投資ブログでは、色んな金融用語が登場しますが、当ブログで頻繁に登場する用語をまとめてみました。

ファンドに関する用語集
インデックスファンド・・・指数連動を目指す投資信託の事です。
ETF・・・・・・・・・・・・・・・・上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことを表します。
アクティブファンド・・・・・運用者の判断で銘柄を組み入れたり、議決権、経営陣に対しての経営のアドバイスなどを駆使して高いリターンを目指す投資信託及びファンドの事です。

ETFでは、最近はアクティブ運用の物もありますし、当ブログで扱っているアクティブファンドとしては新生村上ファンドなどがあります。
新生村上ファンドの場合は普通のアクティブファンドと違って、議決権、経営陣に対しての経営のアドバイスなどを駆使して高いパフォーマンスを目指しています。

アクティブファンドって言うと銘柄選択の事ばかりが強調されますが、広い意味では議決権などを駆使するタイプも含めます。

個人が買える買えないは関係なく、「新生村上ファンド」であれ「ひふみ投信」であれ運用成績で評価されます。
 
FXの用語集
スワップポイント・・・2国間の金利差調整分の受け渡しの事です。

通貨記号
USD・・・アメリカ・ドル
JPY・・・日本円
EUR・・・ユーロ
SEK・・・スウェーデン・クローナー
DKK・・・デンマーク・クローネ
GBP・・・英国ポンド
CHF・・・スイス・フラン
マイナーな通貨についてはその都度解説します。

投資手法に関する用語集
インデックス投資・・・・各アセットクラスの指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドやETFに投資する投資手法。

バリュー投資・・・・・・企業の価値を分析して、利益や資産などの基準に対して割安なものに投資する手法のことをいいます。

グロース投資・・・・・・将来の企業の成長性や収益性に主眼を置き、業績の伸びが期待できる企業を探し、成長に伴って株価が上昇することを狙って投資する手法のことをいいます。

ヘッジファンド投資・・・投資手法は千差万別で、高度なテクニックや理論(モデル)を駆使し、空売り(ショート)やデリバティブなどを効果的に組み合わせ、また株式・債券・為替・コモディティなど幅広い商品に投資し、いかなる市場環境でもプラスの運用成績を目指す物です。

最近はIB(インタラクティブ・ブローカーズ証券)の日本上陸もあり、身近な投資手法にもなっています。 

テクニカル投資・・・・・テクニカル分析を通じて、過去の値動きをチャート(グラフ)で表し、そこからトレンドやパターンを把握し、今後の価格(レート)の展開を予想して投資をする投資手法。

ロング、ショートなど
ロングポジション・・・(有価証券を)保有している状態を意味し、買い持ちとも呼ばれます。
ショートポジション・・保有していない有価証券を売ったときの状態のこと、空売りともいう。
単に「ロング」「ショート」と呼ぶ事もあります。

リスクに関する用語集
カントリーリスク・・・その国へ投資する事によって起こり得る地震災害リスク、火山現象リスク、気象災害リスク、政情不安、国家破綻、戦争や紛争などによって、その国の株式、REIT、債券の価値が毀損をするリスクを指します。
日本のカントリーリスクは地震災害リスク、火山現象リスク、気象災害リスクの3つが極めて甚大なリスクファクターであり、国際分散投資による分散投資が効果的です。
リスクについては様々な物がありますが、当ブログでは、カントリーリスクが度々登場します。

純粋リスク・・・経済的損失のみを被るリスクの事です。
例:地震災害リスク、火山現象リスク、気象災害リスク、病気になるリスク、土砂災害、津波による家の倒壊、疫病、失業のリスクなど。

投機的リスク・・経済的利益にも経済的損失にもなるリスクの事です。
例:株式、債券、REITへの投資のリスク、宝くじ、競馬、パチンコなど。

年金関係の用語集
マクロ経済スライド・・・マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
日本の公的年金は長期的にはマクロ経済スライドによって年金の購買力は徐々に下がってきます。
当ブログでは単にマクロスライドと表現しています。

リスクマネジメント系の用語集
リスクコントロール・・・リスクを低減する、リスクの発生確率を下げる、リスクの発症を遅らせる行為を言います。
例:インフルエンザ予防接種、外出する時は交通ルールを守る、災害に強い家を建てる。
最近は、鬼怒川氾濫の際にヘーベルハウスが倒壊しなかった事が話題になりました。

リスクファイナンス・・・リスクが発生した時の資金面の対応の事です。
例:生活防衛資金、国民健康保険(社会保険)、雇用保険、国民年金(厚生年金)、損害保険、401kなど。

リスク保有・・・リスク回避行為を行うコストよりも、リスク発生した時の経済的損失が少ない場合は、リスクをそのまま保有しておきます。

リスク移転・・・相手にプレミアムを支払ってリスクを第三者に移転してリスクから身を守る行為を指します。
リスク移転の例:地震保険、火災保険など。

ファイナンス論で教えているリスク低減方法
1:ヘッジング・・・・・・リスクを減らすと同時に利益獲得のチャンスを失う投資行為。
例えば、株式のヘッジ売りがその良い例です。

2:インシュアリング・・・相手にプレミアムを支払ってリスク移転をする事でリスク低減を図るが、利益獲得のチャンスはそのまま残る。
例えば、プロテクティッド・プットがその良い例です。

3:分散化・・・・・・・・銘柄を広く分散投資をしてリスクを低減させる。
株式ならば世界中の株式へ幅広く、銘柄を分散投資をします。
これにより、非システマティック・リスクを消滅させる事ができますが、システマティック・リスクは最後まで残ります。

プロテクティッド・プットとは、現物株式を買っていて、将来、株価下落が予想される場合には、その株式のプット・オプションを買っておきます。
これによって、万が一、株価がオプションの権利行使価格よりも下落した場合には権利を行使して、リスクを限定します。
ただ、オプション料は損失になります。

応援よろしくお願いします。

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