2010年03月
2010年03月04日
子育てWeb講座 その�ぁ� 『親が注意しなければならないこと』
子供の眼について、
いろんな状況にあうことがあります。
恥ずかしながら、
先日うちの家族におきましても
三男坊の『眼の充血』で一騒動しました。
とにかく『眼がかゆい、
そして眼がまっかっか』になっているのです。
普段真っ白い白眼がひどく赤くなっておりまして、
普段眼に関わっている私でさえも
すこしあたふたしてしまいました。
専門医を訪ねましたところ
『花粉によるアレルギー性の結膜炎』とのことでした。
『この時期になると多いですよ！』
というドクターの声にほっとし
『そうだよな』と胸をなでおろしました。
目薬を処方いただきまして、
きちんと対応しましたら２日ほどで
完全に充血もおさまり、かゆみもなくなりました。
親として子供の状況を観察すること、
これは本当に大事なことですし、
親としての責任でもあります。
実は子供の視機能発達におきまして、
『気づかない』ままおおごとになる例も
いくつかあります。
やはりお子さんがきちんと見えているかにつきまして、
各家庭でのチェックは必要不可欠です。
ここで子供さんの視機能についての
チェックポイントをご紹介しておきます。
�ヾ磴鮑戮瓩討呂い覆い�？
�∋�々片方の眼が遊んでいることがないか？
�２仔匹里箸�に行をとばして読んでしまわないか?
（同じ行を何度も読む）
�せ兩�が悪くはないか?（テレビや教科書に近づく）
�イ茲�転ばないか?（凹凸につまづきやすい）
��集中力にかけてはいないか?（近くを見ると疲れやすい）
見逃しがちではありますが、
幼少のころに対処することで、
その子の一生の眼の見え方に
関わってくることもありますので、
ここは今一度慎重にお子さんの眼の状況を観察し、
的確な対応をしていただくことで、
その子の快適な視生活の確保に
つながっていくこととなります。
親として重要なことは
お子さんの視機能についてきちんと真剣に観察し
的確な手助けをしてあげることです。
話は変わりますが、
先日『めがねをかけたくない』と
泣き叫んでしまう子供さんがお母さんと来店されました。
きちんと矯正さえすれば
１．０以上の視力が確保できるにもかかわらず、
そのお子さんはかたくなに
メガネをかけようとしません。
無論かけなければ視力は０．１にも満たないのです。
黒板の文字はもちろん見えておりません。
よくよく事情を聞いてみましたら、
学校でメガネをかけていると恥ずかしかったり、
いろんなうわさをされるのが怖いとの事でした。
そんな馬鹿な・・・、と思わずいたたまれなくなり、
お母さんとも一緒になってお子さんと話しました。
いろんな話をする中で、
結果的には、そのお子さんは車が大好きだったこと、
将来車の免許をとってドライブするのが
夢だったことより、このことでいくしかない！と
免許取得時にはきちんと０．７の視力が見えていないと
いけないことを伝え、
今のうちから準備しておくべきだよ・・・
という話をすることで何とか、
『視力保護』をさせていただくことが出来ました。
そのほか親が注意しなければならないことには、
早寝早起きの徹底、
姿勢をきちんとさせる、
ゲームやテレビの時間を管理する、
偏食をさせない・・・などたくさんあります。
まずはお子さんのことをしっかり見てあげて
一声かけてあげるだけで
お子さんに意識が芽生えることがあります。
こまめな声かけはとても大切です。
『快適に見えるしあわせをご提供すること』
それが私どもの使命です。
私も一人のオプトメトリストとして
これからも一生懸命がんばりたいと思います。
これまで数回にわたり
視機能についてのお話をさせていただきました。
もしも何かお気づきの点ございましたら
ご遠慮なくお気軽にお申し付けくださいませ。
ありがとうございました。
オプトメトリスト中村メールアドレス：shojido@siren.ocn.ne.jp
いろんな状況にあうことがあります。
恥ずかしながら、
先日うちの家族におきましても
三男坊の『眼の充血』で一騒動しました。
とにかく『眼がかゆい、
そして眼がまっかっか』になっているのです。
普段真っ白い白眼がひどく赤くなっておりまして、
普段眼に関わっている私でさえも
すこしあたふたしてしまいました。
専門医を訪ねましたところ
『花粉によるアレルギー性の結膜炎』とのことでした。
『この時期になると多いですよ！』
というドクターの声にほっとし
『そうだよな』と胸をなでおろしました。
目薬を処方いただきまして、
きちんと対応しましたら２日ほどで
完全に充血もおさまり、かゆみもなくなりました。
親として子供の状況を観察すること、
これは本当に大事なことですし、
親としての責任でもあります。
実は子供の視機能発達におきまして、
『気づかない』ままおおごとになる例も
いくつかあります。
やはりお子さんがきちんと見えているかにつきまして、
各家庭でのチェックは必要不可欠です。
ここで子供さんの視機能についての
チェックポイントをご紹介しておきます。
�ヾ磴鮑戮瓩討呂い覆い�？
�∋�々片方の眼が遊んでいることがないか？
�２仔匹里箸�に行をとばして読んでしまわないか?
（同じ行を何度も読む）
�せ兩�が悪くはないか?（テレビや教科書に近づく）
�イ茲�転ばないか?（凹凸につまづきやすい）
��集中力にかけてはいないか?（近くを見ると疲れやすい）
見逃しがちではありますが、
幼少のころに対処することで、
その子の一生の眼の見え方に
関わってくることもありますので、
ここは今一度慎重にお子さんの眼の状況を観察し、
的確な対応をしていただくことで、
その子の快適な視生活の確保に
つながっていくこととなります。
親として重要なことは
お子さんの視機能についてきちんと真剣に観察し
的確な手助けをしてあげることです。
話は変わりますが、
先日『めがねをかけたくない』と
泣き叫んでしまう子供さんがお母さんと来店されました。
きちんと矯正さえすれば
１．０以上の視力が確保できるにもかかわらず、
そのお子さんはかたくなに
メガネをかけようとしません。
無論かけなければ視力は０．１にも満たないのです。
黒板の文字はもちろん見えておりません。
よくよく事情を聞いてみましたら、
学校でメガネをかけていると恥ずかしかったり、
いろんなうわさをされるのが怖いとの事でした。
そんな馬鹿な・・・、と思わずいたたまれなくなり、
お母さんとも一緒になってお子さんと話しました。
いろんな話をする中で、
結果的には、そのお子さんは車が大好きだったこと、
将来車の免許をとってドライブするのが
夢だったことより、このことでいくしかない！と
免許取得時にはきちんと０．７の視力が見えていないと
いけないことを伝え、
今のうちから準備しておくべきだよ・・・
という話をすることで何とか、
『視力保護』をさせていただくことが出来ました。
そのほか親が注意しなければならないことには、
早寝早起きの徹底、
姿勢をきちんとさせる、
ゲームやテレビの時間を管理する、
偏食をさせない・・・などたくさんあります。
まずはお子さんのことをしっかり見てあげて
一声かけてあげるだけで
お子さんに意識が芽生えることがあります。
こまめな声かけはとても大切です。
『快適に見えるしあわせをご提供すること』
それが私どもの使命です。
私も一人のオプトメトリストとして
これからも一生懸命がんばりたいと思います。
これまで数回にわたり
視機能についてのお話をさせていただきました。
もしも何かお気づきの点ございましたら
ご遠慮なくお気軽にお申し付けくださいませ。
ありがとうございました。
オプトメトリスト中村メールアドレス：shojido@siren.ocn.ne.jp
2010年03月03日
子育てWeb講座 その�� 『眼にいいことは？』
今回は『眼にいいことは？』ということをテーマに
お話させていただきます。
前回、視力低下の予防には
『早寝早起き』という
基本的な生活習慣のことを話しましたが、
このことは一生を通じて健康的な生活をする上で、
非常に重要なことです。
ただし、ご家庭の中では、
なかなか早寝早起きの習慣ができにくい状況も
あるようです。
それでは、『眼にいいことは？』なんでしょう・・・。
いろんないいことはあるのですが、
そんな中でも、まず重要な一つは、
眼をリラックスさせてあげるということです。
ゲーム、パソコンや携帯メールなどの通信機器は
熱中すると時間を忘れてしまいますし、
読書好きの方は本を読んでいると
時間がたつのも忘れてしまいます。
熱中するということは
楽しくてしょうがない状況なのですが、
そんなときこそ思い切って
眼への休憩をとってあげましょう！
1時間の集中のあとには
10分くらいの眼への休憩を心がけてください！
できれば外の景色（できるだけ遠くの方）を見ることで、
眼はとてもリラックスした状態になります。
そしてリフレッシュして
また次の作業に取り掛かりますと
能率も自然と上がります。
・1日に見るテレビの時間は
できれば3時間以内が理想です！
・1時間のTVの後にはせめて10分の休憩を！
・TVゲームをしているときの眼の疲労度は
TVを見ているときの約3倍、
1日に1時間以内を心がけましょう！
ここで眼へのリラックスタイムのとり方を
一つご紹介いたします。
【あったか＆つめたか 眼のリフレッシュ】
１．お風呂で、２つの洗面器を用意します。
２．１つには、水道水くらいの冷水
（１０〜２０度くらい）を入れます。
３．もう一つには、やや熱めのお風呂の湯
（４２〜４３度くらい）を入れてください。
４．２つの洗面器に、５秒間づつ、交互に顔をつけます。
５．これを５回くらい繰り返し、
最後は必ず「冷水」のほうで終わります。
目は温めると、血行が良くなって疲労物質を排除し、
栄養供給が良くなり
眼の疲労を取ることができます。
逆に目を冷やした場合は、血管が収縮し、
一時的に血行は悪くなります。
ですが、次に温めたときに、収縮の反動で、
眼の周囲の血行がさらに良くなる効果が得られます。
冷やす状態から温める状態に切り替えるときに、
目が「ふーっ」とゆるみ、
緊張からリラックス状態へと切り替わります。
温度差の刺激が、眼球とその周囲の組織の血行を高め、
自律神経の働きを正常化します。
また、血管の流れの改善が、
眼の疲れをスッキリと癒してくれます。
※冷たすぎたり熱すぎたりしない程度で、
無理のない範囲でお試しください。
なかなか現代社会では
ゆっくりした睡眠を取りにくいのが現状ですが、
眼にとって適度な睡眠は必要不可欠です。
どうぞお忙しい中とは思いますが、
子供も大人も睡眠不足に
気をつけていただきたいものです。
そのほか、栄養不足は視力低下へつながることや、
姿勢のこと、
そして外で子供が遊ぶことなど眼にいいこと
（重要なこと）はたくさんございますが、
またお話させていただきます。
次回は『親が注意しなければならないこと』
というタイトルのお話をさせていただきます。
またどうぞご覧ください！
お話させていただきます。
前回、視力低下の予防には
『早寝早起き』という
基本的な生活習慣のことを話しましたが、
このことは一生を通じて健康的な生活をする上で、
非常に重要なことです。
ただし、ご家庭の中では、
なかなか早寝早起きの習慣ができにくい状況も
あるようです。
それでは、『眼にいいことは？』なんでしょう・・・。
いろんないいことはあるのですが、
そんな中でも、まず重要な一つは、
眼をリラックスさせてあげるということです。
ゲーム、パソコンや携帯メールなどの通信機器は
熱中すると時間を忘れてしまいますし、
読書好きの方は本を読んでいると
時間がたつのも忘れてしまいます。
熱中するということは
楽しくてしょうがない状況なのですが、
そんなときこそ思い切って
眼への休憩をとってあげましょう！
1時間の集中のあとには
10分くらいの眼への休憩を心がけてください！
できれば外の景色（できるだけ遠くの方）を見ることで、
眼はとてもリラックスした状態になります。
そしてリフレッシュして
また次の作業に取り掛かりますと
能率も自然と上がります。
・1日に見るテレビの時間は
できれば3時間以内が理想です！
・1時間のTVの後にはせめて10分の休憩を！
・TVゲームをしているときの眼の疲労度は
TVを見ているときの約3倍、
1日に1時間以内を心がけましょう！
ここで眼へのリラックスタイムのとり方を
一つご紹介いたします。
【あったか＆つめたか 眼のリフレッシュ】
１．お風呂で、２つの洗面器を用意します。
２．１つには、水道水くらいの冷水
（１０〜２０度くらい）を入れます。
３．もう一つには、やや熱めのお風呂の湯
（４２〜４３度くらい）を入れてください。
４．２つの洗面器に、５秒間づつ、交互に顔をつけます。
５．これを５回くらい繰り返し、
最後は必ず「冷水」のほうで終わります。
目は温めると、血行が良くなって疲労物質を排除し、
栄養供給が良くなり
眼の疲労を取ることができます。
逆に目を冷やした場合は、血管が収縮し、
一時的に血行は悪くなります。
ですが、次に温めたときに、収縮の反動で、
眼の周囲の血行がさらに良くなる効果が得られます。
冷やす状態から温める状態に切り替えるときに、
目が「ふーっ」とゆるみ、
緊張からリラックス状態へと切り替わります。
温度差の刺激が、眼球とその周囲の組織の血行を高め、
自律神経の働きを正常化します。
また、血管の流れの改善が、
眼の疲れをスッキリと癒してくれます。
※冷たすぎたり熱すぎたりしない程度で、
無理のない範囲でお試しください。
なかなか現代社会では
ゆっくりした睡眠を取りにくいのが現状ですが、
眼にとって適度な睡眠は必要不可欠です。
どうぞお忙しい中とは思いますが、
子供も大人も睡眠不足に
気をつけていただきたいものです。
そのほか、栄養不足は視力低下へつながることや、
姿勢のこと、
そして外で子供が遊ぶことなど眼にいいこと
（重要なこと）はたくさんございますが、
またお話させていただきます。
次回は『親が注意しなければならないこと』
というタイトルのお話をさせていただきます。
またどうぞご覧ください！
2010年03月02日
子育てWeb講座 その�◆ 愡詢呂�低下する原因は？〜テレビゲームと視力』
今回は『視力低下の原因になるのは何？
テレビゲームが眼に与える影響について』
ということをテーマにお話させていただきます。
現代社会ではパソコンや携帯メールなどの
通信機器が必要不可欠なものとなっています。
時代に合わせた情報をいち早く入手するために
大人から子供までがこぞって
パソコンに向かう姿はよく見受けられます。
では子供がよくかじりついているゲーム機器は
眼にとって、なぜ悪影響を与えてしまうのか
お話させていただきましょう。
まずはゲームをしているときの、
もしくは携帯メールを打っているときの
お子さんの眼を観察してみてください。
その集中度合いが増していけば行くほど、
まばたきの回数が減ってはいませんか？
まばたきというのは
通常３〜４秒に一回行う人間の大切な動作です。
まばたきによって眼には水分がいきわたり、
その表面が潤います。
また眼への栄養分も同時に補給されるための
大切な動作となります。
しかし、ゲーム機器を見ているお子さんの眼は、
それらの重要な役目をしているまばたきが、
極端に減ってしまいます。
あまりにも眼への潤いがなくなってしまうことを
『ドライアイ』と呼びますが、
ドライアイになると目は疲れるし、
集中度合いはなくなるし、
ひいては肩こりや頭痛まで引き起こしてしまい、
良いことはありません。
よってゲーム機器を1時間楽しんだ後は、
必ず眼への休息をとっていただきたいものです。
遠くをぼんやり眺めたり、
眼をつむってゆっくりリラックスタイムを取るのも
良いでしょう。
そうでないと眼球が悲鳴を上げてしまいます。
それから、ゲームをしている間、
眼は近く（眼から３０〜４０cm）に
焦点を合わせていることになります。
近くを見るためのピント合わせをするためには、
眼の中の水晶体を膨らませたり、
ゆるめたりする動作（調節作用）を
しなければなりません。
しかし幼少の時期に近くでの作業を
長時間続けてしまうと、
なかなかこの調節作用がうまくいかなくなり、
屈折性の近視を引き起こしてしまう場合があるのです。
よってこのようなことからも
眼へのリラックスタイム（休息）は必要となります。
またゲームやテレビに熱中してしまうと、
当然時間の配分に乱れが出てきて、
睡眠不足になりがちです。
大人でもインターネットや
メールに熱中したりして・・・、
そのようなことは多々あるでしょう。
ですが、この睡眠不足は眼へはもっとも有害です。
これは、規則正しい睡眠をとっている子供と、
そうでない子供を比較した中から、
かなりの有意差で実証されました。
やはり早寝早起きというのは、
眼へも重要な影響を与えているのです。
そのほかきちんとした栄養を取ることも
眼の成長の過程にはなくてはならないものです。
最近は、まだまだ成長期なのに、
無茶なダイエットにより眼への栄養がうまくいかず
視力が出にくいお子さんも増加しています。
子供でダイエット？？？
うそのような話が現実になっているのです。
次回は『眼にいいことは？』というタイトルの
お話をさせていただきます。
またどうぞご覧ください！
テレビゲームが眼に与える影響について』
ということをテーマにお話させていただきます。
現代社会ではパソコンや携帯メールなどの
通信機器が必要不可欠なものとなっています。
時代に合わせた情報をいち早く入手するために
大人から子供までがこぞって
パソコンに向かう姿はよく見受けられます。
では子供がよくかじりついているゲーム機器は
眼にとって、なぜ悪影響を与えてしまうのか
お話させていただきましょう。
まずはゲームをしているときの、
もしくは携帯メールを打っているときの
お子さんの眼を観察してみてください。
その集中度合いが増していけば行くほど、
まばたきの回数が減ってはいませんか？
まばたきというのは
通常３〜４秒に一回行う人間の大切な動作です。
まばたきによって眼には水分がいきわたり、
その表面が潤います。
また眼への栄養分も同時に補給されるための
大切な動作となります。
しかし、ゲーム機器を見ているお子さんの眼は、
それらの重要な役目をしているまばたきが、
極端に減ってしまいます。
あまりにも眼への潤いがなくなってしまうことを
『ドライアイ』と呼びますが、
ドライアイになると目は疲れるし、
集中度合いはなくなるし、
ひいては肩こりや頭痛まで引き起こしてしまい、
良いことはありません。
よってゲーム機器を1時間楽しんだ後は、
必ず眼への休息をとっていただきたいものです。
遠くをぼんやり眺めたり、
眼をつむってゆっくりリラックスタイムを取るのも
良いでしょう。
そうでないと眼球が悲鳴を上げてしまいます。
それから、ゲームをしている間、
眼は近く（眼から３０〜４０cm）に
焦点を合わせていることになります。
近くを見るためのピント合わせをするためには、
眼の中の水晶体を膨らませたり、
ゆるめたりする動作（調節作用）を
しなければなりません。
しかし幼少の時期に近くでの作業を
長時間続けてしまうと、
なかなかこの調節作用がうまくいかなくなり、
屈折性の近視を引き起こしてしまう場合があるのです。
よってこのようなことからも
眼へのリラックスタイム（休息）は必要となります。
またゲームやテレビに熱中してしまうと、
当然時間の配分に乱れが出てきて、
睡眠不足になりがちです。
大人でもインターネットや
メールに熱中したりして・・・、
そのようなことは多々あるでしょう。
ですが、この睡眠不足は眼へはもっとも有害です。
これは、規則正しい睡眠をとっている子供と、
そうでない子供を比較した中から、
かなりの有意差で実証されました。
やはり早寝早起きというのは、
眼へも重要な影響を与えているのです。
そのほかきちんとした栄養を取ることも
眼の成長の過程にはなくてはならないものです。
最近は、まだまだ成長期なのに、
無茶なダイエットにより眼への栄養がうまくいかず
視力が出にくいお子さんも増加しています。
子供でダイエット？？？
うそのような話が現実になっているのです。
次回は『眼にいいことは？』というタイトルの
お話をさせていただきます。
またどうぞご覧ください！
2010年03月01日
子育てWeb講座 その� 愆磴梁臉擇気砲弔い董�
一生を通じてとても大切なことの一つ
『見える』ということ。
世の中の情報の８０％は眼から入ってきます。
皆さんのお子さんの眼にも
毎日たくさんの情報が飛び込んでいます。
その情報によって毎日喜んだり、笑ったり、
怒ったり、泣いたり、
まさしく『見える』ということは
神様からの大切なプレゼントです。
その大切なお子様の『眼』という器官に
きちんと映像が映し出されているかどうか・・・は、
極端にいうならば、その本人さんしか知りえません。
生まれたばかりの赤ちゃんは
ぼんやりとした景色の中から、
まずはお母さんのおっぱいを探します。
赤ちゃんの眼球の中で、
見ようとする機能は
およそ6ヶ月までに形成されるといわれています。
お母さんは赤ちゃんがお乳を飲むときの
表情もさることながら、
成長の過程でその眼の動きを観察してみることも
重要なことです。
その後６歳〜９歳くらいまでに
ヒトの両眼視機能は
いろんな実体験を通して形成されます。
その期間を臨界期（りんかいき）と言いますが、
この期間はいろんな眼の異常事態を修正しやすい、
もっとも重要な期間となります。
異常事態には斜視や
強度の屈折異常（近視、遠視、乱視）がありますが、
このことによりピントがあわないまま物を見てしまい、
眼がピンボケの状態を
正常な状態と思い込んでしまうこともあります。
これが原因で視力が出にくい眼の状態を
『弱視』と言いますが、
この弱視の矯正は
早ければ早いほど良いといわれています。
お子さんのこのような状態に気づいたら、
まずはご相談ください。
お子さんの眼鏡やコンタクトレンズの購入に
保険の適用もあります。
また、一般的にお母さん方は、
お子さんの近視のことを気にされる場合が多いです。
近視という屈折異常の場合、
お子さんは遠くが見にくいと訴えるため、
その状況を把握するのは比較的容易ですが、
遠視のお子さんは少し違います。
遠視のお子さんは遠くを見たとき、
自分の調節という無理な力を使って見てしまうので、
この子は『眼が良い』と勘違いされがちです。
遠視は最もプレッシャーを受け、
疲れやすい眼です。
特に近くを見たときに
そのプレッシャーは最も強くなります。
見えるからほったらかしにするのではなく、
その子が机に向かうときの見方
（斜めからみたりしていないか）、
見ているときの顔の表情
（眼を細めたりしていないか）なども
観察してあげましょう。
そして時には子供と同じ視線で、
一緒に『この絵本がはっきり見えるかい？』
と聞いてあげることも大切なことです。
最近の傾向として、
子供さんの近くを見る時の視力が落ちてきています。
これは勉学に励んでいくお子さんに対しては
大変辛い事実です。
また本の行を飛ばしてしまったり、
同じところを何度も読んでしまうお子さんもおられます。
今一度お子さんの眼に注目し、
困ったときにはお近くのオプトメトリスト、
眼科の先生にお気軽に、ご相談ください。
次回は『視力低下の原因になるのは何？
テレビゲームが眼に与える影響・・・？』。
これから数回にわたり、
お子さんの眼について解説させていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。
『見える』ということ。
世の中の情報の８０％は眼から入ってきます。
皆さんのお子さんの眼にも
毎日たくさんの情報が飛び込んでいます。
その情報によって毎日喜んだり、笑ったり、
怒ったり、泣いたり、
まさしく『見える』ということは
神様からの大切なプレゼントです。
その大切なお子様の『眼』という器官に
きちんと映像が映し出されているかどうか・・・は、
極端にいうならば、その本人さんしか知りえません。
生まれたばかりの赤ちゃんは
ぼんやりとした景色の中から、
まずはお母さんのおっぱいを探します。
赤ちゃんの眼球の中で、
見ようとする機能は
およそ6ヶ月までに形成されるといわれています。
お母さんは赤ちゃんがお乳を飲むときの
表情もさることながら、
成長の過程でその眼の動きを観察してみることも
重要なことです。
その後６歳〜９歳くらいまでに
ヒトの両眼視機能は
いろんな実体験を通して形成されます。
その期間を臨界期（りんかいき）と言いますが、
この期間はいろんな眼の異常事態を修正しやすい、
もっとも重要な期間となります。
異常事態には斜視や
強度の屈折異常（近視、遠視、乱視）がありますが、
このことによりピントがあわないまま物を見てしまい、
眼がピンボケの状態を
正常な状態と思い込んでしまうこともあります。
これが原因で視力が出にくい眼の状態を
『弱視』と言いますが、
この弱視の矯正は
早ければ早いほど良いといわれています。
お子さんのこのような状態に気づいたら、
まずはご相談ください。
お子さんの眼鏡やコンタクトレンズの購入に
保険の適用もあります。
また、一般的にお母さん方は、
お子さんの近視のことを気にされる場合が多いです。
近視という屈折異常の場合、
お子さんは遠くが見にくいと訴えるため、
その状況を把握するのは比較的容易ですが、
遠視のお子さんは少し違います。
遠視のお子さんは遠くを見たとき、
自分の調節という無理な力を使って見てしまうので、
この子は『眼が良い』と勘違いされがちです。
遠視は最もプレッシャーを受け、
疲れやすい眼です。
特に近くを見たときに
そのプレッシャーは最も強くなります。
見えるからほったらかしにするのではなく、
その子が机に向かうときの見方
（斜めからみたりしていないか）、
見ているときの顔の表情
（眼を細めたりしていないか）なども
観察してあげましょう。
そして時には子供と同じ視線で、
一緒に『この絵本がはっきり見えるかい？』
と聞いてあげることも大切なことです。
最近の傾向として、
子供さんの近くを見る時の視力が落ちてきています。
これは勉学に励んでいくお子さんに対しては
大変辛い事実です。
また本の行を飛ばしてしまったり、
同じところを何度も読んでしまうお子さんもおられます。
今一度お子さんの眼に注目し、
困ったときにはお近くのオプトメトリスト、
眼科の先生にお気軽に、ご相談ください。
次回は『視力低下の原因になるのは何？
テレビゲームが眼に与える影響・・・？』。
これから数回にわたり、
お子さんの眼について解説させていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。
