2012年01月28日

 
モダンタイムス(上)
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
モダンタイムス(下)
モダンタイムス(下) (講談社文庫)



頭が疲れているときの、こういう、惰性で読む読書って何かの足しになってるんだろうか。
と思いつつ手に取った1冊。


登場人物がSEで、仕事でSEとかプログラマとかやってる人には読んでられないですよと
思っていたので、読む気になってなかったんだけど、読んでみたら面白かった。

前半、SEの生態?がよくわかる感じの内容になってて、
同業の人を眺める気分で読んでました。
もちろん読むのに専門知識は要らない。

それと、これを書くとネタバレになってしまうのかもしれないが、
魔王」の続きだったんですね。

前に「魔王」を読んだ時に持った感想で

伏線張りっぱなしのまま終了するという、今回の このスタイルは何なんだろう。
続きがあるという訳でも無さそうで、「読者に考えさせる」というところだろうか。


という風に思ったのだけども、続きがあったということなんですね。




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以下、覚え書き

・「今の真相はチェンジです。気に入りません。」「真打ちを出してください」
・「正体も何も、謎や秘密はすでにないんだ。仕組みがあるだけだ。」
・「仕事だからしかたなくてやりました、なんてね言い訳にすぎないの。
  仕事であっても、自分のやることにはそれなりの覚悟が必要で、」
・ ネットで悪評が立ったら、消そうと躍起になるのではなく、
  別の偽情報をたくさん流して、どれが本当か分からなくすることだ。
・「アリは賢くない。でも、アリのコロニーは賢いのよ。」

・「播磨崎中学校 安藤商会 個別カウンセリング」で検索
・「シャクルトン 井坂好太郎 岡本猛」で検索


2011年12月23日

 
大手メーカーが作らない「B級」iPhoneゲームが売れる50の理由
クチコミを見る
大手メーカーが作らない「B級」iPhoneゲームが売れる50の理由


RucKyGAMES さんという、変なiPhoneアプリをたくさん作ってる人、が書いた本。


最近よくiPhoneアプリ開発勉強会に参加するんだけど、
その飲み会で たまたま参加しているのをたまたま見かけたことがあって
アプリも幾つか使ったことがあったので、
勝手に親近感が湧いていたりします。

直接話した訳じゃないんだけど そのときの印象と、
アプリ使った印象からイメージしたダメっぷり(失礼)が
この本の文章にそのまんま現れていて面白かったです。

Amazon のレビューや アプリのレビューがひどすぎるのも、
申し訳ないけど面白い。

本の中にも出てきた表現なんだけど、アプリ開発者にとっては
「ああ、こんなんでいいんだ・・・」という気持ちになれて良いです。

文体はふざけているが、
アプリ開発してリリースした経験があれば参考になったり共感できることが多くあり、
なんというか新鮮だったり楽な気持ちになれる本だと思います。



2011年11月19日

 
新世界より(上)
新世界より(上)
新世界より(中)
新世界より(中) (講談社文庫)
新世界より(下)
新世界より(下) (講談社文庫)


本屋でよく見かけて、売れてる感じがしたので読んでみた。

表紙やタイトルの印象から想像できた内容とはだいぶ違いました。
なんかアニメとかでありそうだなという印象。

前半、書いてあることの意味が分からなすぎて読んでて疲れました。
しばらく読んで気がついたら書いてあることが分かってきて引きこまれてた。

どうして最初から分かるように解説せずに「知ってて当然」のような書き方で
話が進められていくのかは、出てくる子供たちが自分のおかれた境遇を理解するのと
同じ過程で読者も読み進められるから、ということなのかな?と思いました。

なんとなく、並行して読んでる「わたしを離さないで 」(カズオ・イシグロ)(しまった文庫版あったのか)に似てる。



どうでもいいことだけど、Google日本語変換は、作家名を入力すると
たいてい正しく変換してくれるから、ブログ書くのには良いですね。


2011年11月01日

 
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)


読みやすいのを読もうと思って読んだ。最近ずっと頭が疲れがちです。

東野圭吾の本はいつ読んでも既視感のある本ばかりだ。

以前読んだことがあるのかもしれないし、
ドラマ化されてテレビで見たのかもしれないし、
何か元ネタ的なものがあるのかもしれないし、
何かの元ネタにされたのかもしれないし、
単に展開にパターンがあるだけかもしれないが、
とにかく読んでいて、次こうなってこうなるというのが
何となく想像出来てしまう。

テレビドラマを見ているのと一緒で、
面白いんだけど後に何か残るのかなあと思ったりもする。

疲れ頭の読書に、何か残るような読書を期待してもしょうがないか。




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以下は覚え書き

虐待する母親の傾向として、育児書に盲目的に頼っているということがあるらしい。
本に書いてあることなど、単なる目安の一つにすぎないのだが、
そのとおりに自分の育児も進んでいかないとだめだと思い込んでしまうわけだ。
しかし実際にはプログラム通りにことが運んでいくということはありえず、
子供は次々に予想もしないような無理難題をふっかけてくる。
こうしたことを繰り返すうちに、母親の中に攻撃感情が生まれ、
抑制がきかなくなり、虐待が始まるという。


「親というのはね、子供に軽蔑されるのが一番こたえるのよ」




2011年10月16日

 
グラスホッパー (角川文庫)
グラスホッパー


最近むずかしい本が頭に入らないので小説を読みがち・・

とても面白かった。


お話はお話で面白いんだけど、
伊坂幸太郎さんの本は毎回「おっ」と思わせる発言があって、今回のは

世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因なんだってば

という発言。

そうそうこのあいだ大丈夫だろうと思って iPad とPCの動画を同期しようとしたら
iPad 側の動画どころかアプリ(とその中のデータ)が全部とんでしまって悲しいですよ
みたいな感じで だいぶ小さい事象に当てはめて共感を持ってしまったのだった。



ところで、読んでいる途中で気がついたんだけど、この本には「章」がないようだ。
だから、ページの上に載っているのは本のタイトルだけだし、目次もこんなかんじだ。




※ ちなみに、目次みたときに「解説いらん」と強く思った




2011年10月06日

 
前に iPhone アプリの「 choical 」というのを作って
iPod touch で予定の登録が簡単にできるようにしたのだけど、

出先に iPod touch を持って行き忘れたときにも予定が登録したいなあと思い、
choical の Web版(というかメール版)を作ってみた。

choicalweb@gmail.com にメールを送ると、
書いた予定が Google カレンダーに登録されるという仕組み。

幸い iPod touch のカレンダーは Google Calendar と連動するように設定出来るので、
こうやって登録した予定は、iPod touch でも見れるのだ。

choical が有名なら、こんな感じのキャッチコピーを書きたい感じです。

 〜 これであの choical が! ガラケーでも! Androidでも! 〜

勝手に盛り上がった感があってごめんなさい。

そして管理したり忘れたりするほどの予定ないでしょって
言われてしまいそうだけど、とにかく欲しかったから作ったのでした。


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■ 興味があれば使ってみてほしい

choicalweb は、誰でも使えるように作ってあるので、
次のようにすると使えるようになります。
興味あればぜひどうぞ、使ってみてください。

(1) 初回のみ、choicalweb@gmail.com 宛に、以下の文面のメールを送ります。
件名:登録
本文:xxxxx@gmail.com (あなたの Google Calendar アカウント)


(2) choicalweb から案内が来るので、それにしたがって
 Google Calendar に予定の登録許可設定をしてやってください。

(3) 次からは次のようにメールを送ると、Google Calendarに予定が登録されます。
 したの例だと、5件の予定が追加されます。
件名:あした飲み会
本文:あさって飲み会
   しあさっても飲み会
   金曜午後9時から家飲み
   土曜日昼から宴会


(4) この内容で登録したよというメールが、choical から届きます。

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■ 使用例

メールする



返事くる



登録されてる




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2011年10月01日

 
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 いろんな層の人たちが読んでいるのが気になって、読んでみた1冊。

 内容は気になってはいたが表紙が嫌だったので買うのを控えていた。これは完全に食わず嫌いだった。躊躇している人がいるなら、先入観なく読めば良いと思う。

 教科書的なものを読んで勉強しても、自分に当てはめて実行していくのが難しい。
この本は、身近なだれでも分かるような題材で「自分に当てはめて考える」の例が見れるという良い本だと思った。(というのが普通に感じる感想だと思う)


 表紙に騙されて、内容の良い本だけど手に取るのを躊躇してしまうという点で「まつもとゆきひろ コードの世界」と似てるように思った。分野は おもいきり違うけど。

追記:何度見ても慣れない表紙なので、表紙画像は消すことにした。


2011年08月16日

 
ホルモー六景
ホルモー六景


「鴨川ホルモー」を読んだ人への、おまけのような話が六篇。楽しめました。

 

2011年08月13日

 
魔王 (講談社文庫)
魔王


 気になっていたけど重そうなタイトルと表紙と厚みだなと思って控えていた本。

 表紙や、いままで読んだ伊坂幸太郎の本から想像したものと違った印象の本だった。

 日々、ニュースを見たり(ほとんど見ないけど)、人の意見を聞いたりしているともやもやと不安に感じていたものが、分かりやすく書かれていて、「あ、こういうことなんだ」とちょっと勉強になったような感じ。
 高校生の時に、英語の教師に「動物農場」という本を課題で渡されて読んだときには「なんだこの陰謀説みたいな被害妄想みたいな本は」と思ったものだけど、似たようなテーマを含んでいるように思った。ただ、いまの日本、それから日本人の性質?に合わせたような内容になっているから、入り込みやすかった。



 後半のほうで、ハッと思うようなことがあって、陰謀説というか不謹慎な想像をしてしまった

「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けるのが苦手なんだ」


 というようなセリフがあって、その後に


 (1) 世の中が大変なこと(外国嫌いの風潮、企業の不祥事など)に振り回されていて、
   皆がそれしか注目していないときに、
 (2) 政治的に小さな変化を起こす(ここでは少なくない抵抗がある)
 (3) いちど変わった既成事実があるからとなし崩しに変更を加える(ここでは諦めがある)

 こういうパターンの話が書かれている。
 
 それを現在の日本の、被災、原発問題、食中毒問題、韓流批判の風潮の傍ら、何かが起ころうとしているのではないか、というか、問題自体、どこかに意図的というか予め分かっていたことがあったんではないか、といった妄想を広げてしまうのだった。「小説なんか読んでる場合じゃないんだろうか?」みたいな。


文体は、相変わらずリズム感があるというか、とても読みやすい感じだった。
しかし、伏線張りっぱなしのまま終了するという、今回の このスタイルは何なんだろう。
続きがあるという訳でも無さそうで、「読者に考えさせる」というところだろうか。
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2011年08月11日

 
鴨川ホルモー (角川文庫)
鴨川ホルモー

くだらない! おもしろい! ツンデレ!


とか書くとネタバレになるのかな。

京都の中でも、歩いたことのある辺りが舞台になっているので舞台が想像しやすいせいか
読んでて恥ずかしくなる感じの主役の青臭さのせいか、とにかく引きこまれた。

映画化もされているみたいなので見ようかと思ったけど、
ネットで予告編を見るに、本と全くイメージが違うので見ないことにした。