2013年07月

ここ数日は暫定処理の画像達をどうするかということで、自分なりに画像処理の
流れ図を作っているところです。
そして途中に以下の処理を入れるといいのではないかと考えて
試してみたいリストを作ってみました。
(1)微光星のマスク処理
(2)輝星のマスク処理とぼかし
(3)輝星の色彩を豊かにする処理
などなど・・・・。
今日は(1)と(2)をやってみましたが、なかなか難しいものです。
あまり効果が出ていないところを見ると、手加減が分かっていないようです。
 
特に、輝星の選択マスクを作ると、どうしても星雲のハイライト部分にも
マスクがかかり、そこだけが突出したりヘコんだりと上手く行きません。
星雲マスクも勉強しないとダメなようです。
LRGB画像から出発したのもよくないようです。
 
もちろん、RGB合成のところから変更する予定でしたが、やはり仕入れたネタは
すぐに試したくなるようです(笑)。
 
そこで、(1)と(2)、(3)の処理はあきらめて、
PSの「イメージ」→「モードM」→「Labカラー」のモードにし、
レベル補正をしてみました。
Lはあまりいじりませんでしたが、aとbを動かしてみました。
 
元画像は先日アップしたLRGB画像。
イメージ 1
 
 
ここから出発して、PSでいきなりLabカラーモードにして試してみました。
イメージ 2
 
 
そして、再処理Ver.1がこれ。
イメージ 3
あれこれ迷うより、すぐれたものを真似するのも一つの方法かと考え、
失礼ながらyottyanさんのM8の画像を横にもってきて処理してみました。
もちろん真似るのは最初から無理な話なのですが、
いろいろなこと感じとることができたと思います。
色彩の全体的なバランスとか柔らかさや星像の切れ味などの次元が違うという感じでした。
星雲から背景に変るところなどは、絶妙な感じがしました。
 
今日は本来の目標は達成できませんでしたが、
初めてLabカラーモードを触ることができた分、
得をしたような気にもなりました。
 
あと、Print screenの解像度がよくないのですが、
いい方法を御存知でしたらお教えください。
 
 
 
 

梅干しではありません。繭星雲ですよ~。
例によって暫定処理。この言葉は便利です(笑)。
イメージ 1
2013年7月19日(金)24:28~02:40  雲が通過中も継続     撮影場所  むつ市川内町    
赤道儀AXD  ガイド鏡 ボーグ60ED  ガイドカメラ Atik 16IC   ガイド PHD 
ε-180ED    ピント調整β-SGR  カメラML8300(対外気温-40度)    フィルター IDAS  50mmLRGB
L;10分×4枚  R:10分×3枚  G:合10分×3  B;10分×2枚   合計2時間
使用ソフト CCDstack・SI7・PS.CS5
 
月没が0時58分頃の予定でしたが、ややフライング気味にスタートしました。
現地に到着してからも雲が切れず、ダメもとで出掛けたのですが雲の切れるのが遅かった。
途中、雲が出て中断、もう一度撮影のセットをやり直して続行しましたが、最後も雲でダメでした。
北からの風も強く、星像が崩れる一因ともなりました。
Lは2枚捨てましたが、雲をかぶっているのでも全て使って処理しました。実際使えそうなものは
6枚程度でしょうか。幸いにも雲がそれほど人工的な光を散乱していないので、
無理して使えば使えなくもないという感じでした。
 
画像処理は恒星の初歩的な処理をマスターしていないので、この領域は苦労しました。
小さな梅干しと、小さなばっかりの領域です。繭星雲は淡いですね。
シーイングに恵まれないと無理のようです。
 
 
イメージ 2
ニコンD7100  24-70mm   24mm  ISO  1600      15s   F2.8     時間は7月20日(土) 1:49
対象は、ほぼ天頂にありました。この時には雲はなく、天の川も綺麗に見えていました。
 
ガイドの不調の原因は、ガイドカメラのコネクター(6極6芯)のピンのズレでした。
ちなみにPHDはVer1.14にアップデートしたら、キャリブレーションが速かったですね。
バージョンアップと関係があったのかどうかは不明ですが。
 
 
撮影は雲のため止む無く中止し、余った時間でフラット画像をいつもの倍の
80枚(LRGB各20枚)も撮りました。
下は片付けの態勢に入ったところ。
イメージ 3
4:01   24mm  ISO 2500   1/30s   F2.8
 
この後、せっかくなのでお湯を沸かし、カップ麺を食べインスタントコヒーを頂きました。
イメージ 4
4:35   24mm   ISO  1600  1/100  F5.0 
カレーヌードルでした。コーヒーはスタバではなく、DOUTORでした。
コンビニで5カップ1セットで売っているんですね。
コーヒー、砂糖、ミルクが1つの袋に入っているのですね。
これは酸っぱくないですよ。美味しかったです。
 
 

7月15日(月)、翌日が勤務の振り替えだったので、待望のM8とM20を撮りに遠征。
天気予報や衛星画像を見ると、南よりは西に向かった方が得策かと、むつ市の川内町に向かいました。
 
少しでも余裕を持って出かけようと思いましたが、到着したらこの雲。
イメージ 1
7月15日(月)19:22   むつ市川内町  自宅から25分か30分くらい。
ニコンD7100  24-70mm  24mm  ISO 1600  1/50s 
3種類の気象衛星の画像、赤外線、水蒸気、可視で見ても判断は難しいものです。
 
でもまぁ、次第に南東の方から星も出始め、21時頃には北極星も出てきたので極軸を
合わせるなどの準備に取り掛かることができました。
でも機材を出すのは躊躇しました。この雲ですから。
イメージ 2
  7月15日23:21    ニコンD7100  24-70mm  24mm  F2.8  ISO 1600   13s 
ピントが曖昧ですが、雰囲気は伝わるかと思います。
ここは海から1kmくらいの所だと思いますが、海の向こう側が明るいのは
むつ湾の対岸にある青森市方面の明かりだろうか。
 
 
う~ん、M8,20もとうに南中し、高度も下がってきました。
もう少し早く撮影を開始したかったが、どうもガイドカメラからスターブック・TENへの信号が
うまく伝わっていないようである。キャリブレーションが上手く行かないのである。
コードを作り替えなければなりません。ここ数回はそんな感じでした。
そして赤道儀の反転を30度から更に40度まで延長して、AXDに頑張ってもらいました。
イメージ 3
7月15日23:21    ニコンD7100  24-70mm  24mm  F2.8  ISO 1600   15s 
 
 
そして出来上がったのがこれ。
これも暫定処理と言わせてもらいます(笑)。再処理はいつするの? 後でしょ!
イメージ 4
2013年7月15日(月)22:27~00:41    
赤道儀AXD  ガイド鏡 ボーグ60ED  ガイドカメラ Atik 16IC   ガイド PHD 
ε-180ED    ピント調整β-SGR  カメラML8300    フィルター IDAS  50mmLRGB
L;10分×5枚  RBG;10分×各2枚  合計1時間50分
SI7でダーク・フラット → CCDstackでLRGBのそれぞれをコンポジット、RGB合成 → 
SI7でRGB画像とL画像をレベル調整の後デジタル現像 → SI7でLRGB合成とホット・クール
ピクセル除去 → SI7でレベル調整とカラーバランスとLab色彩調整 → PS・CS5で調整
 
昼のうちに光軸調整をやり直したのですが、まだダメですね。そして、ガイド不良もあり、
画像処理してもどうかなと思いましたが、自分で言うのもなんですが意外に滑らかな
画像が得られたように思います。ムラがあまりないのですね。
もちろん、色彩はちょっと問題ありです(笑)。
ずっと貼り続けているたか坊のプロフィール画像の色彩感を脱していません(笑)。
 
 
このあと、もう一つの対象を考えていたので導入しましたが、南北のガイド信号が入らなくなり
全くのお手上げ状態。仕方がない、ノータッチガイドで行こうとしたら、今度は東からの雲で
あっという間に星が見えなくなりました。しょうがないのでフラット画像を40枚撮って
片付けして3時過ぎには帰宅しました。
 
それにしても疲れました。ずっ~と、ガイドグラフとにらめっこでした。
せっかく持って行った、湯沸かし器ジェットボイルとカップラーメンとスタバのインスタント
コーヒー(?)は全く手つかずで持ち帰りました。
 
 

今日は振替休日でしたので、7日(日)の夕方から遠征してみました。
 
イメージ 1
2013年7月8日(月)1:02~2:35    横浜町大豆田(まめだ)地区
赤道儀AXD  
ガイド鏡 ボーグ60ED  ガイドカメラ Atik 16IC   ガイド PHD 
ε-180ED    ピント調整β-SGR  カメラML8300    フィルター IDAS  50mmLRGB
L;5分×7枚  RBG;5分×各3枚  合計1時間20分
SI7でダークフラット、デジタル現像、LRGB合成、CCDstackでコンポジットとRGB合成、PS.CS5で調整
 
撮影時間帯に注目。
雲のため断念して帰ろうかと言う天気でしたが、この時間帯からは雲が出てこなくなりました。
しかし、何分にも夜明けも近く、いつまた雲にやられるかもしれないということで5分露出にしたのでした。
本当はM8とM20を撮りたかった。
つまり、自宅では高度が低くて撮れない対象なんですね。
 
 
イメージ 2
7月8日(月)2:40   ニコンD700  14-24mm  14mm  F2.8  ISO 1600    10s
薄明もすでに始まっていましたが、まだ撮影していました。
海を隔てた向こう側はむつ湾と下北半島です。
この日は流れ星が多かったですね。何個見たでしょうか。10個は見ましたね。
特に、このカメラを片付けようとして、ふと空を見た時に火球が消滅する最後の瞬間を見ました。
最初から見たかったですね。
 
 
 
イメージ 3
7月8日(月)4:28
望遠鏡も片付け、ぼーっとしているところです。向こう側に海と下北半島の釜臥山が見えます。
 
 
イメージ 4
7月8日(月)4:35  ニコンD7100  70-200mm   135mm   F4.5  ISO 400   1/1250s
太陽も昇り朝もやが目立ってきました。 
 
 
今回、画像処理のほとんどがSI7のレベル調整でした。
カブリ補正はなしです。光害のない所は画像処理が楽なのかなと思いましたが、
まだアイリス星雲の雰囲気が出ていませんね。
今回も暫定処理と言うことで・・・。
 
 
 
 

梅雨のちょっとした晴れ間を縫うようにして撮った白鳥座のサドル付近。
サドルの左下がNGC6910散開星団。
イメージ 1
7月1日(月)21:55~25:25    自宅庭
赤道儀AXD  
ガイド鏡 ボーグ60ED  ガイドカメラ Atik 16IC   ガイド PHD 
ε-180ED    ピント調整β-SGR  カメラML8300    フィルター IDAS  50mmLRGB
L;10分×4枚  RG;10分×各2枚 B;10分×3枚  合計1時間50分
CCDStack、SI7、PS CS5で画像処理
 
 
画像処理はまだまだですが、今回判ったことはCCDstackでRGB合成するときのフィルター係数のこと。
ここは今まで適当にやっていたため、出来上がった画像の輝星の中に段差ができていたことが、
大きな問題(悩み)でした。
イメージ 2
今回はIDASのLRGBフィルターの透過率をメーカー発表のグラフから読み取り、
ML-8300のセンサーKAF8300のRGB別の感度を掛け算して求め、
図のようにRGB合成するときにFilter Factorの所に入力して処理してみました。
 
アストロアーツHPのステライメージ7のオートストレッチの解説にはIDASのフィルターと
KAF8300の組み合わせでの計算例が出ています。
フィルターの透過率の読み取り値がわずかに違う気がしましたが、
今回はその値でやってみました。
 
そうしたら、今までのような現象は起こらなくなったのです。
いや、もちろん、上にあるサドル付近の画像処理はまだまだですが、
問題が1つ解決してホッとしているところです。
 
輝星の処理はまだまだです。サドルの色がスッキリしませんが、黄色超巨星であるとのこと。
変光星だからではありません(笑)。
 
 
それにしても、雲の通過も多く、Lは8枚、RGBは3~4枚撮っていたのですが、
使えるのはわずかでした。
細くなった月が東の空に出る頃にはフラット画像を撮り、無事、平日の撮影を終えたのでした。
 
 

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