているところで、青いところがしっかり合っていないところと思われます。FWHMは半値幅のことでガウス関数やデルタ関数などの評価に使うものですが、輝星のピークの高さの半分の所の幅、輝星がピンポイントで写っているかどうかの目安になるものだろうと思います。恥ずかしながら、この画像ではFWHMがかなり大きいのでしょう。恥を忍んで掲載しています(汗)。
 
3.コンポジットする
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図のようにStackをクリックしてConbineのMeanでクリックしたところです。
 
下の図は更にConbineのsumをクリックしたところです。画像はMeanの画像ですが、ImagManagerのところのsumをクリックするとその画像を表示し、4枚の画像を簡単に比較することもできます。
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これを保存し次の段階に入るようです。
L→R→G→Bについてコンポッジトし、RGB合成やLRGB合成はColorのところで実施しますが、位置合わせはこのときも、Stack→registerでやるようです。
 
便利だと思った機能として、Adjust Displyのところで各画像の個別のレベル調整ができるところです。また、apply to allにチェックを入れると全ての画像に対して同じ処理をしてくれます。
 
以上、長くなりましたが勘違いしている部分や誤りも多いと思いますので、指摘して頂くと有難いです。