2004年07月01日
百ます計算を止めた理由!
この記事は2006.3.7(火)に書いたものです。
2004年7月29日からほとんど毎日続けてきた百ます計算を
なぜ止めたのか?
その理由をダイジェスト版にまとめたものです。
2005.12.13から2005.12.19までの記事をお読みください。
1人息子タカヒロが百ます計算を止めてから、3ヶ月ほど経ちます。(2006年3月7日現在)
今現在の感想を言いますと、
「もっと早く止めればよかった!」
「でも、早い時期に百ます計算の弊害に気がついてよかった!」
です。
ストップウォッチを片手に持ってがんばっているお母さん!
早く百ます計算の弊害に気がついてくださいね。
それでは、じっくりお読みください。
注意:この文章は百ます計算を批判をするものではないです。
「なにを」を選ぶ自由は、人それぞれですから。
しかし、「なにを」よりも「いかに」の方がはるかに重要だということを
ご理解ください。
----------ここから
2005年12月12日
足し算の百ます計算:1分34秒。(目標:1分15秒切り 自己記録:1分18秒)
引き算の百ます計算:1分52秒。(目標:1分20秒切り 自己記録:1分28秒)
掛け算の百ます計算:2分33秒。(目標:1分45秒切り 自己記録:1分50秒)
夕ご飯を食べたら、眠気がおそってきたらしく、
勉強の途中で居眠り。
今日は、軽めの勉強できりあげる。
2005年12月13日
突然ですが、
百ます計算をお休みします。
無期限で...
2004年の7月29日から、ほとんど休まずに
続けてきました。
「えっ、もったいない」
なんて思う人もいるかも知れませんが、決断しました。
前みたいに、タカヒロがやる気をなくしているので、お休みする
訳じゃありません。やる気マンマンです。(笑)
2005年12月14日
昨日から、
1年4ヶ月ほど続けていた百ます計算を
無期限のお休みにした。
ちなみに自己記録は
足し算の百ます計算:1分18秒
引き算の百ます計算:1分28秒
掛け算の百ます計算:1分50秒
親の私が言うのも変だけど、なかなかいい記録だと思う。
百ます計算のお陰で、
タカヒロは学校では抜群の計算力を発揮している。
その辺は、タカヒロも自信を持っている。
では、なぜ無期限のお休みにしたのか?
それは...
あることがキッカケだった。
1週間ほどまえ、
強育ドリル(文章題)をやっている最中のことだった。
書いてある文脈を無視して出ている数字を使って
足したり、引いたり、掛けたり、割ったりしていた。
それを見て、愕然とした。
「ねえ、文章をちゃんと読んで考えている?」
「....」
「おまえ、そんなめちゃくちゃなことやっても意味ないよ!」
なぜ、このことが、
百ます計算をお休みするキッカケとなったのか...
明日につづく。
2005年12月16日
タカヒロといっしょに百ます計算をやり始めて間もない頃、
タイムがどんどん縮んでいくのが楽しかった。
立てた目標をクリアーしていくのが楽しかった。
タカヒロ自身もそれが楽しいらしく、
「百ますがおもしろい!」
って言っていた。
時期は忘れたが、ある時期から
あることが目立ち始めた。
そうそれは、何か書いてあるのかわからないくらい汚い数字。
タイムを少しでも縮めようと、あせって
汚くなる。
途中、途中で
「おまえ、数字が汚いよ!」って
怒っていた。
百ます計算を長い間、続けてきたことによって、
条件反射的に反応できるくらいに、答えをもの凄いスピードで
出せるようになった。
1年生のレベルでは、足し算、引き算、掛け算がそのレベルで
できるということは、学校の授業なんかは、
タカヒロの言葉で表現すれば、「カルカル」である。
しかし、この状態がタカヒロに
変な薄っぺらな自信を植えつけさせ、
考えない習慣を作らせたように思い、
ここ数日、百ます計算の
いいところ、よくないところを自分自身で整理をしていた。
そして、あるHPに出会った...
明日以降につづく。
2005年12月17日
そのHPにはこんなことが書かれていた。(ホンの一部、要点を抜粋)
----------ここから
幼児期の学習でスピードを付けることほど危険なことはありません。
単純作業を速くするには何も考えないで作業に没頭する必要があります。また、速い作業をしている時に何かを考えようとしても考えられません。つまり、速い作業は考えることを妨害する作用があるということです。
速い作業(高速計算)をしている時には頭の中では「考えるな」という指令が出ているということです。ですから、幼児期に一番注意しなければいけないのは高速学習なのです。高速学習は、条件反射的に処理することを要求していると同時に「考えるな」という指示を出しているのです。
反射とは自動化するということです。自動化は放置すると固定化します。固定化すると何も受け付けなくなります。これを反射式プリントで考えると「単純計算の高速化(強制反復)→考えるなという指令の繰り返し(自動化による反射形成)→頭の硬直化→硬直化した頭の固定化→考えることを受け付けない拒絶化(人為的学習障害:ALD)→性格形成や人格形成に影響」となります。
小学校低学年の時にしなければいけないことは「考える力」と「正しい家庭学習の習慣」を身につけることです。そして「考える力」を養成するためには、できるだけ条件反射の養成となる高速の機械的反復作業はしてはいけないのです。具体的には計算等でスピードを競うことは最もいけないことです。子ども達は、面白がってやろうとしますが、害になるばかりです。ここで、いかにスピード競争から思考訓練に移行させることが出来るかが教師の力量なのです。なぜならば、単純計算のスピードをつけることはいつでもできますが、ゆっくりジックリ丁寧に考えるという習慣はなかなかつかないからです。さらに、考える力のない子は小4からの抽象概念の世界を理解すること自体が難しくなりますので、全教科で落ちこぼれる可能性が出て来ます。
「基礎学力」とは基礎計算を速くしたり漢字を暗記することではありません。基礎学力とは、先生(他人)の話をよく聞くことが出来る力、先生(他人)の言葉を理解することが出来る力、抽象的な事柄をイメージ化出来る力、つまり「考える力」のことです。
----------ここまで
ものごとには必ず裏と表がある。これが私の基本になっている考え方。
だから、昨年、百ます計算を始める前にも、ネット上で繰り広げられていた
「いい、悪い」論争を一通り目を通していた。
「まあ、よさそうだからやってみるか」
「ダメだったら、止めればいいから...」
という軽い気持ちがあった。
ここのHPを読みはじめてスグに、
その安易な気持ちがダメだったのがわかった。
さらに、
百ます計算の反復徹底と記録を求めるやり方が、
タカヒロに、変な薄っぺらな自信を植えつけさせ、
考えない習慣を作らせ、そして、ものごとを丁寧にじっくりと
ゆっくりとやることを奪っていたのかも知れないという私の思いは、
確信に変わってきた。
ためしにここのHPに載っている
「考える力がつく」とされる文章問題をやらせてみた。
出来ない。
絵図もろくに書けない。
タカヒロの名誉のために書いておくが、最レベというさんすうの問題集を
スラスラ解く実力を持っている。
なのに、出来ない。(出来ない問題が多い)
私はそのHPに載っている凄まじいまでの量の情報を真剣に読んだ。
読めば読むほど、
これは、百ます計算をこのまま続けていたら、
とんでもないことになるかも知れないと感じた。
そして、
私に百ます計算のお休みを決定づけさせた、
最大の出来事が起こった。(指摘を受けた)
それは...
明日以降につづく。
2005年12月18日
私に百ます計算のお休みを決定づけさせた、
最大の出来事が起こった。
その出来事とは...
それは、今月13日から始まった個人面談(妻が出席)で、
担任からの指摘だった。
「タカヒロさんは、友達とも仲良くやっているし、
この間、お友達をケガさせて以来、先のことをよく考えて
行動するようにもなりましたし、勉強に関しては
人の話をちゃんと聞いて、理解して、的確な答えを出しますし、
おそらく、高学年になってもトップクラスでいると思います」
「しかし、もったいないことが1つだけあります」
「それは、何でもスグにわかってしまい、的確な答えはするのですが、
あせってやるというか、せかせかして落ち着きがないです」
「ですから、答えがわかっているのに、ポカッと抜けたり、
字とか数字が、バランスが悪いというか、読みにくくて汚いです」
「もうすこし、ゆっくり、丁寧に、じっくりやることを身につければ
もっと伸びるし、このままだと、能力はAなのに、Bの評価に
なることもあります」
「それは、本人にとってもショックなことだと思います」
「その辺のことをご家庭でも話し合ってください」
私はこの話しを聞いたときに、
「これって、百ます計算をやっている時のタカヒロじゃん」
って思った。(しかし、先生、よく見てるな〜(感心))
もともとのタカヒロの性格もあるが、
百ます計算でさらにそれが、加速(笑)したんじゃないかと思った。(百ます計算はそういう要素があると思う)
いろいろ考えた結果、
百ます計算を無期限でお休みすることに決めた。
そして、今、新しく取り組んでいることは....
明日以降につづく。
注意:これは、あくまでもタカヒロでの話しですので、すべての子どもに共通するとは限りません。そして、百ます計算を否定する内容でもないです。
2005年12月19日
今回、百ます計算をお休みするキッカケとなったHPは、
考える力・絶対学力を育てる「どんぐり倶楽部」
である。
ここのHPを読むに連れて、
自分が怒られている気がした。
ここでやってはダメっていうことを、けっこう気合いを入れて
やっていたから。(笑)
最近、やり始めた文章問題も、ここのもの。
やる時の決まりがある。
まとめてやらない。
ゆっくり・ジックリ・丁寧に解く。
必ず絵(図)を書いて、目で考える。
暗算はしないで、筆算を記録しておく。
間違えに気づいても絶対に消しゴムを使わない。
計算ではなく、考える過程が大事なのでヒントはもらわない。
どうしても解けなければ一ヶ月後に再挑戦する。
たとえ、直ぐには分からなくても
「分からな〜い」と言って諦めない。
答えが分からなくても絵(図)は書ける。
これからは、ここの勉強を中心に、
「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」
やっていく。
個人的には、
糸山泰造氏のトライアングルナンバーズ → 宮本哲也氏の強育パズル → 糸山泰造氏の文章問題(もしくは強育ドリル)をやれば、算数はOKだと思う。
今日も、タカヒロは、文章問題を笑いながらやっていた。
なぜか?
だって、文章問題の内容がウンチだったから(笑)(写真参照)
百ます計算を無期限のお休みと書いてきたが、
だぶん、ずっとお休みになると思う。
だから、このBlogのタイトルを百ます計算から、何か他のヤツに変えないとな〜。
「どんぐり倶楽部」糸山泰造氏が書いた本をぜひ読んでみてください。
注意:百ます計算がいい悪いを論ずるつもりはまったくありません。それぞれのご家庭で、子どもにあった方法で学習するのが一番です。
----------ここまで
2004年7月29日からほとんど毎日続けてきた百ます計算を
なぜ止めたのか?
その理由をダイジェスト版にまとめたものです。
2005.12.13から2005.12.19までの記事をお読みください。
1人息子タカヒロが百ます計算を止めてから、3ヶ月ほど経ちます。(2006年3月7日現在)
今現在の感想を言いますと、
「もっと早く止めればよかった!」
「でも、早い時期に百ます計算の弊害に気がついてよかった!」
です。
ストップウォッチを片手に持ってがんばっているお母さん!
早く百ます計算の弊害に気がついてくださいね。
それでは、じっくりお読みください。
注意:この文章は百ます計算を批判をするものではないです。
「なにを」を選ぶ自由は、人それぞれですから。
しかし、「なにを」よりも「いかに」の方がはるかに重要だということを
ご理解ください。
----------ここから
2005年12月12日
足し算の百ます計算:1分34秒。(目標:1分15秒切り 自己記録:1分18秒)
引き算の百ます計算:1分52秒。(目標:1分20秒切り 自己記録:1分28秒)
掛け算の百ます計算:2分33秒。(目標:1分45秒切り 自己記録:1分50秒)
夕ご飯を食べたら、眠気がおそってきたらしく、
勉強の途中で居眠り。
今日は、軽めの勉強できりあげる。
2005年12月13日
突然ですが、
百ます計算をお休みします。
無期限で...
2004年の7月29日から、ほとんど休まずに
続けてきました。
「えっ、もったいない」
なんて思う人もいるかも知れませんが、決断しました。
前みたいに、タカヒロがやる気をなくしているので、お休みする
訳じゃありません。やる気マンマンです。(笑)
2005年12月14日
昨日から、
1年4ヶ月ほど続けていた百ます計算を
無期限のお休みにした。
ちなみに自己記録は
足し算の百ます計算:1分18秒
引き算の百ます計算:1分28秒
掛け算の百ます計算:1分50秒
親の私が言うのも変だけど、なかなかいい記録だと思う。
百ます計算のお陰で、
タカヒロは学校では抜群の計算力を発揮している。
その辺は、タカヒロも自信を持っている。
では、なぜ無期限のお休みにしたのか?
それは...
あることがキッカケだった。
1週間ほどまえ、
強育ドリル(文章題)をやっている最中のことだった。
書いてある文脈を無視して出ている数字を使って
足したり、引いたり、掛けたり、割ったりしていた。
それを見て、愕然とした。
「ねえ、文章をちゃんと読んで考えている?」
「....」
「おまえ、そんなめちゃくちゃなことやっても意味ないよ!」
なぜ、このことが、
百ます計算をお休みするキッカケとなったのか...
明日につづく。
2005年12月16日
タカヒロといっしょに百ます計算をやり始めて間もない頃、
タイムがどんどん縮んでいくのが楽しかった。
立てた目標をクリアーしていくのが楽しかった。
タカヒロ自身もそれが楽しいらしく、
「百ますがおもしろい!」
って言っていた。
時期は忘れたが、ある時期から
あることが目立ち始めた。
そうそれは、何か書いてあるのかわからないくらい汚い数字。
タイムを少しでも縮めようと、あせって
汚くなる。
途中、途中で
「おまえ、数字が汚いよ!」って
怒っていた。
百ます計算を長い間、続けてきたことによって、
条件反射的に反応できるくらいに、答えをもの凄いスピードで
出せるようになった。
1年生のレベルでは、足し算、引き算、掛け算がそのレベルで
できるということは、学校の授業なんかは、
タカヒロの言葉で表現すれば、「カルカル」である。
しかし、この状態がタカヒロに
変な薄っぺらな自信を植えつけさせ、
考えない習慣を作らせたように思い、
ここ数日、百ます計算の
いいところ、よくないところを自分自身で整理をしていた。
そして、あるHPに出会った...
明日以降につづく。
2005年12月17日
そのHPにはこんなことが書かれていた。(ホンの一部、要点を抜粋)
----------ここから
幼児期の学習でスピードを付けることほど危険なことはありません。
単純作業を速くするには何も考えないで作業に没頭する必要があります。また、速い作業をしている時に何かを考えようとしても考えられません。つまり、速い作業は考えることを妨害する作用があるということです。
速い作業(高速計算)をしている時には頭の中では「考えるな」という指令が出ているということです。ですから、幼児期に一番注意しなければいけないのは高速学習なのです。高速学習は、条件反射的に処理することを要求していると同時に「考えるな」という指示を出しているのです。
反射とは自動化するということです。自動化は放置すると固定化します。固定化すると何も受け付けなくなります。これを反射式プリントで考えると「単純計算の高速化(強制反復)→考えるなという指令の繰り返し(自動化による反射形成)→頭の硬直化→硬直化した頭の固定化→考えることを受け付けない拒絶化(人為的学習障害:ALD)→性格形成や人格形成に影響」となります。
小学校低学年の時にしなければいけないことは「考える力」と「正しい家庭学習の習慣」を身につけることです。そして「考える力」を養成するためには、できるだけ条件反射の養成となる高速の機械的反復作業はしてはいけないのです。具体的には計算等でスピードを競うことは最もいけないことです。子ども達は、面白がってやろうとしますが、害になるばかりです。ここで、いかにスピード競争から思考訓練に移行させることが出来るかが教師の力量なのです。なぜならば、単純計算のスピードをつけることはいつでもできますが、ゆっくりジックリ丁寧に考えるという習慣はなかなかつかないからです。さらに、考える力のない子は小4からの抽象概念の世界を理解すること自体が難しくなりますので、全教科で落ちこぼれる可能性が出て来ます。
「基礎学力」とは基礎計算を速くしたり漢字を暗記することではありません。基礎学力とは、先生(他人)の話をよく聞くことが出来る力、先生(他人)の言葉を理解することが出来る力、抽象的な事柄をイメージ化出来る力、つまり「考える力」のことです。
----------ここまで
ものごとには必ず裏と表がある。これが私の基本になっている考え方。
だから、昨年、百ます計算を始める前にも、ネット上で繰り広げられていた
「いい、悪い」論争を一通り目を通していた。
「まあ、よさそうだからやってみるか」
「ダメだったら、止めればいいから...」
という軽い気持ちがあった。
ここのHPを読みはじめてスグに、
その安易な気持ちがダメだったのがわかった。
さらに、
百ます計算の反復徹底と記録を求めるやり方が、
タカヒロに、変な薄っぺらな自信を植えつけさせ、
考えない習慣を作らせ、そして、ものごとを丁寧にじっくりと
ゆっくりとやることを奪っていたのかも知れないという私の思いは、
確信に変わってきた。
ためしにここのHPに載っている
「考える力がつく」とされる文章問題をやらせてみた。
出来ない。
絵図もろくに書けない。
タカヒロの名誉のために書いておくが、最レベというさんすうの問題集を
スラスラ解く実力を持っている。
なのに、出来ない。(出来ない問題が多い)
私はそのHPに載っている凄まじいまでの量の情報を真剣に読んだ。
読めば読むほど、
これは、百ます計算をこのまま続けていたら、
とんでもないことになるかも知れないと感じた。
そして、
私に百ます計算のお休みを決定づけさせた、
最大の出来事が起こった。(指摘を受けた)
それは...
明日以降につづく。
2005年12月18日
私に百ます計算のお休みを決定づけさせた、
最大の出来事が起こった。
その出来事とは...
それは、今月13日から始まった個人面談(妻が出席)で、
担任からの指摘だった。
「タカヒロさんは、友達とも仲良くやっているし、
この間、お友達をケガさせて以来、先のことをよく考えて
行動するようにもなりましたし、勉強に関しては
人の話をちゃんと聞いて、理解して、的確な答えを出しますし、
おそらく、高学年になってもトップクラスでいると思います」
「しかし、もったいないことが1つだけあります」
「それは、何でもスグにわかってしまい、的確な答えはするのですが、
あせってやるというか、せかせかして落ち着きがないです」
「ですから、答えがわかっているのに、ポカッと抜けたり、
字とか数字が、バランスが悪いというか、読みにくくて汚いです」
「もうすこし、ゆっくり、丁寧に、じっくりやることを身につければ
もっと伸びるし、このままだと、能力はAなのに、Bの評価に
なることもあります」
「それは、本人にとってもショックなことだと思います」
「その辺のことをご家庭でも話し合ってください」
私はこの話しを聞いたときに、
「これって、百ます計算をやっている時のタカヒロじゃん」
って思った。(しかし、先生、よく見てるな〜(感心))
もともとのタカヒロの性格もあるが、
百ます計算でさらにそれが、加速(笑)したんじゃないかと思った。(百ます計算はそういう要素があると思う)
いろいろ考えた結果、
百ます計算を無期限でお休みすることに決めた。
そして、今、新しく取り組んでいることは....
明日以降につづく。
注意:これは、あくまでもタカヒロでの話しですので、すべての子どもに共通するとは限りません。そして、百ます計算を否定する内容でもないです。
2005年12月19日

考える力・絶対学力を育てる「どんぐり倶楽部」
である。
ここのHPを読むに連れて、
自分が怒られている気がした。
ここでやってはダメっていうことを、けっこう気合いを入れて
やっていたから。(笑)
最近、やり始めた文章問題も、ここのもの。
やる時の決まりがある。
まとめてやらない。
ゆっくり・ジックリ・丁寧に解く。
必ず絵(図)を書いて、目で考える。
暗算はしないで、筆算を記録しておく。
間違えに気づいても絶対に消しゴムを使わない。
計算ではなく、考える過程が大事なのでヒントはもらわない。
どうしても解けなければ一ヶ月後に再挑戦する。
たとえ、直ぐには分からなくても
「分からな〜い」と言って諦めない。
答えが分からなくても絵(図)は書ける。
これからは、ここの勉強を中心に、
「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」
やっていく。
個人的には、
糸山泰造氏のトライアングルナンバーズ → 宮本哲也氏の強育パズル → 糸山泰造氏の文章問題(もしくは強育ドリル)をやれば、算数はOKだと思う。
今日も、タカヒロは、文章問題を笑いながらやっていた。
なぜか?
だって、文章問題の内容がウンチだったから(笑)(写真参照)
百ます計算を無期限のお休みと書いてきたが、
だぶん、ずっとお休みになると思う。
だから、このBlogのタイトルを百ます計算から、何か他のヤツに変えないとな〜。
「どんぐり倶楽部」糸山泰造氏が書いた本をぜひ読んでみてください。
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注意:百ます計算がいい悪いを論ずるつもりはまったくありません。それぞれのご家庭で、子どもにあった方法で学習するのが一番です。
----------ここまで
taka_okada_hitoshi at 04:09│Comments(12)│
│タカヒロ
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1. 我が家でどんぐり倶楽部を始めたワケ。 [ それでも地球は回ってる。 ] 2008年01月29日 19:22
我が家でどんぐり倶楽部をやってみよう、となったのにはもちろん理由があります。
小1の長女は非常におっとりした子で、言葉の出も遅く、よく言えばマイペース。担任の先生の言葉を借りると「夢の中」に居る子です(^^ でも先生にそう言われて安心したんですよ。「シ...
この記事へのコメント
1. Posted by とこ 2008年02月05日 22:39
どんぐりをはじめて4ヶ月です。
こだませんせいのことここで知りました。
息子もサッカーをしております。
町田在住ですが、神奈川あたりにも遠征しますよ〜
ノートいつも楽しく見させていただいてます。
ありがとうございます。
こだませんせいのことここで知りました。
息子もサッカーをしております。
町田在住ですが、神奈川あたりにも遠征しますよ〜
ノートいつも楽しく見させていただいてます。
ありがとうございます。
2. Posted by okada 2008年02月06日 10:24
とこさんコメントありがとうございます。
町田在住ですか、結構近いです。(笑顔)
もしかしたら練習試合してたりして....。
リンクさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
町田在住ですか、結構近いです。(笑顔)
もしかしたら練習試合してたりして....。
リンクさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
3. Posted by gggggg 2013年06月08日 15:04
小6で1分28秒と聞いたことがあります
4. Posted by 1年生ママ 2014年02月06日 11:13
計算が苦手な息子に百ます計算をやらせています。確かに計算力をつけるのはいいのですが、メインが計算力じゃなくてスピードになると、計算じゃなくて暗記になっちゃうんですよね...
それだと算数のときは何とかなるけど、数学になると、特に高等数学では歯が立たないですね。
それだと算数のときは何とかなるけど、数学になると、特に高等数学では歯が立たないですね。
5. Posted by hi 2014年04月29日 13:30
10年前の記事ですが、
ただ単に、「100マスを早く」しかやってこなかったからだと思いました。
100マスもその他教材も万能じゃないですしね。
ただ単に、「100マスを早く」しかやってこなかったからだと思いました。
100マスもその他教材も万能じゃないですしね。
6. Posted by 山田慶介 2014年07月31日 09:59
100ます計算は基礎学力的な部分ですから、簡単な計算が完璧に出来る様になったらタイムを競うだけになってしまい、それは考える能力ではなく速く書くだけの作業になるので、時間の無駄になります。
基礎計算が出来るようになったらその時間を別の勉強に充てた方が有効です。
基礎計算が出来るようになったらその時間を別の勉強に充てた方が有効です。
7. Posted by ぺりかのじょう 2014年09月04日 19:12
2004年ということは私はタカヒロ君と同じくらいの年齢でしょうかね(笑)
私は小学1年生から6年生まで毎日計算練習をしていました。とにかく何分削れるか。その繰り返しでした。
その成果もあってか計算のスピードは誰にも負けたことはありません。簡単な文章題であればほぼ典型問題でしたので、塾での全国模試も余裕。(灘や開成のような問題は解けなかった)
ただ、この記事でも書かれているように計算しかしてこなかったために「思考」という勉強を放棄し、今非常に苦労しています。
(本当は中学でも気づく機会はあったのですが、矯正しませんでした。)
あの頃算数の文章題含め、国語の読解問題も丁寧に解いていればなあ・・・と何度悔やんだことか(笑)最悪読書くらいはしておくべきでした。
それと同時にやはり良き指導者の存在は重要かなと思いました。
子供にゆっくり考えさせることは大事です。後々数学だけでなく、日常生活にも大きく関わりますので。
私は小学1年生から6年生まで毎日計算練習をしていました。とにかく何分削れるか。その繰り返しでした。
その成果もあってか計算のスピードは誰にも負けたことはありません。簡単な文章題であればほぼ典型問題でしたので、塾での全国模試も余裕。(灘や開成のような問題は解けなかった)
ただ、この記事でも書かれているように計算しかしてこなかったために「思考」という勉強を放棄し、今非常に苦労しています。
(本当は中学でも気づく機会はあったのですが、矯正しませんでした。)
あの頃算数の文章題含め、国語の読解問題も丁寧に解いていればなあ・・・と何度悔やんだことか(笑)最悪読書くらいはしておくべきでした。
それと同時にやはり良き指導者の存在は重要かなと思いました。
子供にゆっくり考えさせることは大事です。後々数学だけでなく、日常生活にも大きく関わりますので。
8. Posted by ぺりかのじょう 2014年09月04日 19:19
すみません。
私の方がタカヒロ君より5歳も年上でした(笑)
私の方がタカヒロ君より5歳も年上でした(笑)
9. Posted by とし 2015年08月24日 14:07

社会人になってから、初めて百マスと出会いました。
一日の始めの頭の整理にいいとのことででした。
ここでは、子供のことなのでちょっと違うかもしれませんが、弊害について書いてあるので、非常にためになりました。
私の子供のときには、十分気を付けます。
普段の育児にも、じっくり考えさせるなど、役立ちそうです。
ありがとうございます。
10. Posted by jun 2016年07月18日 09:21
はじめまして。
怒られるかもしれませんが、本記事を読ませて頂き、百ます計算が学力の基礎固めに、極めて優秀な勉強方法であると再認識しました。
百ます計算「だけ」していても、思考力やじっくり考える力が養われないのは当然です。別の訓練が必要です。百ます計算は万能な勉強方法ではない、イコール百ます計算は危険ではないと思います。
怒られるかもしれませんが、本記事を読ませて頂き、百ます計算が学力の基礎固めに、極めて優秀な勉強方法であると再認識しました。
百ます計算「だけ」していても、思考力やじっくり考える力が養われないのは当然です。別の訓練が必要です。百ます計算は万能な勉強方法ではない、イコール百ます計算は危険ではないと思います。
11. Posted by 極端だなあ 2017年02月21日 20:23
はじめまして。
10年以上前のものなのに、失礼を承知で書かせて頂くと…ちょっと教え方が悪いのと結論を急ぎ過ぎたのでは?
百ます計算って、計算が苦手な人の為のものですからね?
四則計算の暗算が頭の中に浮かんでこないと算数自体の難易度も跳ね上がりますよね。
これは私が実際に直面したから言えることですが、百ます計算は足し算引き算かけ算わり算をイメージできるようになる為の基礎なんで
頭の中で足し算引き算ができるようになればそれでいいんですよ、タイムなんて言うのはお飾りです。
それもネットの書き込みをアテにしてやめるなんて…もったいない。
急いでやることを強いたあなたの責任であって、百ます計算が悪いわけじゃありませんよ。
10年以上前のものなのに、失礼を承知で書かせて頂くと…ちょっと教え方が悪いのと結論を急ぎ過ぎたのでは?
百ます計算って、計算が苦手な人の為のものですからね?
四則計算の暗算が頭の中に浮かんでこないと算数自体の難易度も跳ね上がりますよね。
これは私が実際に直面したから言えることですが、百ます計算は足し算引き算かけ算わり算をイメージできるようになる為の基礎なんで
頭の中で足し算引き算ができるようになればそれでいいんですよ、タイムなんて言うのはお飾りです。
それもネットの書き込みをアテにしてやめるなんて…もったいない。
急いでやることを強いたあなたの責任であって、百ます計算が悪いわけじゃありませんよ。
12. Posted by 青森で塾を経営しています。 2018年04月03日 10:56
初めてコメントします。
私の考え方は100マス計算肯定派です。
10年以上前の話なのでしょうが、多分教え方を間違えられたのでしょうね。
基礎計算と応用力は全く違います。
基礎計算だけ教えると必ず弊害が出てきます。
100マス計算は本来集中力が鍛えられるのに、なぜそれがなかったのか?
これは私の憶測ですが、速さだけで正確性を求めなかったからではないでしょうか?
それだけになっていませんでしたか?
私は塾で100マス計算を使っていますが、集中力が格段に上がりましたよ。
しかも、自分は出来るという子供たちの目標になります。
勉強方法は沢山あるのですが、私もそうですが、使い方を間違えば教える側本位になってしまうことを心に留めなければいけませんね。
私の考え方は100マス計算肯定派です。
10年以上前の話なのでしょうが、多分教え方を間違えられたのでしょうね。
基礎計算と応用力は全く違います。
基礎計算だけ教えると必ず弊害が出てきます。
100マス計算は本来集中力が鍛えられるのに、なぜそれがなかったのか?
これは私の憶測ですが、速さだけで正確性を求めなかったからではないでしょうか?
それだけになっていませんでしたか?
私は塾で100マス計算を使っていますが、集中力が格段に上がりましたよ。
しかも、自分は出来るという子供たちの目標になります。
勉強方法は沢山あるのですが、私もそうですが、使い方を間違えば教える側本位になってしまうことを心に留めなければいけませんね。