Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2009年03月

G20の最後の参加者。

高橋洋一が盗みをはたらき、森田健作が千葉県の知事に。「頭がいい」とか「バカ」とか言うのは簡単ですが、人が生きるということは、そんなに単純な話ではないと思わせるニュースが続きます。
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TOEIC、PISA、そしてAHELO。

信州でも30歳ぐらいの人たちから"TOEIC"という言葉を聞くことが多くなりました。書店の語学のコーナーにもTOEIC対策の本が並び、立ち読みしている人の姿を見かけます。パソコンが普及した90年代にウィンドウズ関連の本が売れたときのような雰囲気。いまは輸出関連の製造業だけでなく、ビールのような内需色の強い企業でも英語を習得させる傾向が強まっているようです。
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通貨をめぐる米中の綱引きは続く。

周小川北京とワシントンの綱引きが続いています。人民銀行の周小川・総裁がドルの限界を指摘し、新たな準備制度を作るよう提案しました。「基軸通貨国だけでは、十分な流動性の提供と通貨の安定を両立することはできない」。たとえFedが米国債を買い支えても、ばら撒かれるドルの値打ちが下がってしまえば、中国が買った資産が守られることにはならない。米国債を買うことに不安はあるが、IMFが債券を出すなら喜んで買いましょうという話です。財務長官のガイトナーは、「強いドルは、アメリカの利益。ドルは引き続き準備通貨であり続ける」と反論しています。
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人口の自然減と社会減。

ドルと円が売られて、株式が買われる展開。低迷していた原油価格も、53ドルに上がって底を離れつつあります。CNBCは、視聴者からのメールに答える形で、ゴールドが年内にも1,500ドルを打つとする予想を、テクニカル分析とともに紹介しています。タイのSET指数も、ボックス圏から上に抜けようかというところ。
 

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A Whole New World.

ドルドルが売られました。連邦準備制度理事会が大量の長期国債を買うと発表したことがキッカケ。これは米国が「ドルを取るか?米国債を取るか?」というところまで追い詰められて、結果的にドル安のリスクを取ってでも、景気の安定を目指す決断をしたということ。
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大人のための再教育。

朝日 日本は、3兆円の景気対策を約束。総選挙は、7月の都議選のあと。おそらく麻生総理は、定額給付金に続く景気対策のお金で選挙を乗り切ってゆくつもりなのでしょう。

松本駅では、ウォーキング・バッグキャリーで移動している人を、よく見かけるようになりました。観光客でも地元の人でもない、都会から仕事でやって来る人たち。支店や営業所はなくなっても仕事はあるので、1〜2泊ぐらいで出張してくるビジネスマンが多いようです。混雑が目立つ場所は、郊外のお風呂。家族づれのクルマが駐車場にいっぱいで、週末はサウナに人が入りきれない。

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温家宝的礼物。

今週、世界の目は、ドルのゆくえに集まりました。アメリカの報道官は、「米国よりも安全な投資先はない」と温家宝に反論しています。G20にも、ドル安への警戒心がにじんでいる。これから更なる財政出動があった場合、もしもアメリカだけが突出してお金を刷ることになれば、それはドル安に繋がりやすくなる。米国は「ドルを守るためにも世界が足並みを揃えることが大事だ」と言っているのと同じで、他の国々は「いや、ちょっと、それは…」という反応。この間、日本の政治報道では、なぜか駅前の郵便局を建て替える話が焦点でした。
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通貨、言語、メディアの戦略。

松本には、県営住宅の家賃を滞納し続けながら、生活保護を拒んでいる人がいるとか。理由は、部屋で飼っている19匹の猫。貧しさと寂しさゆえに、ますます身近にいるペットへの愛着を強める高齢者が増えているようです。

不況の深まりと共に、政策や経済に言及するブログも増えていますが、衰退する地方にいると、やはり人と人とのつながりや、心の問題が大きいと感じます。不安を克服してゆくためには、まず「自分の住んでいる地域の現状がどうなっているのか?」、それが「どう変わろうとしているのか?」、また、「自分の仕事が社会や地域の中で、どんな位置づけにあるのか?」を考えることが重要。そのうえで「できることは何か?」を考え、少しづつでも実践するしかありません。投資を呼び込めない日本の地方では、高齢化とともに地価が下落し、雇用の問題が切実になる。衰退する地方は、北朝鮮のようになってしまう。残念ながら、これまで何度も書いてきたとおりの展開になっているような気がします。

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ヒュー・ヘンドリー氏の異論。

2月と8月は、商売が暇になりやすい時期。いわゆる「にっぱち」ですが、8月の信州は観光があるので、2月と6月が暇になりやすい。いまは3月の卒業シーズンですが、街に若い人たちが繰り出している雰囲気はありません。長野県のトップ企業セイコー・エプソンが1,000億円の赤字ですから、地元への影響も大きそう。
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誰のためのモノづくりなのか?

台湾 チャートは、青が台湾の加権指数。赤が日経平均。1年の下落幅はだいたい同じなんですが、この3ヶ月の変化を見ると、台湾の株式の方が2月から強く上がっていることが分かります。昨日のCNBCには、Bullish on Taiwan Stocks(台湾株に強気)という映像が流れました。騰がっている理由として、売り込まれた後の買戻しとドル高&台湾ドル安が挙げられ、代表的な製造業としてHon Hai Precision(鴻海精密)が紹介されています。続きを読む

日本の地方で進む投資の引き上げ。

不況の中でも業績をあげている企業は、マクドナルド、オリエンタルランド、ユニクロなど。共通点を考えてみると、「越境」ではないかと思います。レイ・クロックが創ったハンバーガーの王国も、ミッキーマウスの帝国も、ともに米国生まれでありながら、日本の社会に浸透しました。ユニクロは、日本と中国との境を越えたところに利益を見出した。いまは国境を越えることで稼ぎを得ようとする人が世界中で増えていますが、資本や経営の側だけでなく労働の側から考えても、「越境」に富の源があるように思えます。
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木曽病院の「切なるお願い」。

トキ西松建設が求めていたのはダムの仕事。田中康夫さんが知事だったら、今ごろ長野県は大騒ぎになっていたことでしょう。村井知事の秘書が自殺しても、東京の報道が大きくなっても、長野県の議会は平穏。それよりトキの方に関心が集まっているように思えるほどです。

鳥を狙う高価な望遠レンズは、やがて桜の名所へと集まります。そしてバイクの季節がやってくると、中高年のツーリングが目立つようになる。よく釣りに行くという若い人は、中高年が持っている道具の豪華さに驚くと言います。今年は、暖かくなるとともに消費の主役が時間とお金に余裕のある60歳以上になっている傾向が、よりハッキリしてゆきそう。やはり日本の消費の底打ち感は、中高年の周囲から広がると思います。30代〜40代の人と話すと、業種を越えて同じ世代にモノを売ってゆくことの難しさが、よく共通の話題になります。

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独り黙々と歩く中高年が住宅地に増えている。

検察の捜査を突っぱねる小沢一郎の求心力は、大連立で揉めたときよりも強くなったように見えました。「もうダメか?」と思われるたびに現れて巻き返すところは、朝青龍のよう。好きな人も嫌いな人も、目を向けずにはいられない。最近は、松本でも立候補する人に会ったという話をよく聞くようになりましたが、20代から40代の間に好意的な反応は皆無といって良いほど。「話を聞きに行ったけど、あの人は徹底して上から目線だね」。「挨拶もろくにできないって、近所のおばさんも怒ってましたよ」。「神輿を一緒に担ぐのは構わないけど、そこに幟を並べて自分の選挙運動の場にするのは許せない」。
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西松建設の裏金と日本の政治。

株式市場は、およそ半年先を織り込むといわれています。衆議院の解散は、半年先までには必ずある。日本の政権は、どうなるのか?一気に不透明感が強まってきました。小沢一郎が民主党の代表を辞めることで影響を受ける長野県民といえば、知事の村井仁。ここからの展開によっては、信州の政治にも変化が起きる可能性があります。事件に対する憤りよりも、「こんなときに…こんなことで…」と感じている人も多そう。
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「私ほど綺麗な政治家はいない」。

先週の日経には、「西松建設 長野知事陣営に資金」と記事が出ました。取材源は、おそらく東京地検特捜部。村井知事は、「まったく知らない。何の心当たりもない」と否定しています。

私はみなさんから出馬要請を受けて出たわけで、お金のことは心配しないでいいという条件だった。私は資金集めをやってないし、何も知らない。

日系その出馬要請を最初にしたのは、松本サリン事件で知られる弁護士の永田恒春さんたち。永田さんは、もともと長野オリンピックの帳簿紛失を問題視していた人で、06年の知事選では総務省にいた務台俊介さんを擁立しようと動いていましたが、自民党や民主党に半ば翻弄されるような形で村井仁に出馬を要請する役を引き受けた経緯があります。政党、県議、市町村長が先頭に立つ形では、県民から「昔に逆戻りだ!」と批判される怖れがあった。それで「色の付いていない」市民グループに先導役が回ってきたというわけです。

 

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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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