Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2008年08月

グローバルに広がる蒼井そらの人気。

およそ20年間、松本の街で様々な外国人と話してきましたが、最近は日本人のような顔だちの外国人と会うことが多くなってきました。中国人や韓国人だけでなく、チベット系のイギリス人男性や中国系のカナダ人女性などなど。欧米で増えた移民も、その第2世代が日本を訪れる時代になったようです。昨夜はロンドンから観光に来ている日系の20代の男性が、「有名な日本人といえば、蒼井そら」だというので、さらに時代の変化を感じました。試しに英語のグーグルで"aoi sora"と検索してみると、まず最初に出てくるのは、フェイス・ブックのここ。寄せられているコメントには英語が多く、たしかに人気がグローバルに広がっている様子が分かります。続きを読む

中華風のアメリカ文化。

NHKの大河ドラマ『篤姫』は、桜田門外の変を経て、和宮の降嫁。だんだん政治の中心地が、江戸から京都へと移ってゆきます。この時期に幕府に翻訳者として雇われていた福沢諭吉は、同僚の命が狙われたことを振り返り、「兎にも角にも日本国中、攘夷の真っ盛りで、どうにも手のつけようがない」と述べています。

いよいよ洋学者の身が甚だ危なくなって来て油断がならぬ。さればとて、自分の思うところ、なす仕事はやめられるものじゃない。(中略)マアマア言語挙動を柔らかにして決して人に逆らわないように、社会の利害というようなことは、まず気の知れない人には言わないようにして、慎めるだけ自分の身を慎んで、ソレと同時にもっぱら著書翻訳のことを始めた。(福翁自伝)
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中国の経済は、どうなる?

中国の経済は、上向きなのか?それとも落ちてゆくのか?大連の工場を訪れたこともあるウォーレン・バフェットは、CNBCで次のように語っています。続きを読む

「ゆでガエル」状態。

不動産 赤は、差し押さえ物件が多いところ。青は、それほどでもないところ。やはりカリフォルニアやフロリダで不動産が強く崩れているようです。ひとくちにアメリカといっても、その面積は日本の25倍。地域によって気候、人種、宗教が違い、またグローバル企業の本拠地も各地に散らばっています。私も単純に「日本とアメリカ」などと書いていますが、人口や経済の規模を考えれば、日本だけでなく、台湾、上海、香港あたりを含めたアジア経済圏とアメリカ経済を比較して考えるのが妥当であるように思えます。
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同調化の圧力。

オリンピック やはり自分は信州人なので、90年代の長野オリンピックを思い出します。当時は、開催そのものに反対したり、招致活動を疑問視する県民も多くいました。指摘されていたのは、サマランチ会長らへの豪華な接待、公共事業のバラマキ、環境の保全などなど。もちろんオリンピックを歓迎する運動の盛り上がりも強く、同じ信州の中にも様々な意見があることを実感しました。いざ本番が始まってみると、新聞やテレビは「がんばれ!ニッポン」に染まりましたが、私が知る反対派の人たちは、良く言えば冷静、悪くいえば冷ややかに推移を見守っていたと記憶しています。続きを読む

ラッセル2000は上昇。ジャスダックは下落。

ラッセル2000 8月に入ってから、CNBCではアメリカの中・小型株を推奨する人が増えています。チャートは、赤がダウ平均、青が小型株の指標となっているラッセル2000(RUT)の半年の変化。1年で見ても、ダウは10%以上のマイナスで、ラッセル2000は±ゼロに近づいています。「ダウ=アメリカ株」というイメージは根強いですが、ダウは、あくまでも30社の平均値。最近は、ダウがマイナスでも、新興企業が多いナスダックの株価がプラスになっている時間帯が長くなっているように思えます。
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「幻想の超大国 アメリカの世紀の終わりに」。

 朝から晩までオリンピック一色に見えるのは、北京との時差が小さいからでしょうか。活躍する選手を「すごい」と思う一方、「感動」が強調されればされるほど、かつてあった国民的な一体感が薄らいでいるようにも思えます。そして、自分が日本のメディアの中に閉じ込められているような窮屈さも感じる。

エリンスペインの放送局は、キューバがフィデル・カストロの誕生日と野球チームが日本を破った勝利に沸いている様子を報道しています。またメキシコの有名なバンドについても触れている。東アジアにいる私たちは、英語と中国語が広がっている現実に接していますが、世界ではスペイン語もまた着々と存在感を強めています。スペインのメディアは、米国のITやメディアの企業と同じように言語という強みを意識して、より広がりのあるコンテンツを作ろうとしている。最近のCNBCでは、エリン・バーネットが"World"という英語の代りに、"Mundo"というスペイン語を強調して使う場面が出てくるようになりました。

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それでも「景気対策」を求める声は強い。

N.Yダウの終値が決まるころ、ブルームバーグの記者が言いました。「さて、きょうはラッキー8で終わるでしょうか?」。中国人が「發財」の發と音が似ている八を尊ぶことは有名になりましたが、それをアメリカ人が「ラッキー・エイト」と直ぐに呼ぶところに、いまの世界のスピード感が出ていると思います。奥林匹克の開会式は、墨絵のような濃淡によって色彩を際立たせる張藝謀らしい演出。大量の男性たちが揃って動き、ワイヤーに吊られた女性が空を歩くところも、映画と同じ。東京オリンピックの選手の入場は、まるで軍隊の行進でしたが、いまはカメラを手にした観光ツアーのような光景です。
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昭和は、美化されて懐古されている。

ドル円 昨夜はテクニカルの重要性を感じました。ドル/円は108円から110円近くまで強く上昇しましたが、とくに雇用やGDPの変化を示す大きな指標が出たわけではなく、CNBCはGMの業績や北京オリンピックに時間を割いていました。ドル/円の108後半に大きなレジスタンス(抵抗線)があり、このラインを破るか否か?が勝負どころになる気配が、数値の動きからも強く伝わってきました。

ロンドン市場で株価が上がり、ポンドが売られてゆく場面では、市場が利下げを催促しているようにも思えました。物価が騰がっていて、かつ景気が悪化しているので、インフレ・ターゲット政策が試練に立たされている。インフレに対する警戒を優先して、高い金利を維持するのか?それとも景気の悪化に配慮をして、金融を緩和するのか?この岐路にある先進国が増えているんですね。物価が上がっているにも関わらず高い金利を維持することが難しい状況の国が増えているので、消去法的に米ドルや円が買われやすい流れになっているのだと思います。ファンダメンタルを考えるならば。

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インフレと景気後退。

快音 夏の暑さが戻ってきました。気象庁のサイトには、日本列島の周りの海水温の変化が出ています。08年7月の平均を見ると、愛知県と福井県の沖合いで+2℃と平年より高くなっていることが分かる。このところ多治見など東海地方で気温の高いところが目立ちますが、「なるほど」と思います。このままだと、甲信越から西では暑い日が続きそう。

今週は、円高を予想する人が多いですね。たしかにドル円の日足では108円の半ばあたりが水平なレジスタンス(抵抗線)になっていて上値の重さが意識されているし、世界的にも景気の後退を示す指標が相次いで、円が買われやすい流れになっている。ただ最近はバーナンキ議長など要人の発言によってドル高に振れることも多いし、大方の予想とは逆にいくこともあるのが為替なので、やはり、その時々の状況に合わせて考えてゆくしかなさそう。焦点は、5日のFOMCと7日のECB理事会。中央銀行の人たちが、インフレに対する警戒を強調するのか?それとも景気の後退を懸念するのか?どちらに軸足を置くのか?に注目が集まると思います。

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福田改造内閣と日本の老い。

原油 WTI原油は123ドル、ゴールドは911ドルですから、「インフレ」がやや後景に退いて、「景気後退」への意識が強まっている場面。GDP速報値が予想よりも悪く、米国債10年は再び4%を割り込むところまで買われました。きょうは米ドルと円が強い。ドル円が108円を超えてくると、ドル、ポンド、円が三つ巴のこう着状態に陥り、値動きがぎこちなくなることが多いので、ユーロ/ドルやドル/スイスのように円を含まない関係に目を向けたりしています。豪ドルやNZドルは、値が下がっても買いづらい状態になりました。
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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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