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個人演説会での訴え

12月10日(水)豊田市産業文化センター小ホールで、私の個人演説会を開催しました。共産党の比例候補(もとむら)と一緒に共産党の政策を訴えました。

私は街頭で訴えていることを基本に話をしました。まず、共産党は今回の総選挙で、安倍さんの数を頼りに、国民の多数の世論を無視した暴走政治をストップさせることです。5つの転換、消費税増税ストップ、アベノミクスは格差拡大で失敗、集団的自衛権の閣議決定撤回、原発0、沖縄の辺野古基地建設中止です。

衣料品店の経営者として、消費税に一貫して反対してきたことから、消費税増税反対、その財源と経済再生を強調しました。11区の自・民候補は消費税増税を進めてきました。消費税増税反対の方は、私・牧田みつおと比例は日本共産党とお書き下さい。株価は上がっても庶民の暮らしや景気は大変悪くなっています。まさに消費税増税による不況です。それに、円安による経営難も深刻で、倒産も増えています。アベノミクスで大企業は大儲けをしてきました。しかし、中小業者には回って来ません。経営が厳しい業者には融資すると言っていますが、銀行は経営の厳しい業者には融資すらしません。麻生さんは「みんな儲かっている、儲かっていないのは経営者が悪い」と言っていますが、冗談ではありません。中小業者や庶民の暮らし、生活実態を知らない方です。

消費税増税で社会保障と財政再建に使うと言ってきましたが、実態はどうでしょう。国の借金は増えています。社会保障は、医療費は上がっても、年金、介護サービスは下がり、収入は減って生活困難者が急増しています。消費税増税で不況になり税収も増えていません。大企業のある豊田の税務署は赤字が続いています。何故でしょうか?輸出企業には優遇税制の輸出戻し税があるからで、トヨタは毎年2000億円近い税収が還付されます。消費税の増税で儲かる仕組みです。中小企業は消費税を商品になかなか転嫁できないでいます。さらに、トヨタの社長が明らかにしたように、2008年のリーマンショック以降、5年間法人税を1円も払ってきませんでした。トヨタ以外の大企業も税制で優遇されています。このため国の借金は増え、大衆課税の消費税増税を実施したのです。大儲けしている大企業に応分の負担をしてもらうのが筋ではないでしょうか。大企業の内部留保は2年間で50兆円増え323兆円です。これをちょっと労働者への賃金や正社員の増大、下請け単価の改善に回せば、今のような不況にはならないはずです。大企業の1人勝ちでなく、労働者、中小企業へも利益を還元すれば、地域経済も活性化します。自民党の「地方創生」は借金による予算のばらまきで、選挙目当てとしか考えられません。選挙が終わればTPP、戦争法案上程が予想されます。

安倍暴走政治に対決し、対案を示し、国民と共同で運動をすすめる建設的野党・日本共産党の躍進が、国民の暮らし、福祉、平和を守る確かな道です。選挙区は牧田みつお比例区は日本共産党とお書き下さい。