アキバ系投信自作派

タカちゃん:気象予報士の肩書を持つ投資家、DIY投資家で全てポートフォリオを自分でカスタマイズしています。コアポートフォリオはインデックス+定期預金+個人向け国債で固めて、サテライトポートフォリオはサテライト系インデックス+海外の個別企業への投資が中心です。なお、このブログに書かれている情報は細心の注意を払っていますが、100%の正確性を保証する物ではありません。最終的な判断は自己責任でお願いします。

投資は投資手法を含めた公開情報を時間をかけて精査して投資をすればOK!

投資の世界で「インナーサークル」「スピード」なんて言われる場合もあるようです。
ですが、それは違います。
投資をする場合は、公開情報だけで十分です。
未公開情報は、普通の人は手に入れる事はできませんし、その情報が美味しい情報ならば自分の為に使うはずで他人の為に特別な情報を教える事はあり得ません。

では、スピードは必要なのか?それも必要ありません。
どんな投資をやりたいのかを時間をかけて精査してじっくりと考えてみましょう。

どんな投資をやりたいのかをじっくり考えてみる
1:株式投資
2:債券投資
3:REIT投資
4:不動産投資
5:ESG投資
6:預貯金
・・・・・

株式投資の場合は、どんな投資手法が良いですか?
1:インデックス投資
2:グロース投資
3:バリュー投資
4:ヘッジファンド投資

ざっくりと書いてみましたが、どんな投資を望むでしょうか?
ここでは、株式投資をやる上で、必要な知識の本を紹介していきます。
ここではヘッジファンド投資も株式投資の物に限定します。

1:ウォール街のランダムウォーカー
2:フィリップ・A・フィッシャーの超成長株投資
3:億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
4:海外ETF投資入門
投資本

この4冊を読めば、インデックス投資、グロース投資、バリュー投資、ヘッジファンド投資の事は分かると思います。

インデックス投資、ヘッジファンド投資の場合は債券、REITなども入って来るので、必ずしも株式投資とは言えませんが、その株式投資でさえもこれだけの本を読んでいく必要があります。
その上で自分の適性に合った投資手法を見つけていきます。
投資手法だって公開情報だし、その投資手法を1つ1つ時間をかけてじっくり精査して、納得の行く投資手法を見つけます。

ESG投資の場合はリスクとリターンの関係は分かりにくいですが、普通の証券投資ならば「ハイリスク・ハイリターンの原則」が大雑把には成り立つと考えて良いでしょう。
そこも含めて投資対象、投資手法を時間をかけてじっくりと精査して、自分で責任が取れる範囲で投資をやればOKです。

全て公開情報だけで投資判断を下せる
「インナーサークル」に入らなくったって公開情報だけで投資判断は十分下せます。
公開情報だけで十分な投資のリターンを得る事は可能です。
株式投資戦略については、当ブログでは、サテライト系ETFの紹介などもやっています。

バリュー投資ならば、財務諸表を1つ1つ丹念にチェックしていき、そこから本質的な株式価値と株価の間にミスプライスが生じている場合に、その株式への投資を考えます。
それも全部公開情報ですよね?

慌てる乞食はもらいが少ない
「インナーサークル」に入って美味しい投資案件が手に入ったが、すぐになくなってしまうから、投資判断にはスピードが必要だ・・・そんな事はあり得ません。
そんな投資案件があったって投資判断を下すためには色々と中身を精査して時間をかけてじっくりと判断しないと失敗する場合があります。
特に借金をしてまで資金を作らないと投資できない場合は、尚更、時間をかけて精査しないと自滅します。

例えば、スリランカホテルプロジェクトの場合はどうですか?
これは既に「金融広告でおかしな所を見つけてみよう!」で問題を指摘しています。
そこまで時間をかけて中身を精査して判断しないと失敗する場合もあるよ!って言っています。

投資判断にはスピードは必要ありません。
のんびりゆったりじっくりやれば十分なのです。
ましてやこのプロジェクトは条件によってはフルローンも可能なんて言っています。
それはレバレッジをかけて為替リスクを取っている訳ですから、尚更、失敗は許されません。

頭を冷やして、ゆっくりと考えて投資をしましょう。
もしもスピードが必要な投資があるのならば、それはトレーダーでしょう。
例えばFXトレーダーがその良い例で、瞬時の状況判断、臨機応変に相場に対しての対処が必要になります。
普通の人はそんな事をやる必要はありません。

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グロソブの分配金が1万口当たり月10円に減った!?それは単に毎月分配型投信の選び方が間違っているだけでは?

引用
今月も元本払い戻しだったのですが、金額が20円から10円に引き下げられました。

最初は60円とか分配していたグロソブ様も、ついにここまできましたね。
しかし、分配金は基準価額の取り崩しなので、ここまで下がってきては物理的にしかたありません。

分配金をおこづかいだと思ってる人たちは、どんどん資金を引きあげるかもしれませんけどね…
引用終わり

これを見て気に入らない人からは変なコメントが来たそうです。
でも、グロソブの分配金の引き下げは必然的な物であり、最初から分かっていた物でした。
最初は、その理由を述べた上で、毎月分配の考え方をどうするのかを述べます。

グロソブの分配金が長期的に引き下げられる理由
グロソブのベンチマークはシティグループ世界国債インデックス(日本含む)ですね。
ここでは、信用リスクは全ての国債で同じだと仮定して話します。

ここで、信用リスクが同程度ならば、期待リターンは円金利と等しくなります
日本国債の10年債の利回りは18日時点では、-0.079%と物の見事なマイナス金利です。
だから、外国債券の期待リターンは円換算ではマイナスになります。

日本国債利回り

出所:財務省より

でも、グロソブって信託報酬は年1.350%(監査費用は考えない)もかかります。
ですから、期待リターンは大雑把に-1.429%にもなります。
それでも、プラスのリターンが欲しければアクティブ運用で単純にベンチマークを+1.429%以上も超過リターンを得なければ長期的にはプラスのリターンを得られません。

ベンチマークを+1.429%超過リターンを得た場合でも、分配なんてできません。
満足な分配を得たければ、仮に投資家の要求リターンを2%とするのならば単純にベンチマーク+3.429%の超過リターンが必要です。
それはほぼ不可能な数字ですよね?少なくとも、ここまでできるファンドマネージャーだったら超エリートです。
それなのに、今のグロソブの分配金利回りは高過ぎます。

だからグロソブの期待リターン(-1.429%+アクティブリターン)よりも分配金利回りが高ければ、その分だけ資産の取り崩しが起きて基準価額の下落の原因になります。
そうなれば、分配金が変わらない場合は資産の取り崩しが長期的に加速していくので、結局は分配金を引き下げます、それの繰り返しです。
日本国債の利回りがマイナス金利の状態が長期にわたって続く場合は、それはグロソブの基準価額下落の原因になります。

ここが理解できている人は、もっと合理的な毎月分配型投信(ETF含む)を探しています。
債券でプラスのリターンを得る事が難しくなっている以上は、もう少しリスクを取って期待リターンの高いアセットクラスへの投資が必要になります。
それを紹介していきます。
ただ、個人レベルでは個人向け国債変動10年(現在は変動型で年0.05%)や円定期預金(1年物ならば預金保険対象で年0.25%~0.30%の物もあり)を使えば、確実性の高いプラスのリターンを得られます。

まずは優先株預託証券から見てみよう
HS証券のHPには米ドル建て優先株預託証券の情報が載っています。
ちょっと条件を見てみましょう。
HS証券
出所:エイチ・エス証券HPより画像を切り抜き
米国国債10年債利回りが年1.5%程度の現状で考えるのならば破格の利回りである事が分かります。
これは理由があります。

シティグループ・インクの物で説明します(固定配当率年5.35%)。
8月19日現在ですが、まず、発行体格付けがムーディーズでBaa1、S&PでBBB+とギリギリです。
証券格付けになるとムーディーズでBa2、S&PでBB+と投機的格付けになります。
つまり、国債に比べて信用リスクが高い事です、優先株の場合は配当原資が無い場合は配当をスキップする事ができます。
万が一、発行体が倒産した場合は事実上、1円も帰って来ません。
その分は高い金利を付けています。

もしも優先株預託証券を個別で買う場合は、内容を熟読して理解の上で投資をしてください。
普通の債券投資に比べて知識が無いと投資は無理です。

高い配当利回りは魅力ですが、その分だけリスクがあるのです。
そこで優先株への低コスト分散投資ツールとしてPFF(米国優先株ETF)があります。
勿論、正真正銘の毎月分配です、グロソブに比べてリスクが高いですが、その分だけ期待リターンは高くなります。

わざわざ優先株預託証券を高利回りで発行するには理由があります。
これはBIS規制が関係してきます。
自己資本比率を上げるには普通株式発行がありますが、これは1株利益の希薄化を伴う為、既存株主には迷惑になります。
そこで、優先株で発行すれば自己資本に入れられる為、自己資本比率の向上に繋がります。

普通株式への投資で毎月分配を手軽に実現!
一番簡単な毎月分配型投信(上場投信であるETFも含む)だったらDIA(SPDR Dow Jones Industrial Average ETF)への投資です。
注意点は優先株預託証券とは決定的な違いがあります。

優先株預託証券だと償還時は額面金額で帰って来る場合がほとんどなので、元本成長のお楽しみがありません。
それに対して、普通株式だと元本成長、配当成長のお楽しみがあります。
優先株預託証券に比べて普通株式は更にリスクが高くなりますから、期待リターンは更に高くなるので当然と言えば当然です。

ただ、個別銘柄で毎月分配を自作する場合は、倒産リスク、減配リスクなどにも注意が必要です。

間違えやすいポイントを書きます。
毎月分配型投信を選ぶポイント!
1:長期的な元本成長を実現できるのか?
2:長期的な配当成長(分配金成長)を実現できるのか?
3:長期的なトータルリターンで満足ができるレベルなのかどうか?
4:自作の方が低コストかつカスタマイズ可能な場合は、自作の方が合理的な場合があるかどうかの確認!

最低限、この4つは考えて毎月分配型投信を選ぶようにしましょう。
試にグロソブがこれに当てはまるのかどうかを考えてみれば誰でも分かると思います。
なお、債券型だったら個人向け国債変動10年を半年間毎月買っていけば、それ以降は毎月分配になります。
だから、今のマイナス金利の状況下で債券型の投信を選ぶ事が本当に合理的なのかを考えた方が良いでしょう。

なお、私は毎月分配の仕組みその物に対しては否定はしていません。
要は、合理的な毎月分配型投信(ETF含む)は存在していて、それは多くの人が分からない状況になっているだけなのです。
毎月分配型投信(ETF含む)を上手に選べば、プロも勝つ事が難しいトータルリターンを得る事は十分可能なのです。

色々なETFを紹介していますが、投資の成功を保証するものではないので、最終的な判断は自己責任でお願いします。 

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タカちゃん:気象予報士の投資家。インデックス投資、バリュー投資、ヘッジファンド自作は語る場合あり。株式投資している国は米国、スウェーデンが中心で、日本への投資は定期預金や個人向け国債が中心です。
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