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2017年9月22日(金) 26:30(2:30)~28:01(4:01)  むつ市川内町
       24日(日) 26:30(2:30)~28:20(4:20)  むつ市川内町     
赤道儀AXD        鏡筒ε-180ED 
ピント調整:β-SGR ステラショットと連携のマルチポイントフォーカス                         
ガイド鏡 ボーグ60ED ガイドカメラQHY5L-Ⅱ モノクロ  PHD2
カメラ D810A    ホワイトバランス:晴天     ピクチャーコントロール:ニュートラル
           長秒時ND,高感度ND:なし   アクティブDライティング:なし
           ビィネットコントロール:しない 
撮影ソフト             ステラショット
ライト               ISO 1,000  300s× 5枚=25分   22日(金) 26:30(2:30)~
             ISO 1,000     3s×24枚=1.2分   24日(日) 26:30(2:30)~
                           ISO 1,000    10s×24枚= 4分   
                           ISO 1,000    30s×28枚=14分   
                           ISO 1,000  300s×  8枚=40分   合計1時間24分
                                雲の通過で300秒のデータは使えるのが少なかった。
ライト用ダーク     300s×32枚(約8℃の冷蔵庫野菜室で12℃を保つように撮影)
             3s,10s,30sは現地で各32枚
フラット               12秒 32枚(8枚×4方向)   現地(2日分)
フラット用ダーク    各32枚 現地(2日分)
ダークフラット処理 → Adobe DNG Converter→  RAP2                   
スタックの下準備 → PS CS6      
スタック → CCDStack
レベル調整・カブリ補正・sssなしデジタル現像 → SI8 (詳細編集モード)   
諸調整 → PS CS6

中心部の潰れが広範囲に及ばないように、多段階露出をやるつもりで撮影したが、
何分にも初めてのことなのでどの程度の露出を何種類撮ればよく分からなかった。

画像処理の大まかな流れは以下の通り。
(1)300s,30s,10s,3sのデータをそれぞれダークフラット処理し、加算平均した画像を作る。
  ステライメージでデジタル現像する。
(2)tifに変換しPhotoshopで読み込み調整する。
(3)一旦保存し、Photoshopでレイヤーとして読み込む。今回は4枚のレイヤーです。
(4)4枚のレイヤーには微妙なずれがある。
  風による影響やオートガイドによるずれの集積などの原因がある。
(5)Photoshopでずれを修正する。
  修正したいレイヤーをクリックしてctrl+Tとし、ドラッグや数値入力でずれを修正する。
(6)300s画像を基準に、順次マスク処理をして全てをonにする。

(7)今回は4枚のレイヤーでマスクを作ったが、実際に重ねたのは3s,10s,300sの3種類です。
  でも30sの画像は順次マスクの範囲を絞って行くためには必要でした。

トラペジウムの4つの星が分離できたのは3sの画像だけです。
ただ、3s露出の画像のダークフラット処理は難しく、周辺部はだめですね。
実際使ったのは大星雲の中心部だけなので、大きな影響はなかったようです。
また、多段階露出のレイヤーが多いほど、次第にコントラストが落ちます。
従って、適切な露出のものを使って仕上げるのが賢明だと思いました[(7)の部分]。

今回は馬頭星雲付近とオリオン大星雲のモザイクをやるための試作の意味もあり、
次回は20s露出も加えたらどうかと、考えています。

もう一つ。
今回は多段階露出の処理をやってから、星マスクなどで星雲などの強調処理をやりましたが、
逆の方がいいのかもしれないなと、ふと思いました。
その方がトラペジウムがもう少しはっきり出せるのではないか、という推測なんです。


追加
露出時間によって、どのように見えるかまとめてみました。
ISOは1,000です。
(ステライメージでデジタル現像→フォトショップ camera RAWで輝度と色調の再調整)
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いずれも輝度の最大値が、253程度になるように調整しています。