2018年02月

2018年02月21日


パスタが茹であがる1分前に鳴った仕事の電話。
午後7時半の攻防。


こんばんは。
О村ライターです。



編集長の「いいですよ~」の寛容な一言で、
エールスポーツ千葉14号の澤野大地選手(富士通)インタビュー前編を全公開です。
収録は昨年(2017年6月下旬、日本選手権後)
YS千葉_沢野011
YS千葉_沢野002

クレジットがないので付け加えておきますと、
写真撮影は奥井隆史さん。
ペンとカメラでО・タカシのコンビです。
第15号(後編)は買ってね^^
http://www.sun-a.com/magazine/back_number.php?mpid=483


後編の15号にも、深い言葉が満載なのですが、その一部を。
澤野選手は現役を続ける理由をこう語っています。
「好きだからじゃないですか。36年生きてきて、これ以上の好きなことに、まだ巡り合ったことがない」


澤野選手が「棒高跳の楽しさを教えてもらった」というのが、印西中時代の恩師・岩井浩先生
まさにこの、いんざい室内棒高跳を主催する印旛ポールボウルトアカデミーの理事長です。
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こちらの写真は昨年(2017年)8月の街かど棒高跳で撮らせてもらったもの。
つなぎの作業服がカ、カッコイイ・・・


会場には澤野選手の成田高時代の恩師・越川一紀先生のお姿もあったので、
岩井先生との恩師ツーショットを撮らせてもらえばよかったんですよねー。大チャンスを逃してしまいました。


さて、
競技を終えて、ふれあいバスの最終も過ぎたのでタクシーを呼ぼうとスマホを出していると、岩井先生の「駅まで送りましょうか?」と神のような声が!!
いかんよ、О村、そんな甘えちゃ、だめよ、О村!! という声が、脳内でほんの2秒ほどワーワー言ってましたが、「ありがとうございます!!」とにこやかに答えちゃったО村でした。



岩井先生の愛車・ブルーの軽トラがこれまたカッコイイー!! 
暗がりだったので写真に残せなかったのですが、同車種の近いイメージを張っておきます。
yjimage

若い皆さん、スポーツカーとか高級セダンとかに憧れているうちは青いっすよ。
この機能美!! 「IPVA」のロゴをさりげなくペイント。
うちの実家の軽トラより、乗り心地良好。岩井先生の滑らかなマニュアル運転技術も素敵でした(もしかして客人を乗せる時、乗り心地を考えてギアの使い分けをしています?)。


岩井先生「私自身は棒高跳出身ではないのはご存じでしたか?(成田高1978年インターハイ4×100mリレー1走4位入賞) 棒高跳を始めた動機は、教え子を入賞させてあげやすいと思ったからなんです。今となっては印旛地区では棒高跳の方が入賞しにくくなってしまいましたけどね(笑)。そうして、しばらくしたら澤野が入学してきましてね」


そんな話をするうちに、駅に到着してしまいました。
ああ、駅がもっと遠かったらよかったのに!!



いんざい室内棒高跳リポートシリーズ、これにて終えます。
すてきな大会でした。




2018年02月18日


神戸の夜、ささめ雪がはらはら。
冷えます。

谷崎潤一郎「細雪」。
文学少年もどきだった高校時代のワタクシ、
とりあえず読みましたね。ほう。これは!!

「痴人の愛」「秘密」
読みますよね、とりあえず。短いしね。
「刺青」
いやいや、これは文学だからね。
「卍」「鍵」
純文学ってやつだからね・・・!!

そしてやがて、現代版谷崎などというありがちな書評を聞きかじり、渡辺淳一作品へと流れるありがちなパターン。
文学の名を借り、お世話になりました。


こんばんは。
О村ライターです。


いんざい室内棒高跳に駆け付けた目的の1つが、小野寺晃選手(佐沼PVC)に会うことでした。
小野寺選手は澤野大地選手と同学年。
澤野選手が1998年の丸亀インターハイで特大のジュニア日本記録・5m40を樹立した時、
2位だった選手です。


小野寺選手は4月生まれ。
澤野選手は9月生まれ。
このところ、「年齢別最高記録を小野寺選手が一足先に塗り替え、その後に誕生日を迎えた澤野選手が小野寺選手の記録を塗り替えていく」
という現象が続いています。


小野寺選手、過去のいんざい室内棒高跳にもふるって出場されています。
今年も、志津川高校を率いて宮城から参戦したのです。
会いに行くにはなかなか遠いですから、貴重なチャンス。


ところが!
ピットに小野寺選手の姿がありません。
マットの外に落ち、負傷した教え子が病院へ行くことになり、これに付き添い、
ご自身のウォーミングアップが間に合わなかったと、聞きました。


小野寺選手の雄姿は、屋外シーズンの楽しみにとっておきましょう。
これは不可抗力です。小野寺さんも自分が跳ぶことより、ご生徒さんのケガが心配で大変だったことでしょうね。
ワタシが勝手に残念がっているだけですから。またの機会に!!


さて、小野寺選手と同い年の澤野大地選手(富士通)
自分のウォーミングアップを始めるまでは、
「小野寺先生」と同じように、半分以上は「澤野コーチ」のモード。
日本大学棒高跳選手団のウォーミングアップ、跳躍をチェックします。


「自分の準備と重なって、何人かのウォーミングアップをみてあげられなかったんですよ」と嘆くあたり、もうコーチの顔です。
江島選手の練習跳躍をチェックしては、
全体的に跳び急いでいる点を指摘したりしていましたね。


ピット脇で日大選手の跳躍チェックをしていると、こうしてサインを求められます。
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澤野さんは地元・印西のヒーロー。
ピットから目を離してよい時、気軽に応じています。
サインをもらった男の子、女の子がみんな、
キラキラした目をしているのが、いいですね。


こんな素敵な一コマもありましたよ。
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澤野さんがあやしているのは、弟さん(手前右)のお子さん。
リオデジャネイロ五輪では、出場選手から「アンクル・ダイチ」と尊敬を込めて呼ばれた澤野選手ですが、
リアル・アンクル・ダイチの画でした。


そこから選手モードへ!!
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5m20成功!!
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江島選手が惜しくも失敗した5m40、
その直後に澤野選手が、これまた胸がかすかに触れつつ、こちらはバーが残ります。
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試技内容
5.20 ✖〇
5.40 ✖✖〇


「やばいです。全然跳べてないんです」と、
日本大学スポーツ科学部専任講師としてのお立場、
そしてコーチ業が、お忙しめのご様子。
「いやあ、先生、タイヘンですねえ」
とワタクシ、ついつい取材ではなく、雑談をしてしまうのでした。
「寒いところで跳んでケガするより、暖かいところ(アメリカや屋島)で濃縮して跳んでて、いいかもしれないですよ~」
などと知った風なことを言うワタシに、
「そうかもしれないですね」と合わせてくれる澤野選手でした。


17歳11ヶ月の丸亀インターハイでの5m40(当時のジュニア日本記録)と、
今37歳5か月で跳ぶ5m40と、
どっちがすごいんでしょうか!?
まあ、18歳11ヶ月の江島選手とは、ダブルスコアの年の差なんですけどね・・・


歳の割にすごいという感覚は、もはや違うのかもしれません。
その境地を昨年6月下旬、インタビューさせてもらい、
エールスポーツ千葉14号、15号の2号にわたって掲載されました。
YS千葉_沢野011

よければご覧ください!!
と、紹介しようとしたところ、14号が品切れのようです。
在庫確認が取れなくて、
アップするのに丸1日遅れてしまいました(涙)
追記いたします。しばしお待ちを!!
http://www.sun-a.com/magazine/back_number.php?mpid=483



澤野選手、
このシーズンはどんな偉業をやってくれるでしょうか。
楽しみです。



2018年02月17日


町から本屋がなくなりました。
悲しい。
ネットで検索した本も、あえてこの本屋に注文していたのに。
潰れてほしくなかったから。


今日も、都心に出ていたのですが、
「この本屋で買う」ために
都心の本屋も、乗り換えターミナルの本屋もスルーしたのに、この有様にしばし呆然。
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こんばんは。
О村ライターです。



帰宅後もだいぶ本屋ショックをひきずって日付が変わってしまいましたが、
男子棒高跳U20日本記録保持者・江島雅紀選手の元気なコメントを書いて、
立ち直りたいと思います!!

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いんざい室内棒高跳では5m40の成功に至らなかった江島選手。
しかし試技を重ねていくうちに高さが出て、その3本目はバーの上をほとんど通過した後、胸に当たったバーが上に弾んで落下しました。惜しい!!
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江島選手「14歩の中助走で、5m40以上を目標に、結果は5m20。動作も結果もいいとは言えません」
試技内容はこちら。
5.00 〇
5.20 ✖✖〇
5.40 ✖✖✖


14歩助走だったんですね。
こちらは5m20の成功ジャンプ。
バックに写るボルタリング・ウォールが独特の風情。
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江島選手「一番よかったと言えば、18歩で使っていたようなポールを14歩で使えたこと。これは全助走の時にはそれ以上のポールは必ず使えるということなので、力はついてきているのかと思います。マックスな時の力加減ができていなかったので、あと1、2ヶ月で修正していけば、いい感じで屋外シーズンに入っていけると思います」


澤選手の時の記事でも触れました通り、この冬は以下の合宿を行ってきました。
12/26~1/9 アメリカ・ロスアンジェルス
1/26~28 香川・屋島


そして、いんざい室内棒高跳の翌日、再び離日しました。
今度は単身です。
2/11~23 アメリカ・ロスアンジェルス


江島選手「今回で課題が結構見つかりました。その課題をクリアしていけばおのずと結果はついてくると思います。今年は下積みをしたい。記録ばかりを狙うと心の状態と違うものが生まれてしまうので。でも自己ベストは更新できればいいなと思います」


江島選手は18歳なんですよね~。
もうすぐ、3月6日で19歳。
大学2年の今年も、U20資格シーズンが続きます。


今年は「気負わない」がキーワードのようです。






2018年02月15日


気付きました?
タイトル。


「いんざい室内でらすごいもんで見に行かなかんがや」
「いんざい室内ががいなもんで見に行かないけんで」


澤慎吾選手に、出雲弁で言ったらどーなるか、
教えてもらいました♪


こんばんは。
О村ライターです。 



常磐線で我孫子駅を通過する電車に乗ってしまった失態により、根本(住石)選手の試技を見逃してしまったО村ですが、青島綾子選手(新潟アルビレックスRC)の試技には間に合いました!!

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3.60 〇
3.80 〇
3.90 〇
4.00 ✖〇
4.10 ✖✖✖

「今年はいいスタートを切れたかな」
とにっこりの青島選手です。


青島選手「動き的にはまだまだやりたいことができていないので、確かめながらやっている感じです。
(試技を重ねながら)ちょっとずつ変わっていけて、中助走でも4m00を跳べたかな。課題の改善を。1個1個、クリアしながら。
これを全助走に生かせればいいですね。生かせられるように、もうちょっと練習しないと」


コメントの通り、
全助走より4歩少ない、12歩での4m00クリアです。
これはおおいに、手応えありですね。


О村「どんなことに取り組んできましたか?」
青島選手「踏み切り姿勢や、「足を残す」というところをメインに。
私は踏み切りが苦手なので。『置いてしまう』踏み切りをしてしまうんです。
前からそれを取り組んでいたのですけれど、ちょっとずつ練習の成果が出てきたのかな」


「踏み切りが苦手」という発言は、
本人ならではの感覚なんですねー。
スピードに任せて補えてしまっていた面を、
変えていこうと、今回はそこを強調していたそうです。


実に面白い。 (ガリレオ? ←古いし ←ちょっと疲れが見えます)



青島選手「12歩の自己ベストなんです。全助走にしたら、普通ならもっと跳べるはずなので」
青島さんはちょっと苦笑まじり。方程式通りならもっと跳べていないといけない、という苦笑でしょうか。



最後に
「こんな話でよかったですか~?」
と笑ってくれた青島さん。
いいんですよ!! 気を遣わなくて!!
無理にドラマを作らなくても!!


何というか、メディアって、
「挫折」「復活」「異色」「遺伝子」
そういうのに寄りかかりすぎ。
えっ。オマエも!? すみません…


青島さんは大学4年時に4m10を跳んで、
以来、コンスタントに4m00超えを続け、
2度目の4m10が2016年雨の日本選手権。初優勝の時でした。
「小林コーチと家族に感謝の気持ちを伝えたい」
と、コメントしていたことが思い出されます。
小林コーチと、コツコツとやってきました。


シーズンベストの推移が競技人生を表していますでしょうか。
2006~17年 3.20 3.40 3.61 3.62 3.80 3.90 4.10 4.00 4.00 4.00 4.10 4.10
そんな道を歩んできた青島さんの2018年が
ブレイクの年になりますように。



さて、いんざい室内棒高跳の一般男女優勝者、
小林史明氏がコーチしていたわけですね~。


小林さんのクールな格好良さが色褪せません。
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小林さんとは、まったくもって、
残念な思い出がございます。


小林さんが日本記録保持者に返り咲いた2002年7月、
そのインタビューをするはずだった前日のこと。
私が虫垂炎(盲腸)で入院してしまったのです!!


そのことは、というか、看護士さんたちに骨抜きにされたワタシの情けない様子は、
こちらの、
「20回目のインターハイの話」
http://blog.livedoor.jp/taka_okuman/archives/5933356.html
で少し触れました。
それで代わりの記者が穴埋めしれくれました(たしか、取材日は少し変更になったのかな? ホントすみません)


いんざい室内棒高跳の男女制覇もさることながら、
昨年は日本体育大学の監督に就任するやいなや、
関東インカレで28年ぶり女子総合優勝(筑波大の25連勝を阻止)。
日本インカレで41年ぶり女子総合優勝。
持っています。






2018年02月14日


自分で撮った棒高跳の写真を見ながら、
逆立ちって、
15年くらいしてないな……と、
ふとできるか心配になり、
こっそりやってみた。


......
......

......
......できた。



こんばんは。
О村ライターです。


いんざい室内棒高跳シリーズ
まだまだ続きますですよ。


1人、ノリノリの選手がいました!!
自己タイの5m40をクリアして、2位に食い込んできた澤慎吾選手(日本大学)です。


見事なクリア!!
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女性のみなさん~
長身イケメンですよ~
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大社高校出身、日本大学3年、4月~最終学年です。
2014年の山梨インターハイ、日本ジュニア選手権優勝者。

いんざい室内のシリーズはこちら(5m20以降)
5.20 ×○
5.30 ○
5.40 ×○
5.50 ×××


澤選手「一番感じたことは、シンプルなんですけど、練習が順調に詰めていること。冬季はつまらないケガをしてばかりで、こんな風に順調だったことがなかったので」


1年前のいんざい室内は4m80。
60cmも高く跳びました。


澤選手「澤野さんの練習パートナーとして年末年始にアメリカに帯同させてもらって、跳躍の感覚を作ってここにこられました。あと、2週間前には香川の屋島の室内競技場へ、これは日大の棒高跳メンバーみんなで行きました。
そうやっていろいろと、昨年以上に跳ぶ環境を作ってもらっていることと、自分自身がケガをしていない」


澤選手、とてもわかりやすい説明です。
好調の要因。
1 海外や室内で跳躍する機会を多く作ってもらえている
2 自分自身がつまらないケガをしていない


続けて、こんな胸の内を明かしてくれました。


澤選手「あまり本人には言えないですけど(笑)、江島に勝てたことがホッとしています(笑)。やはり後輩なので、負けたくないです。今シーズンは、アイツに『食らいつく』のではなくて、『勝つ』気でやっているので。まずは先手を打ててよかったかな」


そうです。 負けていられません!!
昨年は澤選手も成長していたのですが、
関東インカレ 澤3位5.20 江島2位5.50
日本選手権 澤8位5.40 江島2位タイ5.50
学生個人   澤2位5.30 江島1位5.50
日本インカレ 澤4位5.40 江島2位5.50
全敗。

今回      澤2位5.40 江島4位5.20
江島選手に今回初勝利です。


1年時 関東インカレ8位タイ
2年時 関東インカレ3位 学生個人6位 日本インカレ5位
3年時 関東インカレ3位 学生個人2位 日本インカレ4位 日本選手権8位
澤選手は日大の「N」にピンクの縁どり得ていますが、
ピンクのタスキ
をかける日も近いでしょうね。


О村「今年の目標を!!」
澤選手「日本選手権の表彰台を狙っていくこと。そのためには最低でも5m60を跳ばないといけないので、5m60という記録を狙っていきます。アジア大会のメンバー入りを目標にしています。澤野さん、山本聖途さん、荻田さん、江島……そこにくらいついて、食ってやろうって思っています!!」
期待できます!!




Twitter プロフィール
スポーツライター。主に陸上競技(T&F,not only Ekiden)。インターハイ、箱根駅伝を23大会連続取材中。好きな物事/温泉(但ぬる湯)、競馬、黄金旅程(香港名)、手抜き料理、睡眠、地図、城、川、土、佐野元春、国電パンチ、魚介系、ちょうどえぇ~。愛知県犬山市出身
最新書籍
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  • 寄稿雑誌 エールスポーツ群馬4号
  • 寄稿年鑑 日本学生陸上競技90年史
  • 寄稿本紹介 インターハイ70年史・61~70大会史
関連書籍(寄稿,構成,編集)
  • ~埼玉県民のための~埼玉県・箱根駅伝出場者リスト
  • 寄稿雑誌 月刊陸上競技1月号 別冊付録・箱根駅伝/高校駅伝
  • 寄稿雑誌 月刊陸上競技8月号
  • いんざい室内棒高跳がでらすごいもんで見に行かなかんがや、の話(7,final)
  • 箱根駅伝の2区は愛媛県が熱いかもしれない話
  • 寄稿本紹介 インターハイ70年史・61~70大会史
  • 寄稿誌紹介 早稲田大学・箱根駅伝2018完全ガイド
  • 寄稿雑誌 エールスポーツ千葉4号
  • 校正協力書籍紹介 「スポーツ貧血」平澤元章著