ノキアがマイクロソフトと音楽配信で提携ですね。世界一のケータイ会社とソフト会社の組み合わせなんですが、どうも前向きなニュースには見えない。笑えるのは、この記事です。
<<米マイクロソフト社が本拠を置くワシントン州レドモンドの緑豊かな敷地は、ニューヨークやロンドンをはじめとする世界中の市街地と同じ様相を呈しはじめた。どこに行っても、人々の耳には白いイヤホンがかかっているのだ。>>


面白いのは、社員たちの発言。「携帯型の音楽プレーヤーを所有するマイクロソフト社の従業員のうち、約80%がiPodを持っている。とんでもないことだ」。「自社製品を支持せず裏切り者になっていることを、少し気にする従業員もいる。それで、裏切り者になっていることを隠そうとする」。「これ以上我慢できなかった。iPodのデザインは文句なく素晴らしい。機器の操作性は、これまで私が目にしたどんなものより何光年も先を行っている」。

これじゃ、マイクロソフトがノキアとの提携に追い込まれたように見えてしまう。やはり、流れはモバイルなんですね。ケータイの世界にウィンドウズが広がった場合、心配になるのはウィルスです。で、コツコツとウィンドウズの欠陥を指摘してきた「中村正三郎のホットコーナー」を久しぶりに見たら、ライブドアに期待する文章が続いている。

「乳の詫び状」を読んで思ったのは、フジテレビとマイクロソフトが似ているんじゃないか?ということです。フジテレビも、ライブドアを意図的に無視しようとしている。でも、堀江社長の動向が気にならないはずがない。他局の番組を食い入るように見ていることを隠そうとするフジテレビの社員もいるかもしれませんね。放送や通信がよりパーソナルに、そしてモバイル化していくと、これからは似たような現象が増えると思います。

ネット証券が安い手数料で伸びたとき、大手の証券会社には自分の家族の名義を使ってネットで取引をする社員もいた・・・と、どこかで読んだ記憶があります。これは、勤務先で転職用の雑誌を読むような行為に似ている。形はともかく、本心は別なんですね。何が起きているかと、空洞化です。これは日本の財政もそうで、予算を決めている国会議員が国債を買ってなかったりする。国民には国債を買うように宣伝しているのに。信州では「農家に嫁が来ないのも当たり前。農家の娘が嫌がるくらいだから」という話を聞くことがあるんですが、これも似たような感じがする。決められたジャンル分けに従って考えているから、みんな別々の問題に見えるだけのことです。

サムスン電子の経営陣が「脱パソコンの時代」を明言するようになりましたが、起きているのは、もう「モバイル化」という生やさしい現象じゃないのかもしれない。人々が心から面白いと思うコンテンツや、本当に便利だと思う仕組みに流れていく。それは、いっけんすると流動化や空洞化に見えますが、つまるところは正直に生きやすくなったということでもあり、当然の流れ。QRコードスタンプが出てます。これは便利そうです。

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