Profile
月別の日記・感想
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:


2016年08月21日

屋上の道化たち


 を読む。島田荘司の本格探偵小説。名探偵役は、御手洗潔。
 うーん、これは……。バカミス? バカミスって言葉は好きじゃないのですが、どうにもその言葉が頭に浮かんでしまいました。まあタイトルに「道化」とある故か、ファース的傾向の強い作品ではありますが。
 読者への挑戦状的な物もあります。ちょっとヒントを出し過ぎた、と書いてますが、これで真相分るのかなあ? ちなみに僕は分りませんでした。あ、トリックはちょっと見当つきましたが(まさか、とは思ったが)、連続死の真相がね……。と言うか、読了した今でさえ真相に納得行ってない。
 あ、いい部分は、御手洗がまだ日本にいる事。まだ馬車道で、石岡君と一緒に暮らしてた時代を舞台にとってる事ですね。海外行って、偉い学者さんになっちゃった御手洗は、どうも好みではないから。
 まあ長過ぎますね。アイディア・プロットとしては、短篇か中篇の作品でしょう。それを文章で引き伸ばしている印象。まあ短篇にすればいい作品になるとも思いませんが。

takarayat at 04:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)探偵小説 

帰ってきたヒトラー(上)(下)



 を読む。ティムール・ヴェルメシュの小説。
 死んだ筈のヒトラーが現代に蘇ったら、という内容の小説。なかなか面白かったけど、現代ドイツ事情に通じてないと楽しめない部分があるかも? 出て来る政治家なんかが、実在だったりする様だし。
 基本的にはユーモアですが、ヒトラーが現代に現れたら、やはり大衆に支持されるのではないか? という提起もあり、ちょっと怖い部分もある本。
 映画化もされた様ですね。
 余談ですが、現代ドイツにヒトラーって姓の人いないよね。戦後みんな改名しちゃったらしい。名前なら分るけど、先祖代々の姓まで消し去っちゃうとは、ドイツ人って妙に徹底してるよなあ。らしい、と言うか。

takarayat at 04:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他の読書感想 

2016年08月09日

携帯バッテリー交換

 携帯のバッテリーの持ちが極端に悪くなり、時には勝手に電源がoffになっちゃりする様になったので、バッテリーだけ交換した。まあもう4年以上使ってるしなあ。ポイントがあったのでタダでした。

takarayat at 05:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

金田一耕助さんあなたの推理は間違いだらけ!


 を読む。佐藤友之の本。
 再読。僕が小学生の頃、横溝ブームの真っただ中で出た本。その頃読んだ記憶がある。全く内容忘れてたけど。
 要するに、突っ込み本です。金田一はこう推理しているが、その推理には無理と矛盾があり、こう考えた方が真相に近いのではないか? という様な。
 再読してみて、やや重箱の隅をつつく様なところはあるものの、ブーム便乗本としては割りときちんとした内容ではないかなあ? と思いました。タイトルがやたら挑発的ですが。
 ただ、採りあげてる事件の選択がいまいち謎だ。有名作も勿論あるのですが、「びっくり箱殺人事件」とか「真珠郎」とか、最早金田一が登場していない作もあるし。
 あ、そういう内容なので、全てトリック・犯人等についてネタバレしているので、その点注意。
 確か続篇もあったよなあ? と思ったのですが、やはりある様です。多分結構売れたんだな。

takarayat at 05:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)探偵小説 

2016年08月02日

多重人格探偵サイコ(24)


 を読む。大塚英志、原作。田島昭宇、マンガ。のマンガ。
 漸く……、最終巻。長かった。でも24巻か。意外と巻数は行ってないんだな。一体このマンガ、何年続いたんだ?
 長く感じた理由の一つに、途中からもうどうでもよくなっちゃった感があるからかも知れない。なんか惰性で読んでた。
 内容については、もう言うまい。この巻も、あっという間に読み終っちゃうけど。これだけ続けといてオチは? とか、雨宮ってなんだったの? 途中から殆ど出て来なくなるから感情移入出来ないしそんな重要? とか。もう言うまい。とにかく終ったんだ……。
 あ、毎巻1ページ目は透けるページになってて、下のページの一部分が見える様になってるのですが、今巻はその仕掛けがなかったな。

takarayat at 04:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)マンガ 

2016年07月30日

毒の矢


 を読む。横溝正史の本格探偵小説。名探偵役は、金田一耕助。
 他一篇、「黒い翼」も収録。
 うーん、まあまあか、いまいちかなあ? 2本とも、東京物。やはり金田一には、東京は似合わない気がするなあ。
 二つとも緑ヶ丘(架空の地名)が舞台で、続けて書かれた物なので、「黒い〜」には「毒の〜」に関する言及も見られます。警察の捜査陣も同じなので、だから一冊に纏めたんだろうな。
 「毒の〜」はまだ本格として推理・論理の筋道があると思いますが、「黒い〜」の方はあまりそれがない。当てずっぽうと言うか、あまり論理性が感じられない。展開にかなり無理がある。終りもなんか唐突に終る感じで、え? これで終り? と思いました。

takarayat at 04:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)探偵小説 

失われた世界


 を読む。コナン・ドイルのSF冒険小説。
 小学校の頃に子供向けに書き直されたのは読んでたんですよね。完訳も読んでみるか、と、読んでみました。
 昔読んだのとちょっと印象が違ったな。一番の違いは、物語の骨格の一つとして、主人公のラブロマンスがあるんですが、これは多分全部カットされてたんだと思う。
 子供の頃に読んだ物はクライマックスがあってそれで終了だったと思うんだけど、本書にも当然そのクライマックスはあるんですが、その後もう一つエピソードがあって、ちょっとほろ苦い終りになっている。
 まあ昔読んだのは殆ど内容忘れてるんで、あまり正確に比べられませんが。でもチャレンジャー教授の存在は覚えてたな。いいキャラだと思う。

takarayat at 04:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)その他の読書感想 

2016年07月24日

片桐大三郎とXYZの悲劇


 を読む。倉知淳の本格探偵小説。連作短篇集、と言うか中篇集(帯に中篇と書いてある)。名探偵役は、片桐大三郎。
 去年ちょっと話題になった様なので読んでみました。
 うーん、まあまあかな。無論クイーンの悲劇シリーズを基にした物で、本書にも4篇収録。
 基のクイーンの悲劇シリーズ、読んだのが小学生の頃だから、殆ど忘れてる。割りと明確に覚えてるのが『Yの悲劇』。うっすら趣向だけ覚えてるのが『Xの悲劇』『レーン最後の事件』かな? 本書に出て来る、満員電車での毒物死は『X〜』だなあ、とか。
 あ、本書での名探偵、片桐大三郎も元役者です。原因不明の耳の病気で聴力が失われ、時代劇役者をやめた、と。現在はプロダクション社長をしながら、なぜか警察から難事件の相談を受けている。
 となると気になるのがやはり最後の事件ですが、なるほど、こう来ましたか。すっかり騙されました。こういう、叙述系のトリックは倉知淳は上手いよな。
 クイーンの悲劇シリーズの斬新さは、あれを長篇でやった、という事にあると思うのですが、本書の様な趣向なら、やはり短篇だよな、うん(あ、中篇か)。

takarayat at 04:31|PermalinkComments(2)TrackBack(1)探偵小説 

2016年07月20日

謎と恐怖の楽園で


 を読む。権田萬治のミステリ評論集。
 以前、色んなところで書いた物を纏めた物なので、全体としてあまり一貫性はありません。
 権田は、ボワロー・ナルスジャックのミステリ論にかなり影響を受けている様で、各所にそのミステリ定義の引用が出て来ます。曰く、「架空の小説空間で謎と恐怖を楽しむエンターテイメント」。本書のタイトルも、そこからとられています。
 第三章が「論争」ってタイトルで、笠井潔との論争が収録されています。ただ、収録されているのは権田の文章だけなので、笠井がどんな反論をしたのかがよく分らないという難点あり。しかし笠井は、色んな人と論争をする人だなあ。

takarayat at 05:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)探偵小説 

3月のライオン(9)


 を読む。羽海野チカのマンガ。
 前巻とは打って変って可愛い表紙。
 川本家が主役の巻。二女がヒロインなのかなあ? やはり。そういう問題じゃないか。

takarayat at 05:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)マンガ