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反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫)倉庫を整理していたら、1995年の週刊朝日が出てきました。表紙には、「デフレ時代の、貯蓄の鉄人たち」と見出しがあります。記事は、こんな風に始まっています。
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「日本経済は第二次大戦後、初の本格的なデフレを経験している」。6月20日、米国連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン議長はこう言い切った。英国経済誌のエコノミストも先月、「デフレに死す」との見出しで、「日本が1930年代の大恐慌以降、激しい物価低下に見舞われた初めての先進国になった。景気悪化を回避するために日銀は公定歩合を0%にすべきだ」と論評した。
こうした海外からのデフレのご宣託が相次ぐなか、日銀の松下康雄総裁は、「デフレ的状況ではない」と否定しているが、いまの公定歩合は過去最低の1%。日銀は7月7日に今年2回目の金利の低め誘導に踏み切り…
宋一族が金持ちだったことは知られていますが、そのカネは、どうやって作られたのか?謎を解く鍵は、「印刷」と「美国(アメリカ)」。アメリカから中国に戻った若きチャーリー宋は、メソジスト派の宣教師として、まずは月給15ドルで働き始める。
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民主化を求める若者たちを、共産党が弾圧した。天安門事件は、そのようにイメージされています。しかし、趙紫陽の証言を読むと、じっさいの状況は、それほど単純ではなかったことがわかる。李鵬の暗躍。ゴルバチョフの訪中。趙紫陽の北朝鮮訪問。さまざまな要素が絡み合いながら、弾圧へと至っている。公式には党や国家を代表する立場ではなかったトウ小平が、非公式に最高指導者であり続けた無理や矛盾が、事態を悪化させたようにも思えます。「中国についての関心が潜在的には強い。ただ、中国の問題を話題にすることをお互いに遠慮している」。G7に出席した菅直人が語っています。G7の男たちは、人民元の切り上げが、追えば逃げてゆく女のようなものだと理解しているのでしょう。G7が強く切り下げをいえば、中国の態度は硬くなってしまう。
景気の弱さが意識されるたびに、円が買われます。リスク回避の円買い。このままだと日本の円は、人民元と米ドルに挟まれるようにして、高いまま推移することになってしまいそう。世界の中央銀行が自国の通貨高を避けて「強いドル」に同調しているのに、日本だけが何もいわないままだと、多くの日本人が不利な条件で働くことを強いられてしまうでしょう。
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猪瀬直樹さんの行動と著作には、いつも同じ音が響いています。それは、「日本人は、みんなこう思っているけど、でも実際によく調べてみると、そうじゃないんだよ」という声。『ジミーの誕生日』は、多くの日本人がイメージしてきたマッカーサー政治の虚像と実像とのズレを掘り起こして見せようとする作品です。
多くの人は、マッカーサーがアメリカの政府と一体であり、したがって日本国憲法もアメリカから押し付けられたように感じています。しかし、マッカーサーは必ずしも米国の政府に忠実だったわけでないし、また終戦直後はソ連など他の戦勝国が日本に介入しようとする圧力も強かった。ワシントンと他の戦勝国という2つの政治的な圧力の隙間を押し広げるようにして日本に君臨しようとしたマッカーサーは、まずは東條英樹の逮捕を命じ、続いて昭和天皇の戦争責任を問わないようにするためにも、何はともあれ憲法の整備を急ぐ必要があった。この流れが全体の骨組。したがって本書は、昭和天皇、皇太子明仁親王、さらにはマッカーサー元帥という、いわば3人の天皇をめぐる物語だといえます。
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やはりハルバースタムに駄作はない、と改めて感じさせる2冊が『朝鮮戦争』。原題の"The Coldest Winter"には、おそらく3つの意味があって、ひとつは朝鮮半島の厳しい寒さ。もうひとつは、1950年ごろの冷戦構造。そして、マッカーサー将軍とトルーマン大統領との冷え切った関係も描かれています。この3つがアメリカの兵士たちに「最も冷たい冬」を強いることになった。米軍と中国軍との激戦を描いた本書は、現代的な意味を重く含んでいます。アメリカにとって中国が、どんな意味を持ち、それがどのように変化していったのか?、政治の流れを知る上で必読のノンフィクション。
アルバイトの香港人が、台湾から取り寄せた本を読んでいます。私は、日本で出版された『馬雲のアリババと中国の知恵』を読んでみました。『阿里巴巴 天下没有難做的生意』の翻訳。アリババが展開するタオバオ(淘宝網)の取引金額は、すでに日本の楽天とヤフーを合わせた額より大きくなっていますから、パルコや千趣会が提携するのも不思議ではありません。