「臨床報告」についての記事

2018年06月11日

足部の痛み

◆骨端症:イズリン病◆
小・中学生に好発するスポーツ障害の原因となる骨端症の疾患の一つに、第五中足骨粗面部骨端症(イズリン病)があります。成長期に発症の場合は活動の制限や固定などの保存療法が施行されます。
骨端核癒合不全(骨がつかない)となり症状が残存する症例に対しては手術治療や足底板療法(インソール)などの治療を行います。

イズリン


◆10代大学生:男性・競技:サッカー◆

数日前より左足部外側に違和感を生じ、その後練習後に痛みが強くなり、歩行時の痛みを伴い始めました。
外傷等の原因は無く、患部には腫れと圧痛所見がありました。
サッカーに多い疾患として、第五中足骨骨折(ジョーンズ骨折)の疑い(少し部位はずれておりましたが)も考えられたため、まずは医療機関での診察を勧めました。
診察の結果、第五中足骨粗面部骨端症(イズリン病)による痛みとの見解を頂きました。
疾患自体は小・中学生頃の発症と思われます。画像からも確認できますが、※骨端核癒合不全の状態で疲労の蓄積などにより症状が度々出ていたようです。
担当医師より、足底板の作成の指示を頂き作成。痛みが引き次第、トレーニング再開の許可も出ております。
インソール装着より約2週間、現在は症状・痛みも軽減し復帰間近の様です。
※発症時期にしっかりと安静期間を取らず、競技を続けた事などで骨癒合がされないまま症状消失した状態。

インソール
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タカ治療院C&R at 13:29│コメント(0)

2018年03月08日

腓腹筋肉離れ

◆腓腹筋内側頭肉離れ◆ 
肉離れとは急激な筋肉の収縮によって、筋肉や繊維が裂けたり傷ついたりした状態を言います。ふくらはぎや大腿部に多い傷害であります。

◆40代:女性・競技:ランニング◆

H29.11.16に受傷し来院。ランニングの腿上げ練習の着地時に痛める。痛めた瞬間に「ブチッ」という音が聞こえ、直後より歩行時の痛みを感じ始める。
3週間後にフルマラソンの大会を控えていた為、オーバーワークが影響し疲労も溜まっていた様でした。

#初回
・来院時の所見
歩行時痛、腓腹筋内側部の圧痛、同部位の陥凹(へこみ)、ストレッチ痛、熱感など確認。

・受傷当日の治療
アイシング、患部周辺のハリ通電治療、超音波治療、圧迫&固定、免荷。

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                                                   圧迫用パッドと自着バンテージ
#2診目
2日後に来院。VAS(visual analog scale)10→6に軽減。ストレッチ痛も少々軽減。
この日よりマイルドなストレッチを徐々に開始。圧迫は継続。

#3診目 1週間経過
VAS10→4まで減少。内側の踵に皮下出血痕も出現。軽めにつま先たちの運動を開始。

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#4診目11/25 2週間経過
患部は痛みから違和感までに軽減。つま先&片足立ち時の痛みなし。圧痛のみ残存。
2週間後よりランニング許可。10km走開始。12/3フルマラソンに出場し、完走。

治療を終えて・・・
肉離れの場合、受傷度によって治癒期間は様々です。
今回の場合、比較的軽度であったため、3週間後のフルマラソン出場には間に合いました。
但し、ご本人の当初の目標は自己ベスト更新でしたが、完走目標であれば走っても良いですという条件付きでした。受傷後より、ご本人がアイシング等の応急処置も的確であったため、治療過程もスムーズでした。

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タカ治療院C&R at 16:47│コメント(0)

2018年03月07日

臨床報告ページ

臨床報告ページ開設について

今まで、治療の様子をお伝えしていた患者さんの声に変り、新たにホームページ上に当院での疾患に対する、治療の内容・経過などを臨床報告としてお伝えしていくことになりました。

患者さんは治療を受ける際に施術料金の他にも・・・・
「どんな治療をするのか?」「どのくらいで完治するのか?」「自分の症状は治療してもらえるのか?」などの不安や疑問点を多く持たれていると思います。

これらの事を含め、出来る限りの範囲内でタカ治療院での臨床様子を報告していけたらと考えております。今後、鍼灸治療を受診したい方や治療に不安のある方など参考になれば幸いであります。

これを機に今後も明確な治療方針・計画をきちんと立て日々の臨床に従事していきたいと思います。

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タカ治療院C&R at 19:35│コメント(0)