Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2005年10月

「総務大臣 竹中平蔵」が意味していること。

マスコミは「ポスト小泉」を焦点にしています。しかし、私たちの暮らしから見れば、竹中平蔵が総務大臣になったことが重要です。三位一体は、国と地方をめぐるお金の話。郵政を変えた力で、地方を変えようとする総理大臣の強い意思が伝わってくる人事です。続きを読む

iPodTVの衝撃。

PodTVが開局しました。世界初のi Podむけ専用のテレビ局。もうTBSとか楽天とか、そんな話題が古びて見えてしまう。これが出てくると、さすがに流行に疎い私でも「iPodを買おうか?」と考えてしまいます。続きを読む

ネットが生み出す独学者たち。

街の飲食店では、独学派が増えています。独学派というのは、有名店で修行をしたとか、ホテルに長く勤めた経歴がある人ではなく、自分で試行錯誤しながらドリンクや料理を覚えてきた人たち。先日、信州大学を卒業して松本の街で料理をやっている若い人が面白いことを言ってました。「ぼくって、どこかで修行したわけじゃないから、すっごく2ちゃんねるに助けられてます。自分じゃ書き込みはしないけど、素人の質問に対して細かく丁寧に答えが書いてあって、ほんと参考になります。もしも、あれが無かったら大変だったと思います」。料理やドリンクには権威を求めるお客さんも多いから、どこの店とは書けないんですが、彼の作る料理は美味しい。「厨房」は2ちゃんねる用語で「ガキっぽい人」という意味らしいですけど、もう飲食店の厨房では、2ちゃんねらーがプロとして働いている時代なんですね。
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なぜ、楽天は苦境に立ったのか?

NTT(9432)とスカパー(4753)が提携。一本の光ファイバーでBSとCSと地上波が見られるなら便利です。これは、TBS(9401)と楽天(4755)の提携よりも現実味がある話。株価はスカパーが+9.40%の急騰。楽天は、きょうも売られて−3.49%で終わってる。気がつけば楽天が孤立している感じです。私は楽天の株を買おうと思ったことがありません。米国のアマゾンにヒントを得たと言われる楽天ですが、お金と時間をかけて流通のインフラを整えてきたアマゾンと違い、楽天はネット上のショッピング・センターのような会社です。だから「楽天ならでは」の独自の技術や発想は何だろう?と考えてしまうんですね。あのビジネス・モデルは参入障壁が低くそうに見えるし、そのうえ「日本語」とか「日本」という枠の中に留まっているイメージが強い。

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メディア革命の隠れた主役は、女性かも。

ライブドアが、セシールを買いました。deepさんが「メディア買収と同じではないだろうか?つまり紙媒体、新聞社買収と同じだと思う」と書いてますが、私も同感。これはライブドアがフリーペーパーを始めるってことですね。1985年にはダイエーが『オレンジ・ページ』を、87年には西武セゾンが『レタス・クラブ』を、それぞれ創刊しています。ACCESS(4813)のようなソフトウェアの会社でさえ『東京カレンダー』という出版事業をやってるくらいだから、流通を手がけるIT企業が出版をやっても不思議じゃない。ライブドアの試みを楽天が追いかけてきた流れを考えると、楽天の次の狙いは出版になるかも。
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靖国神社。

大村益次郎靖国神社へは、20年ほど前に行きました。政治学科の学生だった私は、まずは現地に行ってみようと思ったのです。最も印象に残ったのは、そそり立つ大村益次郎の銅像の高さと巨大さ。地下鉄で早稲田に戻ると、大隈重信の銅像が何とも小さく見えたのを覚えています。あの威圧感の差が、そのまま国家の威信と在野の学校との差のように感じられました。
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DJ TASAKAが放つ日本の祭り。

DJTASAKADJ TASAKAが、松本のクラブに来ました。例によって私がフロアーの平均年齢を上げちゃったみたいですが、かなりの混雑&盛り上がりで汗だくでした。「クラブとかテクノはどうも・・・」という方にも、これは薦め。2005年の私たちが、どういう場所に立っているか?それを音的に感じることができるからです。「GO DJ」を聴いた第一印象は、「あぁ、日本人っぽい音だなぁ」ということ。これは21世紀の「日本の祭り」と言ってもいいですね。欧米のテクノやハウスと比べて、良い意味でキッチリとした構成になってない。きつく深いこだわりみたいな意識が薄く、幅広いジャンルの音を小気味よく効果的に使っているので、「さ、次いこ」というスピード感が強い。

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移民の是非は、すでに古い論議ではないか。

移民は進みつつある現実ですから、もはや是非を論じてみても余り意味はありません。外国人の移住は、地域の問題として浮上するのが特徴。「ゴミの出し方が違う」。「夜まで騒いでいる」。ブラジル人の出稼ぎが始まったときには、そんな住民の声が出ました。いま、松本で増えているのは韓国人です。韓国では風俗産業が厳しく取り締まられ、かつ日本へのビザなし渡航が認められたので、風俗や周辺の飲食業の人たち流れ込み方も凄いようです。松本のゴルフ練習場では、若い韓国人の女性が増えています。続きを読む

地域の人材力。

国家の自縛「村上ファンドによる阪神電鉄ファンドの資金額は1320億円で、その半分以上は農林中央金庫からの資金であるとのこと」。モジックスさんのブログに出ています。やはり農協系も、国債を買うばかりでは厳しいんですね。資金を投資して、利回りを確保していかないといけない。村上ファンドの利回りが年14%という話も意外。私は、もっと高いと思ってました。

これからは、「消費者」や「視聴者」が「当事者」にならざるを得ないことが増えていきそうです。投資は、そのひとつ。「株や外貨預金なんて、他人の話だよ」。そう思っていても、人は確実に歳を取るし、体だって若いころのようには動かなくなる。日本人の人生は世界で最も長く、しかし先進国の中では預貯金の割合が極めて高いので、投資への流れが始まっているんですが、この変化が大きくなれば国民性に強い影響を与えるでしょう。『国家の自縛』という本に、佐藤優さんの次のような話が載っています。

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突出した個性が認められる日本に。

つまるところ、日本が突出した個人の存在を認める社会になるのか?ということですね。焦点は。ソフトバンク、楽天、ライブドア、さらに村上ファンドと並べてみると、個性の強い経営者が、ITやファイナンスを武器に社会を変えようとしているところに共通点があることが分かる。かつても松下幸之助(松下電器)、本田宗一郎(ホンダ)、盛田昭夫(ソニー)、中内功(ダイエー)、藤田田(日本マクドナルド)など突出した経営者はいたんですが、彼らは基本的にはモノを売ってきたわけです。だから、誰にでも分かりやすかったし、まだ納得がしやすかった。しかし、金融やITとなると、いまだに「何や、それ?」「何すんねん」という感じなんでしょうね。続きを読む

変革は続く。

「変革というものは、ひとつ起こると、必ずや次の変革を呼ぶようにできているものである」と、マキャべリは言っています。村上ファンドが阪神タイガースの上場を、楽天がTBSに経営統合を、それぞれ提案。こうなると、「渡る世間は株ばかり?」と感じている人も多いでしょうね。ライブドアのアンケートでは、タイガースの上場に賛成の人が多いんですが、これはライブドアのユーザーの特徴が出ています。村上ファンドに対する批判や風当たりの強さを見ると、私は、「日本は、まだまだ個人の投資家が少ない。これから株が買われる余白が大きく残っている」と感じます。
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ペトロチャイナ 配当利回り 年4.64%

ペトロチャイナの配当が来ました。いまの株価6.25HKDで計算すると、年間の配当利回りは4.64%になります。配当が良いと言われる日本の電力株でも2%ぐらいですから、成長性だけでなく配当を考えて中国株を持っている人も多いでしょう。私が買っている価格は2.30HKDくらいで、いまの株価収益率も11.24倍ですから、さらに買い増しを考えています。ただ、私が買うと短期的には株価が下がる場合が多いので、そのタイミングは書かないことにします(笑)。続きを読む

ゴールドの輝き。

NY金N.Yのゴールド先物が477.3ドルと17年ぶりの高値を付けました。底だった99年の252ドルから見ると1.8倍になってますから、金貨は21世紀に入って安定的に強くなっている無国籍の通貨だといえる。原油の価格が少し落ち着いたかと思えば、次は金や銅が値上がりです。やはり、資源が高く、紙幣が安い。私たちは「中央銀行の発行する国籍をもった紙幣こそが通貨である」という20世紀後半の常識に強く縛られているので、金、銀、銅が通貨であった事実を忘れがちです。もちろん「金本位制」は過去の遺物ですが、しかしゴールドが輝きを失ったわけではない。欧米の紙幣の番人たちからは、次々と「インフレ」という言葉が出ていますね。
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村上ファンドと阪神電鉄。

村上ファンドvs阪神電鉄」は、マスコミの表面に出てる構造に過ぎません。話題になっている阪神タイガースの上場も、核心とまでは言えない。あれは村上さんが関西の空に上げた観測気球みたいなものですね。そのアドバルーンには、「こうすれば、もっとお金が回るようになるんですよ」と書いてある。村上さんは球団の上場を例に出し、いわば「見えないお金を見せた」とも言えます。続きを読む

キャラバン・コーヒーがユニマットの傘下に。

企業買収の波は、コーヒー業界にも押し寄せています。キャラバン・コーヒーが、オフィス・コーヒーで知られるユニマットの傘下に入りました。横浜の山下町に本拠を置くキャラバン・コーヒーは、青山の紀伊国屋にも納品している老舗。これから生き残っていくのは、UCCやキー・コーヒーのような大企業か、地域に密着したローカルなコーヒー店になるだろうという声が業界で強まっています。
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livedoor プロフィール

takahashikamekichi

Profile
斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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