キリマンジャロの雪は融けない

ナイロビ発共同の記事が目に止まった。
「アフリカ最高峰キリマンジャロの氷河は2015年にも消失すると懸念されていたが、インスブルック大の研究チームによれば山頂の氷河は今後40年間は消失せず、さらに斜面の氷河はその後も残るという予測を、英国BBC放送が伝えた」

研究チームは「キリマンジャロは地球温暖化の象徴として使われたが、これはあまりに単純化した見方だった」と反省している。

おいオイ、プラネットアースやディスカバリーチャンネルで繰り返し放映していたキリマンジャロの話はただの推測だったのか?

冷静に考えてみると、地球温暖化のシナリオはどうもヘンだ。

ゴア前米副大統領がアピールする「不都合な真実」は科学的予測というより予言に近く、ノストラダムス的威嚇と大差ない。
極地の氷が融けて海面が上昇するという嘘は、今や小学生にも通用しない。
北極海の氷山は元々海に浮いており、4℃で比重1の水だから0℃以下の氷が融解しても海面の水位は変化しない。
南極大陸上の氷は蒸散して消え、海に流れ込む水量は微々たるもので、海面を上昇させるにはほど遠い。

そもそもCO2が温暖化の原因なのか、まだ誰も証明していない。

CO2排出権を金銭で売買する環境ビジネスが着々と進行している。
今や有名になった「シカゴ気象変動取引所」の主体はゴールドマン・サックスで、役員には環境マフィアの異名を持つモーリス・ストロングとゴア前副大統領が名を連ねている。
http://www.gyouseinews.com/storehouse/may2007/001.html

温室効果ガスの排出権を金で買うことが地球環境の維持にどう繋がるのか分らない。
地球は太古から寒冷化と温暖化を反復してきた。
地球という天体の長大な時間からみれば、たおやかな気温変動サイクルの一部に過ぎないという意見もある。
太古の昔、氷河期が終息したのは温暖化ガスが原因ではなかった筈だ。
石器時代に石油や電気を使っていた訳でもないのに、地球は温暖化に向かって氷河期は去った。。

温暖化と温室効果ガスの相関を証明して現状を解析し、今後の環境変化を予測した上での警鐘でなければ只の脅迫に過ぎない。
都合の良いデータだけを取り上げて悲劇的未来を構築するのは、余りにも非科学的論理で我田引水の誹りを免れまい。
「金を払えばCO2出し放題」という環境に名を借りた商売が成り立つこと自体、なんだか胡散臭い。

人為的にCO2の排出を凍結して地球の砂漠化を抑えようという行為こそ、自然の摂理に抗う愚挙なのではないだろうか。
人間の勝手な振舞いが地球を滅ぼすのであれば、それも宇宙の壮大な歴史のシナリオに基づく運命だと、ヤブ医者は思うのだ。

温暖化脅威論に納得するか否かは考え方次第だが、単なる脅しだけではない説得力があり、何らかの選択を迫られているのは確かなようだ。
それにしても「電気が欲しけりゃCO2排出権を買え」という論理はなんだかなア・・・・