Espresso Diary@信州松本

エスプレッソ・ダイアリー。信州松本のコーヒー屋の手記。 RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/

2010年04月

民主党のふたりめ。

takashima2参院選は、すでに序盤戦。民主党の高島陽子さんが、パンフレットを持ってみえました。現職の防衛大臣やボタンで有名になった若林正俊の跡継ぎなどと競合するので、厳しい選挙が予想されます。私が「偉いオジサンたちに苛められてるでしょ?」と聞くと、ちょっと苦笑い。後ろ盾になった小沢一郎さんについては、「小沢神話って、作られてますよね」とおっしゃるので、「あぁ、やっぱり自分と同じ見方だ」と思いました。
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地名を欠いた政治には説得力がない。

kawadaお客さんが持ってきた川田龍平さんのビラです。松本大学で先生をやっていた川田さんも、いまは「みんなの党」の参議院議員。選挙区の東京から離れた松本で報告会を行うのは、比例の票を意識しているからでしょう。

政策を観念的に語ることは簡単ですが、実際の問題は地域的に現れます。「大阪に行けば何とかなる」という声が、生活保護を求める人たちを呼び寄せ、「千代田区なら子供を預かってもらえる」という噂が、働きたい母親たちを動かしている。安全保障の問題も、普天間や徳之島という地名と切り離すことはできません。日本の政党が抱える問題は、右とか左ではなく、地方の政治に深く関わらないがゆえに、話が現実的でなくなってしまう点にあると感じます。

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「たちあがれ日本」とシルバー民主主義。

timesきょうの地元紙の一面です。「人にやさしい霊園に」。訪れる高齢者が増えたので、手すりなどを付けるんだそうです。つくづくシルバー民主主義の時代になったと思います。霊園は優しく、職場は厳しくなってゆく。建設業界の人によると、松本で最も坪あたりの単価が高い工事は火葬場だとか。なるほど豪華な大理石が輝いていますが、私の父親が亡くなったときには混んでいて、その利用もかないませんでした。
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内向きなら衰退。外向きなら繁栄。

経済雑誌の為替の予想は、おおむね3〜5円ぐらい円安方向に修正されています。ドル円が94ぐらいなら、たとえ3〜5%ぐらいの人民元の切り上げがあってもショックは小さい。ただドル指数が未だに弱いままなので、人民元の切り上げは小幅に始まるかも。ドル安が進めば、中国は国益を損なうことになってしまう。

tnx米国債が売られて、10年債の利回りが4%まで上がりました。長期金利が上がると、まず影響が出るのが不動産の市場。アメリカ経済は緩やかな回復へ向かっていますが、その中身には濃淡があって、雇用と不動産が弱めに、貿易、工業生産、それに企業の業績などが強めに出て、株価が堅調です。

日本でも、不動産と雇用が弱い。とくに日本からは企業が出てゆく傾向が明らかで、しかも人口が減っているので、雇用と不動産の落ち込みは長びくでしょう。これまでの日本では、不動産こそが確かな資産であり、株式は変な人が手を染めるものというイメージが強かったわけですが、これからは株式や債券などへの投資が見直されるようになるかもしれません。じっさい不動産の所有を重荷に感じる人は増えています。

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若林正俊議員の引退。

参議院も、お爺ちゃんたちの座席は、もう病院なんでしょうね。若林正俊さんは、隣に座っていた友だちの代わりに親切で薬を受け取った患者のようです。「ありゃ?青木さん、どこ行ったずら。んじゃぁ、オラが代わりにボタン押しとくわ」。そんな印象。長野県では、すでに若林家の後継者が息子に決まっていますから、県連も「まあ、お爺ちゃんは変な辞め方しちゃったけど、あとは息子さんに頑張ってもらうだけだ」という状態でしょう。日本の政治にあるのは、激しい対立でも、権力闘争でもなく、緩やかな衰退。
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『現代中国女工哀史』

よその工場から来た人に会ったら、素早く相手を値踏みする。「何年生まれ?」若い女子工員たちは互いに聞く。まるで車の年式を確かめているようだ。「一カ月いくら? 寮費と食費込みで? 残業手当は?」それから、どこの省から出てきたか聞くかもしれない。だが、名前は絶対に聞かない。

冒頭を少し読んだけで、「あっ、やつらのことが書いてある」と感じました。都市と農村との格差は、日本でもおなじみの話ですが、たくましい彼女たちは、さらにその先を歩んでいる。この本を読んでしまうと、ありがちな観念に寄りかかった話がつまらなくなります。続きを読む
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斉藤久典
信州松本のコーヒー屋。1963年生まれ。自作ホームページ→ヤフー掲示板→ライブドアBlogと移動してきました。




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