2011年11月

なかなか撮影に行けないので、昨年の星野写真2枚。
どちらもオリオンとその周辺です。
大好きなところです。
 
一枚目はソフトフィルターを装着。
確か、プロソフトンAだったような気もするが、Bだったかもしれないが。
 
二枚目はソフトフィルターは同じで、クロスフィルターをプラスして撮影しました。
明るい星は、漫画に出てくるようなキラッという星の形になってますね。
 
やはり、星野写真はこの領域ですね。
昨年は恐山街道、川内町の海岸、川内町の山の方とあちこち出かけましたが、
このような田舎でも光害はあります。
77mmの光害カットフィルターは高価ですし・・・・・・。
 
イメージ 1
2011年2月3日22:04 恐山街道  左側が市街地です。
左から シリウス ベテルギウス(赤)  右におうし座の角(V字型) さらに右にプレアデス(すばる)
D700   24-70mm   f24mm   F2.8  ISO 1250  20秒
ソフトフィルター  ステライメージでレベル調整他
 
 
イメージ 2
2011年2月3日23:32 恐山街道   
左からプロキオン シリウス ベテルギウス(赤) 以上で冬の大三角  右におうし座の角(V字型) 
D700   24-70mm  f27mm   F2.8     ISO 1600     20秒
ソフトフィルター +  クロスフィルター   ステライメージでレベル調整他
 

天文ネタではないのですが。
パソコンを新調しました。初めてのデスクトップ型です。
 
1 現状
今までノートブック2台のうち、
15.4インチのものは家で使い(Vista、1280×800ドット、メモリ2G・Core2Duo、2GHz、HD160G)、
もう1台の10.1インチの小さい方は(XP、1024×600、1G×1、1.6GHz、HD160G)屋外の天体写真用。
 
どちらも使い続けますが、屋内用のパソコンは画像処理でメモリ不足(日周運動の写真処理)や
固まりかけること(試用中のCCDstack)があり、4年近くも使っているとCドライブの残量が僅少になり
不安定要素が増してきているので、64ビツトWin7搭載のデスクトップを導入しました。
 
2 購入まで
Corei72670QM、2.20GHz、メモリ8Gですがゲームはやらないのでこれで十分です。
 
現在のところパソコンは全て地元で購入しています。地方はホント景気が悪いのです。
しかし、全国最安値に限りなく近いお値段になるまで、電卓を3回ほどたたいてもらいました
 
デフォルトのHDの割り振りは2.0TのうちDドライブが約65Gでしたが、パーテション分割を
新たにやって頂き、Dドライブに500Gを割り振りました。
 
3 データのコピーとソフトのインストール
Win7とOffice2010のインストール、リカバリーディスクの作成、前のパソコンのデータと設定を
LAN接続で引越し、無線LANでネット接続、Outlookの設定、各種ソフトのインストール、
古い外付けHDのデータコピーをして先ほど大まかな設定が終わりました。
思ったより楽にできたのは「ファイナルパソコンデータ引越し7ライト」というソフトでのデータと設定の
コピーです。約1時間かかりましたが、ネットのお気に入りなどもコピーしてくれるので楽です。
 
4  使用感
(1)とにかく速いの一言です。
CPUのクロック周波数が処理速度の指数になるとすれば2.0GHzも2.2GHzも変わらないと思うが、
何をやっても速いのです。
 
フォトショップCS5が約3秒で立ち上がり、すぐに画像を取り込める状態になります。
これには驚きました。
 
インターネットの立ち上がりも1秒か2秒でしょうか。
特にメールの閲覧が非常に速くなりました。
閲覧スピードの格段の向上には、スクロールのスピードが大きく寄与しています。
 
(2)ディスプレイは21.5インチですが、かなり広いと感じます。WordでB4版の文書を画面にスッポリ
入るように広げても、十分大きな文字で表示できます。横幅が47cm、縦が27cmはあるので、
A3版(297×420mm)は縦方向が少し切れますが、大部分を表示できます。
目の疲れが従来よりも大幅に緩和されました。これは予想できませんでした。
 
パソコン本体がディスプレイと一体型なので将来性はどうかなと思いますが、9kg弱と軽いため
机の上で向きを変えるなどの操作が楽です。
 
IPSパネルなのでどんな画像もきれいに見えます。これが画像処理にプラスになるかマイナスに
なるかはわかりませんが、明るさの調節がパネルのダイヤルで簡単にできるところが便利です。
 
(3)マウスとキーボード
どちらも無線式です。マウスは重いと感じましたが、テーブルの上に直に置いて使え、重さにも慣れて
きました。ちなみにマウスは単三電池を2本使用していますが、寿命は5日間使ってまだ大丈夫です。
エネループが使えるかどうかはまだ試していません。外出や就寝の時はスイッチを切っていますが、
この辺はどうなのでしょうか。切らなくても電池が消耗しない気もしますが。
 
キーボードも電池式で1000時間程度使えるとのことです。コードがないので机の上がスッキリし、
またディスプレイの下に空きスペースがあるので、狭い机を有効に使えます。また参考文献を
置いたり、メモしながら作業するスペースが確保されるので、これでよかったと思っています。
 
キーボードのキーはノート型と同じで、指先がキーの山から滑り落ちたり、キーの斜面を押したり、
キーの間に指先がはまるなどの不快な"事故"もなく、快適そのものです。
 
(4)テレビ機能
地上、BS、CSの各2つのチューナーが組み込まれています。録画もしてみましたが画質を選べます。
 
深夜放送・ラジオ講座世代で"ながら族"の私は気に入っています。機種選定の時は全く考慮
しませんでしたが、使ってみるといいものです。
 
据え付けのテレビを使う時間が短くなり、消費電力節約に寄与していることは間違いありません。
 
テレビ画面を任意の大きさに変えられるので、ディスプレイの端にテレビ画面を置き、残りのスペースで
作業できるので十分な広さです。
 
イメージ 1
同じ画像を再生して比べてみました。
 
 
顛末記というと、"やらかした"感のある言葉ですが、とても良かったという話でした。
 
しかし、必ずしも天体写真の画像処理が上手くなるということが保証される訳ではないので、
現実は厳しいですよね
 
 
 
 
 
 
 
 
 

11月5日(土)2:11から撮ったバラ星雲を簡単に処理してみました。
簡単ではなかったが、今回はフラット補正に力を入れました。
というか、フラット補正は初めてです。
 
取りあえず完成した画像は、例によってゴタゴタしています。
 
コンポジットはあまり端正にはやらなかったし、輝星の諧調は破綻ぎみでしたが、
最初のレベル補正はあまり切り詰めなかったのが今までと違うところです。
 
何と言っても、フラット補正をやったのが大きな収穫です。
う~ん、ELパネル欲しい・・・。
均一な光源作りは、時間がかって大変です。
 
でも、まだ疑問が山ほどあるので、もう少し試行錯誤してみるつもりです。
 
 
イメージ 1 
11月5日(土)2:11~  
ビクセンAX103S  + AX103Sレデューサー f578
赤道儀 ビクセンAXD(架台を合わせていないモード) 
カメラFLI8300 フィルターIDAS  L:10分×5 R:10分×2  G:10分×2  B:10分+5分  計1時間45分
ガイド ボーグ77EDⅡ    ガイドカメラ Atik IC16     PHDガイディング
 
ビクセンのAXDで2点ほどアライメントし、バラ星雲を導入。主だった天体が
STAR BOOK TENに記憶されているので便利です。
 
ただ、バラ星雲は初めてなので対象を手動で少し左寄りにしてしまいました。
 
月が沈む2時間くらい前に(22:30頃)、望遠鏡をセットしたのですが、とにかくピント合わせに時間をかけました。
 
周辺部4箇所の星像を確認しながらやりましたが、ひどく時間がかかってしまいました。カメラの冷却温度を-45℃にしましたが、下げ過ぎもあるのか、あるいは接眼部に偏りがあるのか、左下がやや前ピンになりますが妥協せざるを得ませんでした。
次回は、冷却温度を-30℃程度でやってみる価値はあります。
 
そして、ビクセンの赤道儀AXDの南中反転を40度ほど遅らせ、明け方まで反転しないように設定しました。こういう所はSXDより便利です。
 
失敗その1
ガイドに関してはAXDはすぐれ者だと思いますね。例によって水平出しをして赤道儀を載せたのですが、何と北極星が視野に入っていないではありませんか!!
で、横着してピラーをググッとずらして極軸を合わせたのですが、水平出しはメチャクチャ。でも、かなりの精度でガイドするので助かります。AXD様さまです。初心者は時としていい機材に救われるものです。
 
失敗その2
ただ、モバイルパソコンで、ステラナビゲーター、PHD、ホイールコントローラー、
カメラコントローラーを開き、ヤフーブログ(庭でやっているので無線ランが繋がる)を見ていたらガイドが突然乱れるではありませんか。最初は原因が分からず、心も乱れっぱなし。
 
ページを変えると乱れるんですね。このパソコンの処理能力の限界がわかりました。
 
L、Rと順調に行き、Gのあたりでネットに接続し乱れたもんですから、やり直しをしている間に、あれよあれよと空に雲が出て、それが原因で最後に撮ったB画像は10分+5分なのです。そして、晴れずに夜が明けてしまいました。
 
また、しくじった。
 
 
 
ということで、
時間があったら、また画像処理します。
 
キチンとコンポして、もう少し品のある画像を目指して(笑)。
 
 
 
 

10月28日(金)夜半に撮影した馬頭星雲をアップします。
NGC7822のついでに撮ったものですが、CCDstackお試し版を
試用するために馬頭星雲をテキストに選びました。
ノータッチガイドで撮ったものなので、元画像は微妙にズレまくっていました。
CCDstackの性能がいかほどなのか試したいと思いチャレンジしてみました。
 
結果。
CCDstackの使い方が分からない、の一言。
諸先輩方のわずかな情報を手掛かりに、そこそこ処理できました。
手順は
ステライメージでダーク処理。
CCDstackでL2枚をコンポ、RGB各1枚をRGB合成。
CCDstackから上がってきた画像はかなり白かった。
ステライメージでRGB画像のズレを修正。
CCDstackの使い方がわからないが、各画像の伸縮等は補正されていたようです。
ステライメージでLRGB合成し、レベル調整(RGB及びR、G、B)した。
フォトショップでレベル調整、デジタル現像、背景のぼかし、
露出の調整、色調の調整、トーンカーブ調整等をしました。
 
イメージ 1
10月28日(金)0:30~  赤道儀ビクセンAXD ノータッチガイド
ビクセンAX103S  + AX103Sレデューサー f578
カメラFLI8300 フィルターIDAS  L:5分×2 RGB:各5分×1  計25分
 

10月27日(木)23:02から撮影したNGC7822をアップします。
 
イメージ 1
2011年10月27日(木)23:02~
赤道儀AXD(極軸をあせていない架台モード)
鏡筒AX103S(825mm)  レデューサーAX103S用(f578mm)
ガイド鏡 ボーグ77ED  ガイドカメラAtik16IC  PHDでガイド
FLI8300    IDAS RS2  L:10分×4 RGB:10分×1  ステライメージ6で処理
 
反省点と課題
・極軸合わせの際に北極星が入っていなかったので、水平調節した架台を動かしてしまった。
 ただ、それでもAXDはガイド幅が、PHDグラフのひとメモリ以内のところでガイドしてくれるから
 非常に頼もしい。ついでに馬頭星雲をノータッチガイドで5分撮ってみたのが下のL画像です。
 
・やはり赤のフィルターの時、やや大きくなる。分かっていたが、敢えてピント調節をやり直さなかった。
 ただ、どの程度広がるのかPSで調べてみたら99.95縮小すれば合う程度であった。
 なお、緑と青はピッタリ合っている。これが不思議。
 
・どうも全体の光軸がずれているようだ。対角線上の周辺画像を見ると、一方が前ピン、他方が後ピンの 様相を呈していたと見た。接眼部に問題ありと仮定して対策(実験)を立てたい。
 
・画像処理は、言わずもがな、である。とても見れたものではないが、気長にやりたい。
 
 R画像の肥大化をPSで是正する時、fitファイルでは読みこまないので、どうしても16ビットに落ちて
 しまう。で、ステライメージに戻った時、16ビットのR画像は32ビットのG、B画像とは相性が良くない
 気がする。
 
イメージ 2
AXDノータッチガイド L画像5分×1 レベル調整+デジタル現像

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