Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2010年02月

自分自身の高齢化を支えるために。

今週はドル指数が82〜83に達し、来週までには人民元の切り上げが実施されることも想定しておく。個人的には、そんな方向を考えています。円高が進んでドル円は88ですから、もしもこのままで人民元が3〜5%切り上がったら、瞬間的に1ドルが83円から85円になる可能性がある。新聞には「人民元ショック」という見出しが躍るかもしれません。

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豊田章男の戦い。

日本のビジネスマンも、普通の人間なんだ。もしも私が中西部あたりに住むアメリカ人だったら、そう感じたかも。少なくとも鳩山由紀夫より豊田章男の方が知名度が高いことは間違いなさそう。「英語は下手だろう」といわれていた豊田氏ですが、CNBCの映像を見る限りでは応対ができています。自動車業界を専門にしているレポーターは、「彼は状況を理解している」と肯定的。

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負けを認める強さ。

「国家が破綻したら、どうするんだ!」「政府は税金を上げ、我々は生産性を上げなくてはいけない!」。こうした主張は、「国体の護持」とか、「欲しがりません、勝つまでは」という戦時中のスローガンのように聞こえてしまいます。仮にユニクロを「国民服」と呼んでみても、それほど違和感はない。私は地方の零細企業のオッサンなので、もちろん増税は困ります。というか、税金が上がる話になると、地方では「でも、どっから税金を取るだ?」という声が出ます。
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リーマン・ショックとは、何だったのか?

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固定されていた人民元が切り上げになったのは、2005年の7月21日。切り上げの幅は、ドルに対して2.1%の上昇でした。このときドル円は、113円の近くから110円に急落しています。だいたい切り上げ幅と同じくらいの下落。ゴールドマン・サックスのジム・オニール氏は、まもなく行われるであろう切り上げの幅を、「最大で5%」と予想しています。今回の切り上げが仮に3〜5%ぐらいだとすると、ドル円が93ならば、たった1日で90から88まで急落する可能性があるわけですから、そろそろ株や為替のポジションを考え直す必要があります。2005年は、アメリカのFF金利が上がり続けて円安が進んだ年。総選挙では自民党の圧勝がありました。

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公聴会で試される「メイド・イン・ジャパン」のブランド・イメージ。

アメリカの出張から戻って来た人が言っています。

ホテルの部屋でテレビをつけると、連日、トヨタがニュースになっている。コマーシャルは、サムソンが目立つ。天候が悪かったので、急遽、日程を変更してルートを変えたけど、それも空港が24時間動いているから出来たこと。もう、ちょっと、日本は厳しいなぁ。
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世界の常識からズレるご立派な人たち。

ご立派な人たちの言動が、世界の常識とズレてきました。トヨタの社長は、アメリカの公聴会を欠席。白川総裁は、インフレ目標を否定するだけでなく、政府を批判するような話もしています。いま起きていることは、80〜90年代に湧き上がった日本叩きとは明らかに違う。海外のメディアを見ていると、「おいおい、日本は大丈夫なのか?」という声が聞こえてきそうです。強い批判は、中国に向けられることが多い。
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ヴァンクーヴァーの五輪。

信州のローカル・ニュースは、五輪に染まっています。出てくるのは、白馬高校、相沢病院、日本電産サンキョーなど、地元の学校や職場の名前。長野オリンピックのころに比べると、選手たちを支える企業が置かれた状況は厳しくなっています。他国に比べてメダルが少ないことを嘆く声もありますが、かつてよりも経済的な支えが弱くなっている現実を考えると、日本の選手たちは健闘しているといえます。

欧州の小さな国の選手たちが活躍する背景には、冬のスポーツを支えることで国や地域の経済を活性化しようとする戦略がありそう。設備を整えて維持し、選手を育成し、人々を集め続けることが強く意識されているので、お金や時間が投じられているのでしょう。いまは、資金、専門のスタッフ、製造業などが、ひとりの選手の凝縮された時間のために結集している。国家がエリートを抱えて育成するだけでなく、ひとりの選手のために国境を越えてスタッフが付いたり、また選手そのものが国境を越える時代になっているところが印象的です。

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もしも日本の長期金利が3%になったら。

2010年は、日本の長期金利が2%を試す場面がありそう。では、財政の悪化などで3%になったら、いったい何が起きるのか?世界的にみれば3%でも低い水準ですが、日本では1.5%ぐらいの金利が当たり前という時代が長く続いたので、金利が2倍になれば、それだけでも激動です。

日本の住宅ローンの残高のうち、3割ぐらいが変動金利による契約。したがって住宅ローンの支払いが厳しくなるケースは、これからも増えてゆくと予想されます。自営業でも、目先の返済が楽になるよう変動にするところがありますが、ここにも影響が出るでしょう。大企業でも有利子負債が多いところは厳しい。

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破綻は既に起きている。

長いトンネルの出口には、2つの通貨の強さが見えて来ました。先進国は「強いドル」を望み、アジアの新興国には人民元が浸透してゆく。財政赤字が深刻なのに日本の円が安くならないのは、2つの強い通貨の間で日本が揺れているから。私は、日本の経済が2つの大国との太い繋がりに支えられている現実があるから、円が高いのだと考えています。

チャートは、円と世界の主要な通貨との関係を示す円インデックス。先進国が自国の通貨高を避けようとしているので、どうしても円が通貨高の波をかぶりやすく、かつ日銀の沈黙が円高の容認として受け取られやすい状態になっているようにも見える。

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外資に遅れる日本のメディア企業。

BlogPaint為替市場は、指標よりも政治によって動きやすくなっています。きょうは中国が預金準備率の引き上げを発表。国内で進む不動産投資の過熱を抑えるためだとブルームバーグは書いていますが、欧州のCNBCは、そのタイミングを指摘し、為替に対する意識の強さがあるのではないかと解説しています。

発表は、日本時間の19:00の少し手前でした。ユーロが売られて、昨日の安値をさらに下回るか?という場面。欧州のGDPや鉱工業生産に関する指標が出るのが19:00ですから、市場には、いったん動きを止めて指標を見届けようとする雰囲気が強まっていました。そこを狙ったかのように、中国が金融の引き締めを発表。それまで堅調だった豪ドルやポンドまでもが巻き込まれるようにして値を下げてゆきます。私には、中国が人民元の引き上げを行いやすいよう、ドルを買う流れを後押ししているように見えました。少なくとも中国に影響されて、きょうのドル指数が上がったことは間違いありません。

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経済大国は、老人大国になった。

CNBCは、経済専門のチャンネル。登場する大統領も、知事も、経済学者も、経営者も、キャスターも、それぞれ意見や立場の違いはあっても、みなが「雇用」の重要性を強調しています。で、日本の放送を見ると、やっているのは「小沢」と「朝青龍」。コマーシャルは、パチンコ、競馬、健康食品、それにカードローン。ときには宗教団体の広告も入っています。たまたま午前中のワイドショーみたいな番組を見たら、一度に何十万円分も宝くじを買って当たった人などが紹介されていたりする。私は、さすがに異様だと思うようになりました。あれれ?「マネーゲームは、けしからん」じゃなかったの?という気持ちにもなります。
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安定という名のリスク。

「中国についての関心が潜在的には強い。ただ、中国の問題を話題にすることをお互いに遠慮している」。G7に出席した菅直人が語っています。G7の男たちは、人民元の切り上げが、追えば逃げてゆく女のようなものだと理解しているのでしょう。G7が強く切り下げをいえば、中国の態度は硬くなってしまう。

景気の弱さが意識されるたびに、円が買われます。リスク回避の円買い。このままだと日本の円は、人民元と米ドルに挟まれるようにして、高いまま推移することになってしまいそう。世界の中央銀行が自国の通貨高を避けて「強いドル」に同調しているのに、日本だけが何もいわないままだと、多くの日本人が不利な条件で働くことを強いられてしまうでしょう。

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フォードとトヨタの明暗。

「これは信用の問題なんだよ。いまのトヨタは、タイガーウッズのときと同じ。この問題は、ビジネス・スクールでのケース・スタディになる」。CNBCの男性は、楽観的な見通しを語るゲストに苛立ちながら、厳しいことを言ってます。焦点はクルマの性能から、トヨタのコミュニケーションのあり方へ移っているように見える。会社が創業者一族を守ろうとする態度も語られています。ABCは、トヨタのコールセンターに電話をかけたときの様子や、工場にカメラクルーが入ろうとして遮られた場面、さらにはマスクをしたままカメラに向かって喋っている管理職の姿などを放送しました。

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「日本のオジサン、世界ワカラナイ」。

いよいよ注目のアメリカ雇用統計です…という決まり文句が小さく思えるほど、すでに為替は大きく動いています。トリシェ総裁は、ユーロが売られても「強いドル」を言い続けている。イングランド銀行のキング総裁も、「ポンド安は景気回復の一助となる」と言っています。豪州は、予想を裏切って利上げを見送りました。カナダも、ルーニーの高さが景気を脅かしていると明言して、金利を据え置いています
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朝青龍の引退を惜しむ。

なんだか日本も、やたら校則が厳しい学校みたいになってきたような。そのうち増税に反対する有名人のところには、検察が行くかもしれない…と思うほどです。
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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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