欧州メディアの興亡手元のケータイを広げて、動画を見てみましょう。その映像は「通信」でしょうか?それとも「放送」でしょうか?通信と放送の融合が、すでに私たちの手のひらの上で進行していることが分かります。

欧米で起きたメディア革命は、金融革命と平行して起こりました。国境を越えて資金が動き、新たなお金集めの手法が開発されたからこそ、スピードのある巨大な買収劇も可能になったのです。ライブドアを影で支えるリーマンの働きについては、こちらに詳しく出ています。90年代の欧州メディアの変化については、欧州メディアの興亡という著作に詳しい。


 

昨夜は、めずらしく「報道ステーション」を見ました。堀江貴文に質問する古舘伊知郎は、ゲストが丁寧に答えようとするのを遮(さえぎ)って喋り続けました。堀江社長の考えをしっかり聞きたいと思った視聴者の中には、古舘伊知郎を目障り・耳障りに感じた人も多いのではないでしょうか。「お台場、乗っ取りですか?」。BBCやCNNに比べると、信じられないほど粗雑で幼稚です。みなが、しっかり話を聞こうとしているのに、独りだけ空気が読めず、やたら賑わいを振りまこうとして失敗している時代遅れのキャスターです。あれを見れば、テレビ朝日や朝日新聞が蚊帳の外だから安泰だとは考えにくいですね。

多く方のブログを拝見して感じたのは、より大きな変化への期待や予感があるということ。新聞や他のマス・メディアにも変化の波が押し寄せるだろう、と多くの人々が感じ始めている。野球のときも、そうでした。最初に手をあげたのは、ライブドア。ところが情勢が進むにつれ、楽天やソフトバンクがパ・リーグを再編することになった。今回のライブドアの株式の取得には、外国人の保有分が絡んでいるとの報道もあります。外国人投資家はメディアの再編劇を知っていて、しかも発言権には厳しい制約がある。だとしたら、再編劇に乗じて稼ごうとするのも当然でしょう。

堀江社長は言っています。「ぼく、ニッポン放送に出たことありますよ。テリー伊藤さんの番組・・・」。思えばこの半年あまり、堀江社長は、報道、バラエティ、クイズ・・・と様々な番組に出演してきました。おそらく現場のスタッフと打ち合わせをしながら、その仕事ぶりまで観察していたはずです。「目立ちたがり」と批判もされた出演は、単なる企業の広告ではなかった。それは業務提携先の視察でもあったのです。

メディア革命の行き着く先は、政治の変化にまで及ぶかもしれない。イタリアの総理大臣ベルルスコーニも、ニューヨークの市長ブルーグバーグも、ともにメディア経営の世界の叩き上げだからです。会見内容は、R30さんのブログで読むことができます。

毎度ありがとうございます。

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