Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2009年07月

甲信地方では、5軒に1軒が空き家になった。

日本の空家率が、13.1%に上昇しました。最も空いているのは山梨県で20.2%、次が長野県の19.0%ですから、甲信地方では5軒に1軒が空き家です。かつては"あずさ2号"(77年)や"中央フリーウェイ"(75年)を聴いていた若者たちも、すでに立派な中高年。八王子や日野あたりでも、そのうち「昔の自然が戻って来た」というような話が出てくるかもしれません。続きを読む

日本の若者は、4割も減った。

信濃毎日製糸業から精密機械や電子部品へと転換してきた長野県。その歴史を社名に感じさせる「シナノケンシ」が、200人の希望退職を募ると信濃毎日新聞に出ています。精密モーターの製造を中国に移転させるとか。上田市のハローワークは、さらに混雑しそう。日本で過剰になっている雇用者の数は607万人ですから、さらに賃金を抑えられたり仕事を失う人の数は増えそうです。

この数年で、為替をめぐる世界の対応は、少しづつ変化してきました。以前は、「為替は市場が決めることであり、政府や中央銀行は介入のような発言をすべきではない」という表現が強かった。しかし最近では、自国の利益や通貨の将来像をふまえて、やや踏み込んだ発言をする要人が増えています。

米国は「強いドル」を繰り返し、欧州のトリシェ総裁は、その「強いドル」への支持を明らかにしてユーロ高を牽制しようとしている。ニュージーランドは、景気の回復傾向を認めながら、同時に自国通貨への過大な評価を避けようとしているし、中国もロシアもドルから距離を置く姿勢を見せています。こうした変化の中で、日本だけが為替に対して以前と同じ態度を取り続けているように思えます。この態度は、政権が代わっても続くのでしょうか。

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引退は、「目指して実現するもの」になってゆく。

民主党の選挙カーには、1度だけ乗せてもらったことがあります。大橋巨泉さんの参院選を手伝ったとき。当時30代だった私は、田中康夫さんの後援会にいて、長野や松本の街で策を練り、安曇野や諏訪でビラをまく…という草の根の活動を続けていましたから、名古屋駅前に停まる大政党の選挙カーが、まるで正規軍の軍装のように立派に思えました。

夏の選挙は、本当にしんどい。蒸し暑く人ごみのある場所で、スタッフ同士で荷物や役割を割り振りつつ、取材陣や支持者の動きを計算しながら、次々に起きる新しい状況に対応してゆかなければなりません。雷雨や災害も起きる中で、「4日後に1,000人規模の集会を急ぎ行う」なんてことになったりします。

かつて塩島大という官僚が松本の選挙区から出馬を決め、数人の仲間と共に砂防会館にいた金丸信を訪れたとき、金丸氏は「選挙では人が死ぬぞ」と語り始めたそうです。医師が死亡診断書に「選挙のため」と死因を書くことはありませんが、心血を注いで応援していた候補が落選が決まったとたんに急死したという例や、毎週のように地区で早朝から人を集めるよう組織から指示され、過労で亡くなった人の話など、ずいぶん私も見聞してきました。したがって、今回の総選挙の日程を知って、まず思ったのは、「こりゃ、人が死ぬな」ということです。

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厭戦気分。

駅ビル 松本駅ビルの1階です。ガラ〜ンとした場所に、観葉植物がポツリと置かれている。昨年まで、ここでは知り合いの若い女性2人が働いていました。彼女たちは、店舗の運営やイベントについて、なんども駅ビルのオジサンに提案したと言っていました。責任者の返事は、「オラみてぇなJRからの天下りには、分からねぇだよ」だったそうです。休憩時間に部外者が入れないはずの場所でタバコを吸っていると、酔っぱらいの中年のオジサンが近づいて来た…とも話していました。警備の係に、そのことを告げると、「しょうがねぇだよ」という答え。私には、起きている衰退が、単に「テナントが入らない」という話ではないように思えます。
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バフェットとエリック・シュミットが語る追加の景気対策。

米国債 米国債は買われて、長期金利は低下中。原油も下がってきました。しかし、ドル・インデックスは80あたりで安定しています。いまはユーロではなく、日本の円がドルに対して買われていますから、ドル安が円に対して現れている場面だと言えそう。1USD=90JPYあたりの為替は、日本の輸出産業にとっては景気回復の重荷となります。
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悪化する雇用。進む高齢化。

空きビルが増えたせいか、街の中に鳥が増えたような気がします。明け方のカラスは、以前よりも人を怖がっていない。ベランダには鳩が入ってくるので、網を張ったり、バラやカラタチなどトゲのある植物を植えたりしています。中央線では熊が列車にぶつかり、諏訪では住宅地に猿が現れ、山間部では鹿が増えている。人の数が減っているうえに、高齢化しているので、あちこちに動物が出やすくなっているのかもしれません。
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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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