April 27, 2011

春の野菜料理 

 アスパラガスがお目見えし始めました。ああ、春なんだな、と実感します。イタリアでは、春にしか出回らない野菜なのです。ごくごく正しい「旬の味」と言えますね。
 このアスパラガスとじゃがいもを使ったボリュームあるメニューがこれ。チーズも加えて仕上げるので、メインの一皿となります。

  材料(4人分)
・アスパラガス       16本
・じゃがいも         400g
・玉ねぎ           400g
・溶けるチーズ        80g
・バター            20g
・塩 コショー         適宜

  作り方
①じゃがいもの皮をむき、やや硬めに茹でる。冷めた後、3ミリぐらいにスライスしておく。
②アスパラガスも硬めに茹でた後、穂先を長く残してカット、根本の部分は数ミリぐらいに切る。
③玉ねぎを薄くスライスして、熱したバターで色づくまで炒める。
④オーブン用の器に、じゃがいも、アスパラガス、炒めた玉ねぎをバランスよく盛り、塩、コショーをふる。
⑤溶けるチーズを均等にのせ、200度のオーブンで20分弱調理する。

 滋味にあふれたこのメニューながら、ひとりあたり約190カロリーというのもうれしい限り。ヘルシーなメイン料理としておすすめです。
 アスパラをズッキーニにしてもいいでしょう。やはり、硬めに茹でることがポイントとなります。

 使用のチーズも、いろいろ試してみるといいですね。私好みなのは、モッツァレーラ。バルミジャーノのすりおろしも少々加えて仕上げることが多し。ピッツァ感覚の一品となり、大いに気に入っています。


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takako_55 at 23:32|PermalinkTakako’s レシピ 

April 18, 2011

日本女性の明暗

 3月28日、イタリア戻りにむけての出国前のことでした。京成スカイライナー乗車前の待合室でのシーンです。
 20代なかばくらいの女性が、公衆の目前による完璧メークを始めました。いえね、よくわかっています。こんなこと、ちっとも珍しくない日本、ということ。帰国のたびに、何回も目撃していますから。

 しかし、その日は少々、異なっていた。なぜなら、そばに母親らしい中年女性がいたのです。娘がマスカラやアイライナーに熱中しているというのに、なにひとつ注意をしません。信じられない、、、と思いましたね、私。それとも、今の日本は、こういう場面すら、「よくあること」なのでしょうか? そうだとしたら、大震災後頑張っている人たちがいても、ちっとも良い方向へはいかない日本、と憂えます。

 以前も記したことがありますが、再度書かせていただきましょう。車内、その他、公衆でのメーク族って、なにゆえ超おブスぞろいなのか? あるいは、ブスの開き直りが、公衆のなかでのメーク、ということでしょうか?あそこまでおブスになると、なにひとつ怖いものがなくなるのかも、、、と分析することにいたします。

 また、今回は、ショートパンツにタイツ姿の女性がずいぶんと目につきました。いったい、なぜ? なにゆえ、わざわざ、プロポーションの悪さを誇示しなくてはならないのでしょう。どうにも理解に苦しみます。
 個性輝くファッションがステキだったのは、親しいイラストレーターのM子さんでした。久々の再会が叶い、ランチとお茶をごいっしょ。シンプルなシャツとパンタロン、そしてシャープでスタイリッシュなコート姿の彼女は、ミラネーゼにも負けないほどのオーラがありました。

 ちなみに、M子さんは美しい。ノーメイク派なのに、知的でエレガントな魅力でいっぱいです。こういう女性が増えれば、日本の未来も希望があるでしょうに、、、。と、つい車内メーク族と比べ、タメ息をもらしたものです。

 ちなみに、イタリア女性はというと、ノーメーク派が主流。ごく稀に、too  much なメイクも見かけますが、大半が素顔です。心身ともに、おブスじゃない証拠、と信じます。

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takako_55 at 21:11|Permalinkタカコの雑記帳 

April 16, 2011

緊急編⑤ ここまで腐った東電は存在悪

 『週刊文春』によると、東電はさらなる「罪」を犯しつづけているようです。福島原発事故での対処で、現場にて大リスクをかかえつつ作業し続けている自衛隊、消防隊、その他の人々たちに、最低、最悪なる待遇をしているそうです。

 拠点となっているJビレッジ。そこには、ちゃんとした宿泊施設があるのにもかかわらず、作業員たちには当てがっていないし、あろうことか、レストランや廊下に雑魚寝をさせているそうです。客室には、鍵がかけられたまま、とか。理由は、「客室を荒らされたくないから」。

 半面、管理会社役員らは、スイートルームを使用。現場で作業しているわけでもないのに、、、。「逆だろう!」と大抗議したいです。元々、東電の社風や体質に、大きな疑問が生じていた私です。福島原発事故を機に、それがより増した。いや、悪の企業さがよく確認できた思いです。

 もう一度書きます。少しでも心ある国民なら、東電の社長や会長、その他上層部の対応や発言に、「当事者意識、皆無」と感じたことでしょう。どれだけの犠牲と深い不安を与え続けているのか、という責任感もいっさい見られません。
 今の今まで、最も危険な現場の作業を下請けにばかりさせ、大半の社員たちは高収入に胡坐をかいてすごしてきた。原発事故と同時に、即刻、福島を逃げ出した正社員までいたことを新聞記事で読んだ時は、この会社のすべてが判明した思いでした。

 ニュースソースが明らかではないため、真偽のほどはわかりませんが、こんな記事もあったそうです。
 ようやく、社の関連保養所に被災者を受け入れた東電、とのこと。しかし、提供したのではなく、宿泊業を営んでいる、という悪どさ。一泊6000円を請求しているそうです。
 これが事実なら、前半に記したことも含め、世界で最も腐れきった企業、と言えるでしょう。

 ふざけるな、東電! 被災民にすみやかに社の関連施設や空き社宅を提供、加えて、一日6万円くらいの謝罪金を出せ!! それだって、大罪を償うことにはならない、と信じます。
もう、底辺の庶民ばかりが損をしたり、辛苦を味あわなければならない社会はたくさんです! 東電のような人でなし企業を消し去らないことには、すぐにまた、勝ち組ばかりが甘い汁を吸い続ける国に戻ってしまいます。
 原発と同じく、東電にも「NO」と断固表示すべきだと思えてなりません。


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takako_55 at 23:41|Permalink雑記帳 特別編 

April 14, 2011

タカコのイタリア語講座

 tsunamiが世界中で共通語となったのは、いつ頃からのことでしょうか? ここイタリアでも、Tsunamai と記されます。とはいえ、イタリア語が存在しないわけではありません。「maremoto(マーレモート)」となります。
mareは海、motoは「動き」の他、「衝動、衝撃」の意味もあり。つまり、「海の衝撃」というわけです。

 そのうち、共通語化してほしいのが、Toden。意味は、「極悪」がふさわしいでしょう。「ズサン」や当事者意識なしのシンボル語となってもいいと思います。

 地震のイタリア語は、「terremoto(テッレモート)」です。「地の衝撃」という意味です。また、「sisma(シズマ)」とも言います(複数形だと、sismi)。
 先ごろの東日本巨大地震発生直後から、こんな言葉や電話を、ずいぶんと受けました。
――Ho saputo dal telegiornale che in Giappone c'e stato un forte terremoto.
 日本語に訳すと、以下のようになります。
――テレビのニュースで、日本に大きな地震があったことを知った。
 
 そして、こう続くのが常でした。
――La  tua famiglia state bene?(あなたの家族、無事だった?)

 今回ほどの大震災でなかったら、私は、こう返したことでしょう。
――Fortunatamente (幸い)、家族は皆、大丈夫だった。
と。でも、どうしても、その、「幸いにも」のひとことが出なかった私です。この大震災では、自分の家族の無事のみを喜ぶ心情にはなれませんでした。

 大震災のみならず、原発事故でも苦しめられ続けている我が国、日本。暗い表情を浮かべる私に、イタリア人たちは、こう励ましてくれたものです。
――Non preoccuparti! Vedrai, il Giappone sarà sicuramente ricostruito!! (心配しないで!見ててごらんなさい、日本は必ず復興するわよ!!)


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takako_55 at 22:39|Permalinkタカコのイタリア語講座 

April 12, 2011

今こそ「NO」を示すべき原発

 日本では、なぜかあまり報道されていないようですが、イタリアは原発を持たない国です。四半世紀ほど前に、国民投票で、「NO」と出したことによります。
 そのため、光熱費は、EUでいちばん、いえ、世界一高額といってもいいでしょう。反対に、最多の原子炉を有すフランスは、イタリアの半分以下という低光熱費となっています。

 勝手なもので、電気やガス代の請求が来るたびに、「高い! いくらなんでも高すぎる!!」と憤慨してしまう私。でも、日本ほどではないにしろ、イタリアもまた、地震国です。それだけの理由からのみならず、原発を拒否したイタリア国民の勇気と人道的な意思に、心から敬服します。そして、そういう国を第2の母国としていることに誇らしさも感じます。

 日本人の多くが、今の今まで、便利さをいいことに、原発の本質をしっかり見つめてこなかったのではないでしょうか?
 原発は、事故が発生した時のみ放射線が発するわけではないのです。造り始めたときから、多くの人たちが被曝している。しかも、現場で作業している大半が、東電を初めとする大電気会社の下請け業者だったり、臨時雇用の素人。定期点検でさえ、同じ、ということです。

 いい例が、福島第一原発事故後の現場対応。東電には、3万人以上の社員がいるというのに、最も放射能を被曝する作業をしたのは誰だったのか? 自衛隊、消防隊、警察の機動隊、そして下請け業や、臨時に雇われた素人たち、というではありませんか!

 原発を考えるサイトを紹介してもらいまいした。教えてくれたのは、トスカーナ在住のTakako  Magriniさんです。PCができない私のために、プリントアウトして郵送してくれました。
 タイトルは、『原発がどんなものか知ってほしい』です。4月7日深夜に発生した大余震では、女川原発(宮城県)にも支障が生じた、とのこと。もはや、原発に対し、多くの情報にふれ、「NO」と示さなければならない、と信じます。

 このサイトのアドレスを下記します。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

 また、福島原発の10基すべての廃炉への署名サイトも添えておきます。
http://fukushimahairo.web.fc2.com/
(管理人:注  都合により、直リンクを切りました。4月13日 20時15分記)


 イタリアのような原発への国民投票がなされなかった日本。せめて、「NO」と表示していく。これが、最小限の勇気、と信じます。

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takako_55 at 22:44|Permalink雑記帳 特別編