Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2009年09月

円高?それともドル安?

usdドル円が90を割ったので、さぞやドル売りが進んでいるかと思えば、さにあらず。ドル・インデックスは、この1〜2週間を見る限り崩れてはいません。1,000を超えていたゴールドは990、70ドルだった原油は66ドルまで、それぞれ下げています。ユーロ/ドルも1.48から1.45まで下落ですから、円だけが短期的に上昇している。したがって、いま進んでいる円高は、中長期のドル安のエネルギーが、とくにドル円の市場だけに集まって流れ込んで来たイメージ。続きを読む

Gの数は増え、ドルの価値は下がる。

mitsuきょうは多くの職場で為替が話題になったようです。信州にとって、円高は厳しい。製造業の輸出はもちろん、農産物も輸入モノが安くなるので競争力が落ちます。林業でも外国の木材が割安となり、観光に訪れる外国人の財布も軽くなります。

JALの経営悪化で、信州まつもと空港が無くなる可能性が強くなりました。ここまで来ると、あとは政治の判断ですが、村井知事は「驚いている」と言うばかり。金融危機で多くの雇用が失われたことについても、地元のテレビで「びっくりした」と語り、自分の秘書が首を吊っても驚くだけ。では、地元から出ている民主党の代議士は頼りになるか?といえば、読売新聞の全国版に、こんな記事が出てしまう状態ですから、政治には期待ができそうもありません。

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『馬雲のアリババと中国の知恵』。

maアルバイトの香港人が、台湾から取り寄せた本を読んでいます。私は、日本で出版された『馬雲のアリババと中国の知恵』を読んでみました。『阿里巴巴 天下没有難做的生意』の翻訳。アリババが展開するタオバオ(淘宝網)の取引金額は、すでに日本の楽天とヤフーを合わせた額より大きくなっていますから、パルコや千趣会が提携するのも不思議ではありません。
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危機は過ぎ去ったのか?

「私たちにとって、金融危機は完全に過ぎ去った」。カルロス・ゴーンが、強気の発言をしています。「私たちはグローバルな企業。米国に比べて欧州の見通しが弱いとか、中国に比べれば日本が弱いという違いはあるけれど、世界を全体的にみれば回復している」と答えています。



マリア・バルティローモは、電気自動車と原油について質問したあと、ドル安についても尋ねています。2人ともドル安と資源高が表裏一体であることを意識している。ドルが安くなって、日本の円やブラジルのレアルが高くなれば、それらの地域には影響が大きい。最後に「世界で、どこが最も弱いですか?」と聞かれたカルロス・ゴーンは、「自動車メーカーにとってはロシア。そして日本と欧州の一部が良くない」と結んでいます。強気な経営者も、日本については弱気。

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自民党の二番底。

ozawa平野貞夫が書いた『小沢一郎との二十年』は、政界がリクルート事件に揺れた1989年からの側近による証言。読んで驚くのは、かなり早い段階から自民党のど真ん中で野党になる可能性が話し合われていた事実です。

7月の参院選挙が終わった直後、小沢さんから電話があった。私は当時、衆議院事務局委員部副部長だった。電話は、次のような内容だった。

「経世会(自民党竹下派)の中で、この際、自民党は下野すべきだ、いったん野党に政権を渡したほうがリカバリーが早い、という意見がある。どうか」

これは小沢さんと梶山静六通産相の主張だ。

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コーヒーの木。コケの味わい。

led夏から秋にかけて、お店ではコーヒーの木を販売しています。最近は、100均ショップにも小さなタイプが並ぶようになりました。木は日の光を好みますが、お店が北向きで日当たりが悪いので、ごらんのように育ちの遅い木にはLEDの光を当てています。赤い光は葉っぱの、青い光は茎の、それぞれ成長に向いていると言われているので、赤紫の光に葉が黒ずんで見えます。いまは部屋やベランダで植物を育てることに時間を使う人が増えているので、光と植物との関係をめぐって、いろんな商品が出て来るかもしれません。
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核桃。

hetao松本の繁華街は、ひとまわり小さくなりました。いつも同じ場所に立っている中国人マッサージ店の呼び込みとも、いつのまにか顔見知りに。先週はビールを一杯おごり、話をしてみました。広東人の彼女からもらった山東省の「核桃(he2tao2)」は、甘いバニラ風味の不思議な味。近所の飲食店で働いている日本人の間では、「美味しい」と評判です。クルミにしては皮がパリッとしていて薄く、粒が大きい。広州にいる母親が20キロも送ってきたのだそうです。

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なぜ、お金のまわりぐあいが悪いのか?

bond民主党の政策には「バラマキ」との批判がありますが、債券市場は冷静です。長期金利は、節目の1.3%を割るところまで低下。株式市場は、一時的に上昇しました。問題は、為替。鳩山由紀夫の「金融危機は基軸通貨ドルの永続性に疑問を投げかけた」という見解を意識するゆえか、市場は円高で応えました。

中長期のドル安は明らかですし、政治的にもアメリカだけが世界の安全保障に責任をもつような時代は終わりつつあります。ひたすら米国債を買い続けた日本。基軸通貨としてのドルに疑いを差し挟むことのなかった自民党。それが民主党へと政権が変わり、米国債や為替をめぐって、どんな変化が起きるのか?この点は重要です。アジアのCNBCも、"Impact of DPJ Win on Stocks & the Yen"(民主党の勝利が、株と円に与える衝撃)と題して日経の記者による解説を放送しています。

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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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