2007年10月08日
ココナッツ・パレス
パサイ市のフィリピン文化センター（CCP）の少し先の海岸沿いに、ココナッツ・パレス という建物がある。この建物は、マルコス政権下の1981年にローマ法王来比のために建てられた迎賓館で、建物の7割がヤシの木、その他大理石、貝、サンゴなどフィリピン産の素材が多用されている。それがこの建物の名前の由来らしい。
また、この建物はハリウッド女優、ブルック・シールズが宿泊したということで有名である。
フィリピンを去る前に一度見てみたいと思い、平日に行ってみた。（もう半年前のことだが。。。）
それまでにも何度かココナッツ・パレスの前を通ったことがあったのだが、門はいつも閉まっており、ずっと閉館中だと思っていた。今回も門が閉まっていたが、門番に訪ねると、人用の小さな門を開けて中に入れてくれた。後でガイドブックを見たのだが、休館日は月曜のようである。
１階のエントランスホール、ロビー等は、自由に見学することができ、写真撮影も自由だった。
2階の宿泊室部分は、ココナッツ・パレス専属のガイドに案内されて見学することになり、写真撮影は不可だった。案内料は100ペソと、フィリピンとしてはやや高いのだが、ガイドは聡明でかつ愛嬌のある女性で、しかもそのときの客は僕1人だけだったので、100ペソという値段がとても安く感じられた。
この建物の特色は、ココナッツをはじめとするフィリピン産の材料が使われているところにあるが、平面計画が六角形の組み合わせで構成されているところにもある。客室その他の部屋が6角形であり、トイレ等のユーティリティーも小さな6角形で構成されている。また、天井の梁はもちろん建具のフレームや床のパターンも6角形のモチーフでデザインされている。
また、2階の宿泊室のインテリアは部屋ごとに異なったテーマとテイストでデザインされており、フィリピンで見た建物の中では、造りも細やかだった。
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この記事へのコメント
此処にきて10ヶ月、いろんな事も含めて好きになろうとしていたのに、昨日断念な事にグロリエッタで爆弾が･････ちょっとへたれてしまいましたが、こんな事でへたれていては後4年もたんゾと思い直し、又今日から前向きに色んな所へ挑戦です！
あまり更新のしていない当ブログにコメントしていただき、ありがとうございます。
グロリエッタの爆発については僕もびっくりしました。グロリエッタは、マカティの中でも特に日本人に馴染みのある場所で、僕もよく行った場所ですからね。
日本人の被害者が居なくて良かったのですが、亡くなったフィリピン人の方のご冥福をお祈りしたいと思います。
「Manila on foot」というワード検索で当ブログに
アクセスされた方がおられまして、検索結果ページに
こちらのサイトもヒットしていたので、お邪魔してみました。
ご紹介されている書籍が何冊も共通しているのに驚き、
（うちはマイナーネタが多いのです。）
また興味深い記事ばかりで、夢中で読ませていただきました。
もう日本に帰国されているとのことですが、今後も是非継続して、
投稿されることを期待して、時々伺ってみることにします。
はじめまして。
haranaさんというのは「ハラナの屋根裏部屋」のharanaさんなのですね。。。。時々読ませていただいております。フィリピンネタのブログにも色々とありますが、「ハラナの屋根裏部屋」は綺麗で高尚な、あるいはフィリピンについてポジティブなブログということで好感が持てます。
僕もフィリピンに対しての一般的なイメージを払しょくしたいと思いこのブログをはじめました。本業の建築設計と趣味の音楽のネタが多くなってしまいましたが。。。
昨年の10月以来投稿していないので事実上休止状態ですが、まだ少しばかりネタはありますし、継続したいとは思っています。ただ、日本に帰ってきて（完璧とはいえませんが）日本モードで生活しているとフィリピンが少し遠い存在に感じられつつあるのも事実です。
日本でバハラナ主義とは無縁な生活をしていますが、このブログは逆にバハラナ的に気楽にいこうと思います。
もう１月も終わりで遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします。
このところ毎日のように「邦人男性が･･･」記事が掲載されています。撃たれたり刺されたり（必ずと言っていいほど男性は５０〜６０代で、若い現地女性同伴）
昨日は現地駐在員がかけマージャンで５人拘束されましたが、破格値の保釈金で保釈されました。
それにもめげず楽しもうと頑張っています。
いつもですが、又時々お邪魔しますね。
フィリピンもあまり明るい話題がないようですが、日本もそうですね。でもフィリピンに居るだけで、明るくなれるのでは。。。と思います。
私は、しばらく寒い日本でがんばります。
